2020/09/02 のログ
ご案内:「カラオケ「まぬるねこ」パーティールーム」に織機 雪兎さんが現れました。
ご案内:「カラオケ「まぬるねこ」パーティールーム」に園刃 華霧さんが現れました。
織機 雪兎 >  
「おー広い!うまほー!」

パーティールームの扉を開けて中に入れば、机に並んだ揚げ物の大皿。
大画面ではカラオケの情報番組みたいな動画がエンドレスで流れ続けている。
とりあえずフロントに繋がる電話のそばに座り、とりあえずからあげをパクリ。
うまい。

「もぐもごもごーもぐむしゃもぐぅ?」

なにをいっているのかさっぱりわからない。

ご案内:「カラオケ「まぬるねこ」パーティールーム」にレイチェルさんが現れました。
ご案内:「カラオケ「まぬるねこ」パーティールーム」に神代理央さんが現れました。
園刃 華霧 >  
「……」

ちょっと色々考えるところはあったけれども、同居人の後押しもあり
快気祝いのパーティー、とやらに行くことにした。

当の本人は「やめておくよ」と言って荷物だけ押し付けてきたのだけれど。


「……デカイな?」

入った部屋は想ったよりも広かった。
一体ゆっきーはどれだけ人呼んだんだろうな?

「お、メシだ」

からあげを、もしゃ……っとかじった。

織機 雪兎 >  
ちなみに。
声をかけた面子はSNSの風紀グループチャットへ「レイチェル先輩の快気祝いします! 会費は一人4500円税別!」とぶん投げてあるので誰が来るかは自身もわかっていない!
多分20人は超えないとは思っているが、彼女の人望があるからもしかしたらワンチャン20人超えるかもしれない。

レイチェル >  
「……」

カラオケルームの前で、少しだけ立ち止まるレイチェル。
この扉の向こうに、皆が待っているのだろうけれど。
どんな顔をして会えばいいのか、などと少し思い悩んで。
考える所は色々あった。

けれど。

扉の向こうから聞こえてきた声に、そんな思いはひとまず
消え去った。

――。
――。
――。

カラオケルームの扉を開けて、右手を軽く挙げながら、
よ、と声に出して入っていく。いつも通りの挨拶である。

「って、広ぇなー! マジで……しかも、食べ物もすげぇ……」

見れば、からあげを貪っている先客が二人。
思わず笑みが零れたレイチェルは、からあげの置かれている
ところへすすす、と進んでいき。

「今日は、ありがとな。色々心配させちゃって、ごめんな」

まずは何よりも伝えたいことをその場に居る皆に、伝える。

神代理央 >  
事務処理と打ち合わせと事務処理を終えて。
頼れる?同僚である織機に誘われたラムレイ先輩の快気祝い。
尊敬する先輩の快気祝いとあっては、是非参加させて貰おうと足を運んだ次第。

「…本当に広いな。何人くらい入る部屋なんだ?ここ」

恐る恐る入室し、部屋の広さに目を丸くしながら。
隅っこにちょこんと腰掛けると、取り敢えずお冷を一口。
初手唐揚げは、実は食が細い少年にはちょっと重い。

織機 雪兎 >  
「んー! ちぇるるん先輩! 退院おめでとーございます!!」

入ってきた今日の主役に満面の笑みを浮かべて。
鞄から取り出した襷――「本日の主役」と書かれている――を、これをどーぞと差し出して。

「かぎりんもりおりんもいらっしゃーい。てきとーに座っちゃってー。あ、ちぇるるん先輩は真ん中にどーぞ」

そうしてみなに座るように促して。
一応幹事らしいことをしておこう。

ご案内:「カラオケ「まぬるねこ」パーティールーム」に伊都波 凛霞さんが現れました。
園刃 華霧 >  
「……っと」

あ、主役がきた……んー……ちょっと気まずい。
気まずいけれど、せっかくきたのだし……


「ヨ。退院おめでと」

へらっと笑ってレイチェルにアイサツ。
まあ前に起きた時に話はしたし、こんなもので


「オー、ゆっきー、了解だ」

というわけで、適当に座り込む

ご案内:「カラオケ「まぬるねこ」パーティールーム」にキッドさんが現れました。
伊都波 凛霞 >  
「………」

レイチェルがカラオケルームの中へと入っていくのを見届けて、その少女はすっと現れる
ルームの入り口前で、はぁー、と大きくため息を付いて、やや浮かない顔

それもそのはず
彼女が入院することになったのは主に自分のせいである
手放しに退院おめでとうございます、なんて笑顔で入っていけるわけがない

誘われてやってきてみたはいいけれど、どうしようかなと部屋の前で佇むのであった

ご案内:「カラオケ「まぬるねこ」パーティールーム」に持流 童男さんが現れました。
神代理央 >  
「あ、退院おめでとうございます。ラムレイ先輩。御元気そうでなによりです」

部屋に現れた『本日の主役』にぺこりと頭を下げる。
堅苦し過ぎるかな、と思わなくもないが、此処は真面目な後輩のイメージを強く守っていきたい。

「先輩は何時も心配する側なんですから。皆で先輩の事を心配させて下さいよ。偶には後輩を頼ってくれても良いじゃないですか、先輩?」

キッド >  
カラオケ。思えば生きてるうちにこういう場所に来たことは無かったな。
こういう浮ついた場所は"趣味"じゃない。
だが、彼女の後押しと、信頼する先輩の退院祝いとも成れば、顔を出すのも義理やもしれない。
白い煙を吐きだしながら、部屋の向かう矢先に止まった別の先輩。
何となく浮かない顔の理由はわかる。報告書では、彼女が一因の一つではある。
が、此処は強引にいかせてもらおう。

「よぉ、凛霞先輩。浮かない顔してる所悪いが、つっかえるぜ?ホラ」

そう言う言いながら後ろからかるーく押して、カラオケルームに共に入ろうと試みる。

織機 雪兎 >  
「あ、ドリンクはグラス交換制なので、二杯目からは僕んとこにグラス持ってきて欲しいもの言ってくださいねー。とりあえず一杯目どうしますー??」

メモとペンを手に、皆にドリンクを何にするか尋ねる。
祝いの場ではあるがお酒は成人した人のみだ。
この間のように無礼講と言うわけではないのだから。
夏休みが終わって新学期も始まったのだ、節度はわきまえないとな?

