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ストーリー 常世学園について 常世学園のシステム 学内組織・学外組織 異能と魔術 異世界と異邦人 生徒と教師 常世学園の裏側と闇
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幼い童女の姿をした褐色の肌の自称、仙人。ゆったりとした道服に身を包んでいる。 胸に五芒星のような形の刻印がある。 一人称は僕。適当な理論で相手を小ばかにしたがる癖がある。ほとんどの場合笑顔である。 自分が楽しんでいようが苦境に立たされていようが、笑っているのがこの仙人である。 自分に関わる事ならば、どんなことであれ面白がる節がある。 経歴などはほとんどが不明瞭であり、本人は常世国に住んでいた、蓬莱山に住んでいたと言っている。 非時香木実(ときじくのかぐのこのみ)を食べて不老不死になったなどと自称していた。 何故常世島に来たのか、その理由も不明なところが多い。 昔、常世島に流れ着いて、非時香木実を食べて不老不死になってからずっと常世島にすんでいたなどというものの、虚言の可能性が高い。 常世学園に席などは置いておらず、所謂違法入島者などと呼ばれる存在である。 ロストサインが学園内で活動しはじめると共に常世島にも姿を現すようになった。 その性質は悪である。己が享楽を得るため、欲望を満たすためにロストサインに参加していたという。マスタークラス。 実際のところどうだったのかは不明だが、『ロストサインの門』に非常に強い興味を抱いていた。 ロストサインについてはそれなりに愛着もあったようだが、忠誠心というようなものでもなかったらしい。 ロストサイン時代のコードネームは“腐条理”(アクトオブゴッド)であった。 ロストサイン内では、戦闘時は敵を混乱させるための術を使い、大いに敵を惑わせた。 公安の制圧作戦においてもこのような術を使い、転移荒野に一時的な迷宮を設けるなどして、公安委員会を阻んだ。 善悪の区別は絶対的な価値ではないとか、全ては相対的な差別に過ぎないでないなどと面白がっているものの、自身の欲望のままに様々な犯罪を行っていた。 それ故にその性質、本質は悪である。混沌であり狂気である。 人が堕落し、絶望し、困惑し、嘆く様を見るのが好きなのだという。 完全に己の都合、気分によって動いているため、常に戦いを求めているなどそういうわけではない。 自分の享楽が第一である。思い通りにいかないのも、思い通りにいきすぎるのも好まない。 自分の享楽を邪魔されることを一番憎み、同時に自分の想像を超えた一撃を受けることを求めている。 ロストサイン壊滅後、学園組織の追撃を振り切り、どこかに雲隠れしていたが最近になってまた現れるようになった。 あまり学園地区などには現れない。普通に生活している者より、特殊な事情のある者のほうが好きなようだ。 甘いものと酒が好き。 『老子』や『荘子』の言葉をよく用いるが、そのほとんどは自分の勝手な解釈で用いている。 他のロストサインの残党の幹部と同じく、学園側から危険視されている。 「見てくれ、僕のこのザマを! この胸の印を!」
《万物斉同》 万物斉同とは『荘子』に見える「万物斉同、絶対無差別」という一節から来ている。 「道」の前には万物は全て等しく、差別はないというような意味である。 世界変容の際に世界中で現れ出した異能者ではなく、それよりも遥か以前からの能力であるようだ。 自らの姿を変化させることができる異能である。全ては同じなのだから何にでもなれると自称する。 当然ながら存在そのものが変わるわけでもなければ、変化したものそのものになりきれるわけではないので、異能や魔術で見破られる可能性は高い。 他にも効果があるようだが不明である。 《無為自然》 無為自然とは『老子』に見える言葉から来ている。 詳細な効果は不明であるが、常に発動しているもののようだ。 《享楽主義者》 自分の受けること感じること全てを享楽に結び付けようとする力。
《仙術》 文字通り仙術である。かつての道士たちが研究していた者とは少し違うようであり、特殊なものである。 単に上記の異能というのも、この仙術に過ぎない可能性がある。 人の精神に作用させる術も心得ているようだ。 ※何かしら要請が無い限りは、精神に作用する術は普通PCには使いません。 《鳴羅門》 とある仙界に続く門を開けるものらしい。