2015/08/26 のログ
ご案内:「教室」におこんさんが現れました。
おこん > (にょき。 教室の扉が少しだけ開いて、そこから突き出されるのは狐の耳。
 ぴくぴくと動いてヨッキの言葉を聞いた後に、堂々と扉を開けてご入場。)

なんじゃヨッキ、恋に悩むお年ごろかー。 いやー、良いのう、じつに良い!
おぬしももっともーっと色を知るべきじゃからな。 例えばじゃのう、
ワシにちゅーしたりー、ワシと交尾したりー、すればいいとおもうんじゃよ。
(うんうん、って頷きながらヨッキの方へ。 近くに座って、
 足を組見ながら、楽しげに9本の尻尾をゆらゆらと動かす。
 性行為は趣味であり、それ以上に生活の糧だ。 恋を求めるヨッキに、
 身体面でなら自分がいるぞ!みたいなアピール。)

ヨキ > (唐突に響く声。
 深く腰掛けた回転椅子を、くるーー……り と、ゆっくり回して振り返る)

「……おこん。
 バカ言え、元より『英雄色を好む』と言うではないか。
 このヨキがこれ以上色を知ったならば、小学生の筆洗バケツも真っ青のドドメ色と化すわい」

(口上を伸べるおこんを、頭のてっぺんから足先まで見遣って)

「君なあ。……ちゅーならまだしも、ヨキと交わるには小さすぎやしないか。いろいろと」

(いろいろ、)

「それに……君と寝るとなると、良からぬ具合に吸い取られそうで。いろいろと」

(いろいろと。
 何かと訝しげな様子で、じっとりとした半眼になる)

おこん > えっ、ヨッキ……そんなお盛んじゃったのか?! まあもともと獣だったというなら、
そうかもしれんが…筆洗いバケツとは面白いのう!あれか、女の壷のことか?
(ワハハ!って明るく笑う。 ヨッキの視線が自分をスキャンしているのを見ると、
 ウフーンってせくしーぽーず。 もちろんガタイと身長のせいでせくしーさは薄い。)

ばか言え! ワシが何のために男や女とまぐわって精をすすると思っておる。
ではワシが大きくなるか、ヨッキが小さくなるか、あるいは身長差を活かした楽しみ方をするかじゃな。
例えばほれ…”兄様”とか”とと様”とかおぬしを呼んでもよいのじゃぞ?
(とっても猫なで声で妹、あるいは娘アピール。 身長差がこれだけあると、
 そういう呼び方をしても違和感は薄いに違いない。)

なに、吸い取るというても、快楽を力にするだけじゃ。
おぬしがしわしわになったり、せんからよいじゃろー。
(なんかすごく見られてる。 ヨッキの視線に頬をそめてもじもじ。)

ヨキ > (端整な顔立ちでドヤ顔も丸出しに、ふっと笑う)

「無論よ。異邦人のヨキが生活の場と地位を得るに、他に武器などなかったからな。
 ……男のバケツと女の泉を一緒くたにするでない。君はどちらかと言うと、壷にしてはタコとか潜んでいそうだが」

(おこんの甘えたアピールに、天井に目をやってしばし考える。
 やがて首を横に振って)

「……判った、判った。
 そこまで言うなら、そのままで構わん。
 ヨキには妹だの娘だのといったものがピンと来んのでな」

(おこんの説明に息を吐いて、教壇の上に載せた日誌を閉じ、書類をまとめる)

「君の力になるというなら、喜んで寄付してやろう。
 だがヨキは、この学び舎を汚すようなことはしない」

(もじもじするおこんの顔を、下から覗き込むように睨め付ける。
 おこんに遮られて陰の落ちた顔で、金色の目がどろりと視線を合わせた。
 少なくとも、朝っぱらから見せるような目つきではない)

「……放課後、ヨキの部屋まで来い。それなら許す」

おこん > なるほど…ヨッキ頭いいのう。 身体が資本じゃもんな。 おぬしなら見た目もいいし、
さらにタフガイとあれば寄らぬ女もおらんと…だれがタコツボじゃ!墨吐くぞ!
(んもーってわざと怒ってみせるけど、顔はにこにこと笑っていて。
 相手の言葉にうんうん、って何度も頷いて。)

んふふ…小さい方が、きっとぴったりと絡みつくぞ。
身体もな。 抱きしめるのに最適の大きさじゃし。
(日誌を閉じるヨッキを見て、嬉しそうに目を輝かせる。
 けど、したから覗き込まれると、その瞳にぶるりと震えて。)

