2015/06/25 のログ
ご案内:「職員室」に有澤 零砂さんが現れました。
有澤 零砂 > 「ふう」
ノートパソコンを脇に抱えて、ガラリとドアを開き職員室に入る。

「きょうの講義も大変でした、皆さん熱心に聴いてくれてるのはうれしいですが、
それに答えるのは大変ですね。」
てくてくと歩きながら自分の机へと向かっていく。

有澤 零砂 > 「さてさて。」
机の上にノートパソコンをおき、起動する。

「ちまちまと本業のほうも進めておきますか。」
カタカタとキーをたたく、その様子は慣れた手つきだ。
画面に映る文字列は、書類のような内容ではない。
プログラミングの言語による、
見慣れぬ人間からすれば記号の羅列にすら見えるソレを書き進めていく。

ご案内:「職員室」に照夜さんが現れました。
照夜 > 「おや、何を打ち込んでるんです?」

そっと後ろから覗き込みながら打ち込んでいる文字の羅列を見る。
照夜にプログラミングの知識は皆無であり、その行為はせいぜいなにをやっているかは理解できない。

ご案内:「職員室」に駆藤 栄Qさんが現れました。
駆藤 栄Q > ドアのガラスに、ぼうっとダルマ型の影が映る。
と思えば、ガラガラと扉を開けて、ダルマのようにまんまるな男が出現した。

「……魔術師以外は、演算の遅い学生が多すぎてかなわんな。
まったく、補助でいいから電脳を使えばいいものを」

鼻を鳴らして、大股で職員室に入ってきた。

有澤 零砂 > 「ん・・・あっと。 ああ、プログラミングというやつです。
見慣れなければわからないですよね。」
声をかけられてそちらを向いて答える。

「ん・・・」
そして、部屋に入ってきた人影を見る。
ふと聞こえた電脳という単語は、自分にもなじみのあるソレであったため、気になったらしい。

照夜 > >有澤
「なるほど、プログラミングですか。
私はそちらは専門外ですからね。
精々ホームページを作るのになんとかってのを使うってことぐらいしか……」
少し興味深そうにみつつ。
あまりみたことないために、ものめずらしいのだろう。

>駆藤
「おや……」
同じく、入ってきた男性に目をむける。
あの男性はなんといったか、思い出そうとして。

駆藤 栄Q > 「おお…… これはこれは
電子・情報工学科の有澤氏ではないかね」

変人といった風体に似つかわしくない、朗らかな声で、有澤に声をかける。
研究者相手、とくに似た分野の人間にはフレンドリーであった。
しかして照夜に対しては、興味なさそうにふうん、と眺める。

「教員名簿を検索──
古典、神道学の葛綺氏であったかね」

頭に人差し指を当てて考え、数秒後に解答を出す。

有澤 零砂 > 「まぁ、本来はそっちが本業でして、教師をやるならホームページを作れるくらいで十分だとは思いますが。」
又少しだけ、作業を進める、そして上書き。
「えーと、名前が出てこないな。 こちらにはきたばかりでして。すべての先生のお名前を覚えているわけでもないのです。」
手を止めて振り向く。

「おや、こんな新任の名前をご存知とは、うれしいですね。
えーと、駆藤先生でしたか。」
こちらも少しばかり驚いた様子であるが、うれしそうに答える。
実際彼の専門分野に関しては、興味があるものであったゆえに覚えていた。

照夜 > >駆藤
「ええ、違いありませんよ。
どうもこんにちは、駆藤先生」
あからさまな態度に対しても笑みは崩さず、普通に挨拶をする。
こういう相手はどこにでもいるし、都合上慣れてはいる。
勿論、内心でどう思うかは別だが。

>有澤
「そうでしょうね、先生も生徒も沢山いますから。
葛綺照夜といいます。
葛綺とでも照夜とでもおよびください、有澤先生」
対して、こちらは有澤と名を呼び。
――まぁ、実際は名前を知らず、駆藤先生がそうよんでいたため、それに習っただけだが。

