2015/06/25 のログ
ご案内:「保健室」に蓋盛 椎月さんが現れました。
蓋盛 椎月 > (外では非常に太陽が元気)
(せっかちなセミがミンミンと鳴く声が響いてくる)

「あっつ~」

(今日も今日とて保健室に常駐している蓋盛だったが、
 いつもと違って上を脱いでなんと黒い下着を露にしている)

(下着姿はまずいと本人もわかっているのか
 白衣を羽織っているが、余計変態じみている……)

ご案内:「保健室」に鈴成静佳さんが現れました。
蓋盛 椎月 > (別に誰かが来るかもしれない保健室で下着露出!
 このドキドキ感がたまらない! という理由ではない)

(ちょっとした用を頼まれて外出していたのだが
 あまりの暑さにあっという間に
 服が汗でびっしょりになってしまったのだ)

(どうにも汗がまとわりついて気持ち悪かったので)

(つい脱いでしまった)

鈴成静佳 > 失礼しまーす!(コンコンと軽くノックがあったあと、間髪入れずに保健室に入ってくる静佳)

(そして、白衣の後ろ姿の女性の姿をみとめると)……あ、保健の先生ですね。
アタシ、先日あたらしく保健委員になった鈴成静佳っていいます。よろしくお願いします!
(お辞儀)

蓋盛 椎月 > (デスクに備え付けの回転椅子をくるりと回して
 来客のほうを振り向く。手を挙げて挨拶)

「おっ、きみが噂の有力新人か~。
 あたしが養護の蓋盛だよー、よろしくね!」

(当然のように、羽織った白衣の隙間から汗ばんだ肢体と
 アダルティな黒い下着が覗いている。
 明らかに白衣以外に服を着ていない)

「おっと」

(――前を閉じる)

「よろしくね!」

(ニコッ)

鈴成静佳 > アハハー、有力だなんてそんなことないッスよぉ。
治癒の能力とか魔術とか全く使えないですしー。マッサージならできるッスけど。
蓋盛先生ですね。お世話になります!

(改めてお辞儀。頭を上げると、白衣の下に見え隠れするセクシーな下着が見える。その胸は豊満だろうか……?)
(養護教諭のその痴態を見ても、静佳は驚かない)
いやー、暑いッスもんねぇ最近。梅雨明けもまだだって言うのに。
そりゃ脱ぎたくもなるッスよねー! アハハー。アタシも脱ごうかしら。
(ポリポリと頭を掻く静佳。その腋にはうっすら汗ジミ)

保健室にはクーラーとかないんスか?
こうも暑いと熱中症の子とかも出てきそうな気もしますし……。(天井をキョロキョロ)

蓋盛 椎月 > 「フッ……保健委員に必要なのは異能でも技術でもない。
 ハートさ!」
(何かいいことを言っているようでその実はいつもの出任せである)

「あと体力と腕力と根気かな」
(これはわりと本当)

「クーラー! そこに気づくとは……」
(鬼才現る。手をポンと叩いて
 壁に取り付けられていたエアコンのリモコンを操作すると
 速やかに清涼な風が吹き始める――)

「いや~二人して脱いでたら多分異空間が発生しちゃうから
 やめといたほうがいいんじゃないかな~。
 とりあえず冷たいものでも飲もうか」
(痴女スタイルのまま冷蔵庫から冷えた麦茶のボトルを出して
 コップに注いでいく)

「……っていうかツッコミ入れない人間なんだねキミは」
(その胸は……平均よりは豊満なほうかな)

鈴成静佳 > そ、そうッスよね! ハート! わかります!(握りこぶしを自身の心臓の位置にぐっと押し付ける)
アタシは他人の健康とか人一倍気になるタイプっすから。心身ともに!
あとは一応、中学までもずっと保健委員だったし、救命訓練の覚えもありますし。講習は一発パス!
腕力は人並みッスけど、それ以外はだいたいタフっすよ!
先生はたしか、治癒の能力を使えるんスよね!(入課時に見た名簿を思い出しながら)

