2016/05/31 のログ
ご案内:「保健室」に雨宮 雫さんが現れました。
雨宮 雫 > 放課後の保健室待機当番である。
最近、熱心に仕事をこなすのである、いや、元々熱心だけど。

色々な目的が絡み合って態度は兎も角、本人的には真面目な保険課やってますけど。
最近は率先して仕事してます感をアピールしているのである。

雨宮 雫 > 例え、客が来なくて暇で、その日の利用者がゼロだったとしても、顧問とかから

「真面目にやってるね」

と思わせれば勝ちなのである。

実際、今、暇なんで椅子の背もたれをおもっくそ倒して、持ち込んだ中国語のふっるい本を広げて読んでるだけだっとしても、だ。

何で仕事熱心をアピールしてるからというと、保険課所属の証明具に金の星が欲しいのである。

雨宮 雫 > 保険課の活動単位取得には、技能に応じた認定を受けるとその証明具に技能に応じた金・銀・青銅の星が追加される。

一番上が金の星。
これさえあれば今日からキミも金バッジ、ちょっと偉くなった風味の気分。

いや実際には、その取得で得られる信用度が欲しいのだけど。

島においてだけ通用するものだとしても、高いレベルの医療従事者であるという証明は、ドコでも割と有利に働く。

表でも、裏でも、だ。
だから欲しい。

雨宮 雫 > 最近、家族と上手く行ってない地雷を持つという雪城先生から出された課題もきっちり出したし。
その時、金になりたーってコトもちらっと出したが……

試験を受ける申請も出しているが、地道な真面目アピールも決して不利には働かない   ハズ、だといいなあ。
なので、積極的にシフト交代や穴埋めや、色んな施設に出没したり、記録を出したり、なのであった。

まぁ、今は暇そーに優雅に、午後烏龍茶飲んで読書してるだけだけど。

雨宮 雫 > 「この薬使いたいなあ……材料、農業区で都合できるかな、かな?
 ぅーん……   誰かに飲ませるアテがあれば作るのだけど……」

求む、生贄。

雨宮 雫 > 「貧血とか都合よく来ないかなぁ……
 あーでも来ても今、手元に無いしなぁ……うーん、悩ましいだね、だね。」

ストローでよく冷えた烏龍茶ずるずる。
まるで自宅に居るかのような寛ぎっぷりであった。

ご案内:「保健室」に寄月 秋輝さんが現れました。
寄月 秋輝 >  
少し用事があったので保健室へ。

「失礼しま……した」

がら、と扉を開けたのだが、入った瞬間に怪しい言葉が聞こえた。
ゆっくり閉めようとする。

雨宮 雫 > ガタ、ガタタタッ    カタ!

閉まろうとする扉の向こうで何かが激しく動く音がして。
もう本当、扉が閉まる寸前、内側から手で ガシ! と押さえて閉じ切るのを防ぐ。

閉じさせてなるものか! という気合を篭めて、開こうとしている。

寄月 秋輝 >  
「はっ……!?」

なんか締め損ねた。
ていうか閉じさせまいと抵抗されてる。

「……はぁ……」

指を挟ませてはいけない、ということで力を緩める。
ゆっくり開けて、恐る恐る覗いてみた。

雨宮 雫 > 扉の向こうにすぐ、目の前に男子なんだか女子なんだか分からない生徒の顔があった。
目をキラキラ、ギラギラ光らせている。

「いらぁっしゃぁいまぁせぇえ~   かな~  かな~」

しかも笑っている。

寄月 秋輝 >  
「……いえ、保健室に用があったのですが、どうも間違えたようです。
 たしか隣でしたね、保健室」

ぎょろんと目を横に向け、扉から手を離してやっぱり離れようとする。
ここは危険だと本能が。
いや、幾多の戦場を駆け抜けた男の勘が告げている。
保健室が隣とか適当なことを言ってでも逃げようとしている。

雨宮 雫 > 「待たれよ。」

扉からにゅっと出た手が、相手の腕を掴もうとする。

保健室はここである。
隣だとか言い出すのは幻覚を見ている可能性がある。
早急な措置が必要であり、つまり、投薬の時間である。

もとい、客を逃がすわけないのである。

「保健室はここで、絶賛営業中かな、かな。
 立ち話もなんなので、早くも中に入っておいでかな、かな。
 おいでよ保健室の中。」