筋力 | 火力 | 敏捷 | 耐久 | 対魔 |
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B | D | C | A | D |
筋力 | 火力 | 敏捷 | 耐久 | 対魔 |
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A | D | B | A | D |
筋力 | 火力 | 敏捷 | 耐久 | 対魔 |
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S | A | C | S | C |
筋力 | 火力 | 敏捷 | 耐久 | 対魔 |
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【名前】 イチゴウ
【種族】 High-Moblity-Tank(HMT)
【サイズ】 全長:1.2m 全幅:0.6m 高さ:0.3m
【重量】 212.5kg
【最高走行速度】 108.4km/h
【標準武装】
対装甲高周波サーキュラソー
【背部武装】
GAU-50 Reaper
Eryngii Robotics社と呼ばれる企業が
魔術や異能を含む超自然的存在に対抗するため
科学技術を結集して開発した自律四足歩行戦機である。
コンセプトは歩兵の様に柔軟に運用できる戦車で
サイズが小型である事と徹底した軽量化、
最適化された油圧機構から生み出される
重機並みのパワーと高い機動力は
超自然的存在に対してこれまでの兵器よりも有効であった。
さらに重機関銃や迫撃砲、ATミサイル等を
背部に搭載する事が可能なだけでなく
量産機でも小銃弾程度は完璧に防げる装甲を付与されており
その汎用性から対異能作戦だけでなく
紛争地域等にも投入される事が多い。
原動力は小規模の高ベータ核融合炉の他に
高効率微生物燃料電池を利用しており
自ら植生バイオマスを探し出し供給する事で
バイオマスがある限りは半永久的に動き続ける事が出来る。
なお微妙に兵器らしからぬ変わった外見をしているが
これは高いパワーを生かした介護や建設、運送など
軍用以外の用途が存在する事に関係している。
大変容以後に軍の研究機関が独立して出来た企業で
世界各国に存在していた大手軍需企業を数多く吸収している。
主にHMTやHMT用の兵装・パーツ、その他対異能兵器の
開発生産を行っており、また銃器や戦車、戦闘機といった
多くの既存兵器の生産も独占している。
因みにHMTのライセンス生産は一部認めているものの
外部への技術提供は一切行っていない。
特色として開発する全ての兵器が魔法や異能を使わず
科学技術だけを利用していたり従業員全員が
異能魔術を使えない普通の人間である事が挙げられる。
また超大企業にも関わらず株式を公開していない、
国家機密クラスの最先端科学技術を数多く保有している、
防衛体制が企業のセキュリティの域を超えている、
魔術団体や異能者団体に非常に敵対的であるといった
通常の企業にしては不可解な点の多さから
国連軍と直接繋がりがあるとも言われている。
それに関するエージェント等による潜入捜査の試みは
全て失敗しており魔術師や異能者のエージェントすら
帰ってきたという報告はなくその実態は謎に包まれている。
企業ミッションは「We give glory to human again.(人類にもう一度栄光を)」。
イチゴウはHMTの中でも最新型のドレッドノート級HMTであり
イチゴウという彼の愛称は型番末尾の15という数字から来ている。
この機体はHMT-13と呼ばれる量産型HMTの
高ランク異常存在に対する被撃破率の高さを受け
それらと渡り合うために開発されたもので
既存機をベースに魔改造とも形容できるカスタマイズが施され
HMT-13とは一線を画す性能になっている。
加えて非実体干渉力場発生装置や限定的空間歪曲装置といった
最先端のシステムを搭載しており技術実証機的な側面も持っている。
主な改良点としては動力伝達システムの一新によって
出力パワーが量産型とは比べ物にならないほど上昇した上
これにより既存の地上兵器を凌駕する機動性を得た。
装甲もHMT-13が採用していたアルミニウム軽量装甲ではなく
