2016/05/28 のログ
ご案内:「屋上」に佐伯貴子さんが現れました。
■佐伯貴子 > (放課後。
週末とはいえ、平日に仕事などがある生徒のために、
講義はある。
それが終わって、
夕食まで特にすることもないので、
ベンチに座って風に吹かれているのであった。
トレーニングメニューはこなした。
趣味がないのでこういう時間は困る)
■佐伯貴子 > (商店街に買い出しに行けばよかったか。
いや、食料品は十分に買いだめてある。
日用品も同じく。
ウインドウショッピングを楽しむのも、
一人では余りやらない。
普段から制服を着ているので、
ファッションには疎いのである。
しかし夏服くらいは見ておくべきか)
うーん…
ご案内:「屋上」に古志野 緋色さんが現れました。
■古志野 緋色 > 「はぁ……」
昼間の一騒動を思い出し、少し溜息が出てしまう
目をやれば同僚がいる、学園は上だが年齢は下
少しややこしい
「よ」
片手をあげて挨拶をする
■佐伯貴子 > ん…古志野か…
(軽く片手を上げる。
佐伯貴子にとって基準となるのは学年。
年上でも学年が下であれば敬語は使わない)
浮かない顔をして…
気晴らしにでも来たか?
■古志野 緋色 > 「いや、ま、昼に少し、ね……」
危うく攻撃されそうになってしまった昼間の出来事
あまり人には言いたくないので茶を濁す
「気晴らし……まぁそうだな、気晴らしだ」
缶コーヒーを開けてちびりと飲み答えた
■佐伯貴子 > そうか…
(深入りされたくなさそうなので踏み込まない。
それに悩み相談などは得意ではない)
時計塔もいいが、あそこは基本的に出入り禁止だからな。
ここくらいが気晴らしには健全だ。
歓楽街で散財するのもいいが、
幸運な事にここは使用料がない。
(そう言って視線を庭園にやる。
夏草が生い茂っている…わけではなく、
きちんと手入れされている)
■古志野 緋色 > 「風の通りもいいしな、気晴らしにはいいスポットだ」
コーヒーを飲みながら、年下の同僚に答えた
「たまには散財も悪かないけどな……
つっても、俺はあまりやらないな」
買い食いはするが、散財と言うほど使う訳でも無い
■佐伯貴子 > 散財は節度をわきまえればいいストレス解消になると聞くぞ。
…節度をわきまえたら散財にならないか…?
(要するに、衝動買いなどのことであった。
しかし、あまり思い悩むようなイメージの相手ではない。
よく知っているわけではないが、
どちらかと言えば前向きなタイプだったように思う。
そんな相手が気晴らしを選ぶとは、
面倒なことがあったのだろう)
こんな商売をやっていると、理不尽にさらされることが多いよな。
自分なりの処理方法を見つけておくことをおすすめする。
(相手に向かってそう言うと顔を戻す。
自然と触れ合うことは佐伯貴子の精神安定法の一つである)
■古志野 緋色 > 「身体を動かすのもいいけどな……
しかし、顔つきで損をするって言うのは、何とも哀しいな」
つい先日も、迷子に声をかけたら泣かれてしまった
古志野 緋色18歳、久方ぶりに本気で傷ついた瞬間であった
■佐伯貴子 > 適材適所という言葉がある。
君のその…まあ、なんだ。
顔つきも、見た目で悪人を威圧できるかもしれないし、
いつか役に立つ時が来るさ。
(フォローになっているのかいないのか。
涼しい風に吹かれながらそんなことを言う)
■古志野 緋色 > 「役に……立つといいなぁ……」
遠い目をしてフォローを受け取り
ボーっとした目で空を見る
「どちらかと言えば腕っ節の方を役に立てたい」
■佐伯貴子 > 役に立つさ…きっと…多分…
(自信をつけさせようとして、
自信なさげな口調で言う。
何の励ましにもならない)
腕っ節ねえ…
この異能と魔術の世の中、
逞しい腕一本じゃ解決できないことが多いからな…
演習場で模擬戦闘の相手を探すか、
武術系の部活を見学することをおすすめするよ。
