2015/11/04 のログ
ご案内:「屋上」に神薙 結弦さんが現れました。
神薙 結弦 > 「……んー…。此処に来るのも久しいな。」
(永い間、実家の方に呼ばれていたためか、学園への登校すら久しい現状。大きくノビをしては屋上の扉をあけ、青空の下に歩き出す。)

「さて、と。…勉学をおこなう前に少し、休んでいこうか」

神薙 結弦 > (トンっとフェンスに寄りかかる様に座り込む。カバンから取り出されたのは、実家で使っていたノートとペン、そして此処で使っている教材。久々の登校で授業についていけない様では鍛錬がたりない、とばかりに息を吸うとノートを広げた)

「…ふむ。……ついていけない、わけではないが。…やはり進んでしまっているな。」

ご案内:「屋上」に東雲七生さんが現れました。
東雲七生 > 「あれー、神薙じゃん。」

購買で買ったパックジュース片手に屋上の扉を開けた七生は、
何だか久しぶりに姿を見かけた気のする神薙へと軽く手を振って声を掛けた。

「しばらく顔見なかったけど、どうしてたのさ?
 ん、勉強中?」

ノートや教材を見遣り、とことこと近付いていく

神薙 結弦 > 「む?……おお!東雲殿!久しいな!」

(声にピクリと反応を示すと軽く辺りを見渡して。
 あなたがいることを確認すれば、犬が主人を見つけた時
 の様に嬉しそうに瞳を細めて見せる)

「あぁ!しばらく実家の方に帰る様言われてな。
 昨日帰ってきたは、良いが少しついていけない所があってな」

(近づいてくる様を軽く見上げつつ。公式が書きこんであるノートを魅せた)

東雲七生 > 「はは、相変わらずみてえだな。」

パックジュースに備え付けのストローを弄びながら笑みを浮かべる。
実家に帰っていたのだと聞けば、へえ、と相槌を打ってからノートを覗き込んだ。
以前はよく自主的な補習に付き合って貰っていた手前、何か手伝えることがあるなら手伝おうと思っての事だった。

「まあ、学祭も最中だから最近の授業のペースはそんな早くもない気がするけど。
 ブランクがあるなら今のうちに追い付いておかないと後が辛いよなあ。」

パックにストローを挿し、それを咥えながら、ふんふんと頷いた。

神薙 結弦 > 「私がこうでなくなってしまえば。何というか私ではないだろう?
それより、久しく再会できたのだ。よければ私に付き合ってはくれぬか?」

まぁ変わってもいいけれど、と何の気なしに呟いた後
ポンポンと隣をたたくように貴方を見上げて

「…学祭…?聞いた事ない響きだが‥何か特別な神事でも執り行われているのか?」

東雲七生 > 「そりゃあ、そうかもしんねっけどさ。
 ……うん、まあ何か力になれる事があるとは思えねえけど、良いぜっ。」

にっ、と笑みを浮かべたまま二つ返事で肯いて。
招かれるままに神薙の隣にひょこんと腰を下ろした。

「あれ?学祭の話も聞いてねえの?
 学園祭だよ学園祭。なんか学校と学生街と、そこらじゅうで色んな出し物とか催し物とかしてるんだけど。」

気付かなかった?と小首を傾げる。
……まあ気付かなかったかもな、と内心思いつつ。

神薙 結弦 > 「…ふふ。それはありがたい話だ。
 ただ、そうだな。東雲殿。私が居ない間の「てすと」結果
 とやらはどうだったのだ?」

隣に腰を下ろしたのを確認すると、何の気なしに体を寄せようとする、でしょうか。
話す言葉はやや意地悪な響きを持っているかもしれない。

「……むぅ。気が付かんかった。……ふむ。出し物、催しもの…か。…むぅ?もしや途中で仮装していたのも、ソレか?」

東雲七生 > 「え?あ、それなぁ。
 ……悪くは、無かったぜ。一応。夏休みは補習ばっかだったのも良かったのかもな。
 何より授業中に眠くならなくなったからさ、前ほど酷くは無い。」