夏休みの課題?
アイツはこれからの戦いについて来られそうにないから置いてきた。

レイチェル >  
「おっ、ありがとな~、雪兎! ……って何だこりゃ」

満面の笑みには、精一杯の『元気だぞ』というメッセージを込めて
笑顔を送るのであるが。手渡された如何にもな襷を見て、え、と
一瞬フリーズしてしまうレイチェル。

普段ならば、こんなものは呆れた顔を向けて突き返すのだけども。

――せっかく用意してくれたんだもんな。

「ありがとよ」

雪兎から受け取った襷を、よいしょと肩にかけて。
にこっと笑ってみせた。似合うかー、なんてピースして見せつつ。



そして、華霧。
つい最近、大好きだのずっと一緒に居たいだの、お前の好きな気持ちは
誰にも負けないだのと、想いを伝えたばかりなのだ。
病室であの告白をしてから、会っていなかったものだから、
それはもうレイチェルとしても、顔を合わせ辛い気持ちがない訳では
なかった。が。

「おう。華霧も来てくれて、ありがと」

その笑顔も声も、自然体で。
へらっとした笑いには、軽く。
レイチェルはへらっとした笑いを返すのだった。

そして。

「理央……ありがとな。嬉しいよ、純粋にさ。
 これからは、ああ……支えるだけじゃなくて、
 皆に、頼らせて貰うから」

先輩のことを心配させて下さいと、そんな温かな言葉をかけてくれる
後輩に、レイチェルは思わず嬉しくなって、純粋な笑みを向ける。

持流 童男 > レイチェル殿が、退院したと聞きここに来てみたけど
ドアの前で、たたずんでいる凛霞殿を見て

「どうしたでござるか、凛霞殿。」

そう言いかけてから前にいたキッド殿が軽く押すのを見て、
一旦後ろに下がる。こんなキモオタより、キッド殿のようなイケメンのほうが、勇気づけてくれるでござろうし、二人が入った時に、某は、その3分後に入ろう。

そう思いながら、二人が入るのを、気配を隠して角から見つめている。

レイチェル >  
「オレ、ジンジャーエールで」

雪兎の声には手を挙げて、そう返す。
病院食はなんとも寂しいものだったから、思いっきり唐揚げを食べて、
それを炭酸で流し込みたいなと、レイチェルはそう思ったのだった。


――そういや、凛霞。来ないのかな。

あの日、意識を失う直前に自分に寄り添ってくれていた後輩の顔を思い出す。

伊都波 凛霞 >  
「…あ、キッドくん…? ご、ごめん、邪魔だよね。先に──」

お先にどうぞ、と退こうとして…、背を押された

もちろん抵抗しようとすればできたけれど
そのひと押しは、少しの勇気を振り絞るのにはちょうどよかった

「…うん。入ろっか。童男クンも早くいこ」

気配を消して隠れているつもりなのであろう角の彼に声をかけ、カラオケルームへと踏み入った

「おまたせ、みんな…と、レイチェルさんも……」

──いざ彼女と顔を合わせてしまえば、やや罰が悪そうな感じにになってはしまうが

織機 雪兎 >  
「そりゃ今日の主役ですから!! あとゆっきーで良いですって」

わざわざこのために来る途中の百均で買ってきた。
変な襷だが、付けてくれる先輩の優しさに感謝。

「よっ、本日の主役!」

なんて言ってやいのやいのとはやし立てて見せる。

園刃 華霧 >  
「よ、りおちーも隅っこに居ないでもっと寄ってこいよ……ああ、そうだ。」

こそっとにじり寄って耳元で

(今度、報告書……寄越せ、な?)

一言ささやいて、離れていく。


「本日の主役?」

そして、レイチェルのタスキに気づき……
思わず、ケラケラ笑う。


「ヨッ、主役ー!」

っていうか、他の連中来ないのか?

ご案内:「カラオケ「まぬるねこ」パーティールーム」に池垣 あくるさんが現れました。
織機 雪兎 >  
「ふぉおおおおおおああああああああああああ!! リン先輩いいいいいいいいいいいい!!」

机の上で悶える。
なんかばつの悪そうな憂いのある表情の彼女も美しい。
明日もきっと美しい。
悶えながらメモに自分の分のコーラと、レイチェル先輩の分のジンジャーエールを記入。

「あっこないだの……えっと名前なんだっけ」

リン先輩と一緒に入ってきたこの少年。
そう言えば名前を聞いていなかった気がする。
とりあえず彼に名前と、二人に飲み物を聞いてみる。

キッド >  
「……主役は、待たせるモンじゃないぜ?レイチェル先輩も、アンタを待ってるさ」

根拠はないけど、友達なんてそんなものだろう。
フ、と気取ったように笑みを浮かべ、キャップを目深にかぶってみせた。
コイツは貸しだぜ、と言わんばかりに凛霞へと軽く手を振りお部屋の隅へ。

「相変わらず騒がしい連中だな……レイチェル先輩、御退院おめでとう。
 おかげで、書類とにらめっこする日は終わりだな」

なんて言いながら、キャップの奥は心底安心した視線だ。
女性が多いので肩身が狭い、当然位置は理央君の隣に腰を下ろした。

「よぉ、坊ちゃん。暗い顔してどうかしたか?」

神代理央 >  
「ん、ありがとう。そうだな……アイスココア、御願いしても良いかな?」

ドリンクのオーダーを取ってくれる織機の言葉に、小さく手を上げて、礼と共に注文を伝えよう。

「…フフ、そうして頂けると何よりです。頼りない後輩かもしれませんが、先輩が少しでも楽出来る様に、此れからも頑張らせて頂きますので。だから先輩も、無理しちゃいけませんよ?」

笑みを浮かべるレイチェルに、此方も穏やかな笑みで応えようか。
其処には、普段の尊大な態度も高慢な言葉遣いも感じられず、純粋に先輩を尊敬し、心配する後輩としての態度が現れているだろうか。

