花ヶ江 紗枝 †
| 性別 | 女 |
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年齢 | 年齢 |
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種族 | 人間 |
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立場 | 学生 |
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学年 | 3 |
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異能 | 獅子踊る黄金の聖域 |
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魔術 | 戦闘魔術に高い適性あり |
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世界 | 地球、日之本之国 |
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所属 | 風紀委員 |
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パーソナルデータ †
容姿 †
・基本
幾分か高身長であり豊かな体型を擁している。
艶鴉のような黒の長髪と若干たれ気味なものの切れ長の黒の瞳
左眼の端に泣き黒子など艶のある造形をしている。
派手な物はあまり好まず柄物は小物等に留めており
単色の物などシックな装いを基本とする。
・お仕事時
純白の帝国軍風の制服に身を包み、
それに風紀委員の腕章とサイドポーチ、
制圧用武器を装備している事が多い。
砲装は基本転移を利用するが。
機甲刀や太刀などは携行している事が多い。
・学業時
私服登校を認められているが基本は制服をピシッと着こなしている。
本人曰く切り替えるための儀式の一環とのこと。
・オフ時
何方かと言うとアーバン系の服装が多い。
ゆったりとしてやや厚めの物を好むようで
逆に肌を露出する物は苦手なよう。
ややカジュアルなデザインの物を
好んで身にまとう傾向がある
性格 †
極端な多面性を内包しており
TPOに合わせて大きく印象を変える。
本人曰く場に合ったモードに切り替えないとだらけてしまうそう。
色々な表情を見る事が好きで人を揶揄ったりする事も多いが
基本的には温和で冷静.
若干ボケ殺しの傾向があり、少々世間ずれしたところがある事から
ふんわりとしつつも悪戯好きといった印象を持たれる事が多い。
一方で完璧主義者の傾向もあり、非常に頑固な面もある。
他者に対しては明確に境界線を引いている事から意外とガードが堅い。
最初の印象に反して柔和な中に近寄りがたい印象を受けるかもしれない。
反面、身内と認めた相手には非常に甘く、
特に自身の班員等は溺愛と言っても良いレベルだった。
時に理不尽にすら見えるほどの依怙贔屓は彼女の人柄もあって
苦笑とあきらめを持って受け入れられていた模様
本人は隠しているつもりだが男性恐怖症の気があり、
特に同年齢以上の男性には強い苦手意識を持っているようだ。
特に不用意に触れられる事を嫌い、過敏に反応を見せる。
+
| | 詳細
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元々は生真面目で努力家。
責任感が強く、勤勉な気質であったことから
花ヶ江家を束ねるものとして常に研鑽を積み続けた。
何があっても冷静であることを求められた彼女は
本島に居る間は凍った血が流れていると囁かれるほど
情を持たない人物と称されている。
実際はとても不器用で繊細。
妹のために、祖父や両親のために
強くなければならないと必死に取り繕って強くなったとても身勝手で脆い人。
過去に対人恐怖症を患っており手が付けられなかったほど怯えていた時期もあり
時に過去の事件の実行犯に近しい年齢の異性への恐怖症は克服できておらず、本人も隠しきれていない。
この世界は残酷であると育てられ、実際に大切なものを蹂躙された経験等から
蹂躙されないための、誰をも認めるだけの力を強く欲していたが
何時しか踏みにじる事すらも当たり前になり
刹那主義かつ快楽主義の暴君としての気性を内包していた。
幸か不幸かそれを隠蔽しきるだけの才覚もあったことから
