2015/10/18 のログ
ご案内:「休憩室」に枢木 柩さんが現れました。
■枢木 柩 > 「…zzz」
桃色の髪が特徴的な狐娘が机に突っ伏して寝ている。
課題の途中に居眠りしてしまったようだ。
■枢木 柩 > 時折耳や尻尾が揺れるが、起きる気配はない。下校時刻はとっくに過ぎている。
ご案内:「休憩室」に新田冬幾さんが現れました。
■新田冬幾 > 新田冬幾はのろわれている。
「………」
のろいを解くための、例えばここ――常世学園にしかない文献があるかもしれないと、
信用できうる人物に出会うまでは、地道にこの「図書館」で資料探しをしている。
■新田冬幾 > うず高い本棚を眺めていると首が痛くなってくる。
上の段を眺めながら移動していると、足元にあった踏み台に気づかずに躓いてしまう。
「あ、」
<< ド サ ッ >>
その拍子に重ねるように持っていた本が一部、音を立てて床に落ちた。
そういえば、さっき机に伏せて寝ていた女性がいたが――
起こしてしまっただろうか。
■枢木 柩 > 「…ん。」
ピコッと耳が揺れ、ぼんやりと顔があげられる。
音により起きたが半分くらい寝ぼけているようだ。目をこする。
■新田冬幾 > 本を拾うより先にさっきのあの桃色の髪をした女性の方を見る。
どうやら起こしてしまったようだ。
この学園にきて早々、厄介事は避けたい。
何より怒らせて喧嘩をふっかけられた場合、自分の立場は恐ろしく弱かった。
本を手早く拾ってから、小走り気味に駆け寄る。
「あの、すみません……起こしてしまって」
そう言って、深々と頭を下げた。
■枢木 柩 > 「んぁ…。え?いや。そんな…。」
会話により覚醒が促されたのか両手を振りながら、きにするな
と取り繕って
「って、うわ、随分寝てたな私…。むしろ助かったよ…。」
時計を見てげんなりした顔。耳を伏せさせながらもはにかんで礼を言う。