不凋花 ひぐれ †
| 性別 | 女 |
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年齢 | 16歳 |
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種族 | 人間 |
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立場 | 生徒 |
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異能 | 《雲散霧消》 |
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世界 | 地球 |
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所属 | たちばな学級/風紀委員【特別攻撃課】 |
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設定 †
プロフィール †
古流剣術を継ぐ剣の使い手。身長152cm。
背の上部が隠れるほどに伸ばした白髪。前髪は目元で切りそろえられており、サイドは頬にかかるほど。
濃い紅色の瞳。よく閉じられている。
赤い花を模した薬玉簪と鈴下駄を学制服着用時でも着合わせる独特のスタイルが眼を引く。
先天的に視覚が悪く、殆ど機能していない。
ただしそれを補うその他五感は非常に冴え渡っている。
眼の代用として多用する聴覚は人間離れしたものであるが、こちらは特殊能力の影響が強い。
事を荒立てず物静か。受動的だが時に大胆で積極性を見せる。
年相応以上に幼さを感じさせるものの、礼儀正しく芯がある。
身内、親しくなったものには尊大になり毒付くこともある。
良くも悪くも真面目系。
最近はジョークや軽口を叩けるようになったりと、表へ出ようとする危害はある。
昨年9月から常世島に来訪し、そのまま生徒として入学した。
現在は常世島を巡りながら部活動・委員会に興味を抱いている。
無差別な対人異能"雲散霧消"の影響でたちばな学級に所属している。
平岡ユキヱの勧めとたちばな学級の講師に許可を貰い、風紀委員会に所属している。
制服も新しく新調し、風紀委員会指定のものを着こなしている。
異能《雲散霧消》 †
物体が自分の間合い3歩分の範囲にいるとき、それぞれが所有する異能・魔術・特殊能力の発動を封じる。
誰か一人でも不凋花の間合いの中にいると強制的に発動してしまう。
乱数、幸運、奇跡すらも介入の余地を与えず、戦闘時などでは完全な実力勝負を行う空間と化す。
間合い内にいる間はどれだけ強力な治癒能力や医術を修めていようと傷を癒せない。
この異能は諸々の発動は封じるが、効果の適応は継続して行われる。
例えば彼女の特殊能力『感覚供犠』は生来持つ能力の為、適応された効果を無効にすることはできない。
同様に『体の一部が異形化している』などは既に発動しているものとされ、無効化されない。
異能・魔術・能力がフィールドに展開するタイプである時、効果は継続して行われるが、双方はその展開の恩恵を受けられなくなる。
この異能の対象はあくまで個人であり、チカラそのものには作用しない。
異能の性質自体は決して高いわけではなく、異能を封じる能力や異能への防護手段を持つ者には影響を与えられない。
CTFRAでは0.Nonstandardized「規格外」の評価を得ている。
長いから三行で †
彼女に捕まるとあらゆる異能・魔術・特殊能力の発動を封じられます。
捕まったら実力勝負を仕掛けられる上、どんなことをしても傷が治りません。
常に効力を発揮しているタイプには効果がありません。
特殊能力 †
抜刀術 †
『抜き』に特化した型を扱う。
とある古流派の戦闘術を受け継ぎ、その流派の剣術は一通り鍛錬している。
眼に頼らずに断ち切ることで、迷いや邪念を振り払う
腕前は相応にあり、特殊能力として自称するほど。
自称の能力である為、自身の異能の効果は適応されない
感覚供犠 †
生来からある能力。視覚を大幅に低下させることでその他の感覚を飛躍的に向上させている。
この力は能力であり病であり、呪いそのもの。
所持品 †
- 刀
常世島に来た際に購入した刀。シンプルな白木拵えで防水加工済。
安売りされていたなまくらなのでお世辞にも良い品とは言えない。
学園内で振り回すことを考慮して意図的に切れ味を浅くしている。
本来の愛刀は他所に保管してある
- 鞘
下手に地面に打ち付けても割れないよう、内外共にコーティングされている。割れにくく硬い
杖の代わりに利用している。
- スマートフォン
点字、音声機能が充実している。
特殊なピープ音で構成された音を頼りにメールやウェブを聴読できる。
- 妖刀『廻烏』
呪術により編まれた妖刀の一種であり彼女の真の得物。
傷つけた箇所から翠色の紋様が現れる。
傷が深いほど、あるいは敵対する者の能力が高い程影響が大きく、強く発光するようになる。
紋様が与える恩恵はマーキングに留まる。
魔術や異能に近しい力で適応されている為、その分野に知識がある者は解呪を試みることができる。
解呪以外の方法では所有者を気絶させるか、仮死に至らしめるなど、彼女の意識が途切れることで適応させなくする。