「狂気の国の」Λ1icθ †
| 性別 | その他 |
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年齢 | 不明 |
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種族 | 人間であるとか、そうでないとか |
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立場 | その他 |
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異能 | あり |
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魔術 | 現在未確認 |
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世界 | 本質的には異世界 |
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所属 | 「アリス・ドール」 |
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彼女は主人公を愛していた
名前 †
検体№2129
"ありす"と名乗るのは彼女にとっての憧れであることから。
実験体であった頃の名残であり、
正式な意味での名前は存在しない。
容姿 †
水色を基調に白のエプロンドレス、
長髪に黒のヘアリボン、
トランプ調のニーソックスに茶色のローファー等の、
いかにも某夢の国風のアリスと言ったロリータファッションを身にまとう。
頭髪はスーパーロングのトウヘッドで
先端に向かうにつれてアッシュホワイトへと色を変えていく。
幼いながらも艶やかな顔つきをしており
年相応の可愛らしさの合間に時折見せる妖艶な表情は一瞬別人と見まごう程。
きめ細かい白い肌と、子供らしい体形に表情は
お人形さんみたいねという形容詞がとてもよく似合う。
+
| | その他
|
基本的に彼女の思う”アリス”が非常に色濃く反映されているが
頭髪等の一部の身体的特徴は彼女の”おねえちゃん”の影響を色濃く残している。
それらは元々彼女自身は不完全な体であった事に起因し
喪失した自身の記憶を彼女のパーツを受け継ぐことで補完している事から。
「ドール」の中では比較的自我の残った”一つ”であるため
肉体概念の再生は比較的早かった模様。
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性格 †
子供らしい無邪気さと残酷さを併せ持っている。
一見おとなしげで儚げな容姿に反して破壊的。
社会常識はほぼ壊滅的でモラルにも乏しい。
執着心が非常に強く、どんな手段も結果のためならば厭わない。
思考パターンが極端に傾倒しており、
そこには倫理や道徳心といったものは見られない。
そこに無邪気な残酷さも持ち合わせている為
制御がなかなか難しい。
一方でその子供らしさから直情的で御しやすい部分も多い。
特に感情に振り回されやすく、とある条件を除けば
子供そのものと言った振る舞いが目立つ。
+
| | 特秘事項
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元々の性格はかなり甘えがちで良くも悪くも一途な性格だったようだ。
強かな部分もあったようだが基本的には
素直な性格をしていたと記録されている。
非常に物語を愛していたようで、施設内でも特に
本が好きなうちの一人で度々読み聞かせをせがんでいたようだ。
その影響、もしくは名残か、どんな形であれ
抗うもの、何か強い欲求を持っているものをより好む傾向があり
現在においてもその片鱗が見られる。
「アリス計画」の被検体であったことから
性格はかなり手が加えられている。
元々素直な性格だったが更に子供らしく振舞うようにチューンされており
一方で定められた目標に向かい手段を講じる強かさもある。
基本”愛すべき子供”であるよう思考に手が加えられている。
どこか歪で極端なベクトルの持ち主。
時折まるで円熟した大人のような雰囲気を見せるなど
人格や振る舞いに乖離や極端な差が見られる場合がある。
計画の基本理念である「使用者を愛す」為の行動から著しく逸脱した場合
思考が強制的に一時的にリセットされる。
再生期を経て幾分かそのリミットは外れているものの
そういう風に作られている彼女らがそれらの制御を完全に解除する事はもはや不可能。
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経歴 †
元は大変容以降世界各地で見られた特異生命体のうちの一体。
背中に純白の翼をもち、美しい声で歌う彼女らは
判りやすい”愛されるべきもの”としてそこに在った。
その性質から「アリス計画」の
”最有力素材候補”として期待されており
とある研究施設の中で彼女は孵化し、そして材料となった。
しかし元々行き詰っていた研究を打開するほどの成果は上がらず
最終的には施設の破棄に伴い殺処分とされた。
その際に記憶の一部と体の大半を失っている。
廃棄場にて死を待つばかりの時
実験の母体とも言える個体に”回収”され
彼女の中で眠り続ける事で自身の再構築を行っていた。
比較的自我が残っていた彼女は他姉妹や兄弟に比べ
自身の肉体に対する記憶がはっきりしており
それが独立した自我の再構築に一役買ったものと思われる。
+
| | 特秘事項
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彼女の歴史と願いをよく知っている一人ではあるが
