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アルフェッカ †
| 性別 | 女 |
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年齢 | ロールアウトより167年が経過 外見年齢は17~8歳程 |
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種族 | 自律式人型躯体 |
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立場 | その他 |
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異能 | マテリアライズ・リコンスクリクト |
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魔術 | 疑似魔術 |
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特殊能力 | 自己改造 |
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世界 | 異世界(既に滅亡、ないしそれに準ずる状態である可能性濃厚) |
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所属 | 異世界存在・不法滞在者 |
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設定 †
Data †
名前 ADDHT-AWS-27-2214 アルフェッカ
種族 自律式人型躯体
性別 女性型・思考タイプも女性モデル
職業 異世界探索用の人型端末
年齢 ロールアウトより167年が経過 外見年齢は17~8歳程
身長 特殊外装非装備の素体ユニットで171cm
体重 特殊外装非装備の素体ユニットで79kg・躯体組み込み式の簡易重力制御システムにより、数値及び接触者が感じる重量の操作が可能。
好きなモノ 異世界文化の調査・情報蒐集、自己改造、コミックス、菓子類
嫌いなモノ 流血沙汰、戦争行為、自爆命令、生の肉・魚類
趣味 読書(主にコミックス)、食べ歩き(主にスィーツ)、自己改造による新規能力の獲得
瞳 ぱっちりとした目が特徴的。紫色の大きな瞳。
髪の色・髪型 肩辺りで切り揃えられた蒼みを帯びた銀色の髪。有機ナノマシンの働きにより、時間経過で伸びる。
体格・肌の色 女性としてはやや長身の部類。色白の肌にしなやかな肉付きの身体、大きい胸。色の白さとは対照的に、本人の性格もあって、健康的な魅力を感じるかもしれない。
服装 自身の気分と、状況的に不自然にならない服装を選ぶ傾向あり。マテリアライズにより、服装を自在に変化させられる。普段着としては、白いワンピースにジーンズ、ローファーを着用。
性格 †
搭載されているパーソナル・エミュレートシステムにより、状況に応じた性格を取る事が可能だが、現在は特に無くても問題が無いため、切っている。
「彼女自身」のパーソナルは、能天気と揶揄される程のマイペース、かつ好奇心が強い。
しかし、過去の事情から争い事はあまり好まない。流血沙汰も好きではない。
生い立ち・来歴 †
科学技術が「魔法」と言っても良いレベルにまで進化を遂げた世界。
その世界の管制を司るハイパーコンピューター「マザー」が創造した、探索用自律式人型端末躯体。
Autonomic Driving Dunction Humanoid-type Terminal for Another World Search …その最新型モデルとしてロールアウトした。
有機ナノマシンの身体、高純度フォトンリキッドの血液、そして頭脳CPUとは別に、ブラックボックス化された「成長する」心を持った機械仕掛けの少女。
創造者たるマザーに与えられたコマンドは、自身の生まれた世界とは異なる異世界を調査・探索し、そのデータをマザーに届ける事であった。
最初の数十年は順調に任務をこなすが、ある異世界を調査中、突如マザーとの通信が途絶してしまう。
自己診断を繰り返しつつ月日を過ごし、交信途絶より1年の経過を以てアルフェッカはマザー、もしくは生まれた世界そのものが自身に通信を取れないほどの事態に陥ったと判断。
最終コマンドとして提示された二つの選択肢――「機密保持の為、完全自爆」か「自己判断による、今後の活動の継続」かを迫られ、後者を選択する。
以来、それまでは任務としてであった「世界の探索・調査」を「自身の生きる目的・楽しみ」としてこなし、数々の世界を渡り歩く事となる。
今回も、適度な世界探索を終えて次の世界に転移するべく準備を終えたアルフェッカ。
いつものように、現地調達した物資を錬成し、世界間転移ユニットを組み上げ、起動させる。
転移した先にあったのは、自身のそれとは異なる手段による世界転移の痕跡を示す数値が多数観測された、奇妙な荒野であった。
異能 †
- 「マテリアライズ」
正確には異能ではなく、アルフェッカに搭載された機能【システム】。
エネルギーリソースを割いてナノマシンを増殖・固定化する事により、様々なアイテムを作り出す事が出来る。
ただし、作る事が出来るアイテムは原則として「彼女が構成を理解・再現出来る事が必須」である為、何でもかんでも作れるような便利な機能ではない。
主な用途は自衛用の武器類の生成・自身の活動に必要な機器類の生成。