池垣 あくる > 「…………」

来てしまった。
様々な気持ちに抗えず来てしまったが……本日の主賓とは、面識はない。
なんならこの中の人間大半と面識がない。
しかし、そういう時握りしめて心を落ち着けるための槍を今日は持ってきていない。

「どう……しましょう……」

部屋の前で、もだもだうろうろとしてしまう。

園刃 華霧 >  
「っと、リンリン!
 あと、あー……ジェーくん。おひさ」

すっかり呼び方を固定してしまった。
まあクソガキ、よりはよっぽどよかろう。

……あ、此処に知らせちゃいけなさそうな人間が居るような気もするけれどまあ、いいや。

キッド >  
「俺の名前、か。……俺の名前もいいが、水を差すようで悪いが
 アンタ等ちゃんと遊べる身分か?宿題、終わってない奴はまさか、いないだろうとは思うがね……」

「当然、俺は終わらせた」

キッドの根っこは生真面目なので当然である。
学生の性分はちゃんと果たす。
煙草の煙を軽く吸って……

キッド > 「ブッ!?」

思い切り煙を吐きだした。

持流 童男 > うぅ・・と思いながらも角から出てきつつも、あえて3歩の間隔をあけて入る。
ていうか気配を隠してるのに見つけるこの子、やっぱり強いでござるなって思いながらもおどおどしながら、
入った瞬間に目立たない角のほうに入ってから凛霞殿に、何かを言いかけるが、言わない。これを言うのはレイチェル殿だ。

そう思いながら、すっと気配を消す。角の目立たないほうにいる。
そして部屋の前にいる気配を感じてすっと扉を開けて一旦出てから
見た目、清楚な少女、あくるさんの前に出ようとする。

キッド >  
「ゲホッ…!テメ…華霧…!?いきなりそれで呼ぶな……!」

そりゃもう彼女だけが呼んでくれる名前だから効果てきめん。
僅かに紅潮した頬を横に振り、華霧を睨んで溜息一つ。

「……まぁ、久しぶり。元気そうなら何よりだ、華霧」

織機 雪兎 >  
「課題? あいつは今日の戦いにはついて来られないから置いてきた」

遠い眼をしながら。
ちなみに結局英語と感想文と物理と歴史と現代社会は終わらなかったので先生に土下座してまで期限を一週間延ばしてもらった。
手はまだ付けていない。

「んで、ジェーくんとオタパイセンとかぎりんは飲み物何にする?」

そうしてメモにアイスココアと記入し、まだ飲み物を聞いていない人に尋ねていく。

池垣 あくる > 「あっ」

回避失敗。
うんうんもだもだうろうろぐだぐだしてしまっていたため、気配の察知に失敗する。
つまり、武人としてのセンサーが鈍っていたため、目の前にでた彼にびっくりする。

「あ、え、えっと……あう、や、槍、槍……」

目の前に出てきた理由がわからず、慌てて槍を呼び出す符を取り出すも、そこからどうしようどうしようと硬直してしまっている。

レイチェル >  
「……よっ、凛霞! ほんと、色々とごめんな。
 もうすっかり元気だからさ! またよろしく頼むぜ!」

扉の向こうから入ってきた後輩を見れば、元気に手を振る。
案の定、彼女の顔は曇っていた。
ならば、先輩としてせめて元気だという所を精一杯見せなければと、
レイチェルは思った。だから、胸の前でぐっと拳を握って、そう
伝えたのだった。


「おう! ありがとよ、キッド。
 お前、オレが居ない間に頑張ってくれてたみたいじゃねぇか。
 しっかり聞いてるからさ、ほんとありがとな」

申し訳無さそうに、そう口にする。
彼とは少し前に長らく語ったばかりだ。
彼も元気そうで、何よりだとレイチェルは思っていた。


「おう、もう無茶はしねぇさ。理央も皆も、頼りにしてるぜ」

――ああ、温かいな。

この人達が居たからこそ、自分はここに戻って来られたのだ、と。
レイチェルは周りを見渡しながら、口元を緩ませた。

織機 雪兎 >  
「ん、新しい人ー? おいでおいで、コワクナイヨー」

童男くんが開けた扉の外。
生憎扉のすぐ隣の席に座っているのですぐ気付く。
おいでおいでと手招き。

レイチェル >  
「……ジェー君?」

ふと、その名前を聞けば、察してしまって。
あはは、とじっとりとした目を華霧とキッドに向けて、
笑うレイチェルであった。

「童男も、そんな隠れてないで出てきてくれよ。
 来てくれたの、嬉しいぜ、ほんと」

そう言って、隅の方に居る男にも呼びかける。

神代理央 >  
「…あ、伊都波先輩。御疲れ様です。お先に始めさせて貰ってます」

入室した凛霞に軽く手を上げて、先ずは挨拶から。
彼女には、此方も色々と迷惑をかけてしまった。改めてお礼とお詫びをしたいところではあるが。

「…む、こういう場で余り真ん中に行くのは――」

と、首を振ろうとして、囁かれた言葉には少し真面目な顔をして。
分かった、と言わんばかりにこくりと頷くのだろう。

「…暗い顔は余計だ。全く。別にどうもしない…とは言わんが、まあ祝いの席だ。気にせず、楽しもうじゃないか」

隣に腰掛けたキッドに小さく苦笑いを浮かべると、肩を竦めて唐揚げの皿を差し出すだろうか。

持流 童男 > 「大丈夫でござる。あくる殿、落ち着いて
何をすればいいか、どうすればいいかわからないんでござろ。」

そう柔和に笑いかけつつも苦笑をする。
そして槍を取り出そうとしてるならば

「大丈夫でござる。ここの人たちは、温かいでござるよ。あくるどの」

そう笑っていう

園刃 華霧 >  
「飲み物、かー……ン―……ソーダフロート」

ゆっきーに飲み物を聞かれた。そういや言ってなかったな……
とりあえず、雑に目についたものを頼む。


「ひひ、お互い元気ナらな二より。」

ニタニタ笑いつつ、ジェー君に手をふる。
 

伊都波 凛霞 >  
──元気に挨拶を向けてくれる先輩に、やや胸が痛む。と、同時に、助けられた

「ほんとですよ、もう
 爆薬に突っ込んでいくなんて、もう少しリスク回避してください」

苦笑しながら、そう返して…

「退院、おめでとうございます。…みんな待ってましたよ」

そう言って、賑やかな…集まった面々へと視線を巡らせるのだ

キッド >  
「俺をその名で……!……チッ、まァ、好きにしな……」

余り呼ばれたくはないのは本音だが、それに目くじら立てる程じゃない。
少なくとも、温泉に来た時よりは、"心にゆとりがある"。

「俺の飲み物はミックスジュース……ア?おいおい、終わってないのに開いたのか?順序じゃ逆だぜ……」

凄い呆れている!

