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[[PC/生徒/橿原眞人]]
*《倭文祭文註抄集成》という書物について [#ve3bf31f]
**読み [#j1474a3a]
「しとりさいもんちゅうしょうしゅうせい」と読む。倭文氏の...
**内容 [#abdc89f4]
古代氏族の一つである倭文氏が祭祀において用いた祭文、さら...
織物に関わる職業集団である倭文部を統率していた倭文氏が用...
倭文氏が倭文部と共に全国に広がって行った際に、祖神である...
西暦900年後ごろの成立したと後世の平田派の国学者、平川洋堅...
著者は常陸国に住んでいた倭文朝惟(生没年不明)と巻末に署...
編纂された目的としては、失われつつある自らの氏族の伝承の...
異端の書物として、発表当時はほとんど顧みられなかったよう...
~
正確な成立年代など不明な点などが多い倭文祭文註抄集成だが...
その理由としては、本書に記された祭文や祝詞、古代伝承の特...
『古事記』や『日本書紀』、『風土記』に記されていない伝承...
この星神については日本書紀でも本書、一書ともに数行ほどし...
倭文氏の祝詞や祭文の内容を見てみると、『古事記』などに載...
さらに天津甕星の子孫が東国に天下ったとする「天孫降臨」の...
いわゆる神代文字についても記されており、この神代文字は本...
ほかにも『阿波国風土記』や『常陸国風土記』などからの引用...
倭文氏に伝わる鎮魂法などの秘術、天津甕星から倭文神が奪い...
この内容の特異性により一時的に注目は浴びたものの、その突...
幕府の『倭文祭文註抄集成』に対する発禁処分も受けて、『倭...
~
現在でも基本的に「偽書」とされ史料的価値、神道文献として...
奇書としてオカルト系の雑誌で扱われることはあるも、顧みら...
本書については、かつて國學院雑誌に投稿された河野省二の論...
河野氏はこの論文において、本書の内容と平安前期に天台宗の...
上述した平川洋堅も、『本朝星神考』にて『文祭文註抄集成』...
本書についての研究は少なく、依然謎の書物と言える。~
オカルト系の雑誌の一部で中東の魔術書との関係が取りざたさ...
――ここまでは、21世紀初頭の世界の変容以前の情報となる。~
**成立と受容 [#e581fe69]
-950年前後
--倭文朝惟によって編纂される。(平川洋堅『本朝星神考』に...
-1000年前後
--一部の貴族や神官のなかで話題になるも、あまりに突飛な発...
--各地に存在する倭文神社を中心として行われていた「倭文神...
-1006年
--「客星」が世界中の様々な場所で発見される。倭文氏の記録...
-鎌倉・室町時代
--中世神道説の隆盛とともに一部の集団において『倭文祭文註...
--周縁部の祈祷師や呪術師の間で、祈祷書として『倭文祭文註...
-江戸中期
--国学の隆盛とともに「倭文神道」もその研究の対象とされる...
--現代にちゃんと伝わっている研究書は平川洋堅の『本朝星神...
-幕末
--幕府が保管していた『倭文祭文註抄集成』を英国国教会の牧...
-明治・大正時代
--国家による神道の教学の見直しなどが進められていく中で、...
--『倭文祭文註抄集成』の原本を政府が所有しているとの噂が...
--第一次世界大戦中、『倭文祭文註抄集成』の写本の一部が盗...
-戦前・戦中
--日中戦争、太平洋戦争が勃発。日本の戦艦が、謎の海賊集団...
--この時期より、全世界の一部のオカルティスト達が、『ネク...
--日本の茨城県北部の寒村で、『倭文祭文註抄集成』写本を用...
-戦後
--戦後、GHQは占領を行うと同時に、日本の古文献をひそかに集...
--戦後しばらく経ってから『倭文祭文註抄集成』や「倭文神道...
--オカルト雑誌やオカルティストの間で、『倭文祭文註抄集成...