(クーラーが稼働し居心地の良くなる空間に、静佳の肩の力も抜けていく)
あー、やっぱりクーラーの効いた保健室は最高ッスねー。あ、麦茶いただきます!
……ツッコミ? 何がです?
プライベート空間でなら、上を脱ぐくらい普通じゃないです? そりゃ誰か怪我人病人が駆け込んでくる恐れはあるッスけど。
あくまでここは保健の先生のお城みたいなもんじゃないッスか。先生が恥ずかしいとかじゃなければ、それでいいんじゃないです?
クーラーを使わずに電気を節約するってのも大事な心がけッスしね! もちろん熱中症の子に用心するのも必要だけど。
(脱ぐのが普通であるかのように答える静佳であった)

蓋盛 椎月 > (うちわでパタパタと胸元を扇いで、自分も麦茶を一口)

「普段は平和だけど、有事の際は大変だからねー。
 意識ない子を担いで運んだりすることもあるし。
 なにより保健委員が一番元気じゃないとしょうがない。
 タフさは何より大事! OKOK、頼りにしちゃうよ」
(親指を立てる)

(異能について話題に触れられて)
「ああ、うん、《イクイリブリウム》ね。
 ただまー、緊急時ぐらいにしか使わなくて持て余し気味なんだよね。
 知ってるかもしれないけど、副作用が結構無視できないやつだから
 軽はずみには使えないのよね」
(手をひらひらとさせて笑う)

(当然といった静佳の返答に強く頷く)
「だよねー! 間違ってないよねー!! 
 いやー、去年ビニールプール持ち込んで遊んでたら怒られてさー。
 よかったーあたしは間違ってなかった!!」

鈴成静佳 > うわ……さすがにビニールプールはやりすぎッスよ。(さすがの静佳でも引いている)
まあでも、保健の先生が堅苦しくなくてアタシ、ホッとしてます!
保健室が陰気じゃ、そこに運ばれてくる人まで元気なくなっちゃうッスからねー。(ニコニコと微笑み、先生の言葉に頷く)

んー、蓋盛先生については「異能治療可」としか書いてなかったので……あっでも副作用のこともちょっと書いてあったかも。
(PL注:Wikiの保健課のメンバー一覧表にあった程度の知識です)
よければ、異能のこととか副作用のこととか教えてもらえます? 知っておいて損はないと思うので。
あ、ちなみにアタシの異能は……。
(と、麦茶の入ったコップを右手に持って前に突き出す)
(その手が、腕ごと、ビーンという虫のような音を立てて震え出し、輪郭がぼやける。コップの中で麦茶が踊り、水滴が跳ね上がる……溢れるほどではない)
……って感じで、身体を震わせるだけッス。えへへ。
ちなみにこれでマッサージすると気持ちいいッスよ! 保健委員の仕事ではないッスけど。

ご案内:「保健室」におこんさんが現れました。
蓋盛 椎月 > 「ビニールプールはダメかぁ~」
(がっくり)(ダメです)
「うむ。保健室の先生は来た生徒を安心させるのも業務のうちだからね。
 こうやっていい加減なフリをしているのも全ては我が策の内ということさ」

「あの欄は詳しく書くにはスペースがなくてね。
 そうだなー、詳しく説明しておいたほうがいいか」
(そう言って、手をかざすと
 そこに白色に淡く輝く超自然の弾丸が生まれる)

「簡単に言うと、これで撃った記憶を失わせる代わりに傷を癒やす異能だね。
 怪我を治す場合は、その怪我にまつわる記憶を飛ばす……って感じ。
 だいたいなんでも治せるんだけど……まあ、使い勝手は悪いね。
 結構大事なことまで忘れちゃうから」
(だから本人の許可取らないと使わないようにしてるんだ、と付け足す。)

「へえー、面白いな」
(目を丸くして、震える手を眺める)
「よかったらあたしにもやってみてよ。
 デスクワークばっかで首や肩のあたりがこっちゃってさ」
(ポンポン、と自分の肩を叩いて)

おこん > あー、しづきが生徒に肩揉みさせとる。 いい立場じゃのー。
(入ってくるなりあっさりした感じにコメント。
 ここは保健室であるからして、保険医以外に人がいることも珍しくないのだ。
 てくてくと歩いていく先は、薬品を冷やしてある系の冷蔵庫。
 勝手にごそごそやって、取り出すのは紙パックの青汁。)

