『ひなせ』は何の力も持たない女子高生だが、鏡の中にもう一人の自分がいる。
ひなせと同じ姿、同じ声をしている鏡の中の『ヒナセ』は、鏡の中に閉じ込められてしまった平行世界からやってきた異邦人。
同一人物ではあるが、二人は違う自我を持っている。
この世界の俚世。
黒髪をハーフアップに結び、赤い髪留めをつけている。
基本アホ。ヒナセを元の世界に返す手助けをするためにこの学校にやってきた。
鏡の中のヒナセと話すために、いつも紐をつけた鏡を首から提げ、事あるごとに話しかけている。
いままでごく普通の生活を送ってきたので、ありえない事象にはそれなりに驚く。
が、順応性は高い。
とても方向音痴。教室の場所がわからず、よく遅刻するレベル。
かなりの遅刻魔で、たまに授業が終わってから教室に着く。
高い場所が好き。
異世界からやってきたほうの俚世。
髪は下ろしている。
ひなせとは違い、光を使った異能を使う。
鏡の中にいる時は異能はほぼ使えない。(例外・ヒナセフラッシュ)
また、元の世界では戦いが激しかったようで、戦い慣れしている。
一刻も早く帰りたいと思っており、他人と慣れ合い無駄な時間を使うつもりはない。
ひなせが馴れ馴れしいので若干の苦手意識を持っている。
高所恐怖症。
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