--しかし、オカルティストの間では今なお熱心に取り上げられ...
-21世紀初頭、世界変容後
--世界の変容後、《魔術》は現実のものとして認められた。そ...
--『倭文祭文註抄集成』も同様であったが、その原書は失われ...
--しかし、異界の「門」の出現により、その原書が異界より持...
--%%現在、この魔導書は常世学園図書館の禁書庫にあるといわ...
---2年以上前に何者かに持ち去られている。
--不完全な写本などは普通の図書館でも見ることができる。
**諸本 [#l36be89c]
倭文朝惟直筆の原本は現存していない。~
現存している写本は下記のものがある。~
-真福寺本(ほぼ完全な状態に近いとされるも、21世紀初頭の混...
-大甕神社本(祝詞、祭文の箇所に欠落、誤写あり)
-静神社本(儀式についての記述のみ現存)
-神祇伯白川家本(ほかの写本とは古伝承の部分が大幅に異なっ...
-倭文神社本(完全な状態の写本だったが、昭和30年に盗難に遭...
**参考文献 [#n434fa44]
-倭文朝惟『倭文祭文註抄集成』(『神道大系 古典註釈編9』...
-河野省二「『倭文祭文註抄集成』における天津甕星考」 『國...
-平川洋堅『本朝星神考』
-本居永華『星と機織』
-石川国広「茨城県北部に於ける星迎え行事について」 『郷土...
**その実態 [#e79df4be]
上記の記述や研究などは表向きのものであり、『倭文祭文註抄...
その実態は、彼のネクロノミコンの原本であるアル・アジフ、...
日本の古伝承などとも合わさり大きく姿を変えてはいるものの...
この書物は日本に元々存在していた「旧神」たる天津神・国津...
さらに古来より伝わる秘術や神事、神宝などについても記され...
倭文氏は「蕃神」天津甕星を倒した「倭文神」の子孫であり、...
どのようにして倭文朝惟が『アル・アジフ』を知り、それを本...
終了行:
[[PC/生徒/橿原眞人]]
*《倭文祭文註抄集成》という書物について [#ve3bf31f]
**読み [#j1474a3a]
「しとりさいもんちゅうしょうしゅうせい」と読む。倭文氏の...
**内容 [#abdc89f4]
古代氏族の一つである倭文氏が祭祀において用いた祭文、さら...
織物に関わる職業集団である倭文部を統率していた倭文氏が用...
倭文氏が倭文部と共に全国に広がって行った際に、祖神である...
西暦900年後ごろの成立したと後世の平田派の国学者、平川洋堅...
著者は常陸国に住んでいた倭文朝惟(生没年不明)と巻末に署...
編纂された目的としては、失われつつある自らの氏族の伝承の...
異端の書物として、発表当時はほとんど顧みられなかったよう...
~
正確な成立年代など不明な点などが多い倭文祭文註抄集成だが...
その理由としては、本書に記された祭文や祝詞、古代伝承の特...
『古事記』や『日本書紀』、『風土記』に記されていない伝承...
この星神については日本書紀でも本書、一書ともに数行ほどし...
倭文氏の祝詞や祭文の内容を見てみると、『古事記』などに載...
さらに天津甕星の子孫が東国に天下ったとする「天孫降臨」の...
いわゆる神代文字についても記されており、この神代文字は本...
ほかにも『阿波国風土記』や『常陸国風土記』などからの引用...
倭文氏に伝わる鎮魂法などの秘術、天津甕星から倭文神が奪い...
この内容の特異性により一時的に注目は浴びたものの、その突...
幕府の『倭文祭文註抄集成』に対する発禁処分も受けて、『倭...
~
現在でも基本的に「偽書」とされ史料的価値、神道文献として...
奇書としてオカルト系の雑誌で扱われることはあるも、顧みら...
本書については、かつて國學院雑誌に投稿された河野省二の論...
河野氏はこの論文において、本書の内容と平安前期に天台宗の...
