2016/09/18 のログ
ご案内:「教室」に綾瀬音音さんが現れました。
■綾瀬音音 > (放課後、とある自習室。
教科書にルーズリーフ、それから電子辞書を机の上に広げてシャープペンを握って――
うとうととしている少女が一人。
自習室と言っても教師が付いている訳でもないので、机に突っ伏して寝ている生徒もいれば
真面目に机と教科書を睨めっこをしている生徒もいるし、
友達と談笑に勤しんでいる生徒もいる。
時々“ハッ!”とした様に顔を上げるがものの、
数分もしない内にまたズルズルと睡眠の沼に引きずり込まれていく。
そんな事をもう30分位繰り返していた)
■綾瀬音音 > 英語が……数学……古典……
(譫言のように科目を口にするが、眠気の誘惑に勝てずに、
しかし眠気の誘惑に勝てないからこそ、その場から立ち上がって帰宅すると言う選択肢を取ることも出来ず。
うとうとと、こっくりこっくりと、上半身を揺らしている。
勉強しないといけないことも解っているし、
そもそもここは寝るための場所ではなく勉強するための場所で、
勿論自分はその為にこの教室に来たわけなのであるが、
少しずつ涼しきなりかけてきた気候と、
暖かな日差しに窓から入り込む爽やかな風が余計に眠気を誘う。
起きて勉強しようなどと言う意識を気持ち良いくらいに刈り取ってしまいそうな
そんな季節の空気を感じながらシャープペンを動かしたが、
良く解らない線を引いただけになる。
しかもルーズリーフにではない、教科書にだ)