駆藤 栄Q > >有澤氏
「専門分野が被っている教員は 常にチェックしているとも
さて 仕事中だったかね?」


>葛城(照夜)氏
「ふうん…… 若いのにしっかりしてるか つまらん」

挑発に乗らなかった、その点は評価しておくとしよう。
電脳内の教員名簿、その備考欄に『若いが世間を知り社交性あり』と記しておく。
とすれば、こちらが名乗らなければ負けである。

「数学と 機械・魔導工学科の 駆藤 栄Qだ
駆藤 またはドクターキューとでも呼びたまえ」

有澤 零砂 > 「ふむ、葛綺先生ですか、よろしくお願いします。 ん、」ふと、頭に引っかかることがあった。
「その、葛綺というお名前は、神道のほうではよくある苗字なんですかね。」
首をかしげながらそうたずねた。

「なるほど、一度お話したいと思っていました。
ああ、大丈夫ですよ。 今やらなければいけないほど切羽詰った作業ではないので。
お時間があればお互いいろいろとお話したいものです。」
すこし、うれしそうに頭を下げて礼をして答える。
じっさい、このような場所ではこういう機会は多くないのでうれしいらしい。

照夜 > >駆藤
「ははは、よく言われます。
ですがこちらも若いなりに、人生経験を積んでますので」
書類上では20歳以上とぼかした書きかたをしているが、実際はもういい年齢だったりする。
それを明かしたりはしないし、見た目が20歳程度なため信憑性もないのだが。
「では、駆藤先生とお呼びさせていただきます。
こちらのことは葛綺でも、照夜でもお好きにおよびください」

>有澤
「ん?いえ、どうでしょう。
うちは少々特殊な家系ですから、葛綺という苗字で神道の関係者でしたら、ほぼ間違いなくうちの血筋だと思いますが」
ただ、分家もあるから知っている人間かはわからないが、と付け加え。

駆藤 栄Q > >有澤氏
「工学科に限らず 研究員の教師は 学園内で会うことはまれだ
吾輩も普段はラボにいる こうして巡り会えたことを感謝すべきだな」

しみじみと答える。

「ところで 最近噂によれば 自動人形がまた徘徊しているそうだが
何か情報は入っていないかね?」

>葛城(照夜)氏
「それでは 照夜氏と呼ばせてもらおうか 尊敬をこめてな
神道関係者ということだが 魔術師かね」

魔導工学の関係上、魔術知識もある程度はあるが、
正直、神道関係は専門外だ。興味を持ったようで、問いかける。

有澤 零砂 > 「ふむ、うーん。 じゃあ…さやさんってわかりますか。」
数年前なので、名前があってるか不安らしく、ちょっと心配そうにたずねる。

「まぁ、そうなりますね。 研究室やラボに居る時間が増えるでしょう。
僕は研究員としては在籍してないのでここに居ることが多いですが。」
ふむ、といった様子で。 少し考えて。

「一度落第街のほうで、戦闘を行っていましたね。 捕獲するためにアクセスを試みましたが、
とっさの道具では無理でした、セキュリティが硬い、かなり高度な技術で作られたものですね、アレは。」
思い出した情報を伝えておく。

照夜 > >駆藤
まさか質問されるとは思わなかったのだろう。
少しだけ目を見開くもすぐにいつもの顔に戻り首を横に振る。
「残念ながら魔術は一切使えません。
ただ、神術といいますか。
祈祷の真似事をして雨を降らせたり晴れさせたりする程度ですね」
肩をすくめる。

>有澤
その名前を聞いた瞬間に、うわ、と嫌そうな顔をする。
「……葛綺という苗字で、沙耶という名前で、バカみたいにバカだった女なら、私の娘です。
もしかして、ご迷惑おかけしましたか?」
本当に。ほんとうに申し訳なさそうに尋ねる。
場所が場所なら、迷惑料でも払いそうなぐらいに。