それに歯止めがかからず、一時期は黒い稼業にも手を染めていた模様。
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+
| | 現状
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表面上は温和で冷静なものの
戦闘中や普段の言動の端々に
狂気を内包する人物だったが
二度目の休学を経て穏やかさを増した。
力を追い求め、それに振り回され、目的すら見失い
他者を踏みつぶすことすら厭わなかった彼女だが
同じように力を求め骨肉の争いを繰り広げる親族を見るうちに
自身の在り方が唾棄していたはずの物そのものだと気が付いてしまった。
あんなにも嫌っていた親族と自分もまた同じなのだと。
今、彼女ははざまでふらりふらりと揺れている。
自身の闇と、どう向き合うべきなのかと。
精一杯の仮面を被り、本心を見せないように笑いながら。
その姿は今、酷く心細げに映るかもしれない。
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魔術 †
全体的に優秀。
特に転移魔術や防御障壁関係に関しては
本人の資質も相まって群を抜いて優秀。
本人曰くそれらを差し引けば属性付与術式が得意との事。
異能 †
獅子踊る黄金の聖域 †
起動型(アクティブ型)範囲支配能力。
自分を中心としたの一定範囲内の全ての動きを㎜単位で認識、制御できる。
特にその外縁に発生させる障壁と力場、それを利用した流しのコントロールと
物理制御能力を利用した精密かつ強烈な砲撃は圧巻の一言。
それに生来持ち合わせた特殊感覚と魔術、
鍛錬の結果身に着けた剣術とが合わさり高いシナジー効果を生んでいる。
また、その領域内では自身に対するコントロールもかなりの広範囲に及んでおり
平気で砲弾を掴み、鉄塊を投げ飛ばす等の芸当もこなす。
異能発現時の彼女は超火力、超耐久とまさに大艦巨砲主義の体現と化す。
+
| | 未公開部分
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その非常に高い能力の対価に
クライン・レビン症候群に近い症状を抱えている。
時に数日、酷い場合は月単位で眠り続け、
その間目が覚めたとしてもその時の事をほぼ覚えていない。
眠っている時の彼女はまるで流れる時間が遅れているかのように
基礎代謝などにも変異が見られ、異能反応も見られるが
それにも関わらず年相応の成長をしている。
専属の研究医からは彼女の異能の異能因子が
術者の時間の流れを操作し、意図的に空白を作り出すことで
時間を”温存”しているのではないかとの考察されているが
その仮説だけでは説明しきれない部分も多いため
(睡眠時間と異能発動時間が一致しない。近年急激に症状が進んでいる事等々)
推測の域を出ないものとされており詳細はいまだ不明。
その影響からか”眠り”に関しては耐性が極端に低い。
普段は驚異的な集中力によりその部分を補っているが
気が抜けると突然スイッチを落としたように眠りにつくことも多々ある。
風紀委員として活動していたことから”対策”とならないようにとの配慮から
この情報は秘匿されているが、症状の進行を鑑み
部隊として運用するには安定性に欠けるとして部隊長への再任は見送られることとなった。
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装備 †
- フォートレスアーマー:浮沈要塞(イージス)
彼女の代名詞とも言える大型装備。
複数の砲、身の丈ほどもあるアーム等複数の武装を備えており
総重量は数tに及ぶ代物で、本来は大型戦術機や
機械兵装や戦車、戦艦に搭載されるような代物。
非常に目を引くためそれら武装が本体だと思われているが
実際の本領は搭載されている演算補助能力であり、
彼女自身の能力も相まって他の使用者が現れないほどの適性を誇る。
- 機甲刀:陽炎
自身の異能に合わせて誂えた対異能、変異用機甲刀。
オーダーメイドかつ重心等のバランスを調整してある物の為
扱うには慣れが必要で、かなり扱いにくいがれっきとした業物。
その切れ味はさるものながら、抜刀時に灼炎を纏う事からその名が付く。
対物理に特化傾向の機甲刀だが、その熱量からある程度の効果を持つに至った。
- 白刀:紅緋
花ヶ江家の名刀の内一振り。
細身の刀身が峰に向かうにつれて緋に変化していく美しい大太刀。
見た目に反して凍り付くほど冷たい刀身で切った相手の血が凍りつき