神代理央 >  
「持流も久し振りだな。…というか、何でそんな隅っこにいるんだ?」

初手隅っこは己も似た様なものだが。
不思議そうに首を傾げながら彼に尋ねるだろうか。


「ん、池垣じゃないか。お前も来たんだな。……あと、何をそんなに慌てているんだ?適当な所に座ればよかろう」

あうあう、と言葉を濁している池垣に、苦笑いを浮かべながら声を投げかけるだろうか。

伊都波 凛霞 >  
「かぎりんも、理央くんも、お疲れ様です。みんな」

普段から風紀の仕事に勤しむみんなに労いの言葉を投げながら…
さて、レイチェルさんの隣にはかぎりんを座らせてあげたい気持ち
ならば自分はその更に隣に…空いてるかな?腰掛けてみよう

「あ…私もジンジャエールにしようかな…」

とゆっきーに告げて

池垣 あくる > 「……目敏いのですね」

ふぅ、と息を吐く。
自分の葛藤はお見通しというわけだ。
……わかりやすいのかもしれないけど。と考えつつ。

「――わかりました。ええ、中からも、お声掛けいただいておりますし」

ぺこり、と頭を下げる。
そして、少し硬い歩行でカラオケルームに入り。

「……風紀委員、新入生。池垣あくると申します。この度は、先輩となる方の快復の報を聞き、お慶び申し上げに参りました。初見の身ながら押しかける無礼をお許しくださいな」

礼儀正しく。必要以上に堅く、礼をする。
そこには、彼女の緊張、葛藤、そして出来る限り外れないように、礼を損なわないように……という思いと、その空回りがうかがえるだろう。

織機 雪兎 >  
ソーダフロートとミックスジュースとジンジャーエールをもう一つ。
メモに書き入れる。

「逆ではないッ! 課題をやらなきゃあいけないからこそッ!! こうやってやらない理由を作ったのだッ!!」

バァーン!!と言う謎の擬音が飛び出てきそうなポーズ。

「覚悟とはッ! 暗闇の荒野に進むべき道を切り開くことだッ!!」

明らかに進む道を間違っている。

キッド >  
「こう言うのも、後輩の務めさ。詳しい話はあとで聞くが
 体にたたってるなら、無理するモンじゃないぜ?先輩」

全くと、呆れたように言ってのけるが本当に元気そうだ。
レイチェルの様子に一抹の不安、杞憂を覚えるも
そう言う場でなければ口元は笑みを浮かべているが
すぐにへの字へと変わる。

「アーアー!好きにしろよ、ジェー君でも何でも。彼女からそう呼ばれてんだよ!」

半分ヤケクソだ!

持流 童男 > 神代さんに笑いかける、

「いやー!みんな、美男美女でござるから!つい角のほうに、いたかったんでござるよー!くぅー!みんなまぶしいでござる!」
そう、冗談めかして笑いかける。
そう笑いながらも、笑って、

「そういえば、神代殿!ゲーセン今度空いてる日があったら行かないかでござるか?」
そう笑っていった。

織機 雪兎 >  
「新入生? へぇー。僕織機雪兎。二年生だから先輩だね! ゆっきーって気軽に呼んで頼ってくれよな!」

きらーんと満面の笑みで自己紹介。
好きなところに座ってどうぞ、あと飲み物何にする?と新入生だと言う彼女を椅子へ促そう。

キッド >  
「アンタは大体仏頂面か、浮かない顔しかしてないと思うがね、坊ちゃん
 フ、もうちょっとウエスタンなものが食べたいがね……」

そう言いつつ理央の差し出した唐揚げを一つまみ。
ジャンクな味が口に広がる、嫌いではない。

「目を離すとどっか行ってそうだからな。……こういう場所に顔を出せる様で何よりだ」

心配していないわけではなかった。
華霧の事も、安心した。勿論表情は悟られないようにキャップは目深にかぶったままだ。

キッド >  
フゥー、と白い煙を吐きだせば煙草を備え付けの灰皿に潰した。
トン、と宙を叩けば浮かび上がるホログラムモニター。

キッド > 「知ってますか、雪兎先輩。カラオケルームって余計な音入らないから、勉強にもってこいなんですよ……」

圧を感じる……!

織機 雪兎 >  
「カラオケにきて???勉強????何を言っているんだいジェーくん???」

首を傾げて見せて、

伊都波 凛霞 >  
「あれ、池垣さんだ。風紀委員に入ったの?」

へえー、と、意外そうな顔
彼女の実力は身を持って知っているけれど、所謂群れるタイプには思えなかったので少々驚いたのだった

「あ、理央くんも大変だったねえ。そっちも元気になったようで何より」

少し離れた位置にいるのであろう彼にも小さく手を振って、声をかけた

織機 雪兎 >  
「カラオケは歌ったり遊んだりするところだよ??????」

負けず劣らずな圧。

園刃 華霧 >  
「ン、あァ。新人さン?
 アタシは、園刃華霧。二年……だと思う?
 よろシくな」

新人の……なんか、これも小動物属性持ってる気がするな?
あくるんにアイサツをしておく。


「お、ウェスタン? じゃあ、ポテトでも食っとけ!」

男どもにポテトの皿を放る


「ヤー……ゆっきー、ヤるなァ……
 そこに痺レる、憧レルっ!」

ひひひ、と笑う。

キッド > 「…………」
キッド > 「何でこの人風紀委員やってるんだ……?」

秩序を重んじる少年にとっては疑問しか浮かばなかった。
露骨に顔をしかめて、新しい煙草を咥えて火をつけた。
匂いもしない白い煙が室内に漂い始める。

神代理央 >  
「勿論。その分此方も先輩頼りにさせて貰いたいというか、頼りにせざるを得ないというか…。情けない話ですけどね…後で、仕事の話させて下さい……後でで構わないので…」