ちょっとだけ得意そうに話しながらも、互いの距離がつめられれば笑顔が強張る。
それを誤魔化すかのように咳払いを一つして、

「ああ、うん。仮装……もかな。こないだハロウィンだったし、その名残が残ってんのかもしれないけど。」

神薙 結弦 > 「ほほぉ。…それは良い事だな!
 …が、その勇姿を見れなかったことに関しては、少し
 残念ではあるが」

得意げな様子に微笑みを浮かべて。
少しだけ近くなった距離とこわばった顔に対しては小さく首をかしげて。
ごまかされた後、仮装やハロウィンの話題に興味が言ったのか
パチクリと瞬きをし

「『はろうぃん』?また、西洋の文化であるのか?
 ・……うぅむ。横文字はやっぱり苦手だ・・・。」

東雲七生 > 「まあ、またすぐに試験はあるからさ……。」

学園祭が終わればすぐに12月、期末テストがやってくる。
その事を思い出すたびに少しだけ気分が憂鬱になるのだが、今回は隣に友人も居るおかげか気が楽である。

「ああ、知らねえの?
 ハロウィン、昔っから10月の末日に仮装して一晩大騒ぎする行事みたいなのがあったらしい、ぜ。」

簡単すぎる説明をしながら、フェンス越しに学生街の方へと目を向ける。
当日の賑わいはもうだいぶ納まったようだが、まだ便乗で在庫処理をしようとする店も見受けられる。

神薙 結弦 > 「前回より、順位が堕ちなければいいのだがな、私は。
 …まぁ東雲殿には皆がいるだろうし、私もいるからな。
 大丈夫、保証するぞ!」

学園祭も、殆ど参加していない。
というか今日、貴方によって教えられた為か。
興味はあるが内容はあまり知らない為、貴方の話すハロウィンに
興味をしめしていて。

「『はろうぃん』は、新しい祭りなのだな。
 ……仮装、か。ふむ。東雲殿。私も祭りに参加してみたいのだが」

東雲七生 > 「まあ、何だかんだで勉強出来る方だから大丈夫だろ、神薙は。
 後で職員室でも行って、先生から補習用のプリントでも貰ったらどうだ?
 ……俺の方はまあ、そうだな。力強いよなぁ。」

あはは、と苦笑めいた笑みを浮かべて神薙の言葉に肯く。
たまには自力で何とかしてみたいものだけど、そう上手くも行かないのはよく知っているから、今度もまた試験前に協力を求めてしまうのだろう。

「新しい、かは分かんねえけど。
 ……仮装なら、まあ学校で出来るんじゃねえかなぁ。
 流石にハロウィン自体はもう過ぎてるから、そういう仮装だと場違い感は否めねえけど。」

学園祭に参加するならクラスの出店を手伝えば良いんじゃないのか、とか首を傾げた。

神薙 結弦 > 「出来る、というか。まぁ嫌いではないからな。勉学は。
 あぁ、もちろん東雲殿とこうして話すのも私は大好きだがな。
 ・……ふふ。どうしてもわからない時は、だな。」

クスクスと小さく笑ったまま。
そのまま自分が背にもたれているフェンスにもう一度寄りかかる。
下で笑っている言葉を聞いて、少しだけホッとしたように息を吐いて。

「仮装、か。たしかえぇっと…『ばにぃがぁる』?というのだろう?
 面白そうだから、ソレがしたい!!!
 店の出店も手伝いたいのだが、今更顔を出すのは気が引けてな。」

東雲七生 > 「俺はまあ、じっとしてるのは得意じゃねえから……
 まあこうやって話してんのは俺も嫌いじゃねえよ。勉強がな、勉強が。机に座ってんのが怠いっつーか……。」

自分が受けてる授業の半数以上が実戦技能を養うための物ばかりなのを思い出しつつ。
がしゃ、と体重を預けるとフェンスが軋んで音を立てた。
そのまま少し考える様にパックジュースを啜って、

