第e型試作英雄機『エルピス』 (改修中)

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常世財団英雄開発課にて開発された最新モデルのサイボーグ。
どうしようもない状況に陥った事をキッカケに『英雄開発計画』に抜粋され、
第e型試作英雄機『エルピス』へと改造される。


現在は公安委員会に所属。
子犬みたいな性格。
栗色の髪に赤茶の瞳、紅いショートドレス。

情報

性別:女(心は男)
年齢:16
種族:サイボーグ
立場;二年生
異能:《男の子の意地》
魔術:《システム・リビドー》完全起動後、使用。
世界:?
所属:公安委員会/常世学園英雄開発課
 
■本名
本名は沈目 言正(シズメ コトマサ)
元、オトコノコである。

前歴

元々は『女神の子孫』と呼ばれる血筋を持つ少年であり、
その血族は複数の神性を持つ、と言う与太話を逸話として持っていた。
それ故に、その体を狙われて誘拐される。
常世学園入学直後のことである。
 
悪魔を合成させる異能を持つ能力者に強引な合成を行われ、身体の変異が起こった矢先にそれは起こる。
『女神の子孫』と呼ばれる血筋。それは事実であり、いかに薄まっているとはいえ事実複数の神性を持つと同時に、
複数の魔性も有しているという非常に危ういバランスの上に成り立っていたのかもしれない。
故に悪魔を合成させる異能が引き金となり、血が暴走。いまだ未熟な少年の身体では耐え切れるはずも無く、
大きな怪我と破壊を巻き起こしてしまう。
 
死の淵に瀕した彼は常世財団英雄開発課に引き取られ、改造を経て第e型試作英雄機『エルピス』へと生まれ変わる。
以後、常世財団英雄開発課の被験体・非正規雇用職員として働くこととなり、
公安委員会への所属も財団の指令によるものである。

■第e型試作英雄機『エルピス』

異世界の科学技術・魔導技術を技術を用い、常世財団英雄開発課にて開発された最新モデルのサイボーグ。
身長151cm(フル武装装備171cm) 総重量256kg(フル武装時512~768kg)。
主な部品はハイカキン合金と呼ばれる異世界の金属を掛け合わせた合金が採用されており、
これは一般的な合金に比べ強固であり、衝撃を拡散し反射する作用を持つ。
他にも細部には希少金属も採用されており、売れば高い贅沢な身体である。

■《内蔵型地獄炉『RoK_Monolith』》

感情の動きをエネルギーに変換する機構。

『エルピス』は意識構造に負荷の掛かりやすい構造となっている。
その影響で感情の表現が非常に激しい。言い換えれば、情緒不安定である。

 男性であったのに、少女の身体。
 男の子の魂に、情緒不安定となりやすい年頃の少女の構造
 これらは全て、感情からエネルギーを搾取する為のギミックである。

『"感情を持つ知性体がプラス、マイナス方向へ意識が振れる時に発揮する力について。
 一部の、勇者や魔王などと呼ばれる存在はその力を特に顕著に発揮いたしますが
 他の大多数のものが同じレベルの力を発揮することはできないのか?"』

――『マーテリオン著 知性体の優劣における勇者と魔王の抽出』より引用

本来は放り込んだ知性体の意識に地獄の責め苦を行い、
感情エネルギーのリソースを回収する装置。

その装置の『電池』を使い捨てでなく、持続的に運用する程度に留める思想のもとに再設計。
結果、エルピスの動力炉として新生を遂げる。

当炉を用い、『電池』である宿主の感情の動きにより得られるリソースを動力に変換し全身に供給する機構を搭載。
動力消耗時にはエルピス自身へ急激な意識構造への負荷を掛ける事により、動力を強制回復する。
使いすぎれば、当然『電池』の意識構造は解体される。
――本来は殺害した知性体の意識を奪取し、
奪取した意識に負荷を与える事でリソースに転化する機能もあったものの、
これは主任の手によって徹底的に破壊された――?

