175㎝/67kg/O型/10月24日生まれ/蠍座
●容姿
ややツンツンの黒髪の短髪に、何処か茫洋として垂れ目気味の目付きの黒瞳。
顔の造詣は中々だが、覇気や快活さに非常に乏しくあまり目立たない顔立ち。
筋肉質ではないが上腕、脚部、体幹を中心に無駄無く鍛え抜かれている。
服装で分かり辛いが、右鎖骨から心臓部を通り左脇腹に掛けて古い傷跡がある。
懐には常に革製の黒いグローブを常備しており、いざという時は装着する。
●性格
感情が殆ど篭もらない棒読み口調が特徴。惰性的で結構周りに流され易い所も。
人並みの思考も感情もあるが、生存本能が異様に希薄で淡々と無茶をする。
また、決して進んで殺しはしないが殺人行為そのものに一切の迷いも躊躇も無い。
更に脅威や恐怖心が決定的に欠落しており、どんなに危険な状況でも動じない。
●戦闘
何者かに徹底的に叩き込まれた体術、及び様々な技巧を息をするように用いる。
異能は皆無で魔術は魔力がゼロの為に未修得。武器や銃火器を扱う才能も無い。
ほぼ体術のみの近接戦特化な分、その一挙手一投足が軽く人間を止めている。
更に、生来の生命力(精気)が異常に高く普通の人間よりもちょっと死に難い。
●背景
今年度の常世学園の新入生の一人。特に目立たず凡庸な日々を送っている。
学校成績は中の下くらい。テストもほぼ平均点の常連で良くも悪くもない。
学園入学以前の経歴は不明。本人曰く「山奥の秘境でずっと鍛えられてた」らしい。
主に学生街近辺を行動範囲とするが、歓楽街や落第街にも散歩気分で普通に出没する。
最近、違反部活を潰したり地下闘技場で無双したりと徐々に知名度が上がっている。
【鬼神】 伊勢当麻
笹貫虎徹の師匠。本州の山奥で暮らす老人。時間の流れが外部と異なる隔絶空間を作る空間系の異能を持つ。
若い頃?に常世島に渡り殺し屋として活動していた時期があり、常世島の裏側についてもそこそこ詳しい。
殺し屋業界ではかなりの有名人。相手が誰だろうと必ず徒手空拳で殺害してきた。鬼神の由来もその辺りから。
笹貫虎徹が今の性格になった元凶の一人。自身の異能を用いて現実時間で100年相当の無茶な鍛錬を施した。
笹貫虎徹以外にも今までに3人弟子を取っている。尚、弟子全員から共通して「人類止めてる非常識なジジィ」扱い。
【不沈艦】 長船安綱
伊勢当麻の一番弟子で実の息子。年齢は不明だが壮年には達している。未だ現役の傭兵として世界中を飛び回る。
異名の通り、決して沈まぬ艦の如く敵を倒し味方を守り切る姿から彼を慕う者や一目置いている者は多い。
父親と違い異能は持たないが、優れた身体能力と銃火器の扱いに秀でておりナイフ格闘も得意とする。
尚、父親と苗字が違うのは母方の苗字を名乗っているから。ただし母方の親類縁者との付き合いは無い。
【根無し草】 片山宗近
伊勢当麻の二番弟子。年齢は30歳前後。異邦人らしいが詳細は不明。放浪癖があり現在は消息不明。
弟子の中では一番才能があったらしいが、放浪癖と本人の気質の問題で修行途中で逃げ出してしまった。
異能持ちではないが代わりに魔術に精通しており、放浪する間に各地で様々な術を学んだりもしているらしい。
常世島にも一度訪れており、教師をしていたという噂もあるが真相は定かではない。ちなみにイケメン。
【剣狐】 青江真守
伊勢当麻の三番弟子。年齢は200歳過ぎ(外見は20歳程度)で唯一の女性。狐の妖怪だがまだまだ未熟と本人は称する。
剣術の才能に秀でており、伊勢当麻から学んだ体術技巧を取り入れた高速&トリッキーな戦闘を得意とする。
笹貫虎徹が常世島に渡った後も伊勢当麻の元に留まっており、現状唯一の住み込み弟子となっている。
妖怪としてはかなり血統の高い生まれらしいが、色々あったのか一族の元を離れている。油揚げ大好き。
【一般人】 笹貫虎徹の両親
詳細不明。ただ二人を知る伊勢当麻によれば、異能や魔術は持たない普通の人間であった模様。既に死亡している。