ワシは邪魔などせぬから、存分にしづきを揉みほぐしてやるのじゃぞ。
肩から乳から太ももから、容赦なくやってやれい!
(いけいけー!って元気よく応援しながら、その辺のベッドにえいやと腰掛けて、
 二人の成り行きを見守る構え。)

鈴成静佳 > だって、プールで遊んでるところにいきなり「訓練場で怪我人だ!」って知らせが届いたら、準備に手間取るじゃないッスか。
脱ぐにも限度はあると思うッスよー。
(まるで下着+白衣なら外に出てもいいような言い草である)
でも、さすがは養護教諭ッス! ヘルスケアの心得とか興味あるので、ぜひ色々話を聞かせて欲しいッスよ!
(口八丁にかなり乗り気だ)

(そして、異能で生成された輝く弾丸に眼を丸くする)
おー、これがいくいぶ……《イクイリブリウム》……。銃弾なんスね。
怪我にまつわる記憶を飛ばす、かぁ。たしかにそれは副作用ッスね。
……怪我したことを忘れちゃったら、また同じミスして同じ怪我しちゃうかもしれないッスもんね!
(正確にはもっと問題は深いのだろうが、静佳はそう受け取った)

お、じゃあ遠慮無くもませて貰うッスよ! 失礼します!
(蓋盛先生の背後に周り、肩に手を添える。そのまま、普通の揉み方で筋肉を解すように指に力を入れつつ、その先端が断続的に振動し、血行を促す)
(初見こそ身長も同程度で童顔、おなじ程度の年齢かと思ったが、肩の肉付きや骨格などから彼女が確かに大人であることを感じ取る)

……あ、こんにちわッス!
(新たに保健室に現れた人影……おこんさんに挨拶。すれ違ったことくらいはあるか?)
(子供にしか見えない容姿、狐耳などを訝しむ。先生だとはまだ気づいてない)
フフ、揉ませてもらってますよー。凝ってますねぇ先生~。
……蓋盛先生、あの子はどなたです?(小声だが、二人に聞こえる程度の声量で)

蓋盛 椎月 > 「へっへっへ。
 ただあたしはわりとノリでやってるから教えるのは苦手でさ~。
 教えを乞うならくくる先生あたりのほうが向いてるかもね」

「あ、やっぱ噛むよね。四人に一人ぐらいは噛む。
 ……なんでこんな名前にしたんだっけな。まあいいや。
 そうそう、同じ怪我したら異能の無駄遣いだからね~そんな感じ~」
(静佳に合わせて、軽い調子で受け答え)

(肩を揉まれれば、もともとリラックスしていた表情がますますふやけて)
「お゛お゛~。こりゃいいや。
 マッサージチェアなんかよりも断然いい。HP的なものが回復する~。」
(ご満悦の様子)

(勝手知ったる様子のおこん先生に、笑顔で返す)
「あら、どうも。まあほら、生徒を誑かして利をむさぼるのは
 保健室の先生のツトメですから……
 ……っていうかすっかりうちの冷蔵庫私物化してますね」
(べつに蓋盛個人の冷蔵庫というわけでもないが)

(静佳の耳打ちには)
「……あの人はおこん先生だよ。(自称)齢数千年の狐様。
 担当科目はコミュニケーション学だったかな……詳しくは知らないけど」
(そういえばあの人どんな授業やってるのか見たことないなあと気づく)
「ちなみに、あんなふうに棚や冷蔵庫に勝手に私物入れても構わないから。
 サインペンで名前書いておかないと勝手に誰かに消費されるけど」

鈴成静佳 > そうッスか? ノリってのは先生の素直な気持ちを知れるってことで、保健の「ハート」を知る分には悪くないことだと思うッスけどねー。
(素直に言う。本心からそう思っているようだ)
くくる先生も頼れるッスけど、あの人結構堅苦しい感じもあるから。たまにすごく面白い声上げるッスけどね!
まぁ、なので、気が向いたらでいいのでお話きかせてください。
代わりにマッサージをご所望なら肩だけといわず全身イケますんで!
(首の付け根だけでなく肩全体、肩甲骨のあたりまでも丹念にもみほぐしていく。その手は柔らかい)

……へぇ、おこん先生。……先生ぃ!?
(肩を揉みながら、驚きに眼を丸くしておこん先生の方を見る。背格好といい態度といい、とてもそうは見えない)
へぇー……先生だったんだ。保健でもない……。いやー自由っすね保健課ってのは。
コミュニケーション学かぁ。面白そうかも。
(年齢については、異邦人だろうということで気にしない。それよりも怠惰なその雰囲気こそが気になる。ホントに先生なのだろうか? 化かされているのでは?)

