幾分か高身長で豊かな体型。
黒の長髪と若干たれ気味なものの切れ長の黒の瞳
左眼の端に泣き黒子がある。
白の和服調の制服に絹手袋と黒タイツ、
それに風紀委員の腕章とサイドポーチ、
制圧用武器を装備している事が多い。
極端な二面性を内包する。
基本的に温和で冷静に振舞うものの
他者に対しては明確に境界線を引いており
柔和な中に近寄りがたい印象を漂わせている事が多い。
一方で身内と認めた相手には非常に甘く、
特に自身の班員等は溺愛と言っても良いレベルで
大抵のことは容認するのではという噂があるほど。
若干男性嫌いの気があり、
特に不用意に触れられる事を嫌う。
全体的に優秀。
特に転移魔術や防御障壁関係に関しては
本人の資質も相まって群を抜いて優秀。
本人曰くそれらを差し引けば属性付与術式が得意との事。
起動型(アクティブ型)範囲支配能力。
自分を中心としたの一定範囲内の全ての動きを㎜単位で認識、制御できる。
特にその外縁に発生させる障壁と力場、それを利用した流しのコントロールと
物理制御能力を利用した精密かつ強烈な砲撃は圧巻の一言。
それに生来持ち合わせた特殊感覚と魔術、
鍛錬の結果身に着けた剣術とが合わさり高いシナジー効果を生んでいる。
また、その領域内では自身に対するコントロールもかなりの広範囲に及んでおり
平気で砲弾を掴み、鉄塊を投げ飛ばす等の芸当もこなす。
異能発現時の彼女は超火力、超耐久とまさに大艦巨砲主義の体現と化す。
花ヶ江家の元当主。
幼いころに誘拐事件に巻き込まれ両親が死去。
妹は廃人となってしまったことから家族を失い、
祖父の道場に身を寄せた。
後継者が彼女しかいなかったため
厳しい戒律と欺瞞に苦しめられていたようだ。
代理人として伯父が実権を握っていたが
彼女はその名前を口にする事すら嫌がるほど嫌っており
花ヶ江家が経営する高校を蹴って常世学園へと身を寄せる。
当初は様々な部活や委員会を転々としていたようだが
やはりその非常に高い戦闘能力から風紀委員に落ち着いた模様。
妹の死去に伴い一時休学。
当主を親戚に譲り常世学園へと戻ってきた。
元々は示現流に似た実践剣術の流れを汲む剣術の家系。
家風は割と古風であり、家制度が強く残っている。
当主は師範の資格を持つものしか名乗る事が出来ない為
当家の人間は男女問わず武道を納めている。
一方で比較的早期に異能や魔術を剣術のみならず稼業にも取り込むなど
外の世界に積極的に目を向ける傾向もあり
近年では製薬や重工業方面の名で知られる事が多い。
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