2017/05/17 のログ
ご案内:「職員室」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「職員室」から柊 真白さんが去りました。
ご案内:「職員室」にレイヴンさんが現れました。
レイヴン >  
(クソッたれな新学期が始まって一ヶ月半が過ぎた。
 大半が自身の歳の半分ぐらいしかない生徒達はうるさいし、面倒この上ない仕事も毎日山のようにやってくる。
 正直こんな仕事をやるぐらいなら金で人の命を奪う仕事をしていた方がよほど気が楽だとまで思う。
 同時にそんな理由で犯罪者になるのはアホらしいとも思うし、真っ当な仕事であれば何をしたって同じように面倒である事に変わりはないだろう。
 だからこうして今日も小テストの答案用紙に赤ペンでマルとバツを付けていくしかないのだ。)

――クソ。
コイツなんべん同じとこ間違えてんだ。
こないだの授業でやっただろうが。

(文句を良いながら答案用紙にでっかいバツを付ける。
 煙草の一つでも吸いながらやりたいところだが、生憎職員室は禁煙だ。
 火と煙にうるさい世の中を呪いながら、ひたすら採点を続けていく。)

レイヴン >  
(キリの良いところまで仕事を進め、椅子の背もたれに身体を預ける。
 天井を見上げて盛大に溜息を吐いてから立ち上がる。
 テーブルの上にあるマグカップを持ってポットのところまで移動し、共用のインスタントコーヒーの粉を多めにカップにぶちこんでお湯を注ぐ。
 砂糖もミルクも入れず、使い捨てのマドラーで雑にかき混ぜた後、口に流し込んだ。)

――まっず。

(インスタントコーヒーだから仕方が無い。
 今すぐ仕事を投げ捨てて橘に旨いコーヒーを飲みに行きたいのだが、それでは給料がもらえないのだ。
 だから椅子に戻って机に向き直り、答案用紙にマルとバツを書き加え続けていく。)