おこん > おーう!元気しとるのう! よいか、しづきがおぬしを見たら用心するんじゃぞ。
やつの手にかかれば、おぬしの唇なぞあっというまにペロリじゃからな。
(元気のよい挨拶を受けて、鷹揚に手を上げ、相好を崩してお返事。 
 相手にちゃんとアドバイス?をしてから、マッサージの様子を観察しようとして。)

まあそうじゃのー。 おぬしの場合生徒どころか教師も食べるのう。
冷蔵庫に空きがある時だけじゃからゆるしてくれんかのう。
青汁飲まんと調子が出んし、かと言って冷えてないとうまくない…
なんか気持ちよさそうにしとるのう。 ほええー、振動しとるのか。
(肩もみの様子を観察して、なるほどなるほどと何度も頷く。
 なにか悪いことを企んだぞ、とばかりにぴんと獣耳を立てて。)

これ、これ生徒! しづきは色々こっておるから、色々な所に触れてやるとよいぞ!
先生の言うことじゃぞ、頼むから聞いてくれんかのー。
(ベッドからアドバイス。 そう、これはまさに狐の狡知。 生徒の振動ハンドによって、
 蓋盛先生の弱点を暴こうということなのだ。)

鈴成静佳 > へ、へぇ~。唇をペロリ。それは……怖いッスねぇ~!
(とても怖がってるように聞こえない口調。蓋盛先生は肩揉み中なので見えないだろうが、静佳は今とてもひどい笑みを浮かべている)
もしかしておこん先生もペロリされたんスか? うわぁー、用心しないとー……(棒読み)

(静佳は思う。いろいろな意味で、この蓋盛先生は「先輩」だ。本格的に色々と学び取らなければ、と)
(色々と)
(そして、そのような性癖を持っていると知ってしまえば、静佳にも躊躇はなくなる)

じゃあ、肩以外もいっちゃいますか。どこがいいッスか、蓋盛先生?
(……と背後から問いかけつつ、手は脇へ……ちょうど白衣の下のブラの紐を感じられるような位置に添えられる。横乳に触れるか触れないかという位置に、振動を送り込む)

蓋盛 椎月 > (静佳の言葉に首をひねって)
「んーあー? なるほどそうかも……
 まあ、あたしでよければなんでも教えるよ」
(あまり人に教えるという行為に自信がないのだった)

「さっき静佳ちゃんも言ってたけど保健室はあたしの城だからね。
 そしてあたしは縛られず自由にやるのが好きなのさ。」
(鷹揚に身を任せ、柔らかい手の感触に目を細める)

(……あ、この狐なんか悪巧みしてるな、と思った矢先に
 静佳の手が動く)

「あっちょっその……ふぇっ」
(不意打ち気味に震動させられて思わず変な声が出る。
 形のいい乳房が白衣の下で揺れた)

おこん > そうじゃぞー。 ペロリもぺろりじゃ。唇どころか体ごと平らげられてしまうかもしれんぞ。
ワシなんて、尻尾の毛1本に至るまで丁寧に可愛がられてしもうた…もうしづきナシでは生きておれぬ…
(おそろしいことじゃー ってのんびりした調子で生徒の言葉にお返事。
 なんかいい感じに手が動いたのを見ると、ぐっとガッツポーズ。)

しづき!どうしたんじゃ、なんかくすぐったいのかのう!
(しっかり!げんきだして!って応援するけど、視線は釘付け。
 蓋盛先生の弱点をきっちり頭のなかに刻み込んでいきたい。)

鈴成静佳 > ん~、先生ここも凝ってらっしゃるようですね~!
(あくまでマッサージだと言い訳するかのように、指はブラの紐に沿ってすぐに背中へとまわり、背筋への按摩に移る)
(そして、「今の声聞いた?」とばかりにおこん先生の方へ向く)

