2016/11/12 のログ
東雲七生 > 「ふんふん、後で行くところも決めとくか。」

屋上からならある程度遠い所まで見渡せる。
時計塔ならもっと遠くまで見えるが、高過ぎるが故に詳細が中々見取れない。
学生通りは言ったから、今度は異邦人街か、はたまた歓楽街かと視線を泳がせて。

「んー、今日くらい食い物以外も見てみるのも良いかなー。」

目ぼしい屋台の食べ物は大体食べたし、何より三日続けて食べ歩くのもそろそろ如何なものかと自分でも思う。
インターバルと称して何か運動できそうな催しは無いかと、屋上から見える範囲で探してみるのだが。

東雲七生 > 「やっぱー よく分かんねえな。」

賑わってる場所がある、くらいは容易に把握できるものの。
その人だかりは一体何に出来ているのか、という点は解らない。
端末を操作して、常世祭の各催しの案内と場所とを照らし合わせれば少しは把握できるのかもしれないが。

「やっぱ行ってみるのが一番だよなっ」

気になったら余計な検索をせずに体当り的に突っ走ってしまうのが七生である。
思い立ったが吉日精神で、ベンチから飛び降りると足早に屋上を後にした。

ご案内:「屋上」から東雲七生さんが去りました。