上述した平川洋堅も、『本朝星神考』にて『文祭文註抄集成』...
本書についての研究は少なく、依然謎の書物と言える。~
オカルト系の雑誌の一部で中東の魔術書との関係が取りざたさ...
――ここまでは、21世紀初頭の世界の変容以前の情報となる。~
**成立と受容 [#e581fe69]
-950年前後
--倭文朝惟によって編纂される。(平川洋堅『本朝星神考』に...
-1000年前後
--一部の貴族や神官のなかで話題になるも、あまりに突飛な発...
--各地に存在する倭文神社を中心として行われていた「倭文神...
-1006年
--「客星」が世界中の様々な場所で発見される。倭文氏の記録...
-鎌倉・室町時代
--中世神道説の隆盛とともに一部の集団において『倭文祭文註...
--周縁部の祈祷師や呪術師の間で、祈祷書として『倭文祭文註...
-江戸中期
--国学の隆盛とともに「倭文神道」もその研究の対象とされる...
--現代にちゃんと伝わっている研究書は平川洋堅の『本朝星神...
-幕末
--幕府が保管していた『倭文祭文註抄集成』を英国国教会の牧...
-明治・大正時代
--国家による神道の教学の見直しなどが進められていく中で、...
--『倭文祭文註抄集成』の原本を政府が所有しているとの噂が...
--第一次世界大戦中、『倭文祭文註抄集成』の写本の一部が盗...
-戦前・戦中
--日中戦争、太平洋戦争が勃発。日本の戦艦が、謎の海賊集団...
--この時期より、全世界の一部のオカルティスト達が、『ネク...
--日本の茨城県北部の寒村で、『倭文祭文註抄集成』写本を用...
-戦後
--戦後、GHQは占領を行うと同時に、日本の古文献をひそかに集...
--戦後しばらく経ってから『倭文祭文註抄集成』や「倭文神道...
--オカルト雑誌やオカルティストの間で、『倭文祭文註抄集成...
--しかし、オカルティストの間では今なお熱心に取り上げられ...
-21世紀初頭、世界変容後
--世界の変容後、《魔術》は現実のものとして認められた。そ...
--『倭文祭文註抄集成』も同様であったが、その原書は失われ...
--しかし、異界の「門」の出現により、その原書が異界より持...
--%%現在、この魔導書は常世学園図書館の禁書庫にあるといわ...
---2年以上前に何者かに持ち去られている。
--不完全な写本などは普通の図書館でも見ることができる。
**諸本 [#l36be89c]
倭文朝惟直筆の原本は現存していない。~
現存している写本は下記のものがある。~
-真福寺本(ほぼ完全な状態に近いとされるも、21世紀初頭の混...
-大甕神社本(祝詞、祭文の箇所に欠落、誤写あり)
-静神社本(儀式についての記述のみ現存)
-神祇伯白川家本(ほかの写本とは古伝承の部分が大幅に異なっ...
-倭文神社本(完全な状態の写本だったが、昭和30年に盗難に遭...
**参考文献 [#n434fa44]
-倭文朝惟『倭文祭文註抄集成』(『神道大系 古典註釈編9』...
-河野省二「『倭文祭文註抄集成』における天津甕星考」 『國...
-平川洋堅『本朝星神考』
-本居永華『星と機織』
-石川国広「茨城県北部に於ける星迎え行事について」 『郷土...
**その実態 [#e79df4be]
上記の記述や研究などは表向きのものであり、『倭文祭文註抄...
その実態は、彼のネクロノミコンの原本であるアル・アジフ、...
日本の古伝承などとも合わさり大きく姿を変えてはいるものの...
この書物は日本に元々存在していた「旧神」たる天津神・国津...
さらに古来より伝わる秘術や神事、神宝などについても記され...
倭文氏は「蕃神」天津甕星を倒した「倭文神」の子孫であり、...
どのようにして倭文朝惟が『アル・アジフ』を知り、それを本...
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