でも、歳の……ご年齢のわりには身体も柔らかくて、凝りは少ないほうだと思うッスよ。
さすが自由人ッスね! はじめ見た時は同い年かと思っちゃったッスもん!
頼りにさせてもらうッスよ、蓋盛先生!
(おだてるように言う。その後はしばらくは背筋や腰へと普通に按摩をするのみ)>蓋盛先生

……へ、へぇ、尻尾の毛一本まで……(無邪気に青汁をすする幼女を、肩揉みを続けながら眺める。生唾を1つ飲み込む)
そ、そんな関係だったんスねー、蓋盛先生とおこん先生は。いいなー……。(思わず本音)

そういえば、コミュニケーション学ってどんな講義なんです?>おこん先生

蓋盛 椎月 > (やたらいい表情をしているおこん先生に
 唇を三日月にした笑みを返す。
 いい度胸じゃねーか口だけ狐の分際でよ……
 なんて思ってないし口に出したりはしない)

「ぬ゛お゛お゛お゛」
(身構えていたら背筋や腰を按摩されてついつい低い唸り声を上げてしまう。
 もしこれ以上アレな部位を侵犯されていたら保健室を戦場にするのも
 致し方なしというところだったがそうはならないようで一安心。
 着衣と下着に白衣の痴女スタイルでは明らかにこちらの分が悪い)

「いいでしょ~~~」
(マッサージが効いたのかだいぶ弛緩したセリフ)
(本音っぽく漏れたつぶやきに反応して)
「静佳ちゃんも守備範囲広いタイプか~。
 そのほうが色々楽しめてお得だよね~、うん」
(ぐでーっ)

おこん > (生徒の視線に、ウム!って力強く頷く。 思わず紙パックを握りつぶしそうに
 なっていたのは内緒だ。とりあえず続行すべし。 手でそっと促す。)

うむ、そうじゃぞ。 ワシとしづきは……まあ仲が良いでのう。
(恋人というほどヒートしているわけでもないけど、背中を預けていたくなる感じ。
 なかなか表現しにくい関係をとりあえずそんな感じで表して。)

うむ、よう聞いてくれたのう。 こみゅにけーしょん学とは、互いを知るための学問じゃ。
今の世は、人間ばかりではない。 妖怪、機械、常識はずれの存在が跳梁跋扈しておる。
そやつらとどのように付き合うか。 相手の意志をくみ取り、自分の意志を伝えるには
どうすればよいか。 そういったことをやっておるのじゃ。 
(尻尾をふりふりしながら朗々と語る。 ひとしきり喋ったあと、「そういうことじゃ」と締めくくって。)

………!
(サッ。蓋盛先生の笑顔を見た瞬間に視線を逸らした。
 狐耳も尻尾もぐにょりと力なく垂れ下がり、額からはだらだらと冷や汗がこぼれ落ちる。
 ヤバイ。 ことが落ち着くまでに、少しでも機嫌が直ってくれることを祈るしか無い。)

鈴成静佳 > 羨ましいッスよ、まじでー。(素直に答える)
いろいろあって、アタシも守備範囲は広いッスよ。楽しければOK!って感じ。
もちろん相手も一緒に楽しくなくちゃ嫌ッスけどね。
(その言葉に偽りはないのか、按摩の手は先程のようにくすぐったい・感じるような場所を揉んでくるようなことはない。丹念に肩や腰、背の筋肉をほぐす)
(とはいえ、おこん先生に他の場所を揉むよう指示されたりすればその限りではあるまい)>蓋盛先生

仲が良い、かぁ。フフッ、ずいぶん激しい仲良しッスねぇ~。
(「しづきナシでは生きていけぬ」という言葉が耳に残る。実に羨ましい)

(そしてコミュニケーション学の説明が始まると、静かに耳を傾ける)
……なるほど。常識の通じない相手と心を通じ合わせるための講義ッスね! すごい興味あるッスよ!
(これまで会ってきた異邦人や人外のことを思い浮かべる。神、機械、鬼、半竜、etc……そして狐)
うーん、まだここに来て数ヶ月だけど、結構いろんな異邦人に会ったッスね。うまくコミュニケーションとれたかというと……100点満点で70点くらい、かなぁ?
……それよりもアタシは、「敵を作らない」コミュニケーションの方に興味があるかなぁ。自分に害意がある人から、その気をなくさせるような……。
(男子寮で自分のトラウマを引き出してきた男……狭間さんのことを思い出す。いまでもそれを思い出すと、背筋に鳥肌が立ち、顔は曇る)>おこん先生

