2016/09/28 のログ
ご案内:「食堂」にシング・ダングルベールさんが現れました。
シング・ダングルベール > 「うへー、すっげー雨。まいったなあ。」

今日の授業後は、店の手伝いをする予定だったんだけど生憎とこのひどい雨。
仕方なく雨宿りがてら校内を散策してたんだけど、雨脚は強まるばかり。
つい先ほど電話で、おやっさんから『上がるまで帰ってこなくていいぞ』とのお墨付きまでもらってしまった。

ああ、おやっさんとは喫茶店のマスターで、俺はそこの二階に住み込んでる。
その代わり、店の手伝いなんかをしてるってわけだ。
土砂降りじゃ客来ないのもわかるけど、んな適当な……。

……まあ、沸いて出た休日。とりあえずメシでも食うかと思って、食堂にやって来たってわけだ。
けど、何が置いてあるかも知らないんだよな。
俺は注文より先に席へ付き、張られたメニューを眺めてみた。

シング・ダングルベール > ……結局頼んだのはただの麺。うどんっていうやつ。
ダシの風味があったかいつゆと相まって、これがなかなかに落ち着く。
のんびり喰い進めてみたものの、外の様子は相変わらずで。
聞き分けのない赤子がぐずってるようにも見える。

「仕方ないねえ……ったく。」

返却台に汚れ物を返して、俺はまた校舎の散策に戻った。

ご案内:「食堂」からシング・ダングルベールさんが去りました。