2018/10/31 のログ
ラフィニエレ >   
「ふーぁ―……?」

トロンとした表情のまま首を傾げる。
何だか得意げな感じの発言をしてた気がする……
感覚に意識を持って行かれてたので聞き逃したけれど。

「……?」

こてんと首を傾げながら見上げると
二三度瞬きをし、フルフルと首を振ると無表情に戻りゆっくり立ち上がる。
まるで何か気になるものがあったかのように横を通り抜け、屋上の入り口にたどり着くとちらっと視線を向ける。
そのままとことこと振り向くことなく階段を下りていく。
その間は全く無言なものの、たぶん何処に行ったかは伝わっているものだと思う。

……他に行く場所もないし。

暁 名無 > 「こらこら、俺はまだ戸締りの確認とかあるんだけどー?」

まったく、一緒に行こうという発想は無いのだろうか。
いつものラフィーらしいといや、らしいんだけども。
階段の下へと去っていくラフィーの背を見送ってから、俺は屋上にもう誰も居ない事を確認し、扉にしっかり施錠してから階段を下り始める。

さて、研究室に戻ったらラフィーをどう骨抜きにしてやろうか。
そんなしょうも無い事を考えながら、俺は歩いていくのだった。

ご案内:「屋上」から暁 名無さんが去りました。
ご案内:「屋上」からラフィニエレさんが去りました。