2017/04/17 のログ
ご案内:「ロビー」に真淨在処さんが現れました。
真淨在処 > ――フと、唐突に意識が覚醒する。深い眠りから浅い眠りへの切り替わりを省くように、気だるげにゆっくりと瞼を開く…まず感じたのは人工的は光の眩しさ。

「……あ~~…」

意味の無い小さな声を漏らしながら、ついでにそのまま欠伸を盛大に一つ。
まだ意識が半分夢心地のままで周囲を見渡す――何で俺はここに居るんだっけ?『お仕事』はどうした?

「…あぁ…あーあーあー……うん、把握したわぁ」

数十秒経過してから、漸く現在地と今の状況を認識するに至る。
一度片手で目を擦りながら、盛大に伸びをしてもう一度欠伸を噛み殺し。

「ふぁ~~~……んー…保健室で寝れば良かったよなぁ」

ロビーのソファーの一角を丸々占拠してゴロ寝していたらしい。誰にも声を掛けられなかったのは幸いな否か。
昨夜も『お仕事』があった為か若干寝不足だが本来眠気など無い。
擬態もここまで来ると弊害にもなるなぁ、とボンヤリ思いつつ身を起こす。

「………んーー…」

まだ意識が覚醒しきってないのか、目が半分閉じられた眠たげな双眸で。

真淨在処 > 「……う…吐きそう」

そして、唐突に口元を押さえてリバースを堪える。昨夜そういえば久々に酒を飲んだのだった。
普段、『お仕事』の関係で酒は最低限にしていたが、羽目を外し過ぎたかもしれない。
起き上がった体が再びフラリとソファーへと倒れ込む。

「あーこの気持ち悪い感じひっさびさかもしれんねぇ。…でも、そんなに飲んだ記憶ねーんだけどなぁ」

たぶん記憶が飛んでるのだろう。何時もの事だ。寝転がっていると幾分かマシなのでこのままで行こう。

「……あー先日の課題手ぇ付けてねーわぁ……めんどい…」

唐突に思い出したかのように呟いて。やりたくねーーと、ぼやきながら、寝転がったままタバコを取り出す。
この場所、この姿勢で一服するつもりらしい。年齢的には20歳過ぎてるから問題無い…問題なのは姿勢と場所だ。

一本口に咥えれば、ありふれた異能の力で点火する。そのまま、煙をプカプカと漂わせ始める始末だ。

真淨在処 > 「……んぁ?」

何かスマホがバイブレーションしている。面倒くさそうな動作でスマホを取り出す…メールだ。

「……んーーー……あーハイハイ、成る程成る程…」

『お仕事』の依頼らしい。内容を確認してから、やたらと早い指捌きで返信完了。
ついでにメールも纏めて消去。ハイ、さようなら。

「…テンション上がらね~~きょにゅーの可愛い子ちゃんとかの依頼人にしてくれよなぁ…」

タバコを蒸かしつつボヤく。やる気も無ければ覇気もない。ついでに仕事も面白みが無い。

「……まーー…いいかぁ」

ただの『お掃除』、それ以上でも以下でもなく。やる事やったら報告完了して報酬ゲット。シンプルでよろしい。
ついでに新しいナイフとかでも買おうか…あぁ、でもコレクションで終わってしまいそうだ。