わ、ワシだって別にその、学校でしたくてしたわけじゃなくてじゃな…
だいたい、しづきとえっちするときは連れ込み宿に行くし、
生徒とするときも、その…学校ではしないしじゃな…

うん…ヨッキがゆるしてくれるならそうする…
(ごにょごにょ。相手の金色の目に射抜かれるだけで、
 さっきまでの勢いが消失する。 これは支配者の…
 雌を従えるオスの眼だ。もじもじと小さな声で
 お返事をしながら、こくんと頷いて。)

ヨキ > 「ふん、精々噴いてみせるがいい。茹でダコにしてやるわ」

(尊大な口調で、ふふんと両手を広げてみせる。
 おこんの声がどことなく竦んだものになると、大きな口を引き裂くようににたりと笑む)

「なるほど、学校ではしないと。どこぞの養護教諭と違って、殊勝な心掛けだな。
 それならよろしい」

(教師然とした口調。それだけ言うとあっさりと身を離し、小さなメモ帳にさらさらと何事かを書き付ける)

「……学園の北側から、研究区へ入ってすぐの路地だ」

(千切ったメモを、おこんへ差し出す。
 ヨキの住所と、ちょうど退勤ごろの時刻が記されている)

「心が決まったら来るといい」

(にっこり。
 おこんが来ようと来まいとどこ吹く風の、薄情者の笑い方だった。
 ではね、と荷物をまとめて、次の授業へ向かって教室を後にする。
 全く普段どおりの、悠然とした歩調で)

ご案内:「教室」からヨキさんが去りました。
おこん > あ、あれ…あれぇ…?
(ヨッキがいなくなったあと、もらったメモを握ったまま首をかしげる。
 さっきまでヨッキにできる女子スタイルを見せつけていたはずなのだが、
 なんだかえらいことになる気がしてきた。 これはピンチなのでは?
 でもヨッキはすごいパワー持ってそうだし、これはこれで…
 ぐるぐると頭のなかで考えを巡らせた結果、あっさりと行くことにした。)

ご案内:「教室」からおこんさんが去りました。
ご案内:「屋上」に嶋野陽子さんが現れました。
嶋野陽子 > 雨が止んでまだそう時間も経っていない
ため、人影のほとんどない屋上に、一際巨大な人影が1つ。
逆三角形の背中と、しっかりとした胸の膨らみという矛盾
したシルエットは、制服のスカートによってようやく女性
と判明する。
今日は通常の医薬合成と授業を行い、昼食を手早く済ませ
ると、珍しく屋上に上がってきた陽子だ。
(ステラ、ちょっといいかな?)今日はあまり人が来ない
だろうと踏んで、ステラとの会話の場所にここを選んだら
しい。
[どうしたのかしら?]と用件を尋ねるステラ。
(荷電粒子砲で、10キロ先から狙撃できる方法って無い
かしら?大気中ならば10キロ先まで届くし、銃弾と違っ
て真っ直ぐ飛ぶし、ビームの口径も20ミリだから、発射
口の口径も30mm程度に収められるし)と、荷電粒子砲
を選んだ理由を説明する陽子。
[そもそも、なぜ急に荷電粒子砲で狙撃なんて考えたの?]
と狙撃をする理由を尋ねる陽子。
(昨日見せてもらった、収容施設襲撃の犯人を倒すためよ)
そう、昼食を食べていた際に、お昼のニュースで襲撃犯の
『白い仮面の男』が、左腕に大怪我を負った物の逃亡した
と報道されていたのである。
[さっきのニュースを見て思い立ったのね?彼ならば、荷
電粒子砲の直撃でも死にそうに無いから、狙撃自体は許容
できるけど、技術的に可能かどうかは別問題よ。ちょっと
検討させて]と答えるステラ。
確かに、レーザーのように大口径のポータルを必要としな
い荷電粒子砲は、狙撃のツールとしては適していそうだ。
[明後日には何か用意できると思うから、演習場を予約し
ておくわね]と言うと、早速狙撃ツールの検討に取り掛か
るステラ。

嶋野陽子 > (明後日かぁ・・・それから訓練して撃てる
ようになるのにどれくらいかかるかなぁ・・・)
そう、ツールができても、それを使いこなせなければ
意味が無い。次にあの男が現れるまでに、狙撃術をマ
スターしなければならないのだ。
とはいえ、相談は終わったので、午後の授業に備えて
そろそろ教室に向かわないといけない。

ご案内:「屋上」から嶋野陽子さんが去りました。