獅南蒼二(ししなみ そうじ)

性別
年齢38歳
種族人間
立場教師,研究者
異能発現なし
世界地球

設定

プロフィール


身長176cm
体重71kg

黒髪,やや彫りの深い顔立ち,目元が少し窪んでおり,影をつくっている。 無精髭を生やし,どんな場所でも煙草を吹かす愛煙家。

【常世学園教師】として

常世学園の教諭にして,魔術を専門とする研究者。
【魔術学概論Ⅰ】【Ⅱ】【魔術学応用論Ⅰ】【Ⅱ】【魔術学演習】【魔術学特講】の各授業を担当している。
魔術学の基礎,魔術学を活用しての生活術,魔術学の研究法について扱っている。

他にも特別授業として、【魔術戦闘術】と呼ばれる特別講義を開講しており、【通常の人間が異能者と対峙した場合の戦闘術や護身術】を指南する。

あくまでも常人が異能者と対峙する場面を想定しての授業であり、異能を発現している生徒の受講は認められていない。また、発現しているのがどのような系統の異能であれ、特例は無い。


彼の研究は戦闘術に特化しており、魔術だけに頼らず科学や体術を織り交ぜた独自の戦闘概念を発展させている。魔術学界隈でも、彼を変人扱いする者は多い。

【凡人教室】担任として

彼はこの学園では珍しく【担任】する教室をもつ教師である。
教室に属する生徒は、一人残らず、異能を発現させていない生徒であり、寮生活を共にし、講義や実習など、学校生活の多くを共有する。

彼の教室は過去に優秀な魔術師を数多く輩出しているが、一方で何の能力も持たないような生徒も多く、一部の生徒からは凡人教室とも揶揄されている。


ちなみに【魔術学概論】【魔術学応用論】など授業そのものは、異能者へ対しても行っており、授業の中で異能者と非異能者を区別して扱うことはない。
学ぶ意欲さえあれば、受け入れられる。但しその授業は基本的には難解で、広い範囲に人気があるとは言えない。

【レコンキスタ】構成員として

彼の本来の顔は、かつて巨大な勢力であった、極右思想をもつ軍事組織【レコンキスタ】の構成員。

魔術学を極限まで高め、究極の戦闘術へと昇華し、異能者を徹底的に排除して“純血”の人間のみによる世界を取り戻すこと。
それこそが彼らの掲げる自らの天命である。


彼は極東支部に所属しているが、支部の命令ではなく自らの意思でこの学園へ潜入した。

高い能力を持つ危険度の高い異能者の選別と抹殺。
そして、“純血”の人間に“魔術”という武器を授け、異能者に対抗する戦力を蓄えること。
“純血”の人間と異能者との共存は不可能だと、世に知らしめること。
それこそが彼らの目的であり、それは常世学園の掲げる理想とは真っ向から対立する。

彼はこの常世学園で、何を為そうというのか。

【魔術師】として

彼は一言で言えば、非常に器用貧乏な魔術師である。

一般に知られているほとんどの魔術系統の発動原理を正確に理解しており、行使することができる。
それは“生まれつきの才能”ではなく,全て,魔術学の研究と修練によるものである。
幅広い魔術を行使できるが故に汎用性があり,応用力にも優れている。
だが、内在する魔力の絶対量は決して大きくはない上に,魔力との親和性が高いわけでもない。
その為、生まれつきの才能を持つ生粋の魔術師に比べると、単純な出力では及ばないこともある。

それを克服するため、また、自分と同じ凡人が魔術を活用するため、彼は既存の武器や化学薬品等を魔術と組み合わせた戦闘術を発展させた。
火炎魔法に化石燃料を追加するだけの単純なものから、弾丸に魔力を込める高度な魔術まで、彼の戦闘は非常に多彩な手段で行われる。

本人はそれを総合魔術戦闘術【Total magic combat】と呼んでいるが、酔った勢いで決めた名称であり、特にこだわりは無い。

一言メモ

◆護身術や戦闘術の授業は、決して異能者に対しては行われない。
◆彼は【凡人教室】の生徒に異能が発現すれば、即座に教室より退去させる。
◆一部の生徒からは異能者への差別だと批判の声が上がっているかもしれない。
◆一方で、特殊な能力を持たないような生徒からは、ある種の信仰をさえ、集めているかもしれない。
◆見込みのある生徒には個人的に授業を行うこともあるため、怪しげな噂が立っているかも知れない。
◆……噂によれば、行方知らずになっている生徒もいる、らしい。

