2016/03/11 のログ
ご案内:「廊下」にフィアドラさんが現れました。
フィアドラ > 「えーと、4月8日っていうことはえーと、あと一か月後くらいか…。」

廊下の壁に貼り付けられた一枚のプリントを見て呟きます。
見ていたプリントは<ニュウガクシキ>について書いてあるものみたいです。

「…<ニュウガクシキ>って何?」

最近色々と勉強してメキメキと成長している私ですがやっぱり知らないことは多いのです。
特にこんな普段使わない言葉にはとても弱いです。

フィアドラ > 落ち着いて少し考えてみます。
まず入学。これは学校に入ることです。そして式。これは算数の時のあれです。
ここから分かる結論は…。

「学校に入った新入生の人の数を足し算するのかな。」

その為にこの常世大ホールという場所に新入生を集めるのでしょう。
なんでそんなことをするのかは分からないけれどもそれもきっと勉強していくうちに分かるようになるでしょう。
後で先生に聞いてみてもいいかもしれません。

フィアドラ > 「まあ、何があるにしたってまだ先だし。」

今まで式と名前がつくものは算数の式くらいしか見たこと無かった私は
この入学式というものもそれに近いものだろうと勝手に思い込んだままで
壁のプリントをまだまだ見つめ続けます。

「校歌斉唱…校歌…。あの先生がいつも歌ってるやつかな。」

校歌は知ってます。先生が良く歌ってる歌で耳に残ってます。
確かタイトルは校歌『その17我らが常世の島』って言ってた気がします。

「『異ー邦のもーんをくーぐりーぬーけー』」

小さめの声で校歌の一部分を歌いながら更に見続けます。