駆藤 栄Q > >有澤氏
「なるほど 非常に興味深い 情報ありがとう
落第街か 吾輩も“素材調達”に出かけることもあるが どうにもタイミングが悪いな」

報告を聞けば、眼鏡の奥の眼が輝きを帯び始める。

「自律行動しているのだ それくらいのセキュリティシステムはもっていよう
所持武装 とくに実弾武装は どうだったかね?」

>照夜氏
「ふうん 神術 か
自然に働きかける 何かであるようだな
しかしそれは 異能では ないのかね?」

魔術の話が聞けると思ったが、そうではないらしい。

有澤 零砂 > 「いや、迷惑という迷惑は掛けられてませんよ、大丈夫です。
むかしあったことがあるだけです。 うん、迷惑は掛けられてないです。
まぁ、面白い人でした。」
落ち着いてといった様子で答える、ただバカであることに対して否定はなかった。

「まぁ、あそこはいろいろありますからね。 ただまぁ、やはり今は面倒ごとが多いものです。」
素材調達という言葉には、あまりきにせず。

「ライフル系の装備を持っていましたね、やはり攻撃力はあります。 異能力者相手に通用し、かなりのダメージを与えていましたね。
他の武装は確認できませんでした、とはいえ内蔵武装の可能性もあるのでなんともいえませんが。」
淡々とそのとき確認したことを話す、何かを隠す様子はないだろう。

照夜 > >駆藤
「異能、といえば異能ですが。
異能は発現の条件が分かっていないでしょう?
それとは違い、私の能力は葛綺家の血筋を前提に、ある条件を満たせば誰でも使えるので異能とは少し違いますね」
もし異能が血筋にも現れるものなら、異能といってもいいのかもしれないが。
少なくとも、異能という判定はされていないため神術で通していた。

>有澤
「……そういっていただけると助かります。
アレは少々……いえ、だいぶ甘やかして育ててしまったのでああいう性格になってしまいまして」
情け無い、と落ち込み。
そしてバカというところにも否定がないのでちょっとまた落ち込みつつ。
バカでも娘はかわいいらしい。

「――っと。
すみません、そろそろ講義の時間なので失礼しますね」
てきとうな教科書をかき集め、それでは、と二人に頭を下げ、その場を去る。

ご案内:「職員室」から照夜さんが去りました。
有澤 零砂 > 「ははは、子供がかわいいのは誰だって同じです、
それにしっかりはしてるいい人でしたよ、彼女は。」
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「おっと、送れないように気をつけてください。」
そういって背中を見送る。

駆藤 栄Q > >有澤氏

「そうか 汎用の人型ならば無難なセレクトだな
どのくらいのレベルの技術を持っているかはまだ不明だが
武器転送という手段もあるにはあるだろう 吾輩はその手の技術を持っている 近々お目にかけようか」

>照夜氏

「形式だっているのが魔術 そうでないのが異能
そう思っていたがね どうも見解に違いがあるようだ なかなか興味深い」

あわてて講義に行く照夜氏を、「教師が遅れるなんて失態はよしたまえよ」と見送った。

有澤 零砂 > 「ええ、まだ見えない要素はたくさんあるでしょう、
事情がわかりませんが、狙っている生徒も何人か居ますし。
ぼくもチャンスがあれば捕まえてみたいものですが。」
なかなか、面白そうな状況だと考えながらそう話す。

「おや、そこまでですか。 みてみたいものですね、情報化か、量子化か、他の手段化はわかりませんが。
どれにせよ、やはり興味は尽きません。」
おおっ、といったようすで少し驚きつつ、興奮気味に話す。

駆藤 栄Q > 「護衛 戦力 替玉 玩具……
様々な用途が思い浮かぶが……

情報 量子 はたまた……
小規模の門を生成し そこを通ってくる とか」

なんにせよ、実際に接触してみないと始まらない。
連絡先を交換しようか、と声をかけた。

「独りでは厳しくても 複数であたれば 方法も見つかるだろう」