無茶をしない、と告げる彼女に、申し訳なさと必死さと苦笑いが入り混じった様な複雑な表情。
新入りの訓練スケジュールだの、文化祭や体育祭等の警備計画だの、相談したいことは色々ある……ある。


「……固い自己紹介だな。まあ、仕方ないと言えば仕方ないが…。
だが、そんなに緊張する事はない。何せこの退院祝いは、未だ課題を期限内に提出出来なかった阿呆が主催だ。肩肘張る方が、馬鹿々々しいというものだぞ?」

緊張した様子の池垣に、笑いながら首を傾げて見せるだろう。


「んー…そうだな。他の男子も誘って、空いている日があれば是非行きたいところだが」

と、笑みを浮かべる持流に言葉を返すだろう。
スケジュールの空き、あったかなと思い返しつつ。

キッド >  
「お、いいねポテト。摘まむにはもってこいだ」

ありがとよ、と華霧に適当に手を振った。
だが、やはりしかめっ面。

「おだてる所でもねェだろ、そこ。新人の手前、だらしない所見せるなよ……」

呆れと共に、白い煙を吐きだした。

レイチェル > 「いや、ほんとにな。無茶が過ぎた……でも、そうか。
 そうだな。皆、待っててくれた。本当にそれが、嬉しいよ」

待っててくれたから、応えられたのだ。
凛霞には、そう返す。
彼女とはいずれ、1対1で話をする必要があるだろう。

「お前もほんと、頼れる後輩だな。しかしそっか、ジェー君……
 ジェー君ねぇ……良いじゃねぇか。
 ま、彼女とは仲良くやんなよ。応援してるぜ」

ふぅん、とキッドの方を見やって、珍しく少しだけ悪戯っぽい笑みを
浮かべるレイチェルであったが、言葉の終わりには、からっとした
笑いを。


そして、池垣。
知らぬ顔だったが、この場に来てくれただけでそれはとても
嬉しいことだった。そして自己紹介を聞けば、レイチェルは頷く。
なるほど、新入生か、と。

「お前も、来てくれてありがとな。
 なに、そんなかっちこちにならなくても大丈夫だから、ゆっくり
 していこうぜ。せっかく風紀の皆がこれだけ集まったんだから、
 ほら。新しい縁を作る交流、してこうぜ」

そう言って、後輩には穏やかな口調で声をかける。


そしてせっかくの料理だと、あれこれつまむのであった。

池垣 あくる > 「あ、あうあう……ええとその、そこの神代先輩から、勧誘を、受けまして……」

凛霞を見れば、おろおろと挙動不審になる。
なんせ襲い掛かった相手だ。さすがに気まずさを感じる程度の情緒は持ち合わせている。それは先ほどの童男もだが。

「――貴女の言う強さ、私も知りたくなりました。どうやら、私は本当に、何も知らないまま、槍に縋ってきたようですから。ですから、その……よろしくお願いいたします、伊都波先輩」

おろおろしつつも、ぺこりと頭を下げて。

「そ、そう言われましても……私は、元々風紀の敵でしたわけで……気まずさは、流石に……」

おろおろ。理央の言葉には動揺を消せずに。
知られてない相手には気楽ではあるが、資料で知っている相手もいるであろうから、緊張もひとしおである。

神代理央 >  
「偶には、心からの笑顔を浮かべてみたいものだがね。そういうお前は、何というか………うん…?ちょっと、丸くなったというか、穏やかになったというか…?」

ジェーくん、という呼ばれ方も気になるが。
己の感じた違和感を、素直に其の侭言葉にしてしまうだろうか。


「おかげさまで。伊都波先輩には、色々と御迷惑をおかけしました…。黒い灰被り姫、でしたっけ。二つ名と勇名は聞き及んでいますよ」

自分が前線に立てない間、彼女が前線を張ってくれていたのは資料で良く知っている。
だからこそ、少し申し訳なさそうに。それでいて、頼れる先輩に憧れるかの様な視線で、言葉を返すだろうか。

伊都波 凛霞 >  
「ゆっきーもしかして夏季休暇中の課題終わってないの…?」

えー…とやや呆れ顔
風紀委員たるもの一般生徒の規範となるべき学生生活をー、なんて思っている自分からすればゆるい彼女はなんとも不思議な存在である

そして再びレイチェルへと顔を向けて

「留守の間のことはご心配なく。こう見えても頼りになる後輩だってところ、見せれたつもりですから」

彼女のデスクに書類が溜まっていることもなく、抜けた穴で何か不備が起こってもいない
安心して戻ってこれる環境を、整えていたのだ

「だから今日は、存分に楽しみましょう」

ようやく自然に笑えた笑顔で、そう言うのだった

織機 雪兎 >  
ぎっくぅ。
憧れの先輩からの言葉に冷や汗を垂らす。

「えーやー、まー、なんていうかその、ロスタイムを申請しておりまして、そのぉ……」

詰まるところがやっていないと言うことである。

キッド >  
「ただ真面目に職務もこなしてるだけさ、風紀委員として、な」

所属する以上はそれなりの義理を通すというものだ。
学生身分である以上、やれることはやっておかなければいけない。
その真面目さが、"少年"を追い込んでしまったのは皮肉でしかないが。

「……まぁ、なんだ。どーも……」

照れくさそうにレイチェルを一瞥し、溜息を吐いた。
そんなに広まるのかね、この噂…。

園刃 華霧 >  
「……」

ちらっと童男を見るがすぐに視線を外す。


「ァッ」

りおちーがストレートに切り込んでしまったのに小さな声をあげる。
オイオイオイ、アイツ死んだわ……

というか、もうちょっと情緒と言うか……
なんだろう、攻め方ってものがあるだろう。

伊都波 凛霞 >  
礼儀正しく向上を述べ、頭を垂れる池垣あくる
彼女の言う、強さが同じ環境で見えてくるものかどうかはわからないが…

「そっか。知らない場所知らない経験はきっと何かしらのプラスにはなるよ。
 この島の風紀の維持のために、お互い頑張ろうね」

そう言って、にっこりと笑顔を向けた

持流 童男 > 「それならばよかったでござる。ほかの子も呼んで遊ぼうでござろう」
そう神代さんに笑ってから、後ろに数歩さがって角のほうにいる。

「あくる殿は、強い子でござるな。それでも、ここに自分の足でこれたのでござるから。良きことでござるよ。」
そう少しだけ、素直に笑って。ポテトをかじるだろう。
コミュ障だ!!!

