*士尺 流雲齋 [#d3f4349b]

|http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/uploda/src/aca1.png|~性別|男|
|~|~年齢|不明(3桁過ぎてるらしい)|
|~|~種族|鬼(大鬼)|
|~|~立場|教師|
|~|~担当|魔法剣、身体操術、神通力|
|~|~異能|神足通|
|~|~魔術|魔法剣『通力抜刀』|
|~|~世界|地球|
|~|~所属|[[常世猟友会>組織/その他/常世猟友会]]|

**容姿と性格 [#e120cd0e]
「む、む… はて… 儂の眼鏡、どこへ置いたかのー…?」~

『じゅういっしゃく りゅううんさい』と読む。~
木綿の着物に下駄をはいた、白髪東洋風の男性教師。ぱっと見、腰を曲げて杖をついた背の低いお爺ちゃんだが、挙動に隙がない。~
時々ボケが入るなど、かなりの年だが、病気やケガもめったにせず、虫歯は1本もないのがちょっとした自慢。~

担当講義は、魔法剣、身体操術、神通力(とくに妖怪や高僧などが使うもの、六神通より習得の敷居が低い、それでも修行に十数年必要だが)。~
講義の合間には草刈りや剪定、清掃などの雑用をしているようだ。~
休日は農作業の傍ら、お茶を飲んでのんびり過ごしている。~

性格は穏やかな老人教師。~
あまり、遮ったり、怒鳴ったり、いさめたり、高圧的に話すことを好まない。~
しかし座学と実技を比べると、あまりの変貌ぶりに“座学においては菩薩の如し、実技においては修羅の如し”と呼ばれるほど、結構スパルタである。~

肉魚を摂らず、そもそも食も少なく、茶を主に飲み、酒は控えめに。神通力を得る苦行の結果、飢えにくくなっている。~

**異能と魔術 [#e120cd0e]
:神足通 | 
六神通と呼ばれる超常的な六つの力のうち、一を数多と、数多を一とし、どこにでも現れ、壁や床をすり抜け、思うままに飛翔する力。主に移動手段に使っている。

:魔法剣『通力抜刀』 | 
魔術の代わりに異能を武器に纏わせる魔法剣のひとつで、武器をはじめ、攻撃した対象にも影響を及ぼす剣。
この老人の場合は特に、抜刀の瞬間、周囲にとてつもない負荷がかかり、屋外であれば地面が大きくへこむのが特徴である。というか、周辺被害が大きいため基本的に屋外でしか使えない。

:身体操術 | 
所持する武術技能の一つ。氣の流れを熟知し、生命力を高め、傷病で死ににくくなる。傷がふさがりやすくなり、自然治癒力が向上する。
と、技能の教本には記載されるが、実際には体格を変えたり、年齢まで変わったり、挙句の果てには種族や性別まで変わってしまう。修得には『百年鍛』と呼ばれる山籠もりが必要だが、学生にそこまでの苦行は求めず、軽い手ほどきをするのみである。

#region(古書『渦丸奇譚』 隠し設定のため既知ロールは一言ください)
なんでも、常世学園創設の際に崩された山にもともと棲んでいたらしい。
開発の際に、今の農業区山麓付近に移ったのだとか。

数百歳とされ、具体的な年齢は不明だが、遡って鎌倉時代末期にはその姿を目撃されていたことから、実年齢は4桁近いのではないかと推測される。
幼少のころは大変な悪戯坊主で、たびたび神々に叱られていたらしい。

本来の姿は、士尺(=十一尺/じゅういっしゃく)の名が示す通り、約11mの巨体で、尖った二本角に劫火の如く輝く眼、岩のような鼻、剣山のように鋭い牙、筋肉隆々とした蒼い体の大鬼。着物を腰にまとっている。
流雲齋とは、流れる雲に乗って自在に飛ぶその姿を、人がそう呼んだに過ぎない。
財団や学園を含めても数名しか知らないその真名は、劫山(ごうざん)。

とある密教の秘儀とされた神通力を使いこなすが、山籠もりの苦行で得たものである。
所持する武器は、八百貫大渦丸(はっぴゃっかんおおうずまる)という長さ8m、重さ3tほどの巨大な隕鉄製の直剣。普段は1mほどの金棒に姿を変え、自宅である古民家裏庭にぶっ刺さっている。
魑魅魍魎が見える人が見れば、ぼんやり黒い光を放っているのがわかるだろう。

弱点は退魔の術。特に神道関係とは相性が悪く、その手の剣士や術者にしこたまやられたため、苦手意識がなかなか消えない。

長年学園に勤めていたので、ロストサインの騒動も認識しているはずだが、「間の悪いことにちょうど四国遍路に出かけていた」とは本人の談。しかしその異能から、連絡さえもらえれば飛んでこれたはずだが……。

#endregion

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