(佐伯貴子は毎日休まずトレーニングを行っている。
その上でそう言った)
ご案内:「屋上」に水月エニィさんが現れました。
■水月エニィ >
「大時計台はダメだけど、こっちはよし、と
――あら、先客。」
続く路を経て、扉を開けて立ち入る少女。
周囲を見渡せば2つの人影に気付いた。
「こんにちは。」
会話のタイミングを見計らい、声を掛けるか。
■古志野 緋色 > 「ま、それもそうか……
日々の鍛錬にも意味がある、と信じたいな」
彼も彼で毎日のトレーニングは欠かさない
と、どうやら自分たちの他にも客が来たようだ
「どうも」
片手をあげて軽く会釈をする
■佐伯貴子 > こんにちは。
ええと…
(見覚えがあった)
水月…だったっけ。
私は佐伯貴子だ。
(ベンチから立ち上がらず、
体をそちらに向けて自己紹介する。
講義で一方的に名前を知っていた)
>水月
肉体を鍛えることは自信に繋がるし、
物理的耐久力は確実に上がる。
無駄ではないよ、体力もつくしな。
(古志野の方は見ずにそういうのであった)
>古志野
■水月エニィ > 「ええ、こんにちは。古志野さん。」
軽く手を挙げて、会釈を返す。
この前出会った顔だ。
……彼女の顔に見覚えはあるような、ないような。
少なくとも名乗った記憶はない。
(講義か何処かで知ったのかしら。)
ともあれ。
「あら、名前を知っているなんて……悪名でも売っちゃったかしら。
ともあれ佐伯さんね。こんにちは。私は水月エニィと名乗っているわ。」
■古志野 緋色 > 「ん?ああ、水月か」
そう言えば以前、商店街で会った事がある
「だな……
打たれ強さには少し自信がある」
彼も昔から武術を鍛錬しているので身体には自信がある
■佐伯貴子 > よろしく。
悪名ではないから安心してくれ。
一緒の講義があったはずだ。それでね。
君も気晴らしに来たのかい。
(「ファフ先生」の講義で質問していたので、
苗字だけ知っていた。
古志野とは知り合いのようだ)
>水月
そうだろう。
その打たれ強さを心にも発揮してくれ。
…健全な精神はなんとか言うが、
そうは行かないのが世の中なのだがな。
(いうと、ポケットから経口補水液の
ペットボトルを取り出して一口。
お世辞にも美味しくない)
>古志野
■水月エニィ > 「ええ。水月よ。
元気だったかしら? 見た感じは変わりはなさそうだけれど。」
一言加えて古志野に答えつつ、
貴子へと視線を向ける。
「なら安心ね。
……鬱憤が溜まっている訳でもないけど、そんなとこ。
君も、ってことは、何か鬱憤があるのかしら?」
安堵の頷きを見せてから何気なく質問を返す。
断片的に聞こえる話題は鍛える事のようだけれど――などとも浮かべつつ。
■古志野 緋色 > 「ああ、そうしたいモンだ」
佐伯に答えつつ
「ま、何とかやって行けている
って所かね」
肩をすくめて水月に返答した
■佐伯貴子 > 鬱憤という程でもないが…
生きているだけで気晴らしは必要になるってところかな。
(肩をすくめる。
第三者の登場で先客二人の頭は冷えたらしい。
とは言え佐伯貴子の方は時間つぶしだったのだが)
古志野の言ったとおりだ。
どうにかこうにかやっていけてるって感じ…
山あり谷ありってことかな。
(水月にそう言うと、
再び庭園を眺める)
■水月エニィ > 何とかやっていけている。
軽く憂鬱の色を感じ取れば――
「……何だか二人とも大変ね。悩み相談なら乗るけど。」
軽く片手で頭を抱えて、目を伏せて息を吐く。
同情のような、困惑のような。
■古志野 緋色 > 「悩みか……有難いっちゃ有難いが
この上なく個人的な悩みだからなァ」
明日どうこうできる問題でも無かろう
「ま、悩みがない人間ってのもそういないだろ」
■佐伯貴子 > 私のは悩みというより、
思春期特有の憂鬱感さ。
(微笑みながらそう言って、
ペットボトルをしまい立ち上がる)
古志野の方はまだモヤってるかもしれないから、話をしてってくれ。
