「>ディアブロ・ウィルス侵食段階分類
侵食ステージ1
ウィルスが感染者の細胞内に潜伏する。
五感が鋭くなる[訂正]周囲のウィルスによる認識を本人のものに加算していた。
侵食ステージ2
感染者の深層願望に応じて能力が向上する場合がある。
侵食ステージ3
さらに能力が向上する。
肉体の変異が始まる。
侵食ステージ4a
適合率が低い感染者の肉体と精神が形状を維持できなくなる。この状態では他の感染者の指示に素直に従う。
ウィルスが潜伏をやめ他者への感染を行える素体状態へと変化する。」
「侵食ステージ4b
肉体がさらに変異するが個体としての意識は残存している。
4aと同様体内のウィルスは潜伏をやめ他者への感染を行える素体状態へと変化していた。
侵食ステージ5
他の感染体との融合を開始する。
形状はウィルス素体の記憶する本来の姿へと回帰しようとしているのだろうか。
我々は適合できなかった。人としての形を失いつつある。ウィルス抑制ユニットを核に打ち込んでおくことにする。
[このあとはひらがなの殴り書きがしばらく続く。意味はあまりないようだ。
その後に真新しい文字が書き加えられている。]
侵食ステージ6bb
適合者が到達すると想定されている侵食段階。」
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