「っは。
 ……バニーガールしたい!!!……て言われてもな。
 別に俺が衣装の仕入れとかしてるわけじゃねえんだから、したいならどうぞ、ってすぐ出せる訳じゃねえよ?」

そもそも採寸から始まって手元に衣装が届くのは何日後だよ、と指折り数えてみる。
ことバニーガールの様な物であれば殊更に時間が掛かるだろう、とその旨を呆れながらも口にした。

神薙 結弦 > 「まぁ、私も動くのは好きだからな。
 ……勉強は、なぁ。この間の公式みたいに何か関連付けとか…。」

貴方程ではないにしろ、自分もある程度は動く実戦形式のモノが多く。
座学は、基本セットといくつかの興味をそそるモノを選んでいたような。
……まぁ休んでいる間の課題は見たくない程、たまっているのだが。

「む…!ばにぃがぁるできないのか?……むむむ…!
 じゃあ、東雲殿ー!何か直ぐに着れそうな服を探そう!私もはろうぃんしたいぞー!」

東雲七生 > 「ま、まあ。こないだのはホント助かったぜ、でも今度は違う方法でな。
 授業聞いてればある程度解る様になったし、ケアレスミスを減らす方法とかさ!」

話が前回の試験の事に及んだ途端に慌てたように首を振ってから、一呼吸おいて。
そもそもハロウィンは既に過ぎているのだから、そんな風に駄々をこねられても、と眉根を寄せて。

「……だからハロウィンは終わってんだって。
 また来年もあるから……って言っても聞かねえだろうなあ。すぐに着れそうな服ったって、そうそう転がってるもんでもないだろ。」

主にサイズが合うかどうかという点において。

神薙 結弦 > 「あぁ、そうしよう!今度はもう少し覚えやすい、刺激的なモノにしような!」

なんだか趣旨が違う様な別のベクトルに関心と責任感が働いている様で。
子供っぽく楽し気に笑っている。

「私は、その『はろうぃん』を経験していないのだ
 ……うぅ、だが最近の服は全部小さいんだ!
 何でこう…。毎回入らないのだ。」

主に胸のせいで入らない事を彼女は気が付いていない様だ

東雲七生 > 「お、おう……お手柔らかに頼むぜ……」

何だか妙な連想が働きそうな言い回しに、頬が引き攣る。
きっと言っている本人にそんな気は微塵も無いのだろう、だったら意識する方が疾しいのでは。
そんな風に考えながら、一口、ジュースを飲んで

「あー……そうだよ、な。うん。
 ったく、だったらあれだ、異邦人街とかに行けば何か売ってるかもしんないな。」

服が小さいというよりは、とついつい視線が原因へと向く。
そりゃあなあ、と謎の納得をしながらジュースを啜り続けて。

神薙 結弦 > 「……むむっ!では!異邦人街にいってくるとしよう!!!
 では東雲殿!!!また服を見繕ったらまた会いましょう!!!では!」

任せてろ、とばかりにサムズアップをして見せる。
そしてそのまま屋上から飛び降りる様にして買いに行くでしょうか。

ご案内:「屋上」から神薙 結弦さんが去りました。
東雲七生 > 「……えっ、今!?
 ………そしてそこから!?」

思い立ったが吉日にも程があるだろう、と屋上から飛び降りていった神薙を見送る。
流石に運動神経に自信がある七生とて、屋上から飛び降りるという芸当は、なかなかしようと思って出来る事ではない。
呆気に取られながらも、無事に異邦人街方面へと駆けて行く姿を見つけると、しょうがないな、と一言つぶやいて。

「……どんなの選んでくるんだろう。」

あんなに自信満々に向かったのだから、変な物ではないと思うのだが。
少しの不安と期待が綯交ぜになった気持ちを抱えたまま、七生は校舎へと戻って行った。

ご案内:「屋上」から東雲七生さんが去りました。