古流剣術を継ぐ剣の使い手。身長152cm。
背の上部が隠れるほどに伸ばした白髪。前髪は目元で切りそろえられており、サイドは頬にかかるほど。
濃い紅色の瞳。よく閉じられている。
赤い花を模した薬玉簪と鈴下駄を学制服着用時でも着合わせる独特のスタイルが眼を引く。
先天的に盲目を抱えており、視覚が機能していない。
ただしそれを補うその他五感は非常に冴え渡っている。
眼の代用として多用する聴覚は人間離れしたものであるが、こちらは特殊能力の影響が強い。
事を荒立てず物静か。受動的だが時に大胆で積極性を見せる。
年相応以上に幼さを感じさせるものの、礼儀正しく芯がある。
身内、親しくなったものには尊大になり毒付くこともある。
良くも悪くも真面目系。ライトなノリに付いていけず、社交性にやや欠ける。
今年9月から常世島に来訪し、そのまま生徒として入学した。
現在は常世島を巡りながら部活動・委員会に興味を抱いている。
無差別な対人異能"雲散霧消"の影響でたちばな学級に所属している。
平岡ユキヱの勧めとたちばな学級の講師に許可を貰い、風紀委員会に所属している。
制服も新しく新調し、風紀委員会していのものを着こなしている。
対象一人が自分の間合い3歩分(2m5cm)の範囲にいるとき、それぞれが所有する異能・魔術・特殊能力の発動を封じる。
誰か一人でも不凋花の間合いの中にいると強制的に発動してしまう。
複数人いる場合、彼女に最も近い人物が異能の手に捕まる。
乱数、幸運、奇跡すらも介入の余地を与えず、戦闘時などでは完全な実力勝負を行う空間と化す。
3歩の間合いにいる間はどれだけ強力な治癒能力や医術を修めていようと傷を癒せない。
この異能は諸々の発動は封じるが、効果の適応は継続して行われる。
例えば彼女の特殊能力『感覚供犠』は生来持つ能力の為、適応された効果を無効にすることはできない。
同様に『体の一部が異形化している』などは既に発動しているものとされ、無効化されない。
しかし、異形化している部位を駆使した運動能力は元の肉体のスペックまで弱体化する。
空を飛ぶことが出来る異形があれば空を飛ぶスペックが失われるといった内容になる。
異能・魔術・能力がフィールドに展開するタイプである時、効果は継続して行われるが、双方はその展開の恩恵を受けられなくなる。
この異能の対象はあくまで個人であり、チカラそのものには作用しない。
CTFRAでは0.Nonstandardized「規格外」の評価を得ている。
彼女に捕まるとあらゆる異能・魔術・特殊能力の発動を封じられます。
捕まったら実力勝負を仕掛けられる上、どんなことをしても傷が治りません。
常に効力を発揮しているタイプには効果がありません。
『抜き』に特化した型を扱う。
とある古流派の戦闘術を受け継ぎ、その流派の剣術は一通り鍛錬している。
眼に頼らずに断ち切ることで、迷いや邪念を振り払う
腕前は相応にあり、特殊能力として自称するほど。
自称の能力である為、自身の異能の効果は適応されない
生来からある能力。視覚を犠牲にすることでその他の感覚を飛躍的に向上させている。
この力は能力であり病であり、呪いそのもの。