「レイチェル殿も、無事で何よりでござる。何事もなくてよかったでござるよ。」

そう笑う。

伊都波 凛霞 >  
「──………」

ピシッ

黒い灰被り姫の名前が出た途端、表情が凍る
にこやかな笑顔が固まり、ゆっくりとその視線を理央から外していく

「あれはー……人違い…じゃ、ないかな………」

キッド >  
「……色々あったさ、色々な」

本当に色々あった。
だからこそ、此処で話すのは相応しくない。
白い煙と共に、文字通りに煙に巻くように理央に対してそう言った。

「……で、そこの新人は風紀の"元"敵、ねぇ。へぇ……まぁ、いいさ。
 俺ァキッド、ろくでなしのクソガキキッド、さ。宜しくな、新人」

あくるは適当にご挨拶。

キッド > 「…………」

スパァー、と白い煙を吐きだして適当にマイクを拾い上げて、ぽい、と凛霞へと投げ渡した。

「後でもいいが、アンタが責任を感じてるなら、まずは"景気づけ"してもらわねェとな。なァ、坊ちゃんもそう思うだろう?」

そう言いながら強引に理央の肩を組みに行こうとする。
上手い具合に空気の流れを変えようとする気遣いだ!

池垣 あくる > 「ええ、とてもお強かったですよ。渾身の奥義、まるで通じませんでしたから」

黒い灰被り姫なんて呼ばれておられるのですね、と驚きつつ。
(凛霞にとっては)残念ながら、記憶は消えていない。
奥義に関わることと理解しているため、その説明自体はしないが。しかし、敗れたことは素直に口にして。

「ええ、元敵です。何人も、風紀の方にも襲っておりましたから。
――ろくでなしのクソガキさん、ですか?いかにも風紀らしからぬ、ですが……」

キッドの言葉には、こてんと首を傾げる。

神代理央 >  
「……まあ、それはそれ。こうして無事に風紀に入れたのだから、過去の事を気にし過ぎていても仕方あるまい。
忘れろとは言わぬが、これからの努力で過去を覆せば良い。まあ、だから……うん。今日は楽しめ、池垣」

緊張と動揺を隠さない池垣に穏やかな口調で言葉をかけつつ。
女性陣の固まる席をちょいちょいと指差して、座れば?と言いたげな視線。


「………そうなんですか?先輩が制圧した違反部活の捕縛者も、近くにいた目撃者からもそういう名前が出てますけど。
流石に人違いというのは…考えにくいと思うのですが…」

じー。視線を外した伊都波に視線を向けながら、怪訝そうな表情。
個人的には『黒い灰被り姫』カッコいいじゃんと思っているので、彼女が視線を逸らせる意味は一切察していない。

織機 雪兎 >  
「あっ、リン先輩歌うの!? 歌うの!?!?」

今が話題を逸らすチャンス。
ドサクサに紛れて話題を自分の課題から先輩の歌に変えてしまえ。

園刃 華霧 >  
「ゆっきー……」

あ、これ誤魔化しにかかったな?
と気がついたけれど、そこまでは言わない気遣い。
気遣い、大事だよね!

レイチェル >  
「……ゆっきー。課題はしっかりやっとけよ……?
 勉強に困ったら、質問くらいならいくらでも聞くからさ。
 いつでも連絡よこせよ。」

ゆっきーには呆れ顔を向けつつ、そう声をかける。
純粋に心配だったのだった。


「ああ、凛霞。そうだな、凛霞や、皆のおかげ様で心穏やかに、
 オレは安心して風紀に戻れるんだぜ」

そう、戻ることができた。現場の環境はもちろん。
ベッドの上で黒い夢の中に呑み込まれそうになった時、
皆の声に助けられたことを思い出していた。

「何事も……ああ、そうだな。
 何事もなかった、ってそう言えるくらい、
 後のことはきちんとやってみるさ」

童男の言葉にはそう口にして、穏やかに笑みを返すのだった。
まっすぐ過ぎる彼の言葉に、身体の内側に残る痛みも吹っ飛んで
しまうような気がした。


「……黒い、灰被り姫? なるほど、やはりそういうことか。
 資料には目を通してあるぜ」

理央の言葉に、凛霞の方をまじまじと見つつ、
そう言って目を閉じ、片手を腰をやるレイチェル。

織機 雪兎 >  
「えー……飲み物あとオタセンパイとくるりん?かな?」

とりあえずまだ飲み物を聞いていない人たちから注文する飲み物を聞き出し(確定ロール)、注文してしまおう(確定ロール)。
そうして飲み物が届けば、全員に飲み物がいきわたったことを確認し(確定ロール)、マイクを持って。

「とりあえず!! ちぇるるん先輩退院おめでとうございますと言うことで! 色々すっ飛ばして、乾杯!」

乾杯してしまおう(確定ロール)。

レイチェル >  
「お、せっかくカラオケだもんな。
 いいじゃねぇか、歌おうぜ!」

そうだ、この場を楽しまなきゃいけない。
いや、楽しみたい。
皆と一緒に、楽しみたいんだ。
この、大切な皆と、一緒に。


「……へへっ、凛霞が歌うならオレも歌っちまおっかな~!」

と、そんなことを言いつつ。

神代理央 >  
「ん?…ああ、そうだな。伊都波先輩が先陣を切ってくれれば、盛り上がる事間違いなしでしょうし、ぜひ、ぜひ」

肩を組まれたら大人と子供みたいな体格差だ。おのれ米帝。何だこの体格差。
とはいえ、彼の気遣いには素直に乗っておこうと。やんややんや、とまでは言わずとも、伊都波に期待の視線を向けておこうか。