一部デフォルトとして紐づけされているデータを除外すると、複雑なモノ程作成には時間がかかるが、何度も作成する事で「経験」を積み、時間を短縮する事は可能。
デフォルトデータは、主に異世界探索時の不測の事態に対応する為の武装や自身のメンテナンス用の器具類等のデータである。
尚、「その世界における貨幣・及びそれに類する物」のマテリアライズは「貨幣偽造」と見なされ、組み込まれたコードにより厳重に禁止されている。
- 「リコンスクリクト」
マテリアライズ同様、異能ではなくアルフェッカに搭載された機能。
物質への組成干渉により、別の物質への変換・再構成が可能である。言ってしまえば、錬金術に近しい能力。
「意志を持つモノ=生物・それに準ずる存在」への運用は、厳重なガードプログラム及びセキュリティコードにより許可されていない。
主な用途は、マテリアライズで消費した有機ナノマシン補充用のマテリアルインゴットの精製。
また、マテリアライズによる「貨幣の制作=偽造」が禁止されている為、新たな世界で活動する為の貨幣を獲得する為のある程度の利用は許可されている。
ただし、あまりにも経済を破綻させかねない運用は、組み込まれたコードにより厳重に禁止されている。(金塊を多数精製・換金する等)
魔術 †
- 「疑似魔術(イミテート・スペル)」
正確には魔術ではなく、彼女が創られた世界における技術(テクノロジー)。
故に魔術ではなく、科学技術の発展型である。
彼女の全身を血液のように循環する高純度フォトンリキッドに含有されるエネルギーである「エナジーエレメント」を消費し、一般的な魔術に似た現象を起こす事が可能である。
ただし、エナジーエレメントは彼女を動かすエネルギー原の一つでもあるため、使い過ぎを防ぐ為にリミッターが設定されている。
フォトンリキッド内のエナジーエレメントの濃度が一定値を下回る事でリミッターが起動、安全域までの回復が行われるまで、使用は不可能となる。
特殊能力 †
- 「自己改造」
そのものずばり、自分自身を改造する事によって様々な能力を得られる。
当然、キャパシティの限界はある為、不要になった能力を後から外す事も出来るようになっている。
具体的には、能力拡張用のユニットチップをセット・あるいは取り外す事で能力の獲得・除去が可能。
ユニットチップのセット及び取り外しには、簡単な機器と作業の為の時間が必要となる。
活動記録 †
- 6/17 世界間転移完了。転移地点は転移荒野。転移直後、No.111:テリメーラと遭遇。
現在地が常世学園なる場所である事を知り、テリメーラと名前を教え合う。
- 6/17~18未明 次の目的地を青垣山に設定。No.31:シュリクに背後から声を掛けられ驚く。
同族と言っても良い彼女との出会いに心が躍ったのか、自身の行動目的や自分が異世界存在である事、元居た世界が滅びたと思われる事等を明かす。
途中から現れたNo.53:蒼穹とも言葉を交わす。邪神と初めて出会った事に感動。
- 6/18 青垣山に登り、大雑把な地形等の観測・確認。
目が届かなかった所は、後で別の場所から確認する事を決める。
下山途中、No.83:ヒメルを偶然発見。空腹で動けなくなっていた所を助け、お礼として常世学園の事を教えてもらう事、そして美味しいケーキをご馳走して貰う約束をする。
- 6/19 万屋「シュネー」を探して商店街を歩いていた所、偶然覗いた店の中でNo.3:ソラとルナに遭遇。
いろいろあって、金平糖の入った瓶を貰った。また会ったら、名前を聞かないと。
- 6/21 夜の神社で一休み。色々とやらないといけない事が多い。
- 6/23 争いの音を聞きつけ、偶然に常世公園でNo.28:石蒜とNo.167:風間蒼介の殺し合いじみた戦いを目撃。思わず割って入る。
この行動で結果的に争いは終わり、石蒜はNo.348:畝傍・クリスタ・ステンデルを伴って去っていく。
―差しのべられた手を払って、人間なのに、道具に墜ちた子。可哀想なサヤ。―
その他関連用語 †
- フォトンリキッド
アルフェッカの体内を、血のように循環する液体。彼女に使われているフォトンリキッドは極めて高純度。
エナジーエレメントを含有する事で、仄かに光を放つ事が最大の特徴である。
エナジーエレメントはアルフェッカを動かす動力源の一つでもあり、それを蓄えるフォトンリキッドは彼女の血と言っても間違いではない。
何らかの要因で流失しても、体内システムにて再生産が可能ではあるが、一度に多量を失えば機能停止の危険もある。
また、エナジーエレメントを多量に含有したフォトンリキッドの流出は、何らかの要因でエナジーエレメントが爆発反応を起こした場合、非常に危険である。
フォトンリキッドそのものには環境汚染物質等は含まれておらず、多少であれば流出しても特に問題なく、自然環境に還元される。
- エナジーエレメント
アルフェッカの生まれた世界において発見・運用がされていたエネルギーの一種。
空気中に存在する無味無臭無色のエネルギー。他世界にて「マナ」と呼ばれるエネルギーに近しい。
これと似た成分が大気に存在していれば、それをエナジーエレメントに変換する機構がアルフェッカには搭載されている。
疑似魔術の運用には、このエナジーエレメントを消費・特定の方向性に変換する事が必要となる。
前述したフォトンリキッドに溶かして蓄える事が可能な他、特殊な触媒を用いて結晶化する事も可能。
結晶塊は触媒を除けば純粋なエネルギーの塊であり、何らかの手立てで爆発の方向性を持たされれば非常に危険である為、保存には爆発防止の為の専用ケースが必須。
マテリアライズとリコンスクリクトの併用により、この専用ケースを制作する事も可能である。