2016/11/21 のログ
■クロノ > …ふふふ。七生、気持ち良さそうにゆらゆらしてたよ。
(時々そのままひっくりがえりそうになるのがちょっと心配だったから、男の子はこうして隣に来てみたんだけど。不思議そうな彼の表情に、男の子はニコニコ嬉しそうに微笑みながらそっと彼の髪を撫でて。)
…ふふふ。ふかふか、サラサラ~。…あったかい。
(金属の、機械の指先をするする流れていく彼の真っ赤な髪。そして指先のセンサーで感じる彼の体温。)
…そうだね、準備頑張って、無事に始まって、少し経って一段落、ってとこかな。
(期間の折り返し地点を前に、そろそろみんなの心身に知れず蓄積した疲れが隙あらば登場、という感じなのだろう。)
…七生は、近頃はどぅ?楽しい?
(屋上でのんびり一休みできる辺り、身体的にも精神的にも少し余裕が出てきたのだろうけど、その分、隠しきれなかった疲れがダダモレになっている感が否めない。)
■東雲七生 > 「日差しが暖かくてさー……朝晩寒くて目が覚めたりするから、暖かいとつい、ね。
眠くなっちゃうんだよなぁ……」
髪を撫でられながら目を細める。
その仕草はさながら小動物の様でもあり、小柄な七生には違和感が無かった。
「しばらく此処で日に当たってからなー、暖かいっしょ。
……もう少し日が傾いたら、今日も常世祭に行こうと思ってたんだけどさ。
……うん、楽しいよ。クロノは?」
こうやって話するのハロウィン以来だっけ、と小首を傾げて
■クロノ > …ん。そうだね、おひさまの存在が、暑くて辛いものから、暖かくて優しいものに変わる感じ。…僕も、時々此処に来て、七生みたいにお昼寝したりするんだー。
(景色もいいし、学校のみんなの様子や物音も聞こえるし、天候や季節によって変わる天気も感じられる、ロボお気に入りの場所、と。)
…そっかー。ね、じゃあ僕も七生と一緒にお祭り、行っていい?
(ふと、彼の口からこぼれる単語に、緑色の男の子は目をキラキラさせたようにウキウキな声で尋ねる。)
…ん、僕も。だんだんこの街と学校に慣れてきて、お友だちもちょっとずつ増えて。まだまだ分からない事とかたくさんあるけど、毎日、新しい事がいっぱいあって、幸せだな。
…ぁ、そうそう。そうだね。…ハロウィン、なんだか忙しくてあんまり大したこと出来なかったから、来年はもっと楽しいこと、したいなぁ。
(こうして彼とのんびり話すのが、言われてみれば結構久しぶりで、月日の流れる早さを改めてしみじみと感じる。肩を寄せて彼と並びながら眺める秋の景色は、ちょっと切ないけど、でもなんだか温かくて心地よい。)
■東雲七生 > 「へえ、クロノも昼寝するんだ?
……ああ、スリープモードってやつ、あるもんな。」
パソコンとかスマホとかに、と一人で勝手に納得する七生。
ロボットが昼寝する事に特に驚きらしい驚きも見せずにすんなりと納得した。
「ん?良いよー、一人で回るのもちょっと飽きてきたしさ。
もうちょい日向ぼっこしたら一緒に行こうぜっ。」
こくん、と頷いてからほんわかと暖かい笑みを浮かべる。
「そっかそっか、そいつは良いことだなっ。
毎日何か一つでも新しい発見とかあると、飽きないしなっ。
ハロウィン、もっと大々的にパーティとかあっても良さそうだよな。来年に向けて今から何か考えとくかあ。」
ふんふん、と頷いて少しばかり首を捻る。
とはいえすぐに何か思いつくわけでもなく、すぐに音を上げる代わりに大きな欠伸をするのだった。
■クロノ > …ん。そうそう。熱のこもった機体を冷却するついでに充電したりとか…ね。ロボットが言うのも変かもだけど、僕、こうしてのんびりぼーっとするの、好きなんだ。
(欠伸をする彼と並んでいたら、ロボットもなんだか同じようにちょっとうとうとし始める。思い出したようにちょっとだけベンチから立って歩いて、壁のコンセントに自分の電源ケーブルのプラグを差して戻ってきて、また彼と並んで。)
…外部電源が接続されました。充電を開始します。…ふふふ。やったぁ。ありがと。
(彼とお祭りに行けることになって、出発までの間に日向ぼっこを兼ねて充電をしておく男の子。)
…七生も、楽しそうだし元気で良かった。……ん、そうだね、僕もできるだけいっぱい、お手伝いするよ。
(とはいえ過ぎ去ったばかりのハロウィンよりは、このお祭りの次にはクリスマスとか言う一年の集大成たる行事が待ち構えている。後片付けもそこそこに、冬休み中の年末年始も含めて、まだまだ行事は目白押しだ。)
■東雲七生 > 「へえ……まあ、変な話ではないよな。
機械ったって常に動いてるものばっかりじゃねえしさ。
充電の仕方も、色々あるんだろうし……」
目を瞬かせながら、コンセントに向かうクロノを眺めて、またしても欠伸をする。
やっぱりどうにも眠くて仕方がない。風邪を引かない程度に寝ておこうか、と考えて。
「……ん、良いって事よ。
はは、クロノが手伝ってくれんなら心強いや、サンキューなっ。
ふわぁ……そんじゃ、もうちょっと時間あるし、一眠りしてくかな。」
隣に座るクロノへと軽く体重を預けて。
風邪引きそうなくらい寒くなってきたら起こして、と簡潔に告げる。既に意識は半分どこかへと漂い始めているようだ。
■クロノ > (終始やっぱり眠そうな彼、男の子もつられて欠伸したり、目尻を金属の指先で拭ってみたり。見た目の割に、その挙動は妙に人間臭い。)
…ん。楽しみ…。了解~。
(まだ西の空で屋上を照らすおひさまは心地よく温かくて、彼に目覚まし役を頼まれたロボットはこく、と頷いて彼の体重を受け止める。再び眠り始める彼の頭を、枕を兼ねて受け止めつつ撫でるロボットの手。肩越しに感じる彼の重みと、間近に聞こえる小さな寝息。)
………。
(のんびりと過ぎていく秋の時間の流れと、眠りながらも生きていることを感じさせる彼の存在を確かめながら、ロボットも一緒に目を閉じて、もう少し、お昼寝たいむ。日没ちょっと前くらいに二人一緒に起きたら、その後はちょちょっと身支度をして、祭の会場に赴くのだろう。今日もまたひとつ、思い出が増えるのを感じながら。)
ご案内:「屋上」からクロノさんが去りました。
ご案内:「屋上」から東雲七生さんが去りました。