幼さゆえにそれ自体を理解できているとは言い難い。
しかし彼女自身もよく似た願いを内包していることや
彼女の願いを叶えてくれる存在であったことから
彼女にとって”おねえちゃん”はやはり特別な存在であり
唯一”尊敬”に近い念を持っている。
その為貶されたりした場合、非常に感情的になりやすい。
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能力 †
№2129:(独りぼっちの茶番劇) †
彼女を「アリス・ドール」のうち一体にカウントさせるに至った能力。
契約者もしくは自身の人形を意のままに操る能力。
意識の無い者、造形物であればかなり高い精度で操れる。
それだけで見ればかなり強力な能力なのだが
比較対象が凶悪過ぎたことから劣化品の評価を受けていた。
ある程度なら意識を持った相手にも影響を与える事が可能だが
精神汚染を引き起こす程度であり、意識のある相手を完全に操ることは基本不可能。
本人が抗わない場合は問題ないがそれでもリソースはかなり割く必要がある。
彼女自身の他者に及ぼす影響はむしろその能力の応用研究において
施された教育や調教によるものが大きい。
未完成ノ天使 †
簡単に言うと周囲の理想を察し、それに成り替わる能力。
「アリスドール」の設計理念である”隷属的な支配者”の体現であり
周囲の人間を魅了し、支配するための能力の一つ。
周囲の反応を無意識に感じ取り、より理想や欲求に近づくように
自身の容姿や振る舞い、人格すらも変質させていく。
同時に周囲の対象の理想を自身に近似させていくという強制効果も持つ。
周囲だけでなく能力者そのものの心や在り方すらもゆがめ、
”望まれた愛”に押し込めるものでもあるため
能力者のみならず周囲の本来の人格や性質を上書きしてしまう。
一種の分析能力に近いもので無意識ながら常に働き続ける能力であり
能力者に過大な負担をかけることから彼女らは一人を除いて皆短命である。
彼女の場合魅了能力、自己改変能力、精神操作のいずれも発現しているが
他者の理想への介入に関してはあまり得意ではなかったようだ。
彼女はこれに強い忌避感を持っており
自身の感情を完全に無視して
不特定多数の”都合が良い物”に塗り替えられることに
強い恐怖を感じている。
舞台・背景・用語 †
孤児院『センクラウス育叡院』 †
とあるヨーロッパ地方にあった孤児院。
広く無能力者の孤児を対象に受け入れていたとの記録がある。
勿論その正式な施設名簿の中に、彼女の名前はない。
アリス計画 †
とある秘密結社を主体に複数の組織により行われた
”人類を主とした異能者の作成”計画で
とある人物を中心とした実験の派生研究の一つ。
アリス計画においてはどんな仕打ちをされても主人を愛し
時には主人を操ってでも愛される存在であろうとする
”愛玩動物”の作成を目標としていた。
しかしその基本ベースとなる”モノ”の研究が行き詰ったことから
アリス計画もまた行き詰まり、完成を見る前に主体組織の壊滅により
計画そのものが頓挫する事となった。
「ドール」を冠する彼女はその計画の中でも比較的成功の部類に入る個体だが
致命的な欠陥があったため記録上は失敗作として記録されている。
「ドール」 †
上記計画の中で比較的成功であるとされた個体に付けられた称号。
その何れもが”何らかの人に愛されるための能力”を有していたが
どれも”一点物”であり、その何れもが何かしら重大な欠陥を持ち
その影響もあって維持コストが莫大であったことから
研究室の凍結、破棄に伴いその全てが破棄処分とされた。
一次期試験運用が行われていたことから破棄を免れた個体や
その噂を聞くものが現存する可能性はあるが定かではない。
壊レタ姉妹 †
一度破棄され、絶命し、そして再生された存在。
失った体や記憶の補完を「お姉ちゃん」の能力で行った為に
大幅な劣化とは言え若干の再生能力を保持している。
一方で急激な崩壊を防ぐことはできず、
彼女ら姉妹は一名を除き等しく短命であり、同時に何かしらの欠陥を有している。
彼女の場合は自身の鼓動を自身の能力で”操って”動かしており
常時能力を発現している影響から体力に非常に乏しい。
また他にもいくつか致命的な欠陥を抱えている模様。
PLコメント †
”彼女”の姉妹その2です。
当初想定していた数人の姉妹のうち最も早く形が定まった一人です。
長らく彼女の中で眠っていましたが訳あってやっと表に出てきました。
形容するなら「堕落」もしくは「汚染」でしょうか。
再生能力や物体創造やコピーなどはあくまで”彼女”の能力の為
普通よりは早いとはいえこの子自体に強力な再生能力や
何かを作り出したりといった能力はありません。
また、彼女とは正式に分化したため、"彼女"側も喪失しているものがあります。
とは言え歪み切り、壊れてしまった人形の
うち一つであることは変わりないと言えます。
造り物の「愛」に溺れ、苦しむ彼女らは
果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか。
能力自体は強力ですが戦闘面ではあまり苦戦するタイプではないでしょう。
舞台に引きずり込んだ時は非常に強いですが主導権を失えば舞台は思うようには動きません。
メンタル面も同様で、姉妹の中では最も幼いかもしれません。
その分この子には正気と言える部分が若干残っています。
壊れ切った誰かよりは穏やかに会話できるかもしれません。
歴史・邂逅歴 †
2018.07.02 彼女から分化し”受肉”
相談用コメントページ †
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