2018/06/02 のログ
ご案内:「ロビー」に神代理央さんが現れました。
神代理央 > 今週も手帳に書かれた予定は空白を埋め尽くすように押し込まれている。
たかが学生の身分でしかない自分が何故こんな事になっているのかと、僅かに天を呪いたくなるが-

「…まあ、ぐちぐち文句を言っても仕方無い、か」

自分よりも苦労を重ねている者等、掃いて捨てるほどこの世には存在する。
ならば、少し多忙なくらいで天を呪うわけにもいかないな、と自らを納得させつつ、深い溜め息と共に手帳をしまい込んだ。

神代理央 > 気づけば、ロビーを行き交う生徒の姿も幾分目減りし始めてた。
そろそろ、今夜の夕食の手配をせねばならない時間でもある。

「今日は時間もあるし…そうだな、偶にはカフェテラスまで足を運んでみるか」

普段は深夜まで営業しているファミレスかコンビニ弁当で済ませることの多い夕食だが、今日は少し羽を伸ばしても良いかもしれない。
そんなことを考えながら席を立ち、荷物をまとめてロビーを後にする事になるのだろう。
この後訪れたカフェテラスで、期間限定のスイーツに負けてろくな夕食を取ることができなかったのは、また別のお話。

ご案内:「ロビー」から神代理央さんが去りました。