申し訳ないが、私は夕食の準備がある。
次はもっと明るい話題でも持ってくるよ。
(二人に手を振って、屋上から立ち去った)
ご案内:「屋上」から佐伯貴子さんが去りました。
■水月エニィ >
「恋か勉強なら頑張れって言っておくのだけれど。」
何かは分からないし、踏み込むものでもなさそうだ。
故に、二人に向けて冗句交じり軽く励ました後、佐伯を見送る。
「……と思ったけど、佐伯さんはああ言っているわね。
強引に聞くつもりはないけれど。」
■古志野 緋色 > 「まぁ、アレだよ……
俺、この顔つきだろ?何かと勘違いされやすくてな」
先日の迷子の件といい、なんともやりきれない気分になる
「ま、悩みって言うよりは愚痴だな」
■水月エニィ > 「愚痴も立派な悩みよ。
――そうね。ちょっと眼付きが鋭い気もするかしら。
私も気を抜くとすぐに眼つきが悪くなるから、分からなくもないけど。」
特に"よく見よう"とするほど悪くなる。
仕方のない話ではあるものの。
「思いつくことは色々あるけれど、直ぐとなると難しいわね。
私も最近になってようやくだもの。それまでは結構大変だったわよ。生傷が絶えないぐらい。」
くす、と、愛想を作って笑ってみせる。
そうしてから、戻して。
「ま、直そうと思って考えていけば何とかなるんじゃないかしら。貴方、人は悪くないし。
私が言うにしても、目が少し隠れているのが不気味だからヘアピンでもつけてみる?
ぐらいかしらね。それとも、鋭い目つき隠しかしら。考えているなら何とかなるわ。きっと。」
おどけて、そう告げてみせる。
■古志野 緋色 > 「ヘアピン、ねぇ……男の俺がつけるのもヘンな気がするけどな」
とはいえそれもいいかもしれない
「今度試してみるかね……」
■水月エニィ > 「最近はぼちぼち見るわよ。ま、単純に切っても良いし、髪形や装いで誤魔化したり、
あるいはサングラス……は目立つかしら。ファッションセンスはあまりないから、その辺は何ともね。」
いくらか挙げて、唸って思案する素振り。
「でも何かあったのかしら? 風紀委員ならあんまり怖がられることも無いと思うのだけど。
むしろ、怖そうに見える方が箔は付くんじゃない? 本当に怖い訳でもあるまいし。」
■古志野 緋色 > 「この間、迷子に泣かれたんだ……
何と言うか、久々に本気で傷ついたなぁ……」
遠い目をして呟く緋色
その背中には哀愁が漂っていた
■水月エニィ > 「そ、そう……」
それはもう、何というか仕方ない。
小さい子供は、色々と繊細だ。
性格や人となりを知るよりも、直感的に感情は動いてしまうだろう。
と、思案した上で――
「そこまで行くと髪や目程度の小細工でどうにかなりそうな気もしないから、
お面とかの方が手っ取り早そうね……ジュース位なら奢るわよ。」
■古志野 緋色 > 「お面か……それはそれで泣かれそうだな……」
大きな体格と相まって、人ざらいにでも見えそうだ
「あー、いや、そんなに気を使ってくれなくても大丈夫だぞ?」
■水月エニィ > 「幼児向けのものならイケると思ったのだけど……」
改めて想起。
見ようによっては少し怖いか。
「性分だけど、それなら控えておきましょう。
……ま、怖い顔の風紀委員もきっと必要よ。」
■古志野 緋色 > 「ま、確かにな
威圧感ってのも大切だ」
職業柄、荒事も少なくは無い
そう言う時に迫力と言う物は存外バカにできない要素だ
「時には役に立つ事もあるからなぁ、確かに」
■水月エニィ > 「ええ。決して悪い面だけじゃない。」
頷いて、繰り返す。
反芻するように、自分に言い聞かせるように。
「……と、私はそろそろ行こうかしら。
また会いましょ。古志野さん。」
■古志野 緋色 > 「ああ、じゃあ、また」
手をひらひらと振って別れを告げる
彼はもう少し留まるつもりらしい
ご案内:「屋上」から水月エニィさんが去りました。
ご案内:「屋上」から古志野 緋色さんが去りました。