レイチェル >  
「おう、乾杯~! ほんと、今日は皆……ありがとな!
 これからも、よろしく頼むぜ!」

手元のジンジャーエールを前に掲げて。
浮かべて周囲の一人ひとりの顔を見て、微笑みかけた。
そうしてグラスを皆の所へ元気よくぶつけていく。

園刃 華霧 >  
「ァァ……」

なんで、なんでコイツラ遠慮なくリンリンをぶっ刺しにかかってるんだろう……
いや、アタシも刺すつもりだったけれど。
流石に、これはない。


「と、かんぱーい!」

キッド > 「アンタは宿題やれよ……乾杯」

ミックスジュースの入ったグラスを気取った感じで上げて揺らした。

持流 童男 > 「かんぱーーーーーい!!!!!」

そう乾杯する。グラスをみんなのところへぶつけて

神代理央 >  
「おめでとうございます。かんぱい!」

音頭を取った織機に合わせて、グラスを掲げる。
掲げ過ぎてココア零れるところだった。セーフ。

池垣 あくる > 「あら、お歌もお得意なんでしょうか?楽しみです」

わくわく。純粋な瞳を凛霞に向ける。
そして、言われるがままコップを手にすれば。

「か、かんぱーい」

不慣れそうに乾杯をする。

楽しめ、と言われたのだ。素直にここは従ってみようと、そう思った。

伊都波 凛霞 >  
「いや、あれはですね。現場の戦力の不足と、神代くんの離脱の影響を鑑みて…」

もにょもにょと言い訳がましく
まあ結果的に穴埋めとしては完璧に近い動きが出来ていた、はずなのだが
あの名前はだけはあまりにもはずかしかった

と、そんなことを言っているとマイクを渡されて…

そうだ、気持ちは切り替えなければ

「いいの?私が最初で」

ハードルあげちゃうよ?と笑顔を取り戻す
予約用のユニットを手に、慣れた手付きで曲をリクエストして…

「かんぱーい!…それじゃー、もらうね?一番手」

織機 雪兎 >  
「いえーい!! どんどんぱふぱふ!!」

などと口ではやし立てつつ右手に持ったマラカスで左手に持ったタンバリンを打ち鳴らす。
しゃんしゃんしゃかしゃかやかましい。

レイチェル >  
「……凛霞。穴埋め……本当に、ありがとうな。
 その件に関しては、また話したい」

凛霞がそうもにょもにょと口にすれば、
すす、と近寄って小声で耳打ちするレイチェル。
資料には全て目を通してある。
レイチェルからすれば、感謝しかなかった。

そうして。

「よっ、一番手! 期待してるぜ~!」

拍手して、彼女の勇姿を歓迎する。

キッド >  
さて、やるべきことはやった。
一瞬不穏な空気にもなりかけたが、十分だろう。
ミックスジュースを飲み干せば、最後に理央に『今日だけはその話やめとけよ』とだけ耳打ちし
ろくでなしはクールに静かに、成るべくばれないように部屋を出ていった。
ちゃんと多めにお勘定は置いておくのだ…。

ご案内:「カラオケ「まぬるねこ」パーティールーム」からキッドさんが去りました。
伊都波 凛霞 >  
~♪

流れはじめるメロディ
イントロで大体の人がわかる、そんな、少しだけ前に流行したポップナンバー
CMで聞いたことあるー、とか、ラジオで流れていたりとか、そんな有名曲だ

マイクを片手に席を立って、歌いはじめる

──結果から言うと、凛霞は異常に歌が上手かった

歌がうまい、というよりもカラオケが上手かった
好きはものの上手なれ。それを体現するかのように透き通るような高音と、
情熱を感じさせるような抑揚をもって、え?本物じゃない?と思わせるレベルで歌い上げた

更に言うならば、歌っている途中のアピールや振り付けまでも完璧だった
彼女にしてはややあざとい…と思えるような所作、仕草、それをナチュラルに歌に混ぜ込んで──

歌いきると、満足げに点数を確認

【99.99点 神様級】

でーん

「──さあ、誰が続くー?」

マイクを持ったまま、ルームの皆に問いかけるのだ

織機 雪兎 >  
「はああああああああリン先輩ああああああああああああ」

完全に彼女の歌声に聞き惚れている。
腰砕けでしゃんしゃんしゃかしゃかとタンバリンとマラカスを打ち鳴らしながらうっとりした顔。
もう彼女が歌が上手いのはわかり切っていたことなので、ひたすらに彼女の名前を呼びながら声を垂れ流すだけの機械になっている。

持流 童男 > コーラを一気飲みして。
そして、笑いかけてから
ポテトを食ってから

「おー!!楽しみにしてるでござるよ!!!!」
そう凛霞殿に笑いかけて、凛霞殿の曲を聴いた後に


「すまぬ!ちょっとトイレに行ってくるでござるよ!凛霞殿!いい歌でござったよ 」

・・・・少しだけみんなを見て笑いかけて
こんなキモオタがいたら、楽しめないでござるしな
そう思いながらも、扉から出ていく。勘定を支払ってから

ご案内:「カラオケ「まぬるねこ」パーティールーム」から持流 童男さんが去りました。
園刃 華霧 >  
「オー、さスがリンリン。やルなー!」

やんややんや、パチパチ、と拍手をする。
歌とか特に歌うことはないから、なおさら感心する。

あと、やっぱゆっきーのテンションがバク上がりしてる。

池垣 あくる > 「…………」

唖然。
これの後に続くのは、ハードルが高すぎる。
というか、カラオケなんて未経験、知っている歌は演歌のみのあくるに、カラオケそのものがハードルが高すぎる……!


