2015/07/02 のログ
■アリス > 「……おぉ。」
声抑えて抑えて。しーと指口に当てて。
「…試験って……うん、解った。ありがとー。…本探してくるからお隣で読んでいい?」
ここ住めないかー、みんなって位いるんだもんね。ほかの所探さなきゃ。でも暫くはここで紛れられるかも、スネーク疲れたしちょっと休もう。
紛れさせてくれるかどうかお伺いしました。
初めて来た発言や試験のことさえ知らない辺り、生徒でないのは明らかでしょう。
■雪城 氷架 > 「ん、別に構わないぞ」
図書館で本を読む、別に目鯨を立てるようなことでもない
そう答えて、さて、と再び机に向き直る
……どこまでやったっけ
うーん、と額に指を当てて考える
■アリス > 「いってきまーす」
許可を貰って本棚へ直行。
お勉強なんてするつもりはありません。
どこだろう、ウス=異本。本棚をみてはタイトルをみて、違うなーとがっくり顔。
項垂れて戻ってきて。
「えっと、読みたい本がどこにあるか解らなくて…」
■雪城 氷架 > んー、と参考書とにらめっこしていたが、
「…うん?あぁ…この図書館広いしな…どんな本がいいんだ?」
あまり子供の読めるような本は、少ないかもしれないな、と思いつつ
■アリス > 「…異本。…ウス=異本。」
明らかに子供の読む本ではありませんでした。
「あ、別名同人誌。」
ウス=異本の方が別名だと思われますが、どっちかで解ればいいかなぁ、って頑張って説明している子供の顔。割と大真面目な表情をしている。
■雪城 氷架 > 「………」
なるほど、と頷く
サブカルに関心のある氷架
「あるわけないだろ」
その言い口はとても冷たかったそうです
■アリス > 「な……何故……文化を勉強しないのですか!」
ショックを大きく受けた表情で、わなわな震えております。
声は抑えたままですが、ぶるぶると震えて…
「これはいけません。こうなったらこの学園に同人誌を普及しなくては…!」
妄想を膨らませる文化は広めなくてはと使命感に燃え始めました。尚、まだ入学すらしていません。
■雪城 氷架 > 「あ、あぁ……頑張ってな…」
多分無理だと思うけど
「そういうのに興味があるやつはオフの時に好きなだけ読んでるよ。
わざわざ普及しなくたって」
どうにも煮詰まってしまったのか、ノートをカバンに片付け、本を持って立ち上がる
借りて、寮で一夜漬けにしたようだ
■アリス > 「ありがとうございます、頑張りますとも。つきましてはお名前をお教え頂けますか?
えっ。あ、そうなのですか。」
あれ?という事は目の前の人は興味がないと?
それはいけない気がします。親切なお姉さんですのに。
「色々教えていただいて有り難うございます。お礼に何か妄想を一つ叶えて差し上げま…胡散臭くないですよ?」
そうだ、お礼もしませんと。
塩結びくれたおにーさんには胡散臭いって言われたので胡散臭くないと笑顔で先に言いました。これで大丈夫ですね!
■雪城 氷架 > トントン、と机の上で本を整えて持ち、カバンを肩にかける
「ん、雪城氷架、一年だよ」
淡々と名乗り、椅子をテーブルの下へと戻した。
「妄想を?」
首を傾げる
いや、こういう場所だ
こういう異能をもっている子なのかもしれない
「折角だけど、いいかな。
割と最近、思ってたことが叶ったばっかりなんだ」
そう言って微笑む
■アリス > 「雪白氷架おねーさんですね。私はアリスといいますっ」
わーい、と抑えた声ではしゃぐお子様っぽい仕草。
「そうそう、妄想を。
おぉ?それはおめでとうございます。」
叶ったとはめでたい。妄想が叶う場所とはなんと素晴らしきかな。自分の事の様に手を合わせない拍手で祝福します。
■雪城 氷架 > 「ん、よろしくなアリス」
とりあえず、悪い子ではなさそうだと
「うん、ありがとう」
ふんわりとした笑みを浮かべて
「それじゃ、私はそろそろ本借りて帰るけど…?」
■アリス > 「よろしくお願いしまーす」
いい人に会えたなぁ、とちょっと懐き気味に微笑んで
「あ、それじゃあ、私は…、住む場所を探しなおしますね…図書館はだめそうだったし。
それじゃあ、路頭に迷ったりしてなければまたー」
またですよーと手をぶんぶか振って。いい気持ちで見送るモード。
■雪城 氷架 > 「住むとこないのか…?」
ふむ、と思案するが…たかだか16歳の学生、手助けできるようなこともなく…
「学生なら寮に入れるけどなぁ…うーん……
そこはちょっと相談に乗れそうにないや、ごめん、またな」