◆キャラは永遠に未完成であり、ロールしながら考え、訂正していくことをご容赦願いたい。


PL注意書

異能者さんから見たら、多分悪い人です。
笑顔で話しかけてきても悪い人です。
基本的には、異能者の知り合いは全員“最後に殺す敵”と書いてお友達、と読みます。
ご注意下さい。

既知ロール可!噂を知っていても、顔を知っていても!
もし心配でしたら、囁きをいただいてもOKです!
よろしくどうぞ!

募集してるかもしれない?

1、【凡人教室】の生徒…異能なし、もしくは隠し通しているキャラのみ
2、【レコンキスタ】組織の構成員…異能なし、もしくは隠し通しているキャラのみ
3、その他、関連設定作っても良いよっていう人…誰でも歓迎!

魔術学備忘録(獅南発言より)

空間移動術について

・空間移動術は類似する魔術系統が多く、大抵のものは初歩の魔術とされている。
・空間移動術には,空間操作,時間操作,時空操作の3つの系統が存在する。
・空間操作術の概念では、始点と終点の空間を蜃気楼のように揺らめかせ,振り幅の中で距離を近付けるのが基本である。
・なお,移動の際は服や荷物を引っ張って【連れて行く】のではなく,空気ごと【乗せて行く】ことをイメージすると成功しやすい。

事象再現術について

・魔導書や魔法具,カード等を触媒として,それらに込められた呪いや祈りを,再生、具現化する魔術。
・再現術そのものは初歩の魔術だが,その効果は術者の技量や魔力,触媒との親和性に左右される。
・高度な技量と魔力をもってすれば,物質に魔力を込めて触媒を作成することも可能である。
・触媒作成の基礎は、絵本やタロットカードを使って学ぶ。馴れれば,音が出るバースデーカードや,立体映像つきの手紙などを作ることも可能。

四大元素魔術について

・四大元素による魔術の総称。
・風,土,水,火の四要素を,一般的には四大元素と呼ぶ。
・古くは精霊信仰から起きたとも,神話学から発展したとも言われるが詳細は不明。
・風,土,水は自然界に豊富に存在しており,火は人類にとって本質的な存在であるため,初歩の魔術とされることが多い。
・自らの内包するエネルギーに指向性を持たせ,空間に存在するエネルギーと同調させることで四大元素の属性をもたせるのが基本である。
・多くの魔術師は生まれつき親和性の高い元素をもっている。
・光や闇の魔法,その他同様の手順で行使できる魔術は多く,それらを四大元素魔法に分類するかどうかは意見が分かれている。

邂逅録

No.76 蓋盛椎月 【異能者】
警戒レベル1 甚だ遺憾ながら相似点が多い。要観察。

No.18 鈴成静佳 【異能者】
警戒レベル2 強引なテレポート。魔術に興味を持っている。要観察。

No.72 クラスカ ◆純血◆
上級魔導書でなにをするつもりだったのか…素質はありそうだ。

No.27 川添孝一 【異能者】
警戒レベル4 異能と魔術を使う。暴力的で単純な性格。利用価値アリ、か?

No.113 設楽透 【異能者?】
警戒レベル0 何らかの異能を発現している可能性。要観察。

No.76 蓋盛椎月 追記
気が向いたら食事でも奢ってやることにする。

No.36 雪城氷架 【異能者】
警戒レベル5 後日,魔術学部棟第三演習室にて検証予定。

No.110 コゼット・アルゼラーテ ◆純血◆
若いが、熱心な魔術学教師。多くの経験を積み、立派に成長してほしい。

No.60 葛綺照夜 ◆純血?◆
言語学教師。話の分かりそうな男。負け好きな男など、居ないだろう?

No.44 おこん ◆異形◆
幻術・妖術教師。どう見ても教師に見えない。が、常識はありそうだ。

No.71 士尺 流雲齋 【異能者?】
老体だが異能者であるらしく、魔法剣術を教える教師。……老師、というやつか。要観察。


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