そのまま刀身から剥がれ落ちていくほどの冷気を纏っている。
本来であれば当主に受け継がれるもののため、元当主である彼女が所持しているべきものではないが
刀の継承など時代錯誤であるという代理人の言葉を利用し
彼女の手元に留めたままでいる。
- 黒刀:災華
花ヶ江家の名刀の内一振り。
一切の光を照り返さない漆黒の刀身を持つ長巻。
非常に頑丈だが刃引きされており、普通に扱えば人一人斬れないような代物だが
数多の呪術と最適化を経た事から呪術具としての側面が強く
花ヶ江流にとっては最も”鋭利な”刃。
ある意味花ヶ江家の”討ち滅ぼす者”としての側面を象徴するような一振り。
経歴 †
花ヶ江家の元当主。
幼いころに誘拐事件に巻き込まれ両親が死去。
妹は廃人となってしまったことから家族を失い、
祖父の道場に身を寄せた。
後継者が彼女しかいなかったため
厳しい戒律と欺瞞に苦しめられていたようだ。
代理人として伯父が実権を握っていたが
彼女はその名前を口にする事すら嫌がるほど嫌っており
花ヶ江家が経営する高校を蹴って常世学園へと身を寄せる。
当初は様々な部活や委員会を転々としていたようだが
やはりその非常に高い戦闘能力から風紀委員に落ち着いた模様。
妹の死去に伴い一時休学。
当主を親戚に譲り常世学園へと帰還した。
その後しばらくを常世学園で過ごすものの
沈静化を見たはずの家督争いが再び再燃。
本国に呼び戻される事となり部隊を抜け島を去っていた。
現在は風紀委員における予備の人員としてリハビリ中とのことであり
元彼女が率いていた部隊の再結成を望む声が上がっているが
本人は「自分は人を率いる事の出来る立場にない」と辞退した模様。
+
| | その他
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厳しい環境で育ったことは元より
凄惨な事件を経て両親と妹を失ったことは
彼女の人生に大きな影を落としている。
何かを失う事を酷く恐れるがあまり過保護になることや
それ以外に非常に攻撃的になることもその影響。
どんな相手からも守り抜く為の力をという願いは余りにも切実で
彼女自身を狂わす大きな要因となった。
また最愛の妹を失ったことで大きな喪失感を埋められず
その穴を塞ぐ事もいつしか出来なくなってしまっている。
守れなかったことを自身の罪と感じており
その為の力を手に入れる為なら手段を問わなかったが
本国に帰還し、薬物の影響から離れた事や
血で血を争う様な血肉の争いの渦中にあることで
何時しか自身の汚れた両手を見て気が付いてしまった。
こんな汚れた両手では、
守りたいものを抱きしめる事は出来ない
と。
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・その後
風紀委員の予備動員として不定期で活動中。
鎮圧などの任務からは離れており
保護や巡視を主な活動としている。
女子寮を離れた時と同じくして学校を休む事が増えた。
周囲からは心配する声と共に
以前よりもより穏やかになったと囁かれている。
花ヶ江家 †
元々は示現流に似た実践剣術の流れを汲む武術の家系。
主流としては剣術だが妖討、対怪異の武家であることから
扱う武器の種類は幅広く、複数の武器の鍛錬を積む者もいる。
家風は割と古風であり、家制度が強く残っている。
当主は師範の資格を持つものしか名乗る事が出来ない為
本家の人間は男女問わず武道を納めている。
一方で比較的早期に異能や魔術を剣術のみならず稼業にも取り込むなど
外の世界に積極的に目を向ける傾向もあり
近年では製薬や重工業方面の名で知られる事が多い。
- 花ヶ江 結枝(はながすみ ゆえ)
享年14歳。紗枝の最愛の妹であり唯一心を赦していた家族。
11歳の時に姉共々凄惨な事件に巻き込まれ、廃人となる。
その実行犯の首謀者が親戚であったことから事件は隠匿され
敷地内に造られた別棟で幽閉されていた。
一日の大半を寝て過ごし、日に日に衰弱していく中で
姉の事も区別がつかなくなるなど精神異常も進んでおり
親戚一同からは疎まれていた模様。
- 事件前は少し気の弱いものの槍術の名手であり
次期当主候補として将来を期待されていた。
その事から紗枝との対立が囁かれていたが
実際はかなりのシスコンだったようで
会話の半分は姉の事でありそんな妹を姉も随分かわいがっていたと
かつての彼女らを知る人物は語っていた。
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