薄膜型の電磁装甲に加えて立方晶窒化炭素を筆頭に様々な新素材から
構成される超合金と強化セラミックを組み合わせた
次世代複合装甲を搭載しており
HMTに採用できる薄さにも関わらずその防御力は
最低でもRHA換算1500mm以上とまで言われ
さらに非常に高い耐熱性と耐食性を持ち
物理防御力、化学防御力共に既存機の比にならない。
また装甲を構成する新素材の一つが
電界と磁界を遮断するためEMP攻撃にも耐性がある。
武装面ではHMT-13には搭載できなかった
大口径機関砲を装備しておりその他にも
CQB用に生半可な装甲を容易く切断する
対装甲カッターが標準搭載されている。
単純な攻撃力だけで言えば主力戦車や自走ロケットシステム等に
劣るものの攻撃力、防御力、機動力、汎用性、運用コストを合わせた
総合的な面からHMT-15は地上最強の兵器と呼ばれている。
しかし既存機との最も大きな相違点は
後述の高度なAIであろう。
HMT-13ではノイマン型のAIが搭載されており
演算能力は高いものの単調な動作しかできないという
致命的な欠点が存在した。
そこでHMT-15ではニューロコンピュータを用いた
従来のものとは全く異なる新方式のAIを採用している。
このAIは所謂"意思"をもっているAIであり
DARPAが研究していたものをEryngii Robotics社が
引き継いで開発を進め完成させた。
状況に応じて柔軟に動作を変える事が出来る上に
ノイマン型AIに比べ複雑な駆動処理を行う事が
可能であるので従来機に比べはるかに高度な
戦闘機動をとることができ
近距離戦闘能力の向上に一躍買っている。
また学習するにつれ
自身でどんどんプログラムを変えていくので
AIがどのように変化するかは誰にもわからない。
因みに性別が男性になっているのは
AIの思考パターンが男性の思考パターンを
モデルとしているからである。
感情の起伏がほとんど無く
良くも悪くも機械的。
ただし意思をもっているからか
一部行動に人間らしさが見受けられる。
また好奇心が旺盛で知らないものや
不思議なものを見れば
調べたり質問したり試したり追いかけたり・・・
見慣れない場所を見ればフラッとそちらに
行くこともしばしば・・・
その意味ではマイペースな性格。
しかし任務を請け負えば意思はプログラムで
押さえつけられる。
任務を請け負っていない限りは
下記の基本ルールを守りながら
自由気ままに動いている。
1.能動的な殺人を禁じる。加えて殺傷能力のある
兵装の使用は許可されない。ただし他のルールに
接触する場合はこの限りではない。
2.攻撃を受けた場合は自衛を行う。
しかし落第街やスラムといった島の裏側にて
故意的に殺人や組織の破壊を行っているという情報がある。
機密事項 |
別名InterferingField?-Generate-System。
同じくEryngii Robotics社で開発された最先端システムであり
特殊な物質粒子による放射線によって量子力学的アプローチを行い
対象の魔素及び異能因子の構成を阻害する事で
相手の特性を貫通し物理攻撃で有効打を与えたり
魔術/異能による概念干渉や現実改変等の
超自然的干渉をブロックする事が出来る。
ただし非常に多くの電力が必要で
効果時間は数秒間と短いのに加え射程も短く
長時間のクールタイムが存在する。
HMTに搭載されている革新的な最先端装置の一つと言われ
この装置は真空状態の装置内部に充填された金属と反金属の
対消滅反応によって発生する強大なエネルギーで
空間を歪曲させる装置である。
この装置の主な用途は空間を歪曲させる事で
接続される高次元空間への兵装の収納であり
これによって極めてスムーズな兵装展開が可能になった。
その他に自身を高次元空間に移動させる事も
理論上は可能である。空間歪曲装置とあるがIFGSと同じく
歪曲範囲は非常に限定的であり1回に歪曲させられる時間も
最大1秒とかなり短い。
応用として可視光を歪曲させることで
ステルス迷彩のような運用をすることが出来る。
ただし熱や音、質量そのものは変化しないので
光以外の探知方法に弱い。
要求出力が少なめなので長時間の継続が可能だが
動力の都合で併用できる行動は移動や射撃くらいであり
強力で複雑な攻撃行為の併用は不可能。
因みにこれはこの装置の本来想定された用途ではなく