「だ、だれか……」


おろおろと周囲を見渡す。

織機 雪兎 >  
「あっくるりん次いく?」

きょろきょろしている彼女がマイクを探していると勘違い。
自分のそばにあったマイクを彼女へ差し出す。
やっぱり幹事たるものこういう気が利かないとね!なんて考えつつ、処刑台への片道切符を押し付ける。

神代理央 >  
耳打ちしてくれたキッドに、クスリと笑みを浮かべて見送る。
何だかんだ良い奴なんだよなあ、とは思う。体格が米帝なのが許せないが。


「…流石というか、何というか…。お見事です、伊都波先輩」

ぱちぱち、と拍手しながら画面の点数には流石に目を真ん丸に。
カラオケでこんな点数出るのか、と素直に感心しながら、さて次は誰が続くのかとココアを飲みながら思っていたり。

伊都波 凛霞 >  
「それじゃー次は我らが新鋭、池垣あくるちゃんにバトンタッチかなー?」

マイクパフォーマンスまでを終えて、席に戻る
レイチェルからの耳打ちにはわかってますよ、と意思を込めてアイコンタクトを返す

「なんだか久しぶりに歌ったから気持ちよくなっちゃった…」

ストレス発散、わだかまった気持ちをふっとばすのには、歌を歌うのは本当にちょうど良い
ジンジャエールのグラスを傾けながら、満足げに余韻に浸っていた

織機 雪兎 >  
「りんひぇんふぁいめっひゃうたうまむしゃもぐもぐ!!」

唐揚げを口に詰め込みながら最愛の先輩におしぼりを恭しく差し出す。
もう何言ってっかわかんねぇな。

レイチェル >  
「歌、うめぇなマジで……」

凛霞の歌声に、思わず拍手をする。
いや本当に、『完璧超人』の呼び名は伊達ではないようだ。

そして次に主役になりそうな、あくるへと視線を向ける。

神代理央 >  
「…せめて飲み込んでから喋れよ。低位の怪異みたいになってるぞ…」

気持ちは分からないでもないが。呆れた様に織機に声をかけるだろうか。

伊都波 凛霞 >  
「ふふ、カラオケ大好きで、昔はよく友達なんかと学校帰りに毎日通ったりしてたんですよね」

最近こそそうでもないけれど、そういう時期があったのだ
なのでマイクを持つとついテンションが上がってしまう

「あ、私もからあげー」

ドリンクで喉を潤したら、いくつか摘ませてもらおう

園刃 華霧 >  
「こノあとは地獄ダな……」

さて、どうなることか。
とりあえず、新人にソレを振るって辺り……
こいつら、実はスパルタだな?

体育会系ってやつか?
怖いなまじで

織機 雪兎 >  
「もぐもぐもぐ、ごくん」

言われた通りに唐揚げを飲み込む。

「りおりんはなんでいつも僕の事怪異扱いしてくるの????」

怪異扱いされてもおかしくないことをしている方が悪い。
怪異:からあげ喰い。

池垣 あくる > 「ぴゃう!?」

びっくぅ、と体が跳ねる。
まさかの無茶振りである。しかし、カラオケに来ておいて歌えませんは流石に通用しない。

「え、えとえとえと……がんばり、ます……」

大丈夫、大丈夫とすー、はーと深呼吸をして、マイクを構える。
自分のレパートリーははっきり言って演歌しかない。
歌えそうな曲があることを祈りつつ端末を操作し、あったことに安堵する。
そして。

「――参ります。」

歌い始める。

結果として、彼女の歌は『巧かった』。
カラオケ用の歌い方ではない。歌謡としての、伝統技能としての演歌がそこにはあった。
小節も、音程も、音の響かせ方も。
聞けば『きっと、習い事を真面目にやってきたのだろうな』と伝わる、基礎力の整い具合。
そして、基礎以上にはあんまりやらなかったんだろうなという、ある種のまとまりすぎ具合がうかがえるかもしれない。

【85.75点 達人級】

「お、お粗末さまでした……」

そう言って、ぺこりと頭を下げた。

織機 雪兎 >  
「演歌!! 渋い!!!」

流石に演歌にタンバリンとマラカスはあわない。
彼女の見事な歌が終われば、ぱちぱちと拍手。

「演歌歌えるのかっこいいねくるるん!」

歌い終えた彼女へ、彼女の飲み物を持って行って褒め称えよう。

神代理央 >  
「え?だってその方が面白………同僚に対する注意喚起だ。他意は無い」

無いったらない。本当に無い。
反応が面白いからとか思ってない。マジで。


「おお………何というか、純粋に巧いな。いや、感心した。
此れなら、文化祭で良い線張れるんじゃないか?」

風紀委員新入生獲得の為に、彼女にも頑張って貰いたいところ。
拍手しながら、池垣に素直な賞賛の言葉を向けるだろうか。

レイチェル >  
「演歌とは分かってるじゃねぇか。
 そして歌も巧いとくりゃ……こりゃあ期待の新人だな」

レイチェルも演歌は好むところだ。
普段からよく聞いている。
なのであくるの歌も、手元でリズムを取りながら聞いていたのだった。

伊都波 凛霞 >  
「わー、すごい。演歌って難しいんだよねえ」

採点基準がほかより厳しかったり
何よりこぶしを効かせて歌い上げるという普通の歌にはない技術が要る
カラオケマスターである凛霞にはそれがはっきりとわかるのだ

ぱちぱちと拍手しながら、さあ次は?と視線を巡らせて

とりあえずこの場から黒い灰被り姫の話題は消えたかなと安心するのだ

園刃 華霧 >  
「なンてーか、りおちー。そういうトコ、あるヨな…」

ゆっきーとりおちーのやりとりを見つつ、つぶやく。
アイツ、ゼッタイろくでもないやつだ

「あラ。やるじゃん、あくるん。
 此のプレッシャーの中でやルとは、すゴいね」

神代理央 >  
「おや、同僚に対する気遣いの言葉に、何か言いたげじゃないか?」

こう、何を言われているのか分かってはいるが、素知らぬ顔をして園刃に言葉を向ける。
山本の話を聞いた後では、コイツがねぇ…と言いたげな視線をつい向けてから、流石にそれは失礼かと直ぐに視線を逸らせてみたり。

織機 雪兎 >  
「……気遣い???」

気を遣ったか????
どう考えても馬鹿にされてんだが????
とりあえず神代少年の唐揚げに勝手にレモンを掛けておこう。