少し申し訳無さそうに目を伏せて、ゆっくりとした足取りで図書館のカウンターへ向かっていった
■アリス > 「生まれた所は廃墟だったから…」
あっちの方と指差すけど図書館の中だし、スラムの方をさせているかは不明だ
「学生…なり方を探す方がいいのかなー。
ううん、それだけでも教えてもらってよかったです」
またです!とカウンターへ向かう背を見送って…ダンボールを被った。
ご案内:「図書館」から雪城 氷架さんが去りました。
■アリス > さて。色々教わったので、学生になる方法を探しに行こう。
ずず、ずずず、と。再び引き摺る音が鳴り始めて…図書館の外へと…出る前にカウンターでキャプチャーされそうになりました。
その後、カウンターの人に学生へのなり方を聞いて、新一年生が、誕生したかも知れない。
ご案内:「図書館」からアリスさんが去りました。
ご案内:「休憩室」に黒谷 知来さんが現れました。
■黒谷 知来 > 「ふぅー……。」
大きくため息を吐いて缶入りのアイスコーヒーを口に運ぶ。
今日は疲れた。本当ならこのまま休みたいところだが、
明日も受けなければならない試験がいくつかある。
ということで、最後に軽い復習だけして帰る予定だ。
試験範囲については広く浅く、全体的に基本を押さえておいた。
それから数箇所、適当に山をかける。
こういうときは自分の異能がありがたく思える。
山をかけた場所はだいたい半分はあたってくれるのだ。
■黒谷 知来 > 試験時間までぎりぎり勉強している人をよく見かける。
自分もあのくらい粘れたらいいのに、といつも思うのだが、
ここでも自らの異能が見事に邪魔をしてくれる。
だいたい、テスト直前にノートを開けば、
ちょうど復習忘れであったり、あるいは苦手分野であったり。
解けないページがちょうど見つかるのだ。
テスト前に解けない問題を見ると、焦る。
焦ってしまえば解けるはずの問題も解けなくなる。
それならばいっそのこと、と
試験の直前は何もせずに待つことにしているのだった。
■黒谷 知来 > まあ、事前にしっかり勉強すればいいだけのことである。
もっともそれが一番難しいことは現在身をもって実感しているのであるが。
「……帰りたいぃ……。」
ノートを開いて机に向かう。
当然のことだが、やりたいわけでやっているわけではない。
そうなるとペンを動かすことすら億劫になるわけで。
大して進んでいない白が多いページをちらりと見やる。
どうせまた誘惑に負けて帰るくらいなら
時間を有効活用するために早く帰るべきでは?
という悪魔のささやきを頭の中から必死で閉め出す。
■黒谷 知来 > とりあえず、分かっている部分はすっ飛ばして
ちょっと自信がない部分を探して解く。
解き始めれば案外何とかなるものではあるが
理屈が分かっていないため、単なる作業と化している。
つまり、応用問題に出てこられたら、アウトだ。
「……はぁー……。」
仕方なく応用のページを探して解き始める。
案の定、分からない。
これが終わったら、あとは分かるところの復習をして帰ろう。
心の内でそう決意すると、0.3mmのシャープペンシル(HB)を握り締める。
■黒谷 知来 > ノートにペンを走らせようとしたその瞬間。
すこん。
芯がペンの中に引っ込んだ。
内心「またか」と思いつつも短くなったシャー芯を取り出そうと
カチカチとノックしてみる。
……出てこない。
しつこいくらいに押してみる。出てこない。
どうやら、中で芯が折れて詰まっているらしい。
どれだけ押しても出てこない。
■黒谷 知来 > 仕方がないので、先っぽに少しだけ出ている芯を
引っ張り出そうとする。
とりあえず、詰まっているのさえ何とかすればいいのだ。
この作業がなかなかつらい。
取れそうな気がして取れない。
そうして芯と格闘すること十数分。
「っいったぁ!?」
刺さった。
■黒谷 知来 > 結局、ペンを分解して詰まった芯を取り出した。
時計を見れば、すでにかなりの時間格闘していたことが分かる。
「…………はぁ。」
見つめるのは黒よりも白が優勢のページ。
どのくらい勉強したっけ。ほぼやってないのではないだろうか。
「…………よし。」
帰ろう。ノートを閉じて参考書を鞄にしまう。
結局全然進まなかったのだが、それも想定の範囲内といわざるを得ない。
学生ってみんなこんな気持ちなのかな。
それとも、できる人はそうでもないのかな。
再びため息。
そのまま休憩室から少女は出て行った。
シャープペンシルと消しゴムを机の上に置いたまま。
ご案内:「休憩室」から黒谷 知来さんが去りました。