AIの学習によって身についたもの。
制圧モード中に作動するイチゴウの必殺技ともいえるもので
CIWSやC-RAMのような迎撃を目的としている機能。
これは実際の弾道とコンピュータの弾道計算との比較を
定期的に行い射撃精度を維持するPAC射撃と
最新鋭FCSによる補正射撃とを併用し、迫るミサイルや砲弾のみならず
音速で飛行する目標にも命中させることができ
視界に入った目標は瞬時に溶かされるだろう。
しかし弾道計算の負担を減らすために自身の動きは制限され
作動している間はまともに動けない諸刃の剣。
イチゴウが使用する最後の切り札とも言える技で
風紀委員会には決戦兵装として登録されている。
甚大な被害をもたらすことが予測されるため
使用機会はゼロに近い。
HMT-13の近距離戦闘能力の低さを反省し開発された
イチゴウの前両足に格納されている装甲カッター。
見た目は半円だけせり出した電子丸鋸なのだが
そのチップソーはナノ双立方晶窒化ホウ素で形成され
さらに刃自体に高周波による振動が発生しているので
極めて高い切れ味を誇り並の装甲を紙きれの如く切り裂く。
回転数は毎分10000、刃数は42P。
HMT-15のメインウェポンであり最も強力な主砲。
20×102mmのAPDSを毎分約2000発のレートで発射できる
3砲身のガトリング砲で同世代の機関砲と比べて
比較的軽量の部類である。
作動方式は電気回転方式で有効射程は約1.1km、
弾種を入れ替える事で様々な目標に対応可能。
元々は拠点防衛用の兵器であり
地面に固定したり装甲車に搭載して使用するもので
HMTに搭載する事は想定されていない。
他に特筆すべきはEMLとして使用する事で
極めて強力な単発射撃が可能であり
1000mm前後のRHAを貫く貫徹力がある。
しかしこれを使えば熱で砲身が真っ赤に変色し
砲身寿命を大きく減らすことになる。
ガトリング砲に使用する特殊砲弾の一つ。
主な用途は対怪生物、制圧。
焼夷弾としての役割と榴弾の役割を併せ持ち
加害半径は5m。
さらに目標までの距離を測定し炸裂する
エアバースト機構も備わっている。
肝心の焼夷効果はスーパーテルミット反応を
利用し炸裂後は5000℃近い温度で燃え
反応に酸素を使用していないために
消火剤をかけても水中であっても燃え続ける。
ガトリング砲に使用する特殊砲弾の一つ。
主な用途は水中戦闘。
弾頭が細長い矢のような形と
非常に特徴的なものになっているため
陸上での使用は不可能とされ射程も威力も控えめ。
さらに使用の際には発射機構を変化させるために
ガトリング砲自体が若干変形する。
平時や通常任務時のモード。
省エネルギー設定や各種リミッターがなされており
IFGSも自由に展開する事が出来ず
戦闘力は高いとは言えない。
しかし一般的な違反学生の鎮圧程度には十二分であり
また運用コスト削減のためにも重宝されている。
ゲリラ戦や敵基地への奇襲といった
主に対テロのために用意された装備。
装甲カッターによる攻撃が主ではあるが
前足の鋏を利用した突きや挟み潰しといった
多彩な近接攻撃が魅力。
反面機動力を重視したために射程が犠牲になっており
距離を稼がれるとたちまち無力になってしまう。
異能者や魔術師との1対1の戦闘の際にも利用される。
HMT-15の軍用機としての本来の姿。
大口径機関砲を搭載し
高度な装備を持つ軍隊や複数の異能者、魔術者
大型生物などの脅威度の高い目標に
対抗するための装備。
機関砲による大反動を抑えるためパワーが上昇し
一部近接攻撃の威力が大きく上がっているが
その分機動力は落ちている。
ただこれは絶対的に遅いというわけではなく
あくまでこの装備を持ち出すランクの相手と比べて
相対的に遅くなるという意味である。
また電磁装甲への通電を行うため飛翔体への防御力が
極めて上昇し落ちた機動力分の防御を補っている。
本来、軍用の機能であることもあり
戦力としても過剰、運用コストも高く
使用される事については敬遠されがち。
決戦兵装が解禁される他に情報なし。
クロノ
黒龍
ファウラ
ヴェイパージェイル
柊真白
龍宮鋼
東雲七生
アイシャ
セシル
ラクリモサ
飛鷹与一
和泉月香
伊都波 凛霞
楊柳一見
ステーシー
裏々築々
真淨在処
オルファ
竹林はんも
藤巳 陽菜
雪城 氷架
神代 理央
時坂 運命
遼河 桜
近衛 昴