Caelum

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性別無性
年齢不明
種族創世機構第13番
立場その他
来校理由異空間の限定接続
学年
異能刈者の創世(カリモノ)
魔術???
世界神世
所属『世界』

設定

【DATA】

分類 : 怪異
脅威度 : 『幕を引くもの』(コンクルージョン)

身長 : 256cm
体重 : 127kg
特技 : 不朽・頑丈・怪力
好きなもの : 生物・世話・友達
嫌いなもの : 争いごと・拷問

外見 : 骸骨の頭に、人体模型のように筋肉を露出した体
      装飾品で顔を隠したり、群青色のフードつきロングコートや制服を着るなどしている。

生態 : 味覚はあるが、栄養を摂取する必要がない。肉体に一切のエネルギーを持たない。
      身体能力および耐久性が著しく高い。
      喉から木琴のような音を出して演奏できる。
      『太古の語』と呼ばれる言語を扱う。これにより一部の生物や、ほとんどの植物と会話が可能になる。
      ほかにも強い感受性を持ち、よく共感する。生き物の細やかな感情を読み取ることさえある。
      感情表現においては、怒りの感情がもっともわかりやすい。声色から挙動・気配といったあらゆるものが、まるで別物のように変化する。
      腹に巻いた鎖を引っ張ると少しだけ落ち着くようだが、これにも限度がある。

行動 : 知能は見られるが、そのレベルは低い。人間の言葉は発せないが、こちらとコミュニケーションを取ってくることがある。
      全体的におとなしく、能動的に生徒を襲うことはない。
      友好的な人物と行動を共にしたりすることもある。
      案外ノリのいいところもあって、ふざけているような行動をとるところを目撃されている。

刈者の創世(カリモノ)

・『LnX(ルンク)
訳:「刈る」
右の眼窩から長い棒を取り出し、棒の先に灰を集めてザクロのような果実を作る。
割れたザクロから刃が生えて、鎌のように扱うことができる。
刃には七水晶が埋め込まれており、斬ったものの魂を七分割して回収することが可能。
本来の七水晶は魂の再分配するための機能だが、分配先がない場合は水晶内に残留する。
対象に魂さえあれば何でも斬れるが、再生能力などを無効化することは不可能。
しかし首などの急所を斬った場合、対象は確実に即死する。

カエラムはこれを”救済”のためにしか使わない。

現在は

・肉体強化のオーバーロード
・変身能力のオーバーロード

の魂を格納している。

・『LuX(ルク)
訳:「育む」
左の眼窩に刈った魂を植え付け、灰で満たすことにより魂に応じた花を咲かせる。
咲いた花は、植えた魂の持つ異能をカエラムに貸すことができる。
刈ったものの異能は十全に扱えるが、あまりにも強力なものを使うと体に負荷がかかる。
時間制限も存在しており、一定時間が経過すると花が枯れて効力を失う。
カエラムに力を貸すかどうかは、魂の自由意思に委ねられている。

・『UNKNOWN!
詳細不明。
禁忌。

【関係者】

随時更新

常世学園七不思議『深夜の配電盤』

学園の地下にある配電盤を夜中に開けると、中から化け物が出てきて開けたものの首を刎ねてしまうらしい。

そんな見も蓋もない噂が、常世学園七不思議のうちのひとつなのだ。

あなたは、その噂の真偽を確かめてみてもいい。

深夜の配電盤

現在判明してること

・深夜の配電盤は、まだら色の空間を通じて処刑場へと繋がっている。
・まだら色の空間は、深夜から3時33分にかけて開かれている。

・処刑場は床・壁・天井の全てが石造り。消えかけの蝋燭が、部屋の中央にある断頭台を淡く照らしている。
・断頭台の傍には人間の頭蓋骨が転がっている。
・断頭台の少し先にある大きな十字架には、人体模型のように筋肉を露出した首なしの人型が磔にされている。
・石造りの部屋の周囲には、壁の隙間から通路らしきものが見える。
・部屋を囲むようにして存在する通路の先には、道いっぱいの瓦礫しかない。完全に密室だ。
・処刑場周り以外の通路は全て、瓦礫に潰されていると見た方がいいだろう。

・ギロチンについた血は千年以上前のものである。
・木造の断頭台にギロチンは降り切っていて、紐でギロチンをいっぱいに上げた時立っている場所には灰の山がある。
・灰の山はギロチンの隣にも出来ていて、一番それが多いのは転がっている髑髏の視線の先。
・灰は”かつて神だったモノ”である。紐の位置に一人分、ギロチンの隣に一人分、髑髏の視線の先に、五人分。
・ものを燃やして出来た灰と違って、物質としての機能が完全に失われている。熱を持たないが、まったく吸熱を行わないので冷たくはない。粒子の一つ一つが細かい。

・まだら色の空間は、髑髏の視線の先にあった。
・転がっている髑髏は、磔にされた人体模型じみた首なし男のものである。
・取り付けるだけではまだ足りない? 首から伸びる筋繊維はわずかに動いた。
・首なし男に灰を掛けても、全くの無反応。

創世神話の一節

ところでこの学園の生徒は、こんな物語を耳にした事はないだろうか。
神話に残る、遠い遠いどこかでのお話……

遠い昔、神々の世界にはたくさんの農民たちがいました。
農民たちはたくさんの命を育んでは刈り取り、それを神々に貢いでいたそうな。
そんな中で、刈り取るべき命と友達になった農民がいたのです。
とても小さなただ一つの命と話す農民を見て、他の農民たちも同じように、”命”と友達になっていっきました。

ある日、神々が命を献上するように言われます。
しかし農民たちは、友達を差し出せません。
農民達は怒り狂った神々に首を刎ねられ、全ての命は神に捧げられてしまいましたとさ。

この物語の神々あるいはそれに連なる神話的存在は、現在出現は確認されていない。
神話そのものが嘘八百だというものがいれば、農民が最期にかけた呪いによって滅ぼされたと考えるものもいる。

近年発見された文献で、最初に”命”と友達になった農民の名前がわかったらしい。

その名は、『カエラム』。

『幕を引くもの』(コンクルージョン)

怪異の脅威度を表す指標のひとつであり、その最高ランクがコンクルージョン級。
創世神話の『カエラム』という登場人物に対して、学者によって付けられた。
『カエラム』をそう認定した学者は既に病死しており、真相は闇の中である。

○ strange index
1.Conclusion : 『幕引』『幕を引くもの』
2.Sage : 『賢者』『解へ導くもの』
3.Interlude : 『幕間』『安らげるもの』
4.Harlequin : 『道化』『転ばせるもの』
5.Development : 『展開』『存在するもの』
6.Introduction : 『序幕』『動き出すもの』

太古語辞典(仮)

・Ti(ツィ) : これ・こっち
・Ba(ブァ) : やあ
YaYa?(ヤアヤ) : ばいばい
・Tu(トゥ) : あそこ・あれ・あっち
・hmBa : おかえり
・Ke(ケー) : ありがとう
・nx'tKe(ンクトゥケ) : 感謝には及ばない
・Sp(スプ) : みんな
・rrr(ルルル) : うむむ……
・g(グ) : ん、あ、などの感嘆
・gt(ヴツ) : おう
・gg(グヴ) : ああ
・ggg(ググヴ) : あああ
・f'HaHa? : はは・笑い声
・nx(ンク) : 否定
・ux(ウク) : 肯定
・lnx(ルンク) : 刈る
・-r-(ルー) : それとも
・lux(ルク) : 育む


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