蓋盛 椎月 > (おこん先生の解説に興味深そうに頷く)
「ピンとこない名前の学問でしたけど、そんな内容だったんですね。
 養護教諭の仕事にも活かせそうだな~。
 勉強は苦手だけどちょっと受けてみたいかも」

「……どうしました? おこん先生?」
(耳尻尾を垂れ下がったのを見て、にっこりと目を細めた)

(警戒を解き、再びリラックスした調子でマッサージを受ける)
「あー、そこそこ、そこを重点的に力入れて……
 色々かあ。あたしも色々あったけど
 静佳ちゃんはその歳で随分とこう……慣れてるよね。
 あたしがそれぐらいの歳のころはもう少し大人しかったよ。
 最近の若者はすごいねえ」
(特にたしなめるという風でもなく、純粋に感心した様子で)

おこん > 敵を作らぬも、敵を作るも、全ては相手を”知る”ことから始まる。
”敵を知り己を知れば百戦なんとか”という言葉があるが、何も世の中は敵だけではない。
相手が自分にとって好ましいかどうかということを把握するところからなのじゃよ。
好ましくない相手であれば、どう対応するか。 離れるか、取り込むか、矯正するか…
まあそういうもんじゃの。 …どうしたんじゃ、顔が暗いぞ?
ほれ、しづきの腰でも揉んで機嫌を直せ!
(小難しい顔で語った後、相手の表情を見て尻尾を一振り。
 とりあえず元気(?)を出せ!みたいな感じでハッパをかけていきたい。)

え、えへ…えへへ? し、しづきがちょっと可愛い声を上げるところが見たくて、
ワシもちょっとこう、そこな生徒の背中を押しちゃった感があるっていうか…
ちょっとした、お茶目というか…な?
(すごい下手に出て答えていきたい。 蓋盛先生の反撃は想像できないし、
 きっとものすごいことになってしまいそうだし。 犬だったらくんくん
 鳴いてそうな勢いで、必死になだめようとして。)

鈴成静佳 > 確かに、保健の仕事には大切なことッスよね、コミュニケーション。
カウンセリングとかも仕事のウチでしょうし。アタシはまだ生徒だからできないけど……フフッ。
って、先生なのに勉強は嫌いなんスね……(苦笑いを浮かべながらも、指は止まらない)。

うん、色々。まぁでも、この異能が身についた時にすっごい辛い目に遭っちゃって……。
(左手を腰から離し、しばしその掌を眺める。花のように深々と刻まれた火傷痕)
……その時の辛さに比べたらだいたいのことはどうとでもなるし、その分だけ楽しいこと、気持ちいいことも体験できたらなって。フフッ。>蓋盛先生

……なるほど。相手を知る。そうッスねぇ。自分の気持ちばかり表明するんでなく、相手の気持ちや事情も把握すべきッスよね。
あのときは、そんな暇もなくいじめられちゃったけど。(一番辛いときの記憶を引っ張りだされては、静佳のポジティブシンキングも役には立たない)
今のところ、好ましくない相手とは「距離を置く」くらいしか自信持って行えないッスねぇ。
だから、それ以外の「武器」も身につけて行けたらって。>おこん先生

……先生方、「狭間」っていう生徒はご存知です?

蓋盛 椎月 > 「うふふ、おこん先生のそのひっくり返って腹を見せた子犬みたいな
 態度とっても好きですよ。だから許してあげます。」
(あくまでにこやかに。
 怖くないよー怖くないよーということをアピールしていきたい)

「むしろ勉強がイヤだから教師を選んだようなもんだし。
 勉強がスキだったら生徒になるほうを選んでたんじゃない?
 セーラー服でも着てさぁ」
(もっともらしい理屈を言う)
「なるほどね。そういう貪欲な生き方、いいんじゃないかな。
 リスクは大きいけどね、いろいろと」

(思わぬ名前が出てきて、ふむ、と天井に視線をやる)
「『狭間』か。
 対面したことはないが、よくない評判のある生徒だね。
 因縁でもつけられたかい」

(しかしそいつは確か――)