『この世に天国を作ろうとする試みは、必ずこの世の地獄を生み出す』

■追加AI《システム・リビドー》

エルピスに内蔵された特殊AI。常世財団英雄開発課副主任のリビドーによって追加された。
特定状況に於いて起動し、エルピスの思考・身体のコントロール権を持つ。
エルピスの戦闘補助、の名目で付けられたが、どうにもきな臭い。
AIの人格として、リビドーの副主任の人格が再現されている。
 
また、該当システムは妨害やスキャニングへの耐性を持つ。

システム・リビドーが完全起動状態の時は、
基本、【RoK_Monolith】より新たに動力を補充する事が出来ない。
どうしても【RoK_Monolith】補充する場合、意識を失ったエルピスへと直接圧を掛け、
彼女の意識構造・自我を消耗させる必要がある。
その為、それまで溜め込んだエネルギー及び、外部から魔力を収奪し、
それらを動力として扱う事で行動を可能とする。
 
但し、エルピスの身体は【RoK_Monolith】による膨大なエネルギーを前提としている為、
魔力による動力の確保では機動力が格段に落ち、大半の兵装は使用不可能となる。

■常世財団英雄開発課

常世財団の末端に存在する課。
『英雄』を作り上げる事を命題としている。

主任はナノと呼ばれる博士。
優しい性格の、緑髪の少女。胸が大きい。

副主任はリビドーと呼ばれる存在。
黒い髪にヴェシカ・パイシスの意匠の髪飾りを付け、紫と緑のオッドアイを持つ。
何処か禍々しい雰囲気を持つ。

■戦闘機能 

■内蔵武装(改修中)

《機械の身体》
文字通り、科学と魔法両面で組み上げられた機械の身体を持つ事を現す特殊能力。
これにより、高い身体能力を獲得している。

また、生体部分が少なく、複雑な魔導技術が採用されている都合上、
一切の治癒能力・魔法を受けられない。修理は可能。
簡易的な電子妨害耐性も持つが、此れに干渉するとシステムリビドーが反応する。

《イデア装甲》
受けた衝撃を全身を通して拡散反射する作用を持つ合金の身体を持つ。
この作用とイデア装甲に使われる合金本来の強度により、高い物理耐性を持つ。
改修が行われ、全体的な強化が行われた。

《ウェポンマウント機能》
規格内外問わず、大半の兵装と適合する左腕を所持している。

《紫電一閃》
全身もしくは身体の一部分からの放電。
また、電気属性に対する故障耐性。

《流星光底 Ver2.0》
各所に付けられた飛行ユニットにより、
飛行及び空中における俊敏な機動を可能とする。
また、大幅なバージョンアップが施され事により、
周辺の空間そのものを圧縮してワープじみたショートカットや加速を行う事が可能になった。

《ウェイトコントロール機構》
高い性能の重量調整・重心操作機構が搭載されており、
一般生活上で家具等に重量が掛かりすぎない様に制御されている。
同時に、高い次元の機動制御や、効率的な打撃戦の実践も、
この機能の補助によって容易にしている。

《バーサークシフト》
新たに導入された感情爆発システム。
エルピスの"激情"を刺激する事で、
人為的な動力の確保と身体機能の大幅な向上を可能とする機能。
エルピスがキレた時に発動し、その激情をより激しいものにする。

《『インスタントウェポン機構』》
その辺の鉄柱や廃材、鉄筋などを武器としてマウントして、殴る。

■外部兵装


両手で扱える武装、若しくは左腕のウェポンマウント機能により、
大体の兵装は扱える。

《グラム》

"怒り"を意味し、竜殺しの逸話を持つ魔剣の名を冠する、140cm程の長剣。
詳細不明。

《アナンタ》

鉄板破損や衝撃に反応して爆発するエネルギーシールドを幾重にも展開するチップを幾重にも貼り付けたシールド。
衝撃や損傷に反応しシールドが爆発反応を起こし、攻撃を弾く。 また、延焼や浸食を防ぐ。
幾重にも折り重なる様に貼り付けられたチップは、蛇の鱗を彷彿とさせる。
その性質上、非常に軽いが本人の魔力やエネルギーを必要とする。

《Dのイデア》

シインより受け取った黒い色で塗装が施された拳銃。
その銃の性質を解析したリビドーが、そう名付けた。
リビドーの手のより改造が施され、性質が改竄されている。

《黒ビキニ》

セクシー。

他、一般装備。



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