2016/05/26 のログ
ご案内:「図書館」にフィアドラさんが現れました。
フィアドラ > 「はぁ…。」

溜息をひとつ吐きました。
別れというのはこんなにも寂しい気持ちになるものなのでしょうか…。

図書室で借りた本は返さなくてはなりません。
その本をいくら大事に思ってもそれはやはりみんなの物なのです。

右手に持った本のタイトルに視線を向けます。

『読んですぐ友達が出来る!?実践友達の作り方!』

そう、この本とも今日でお別れなのです。

フィアドラ > この本と初めての出会いはとてもじゃないけどいいものだとは言えません。
わくわくしながら開けたら、ページを捲ってすぐにタイトルの否定です。

あれには、衝撃を受けて騙された!とすら思ったものです。
でも、それでこの本にもっと興味を持ったのは事実でした。
そこで興味を惹かれて読んでいく内にその内容に引き込まれたのです。
例えば、第一印象の大事さとかあと、何でしたっけそう!挨拶の大事さとか。

…まだここが閉まるまでには時間があります。私は椅子に座ってまた本を読み返し始めました。

フィアドラ > 『読んですぐ友達が出来る!?実践友達の作り方!』

「なるほど、なるほど…。」

うん、何かやはりこの本はためになる感じがします。
実際にこの本を読む前と後では友達の数は二倍になっています。

やはりこの本の効果は確かなのだと思います。

フィアドラ > ある程度まで読み進みました。これ以上はキリがありません。

「うん…。」

私は本を閉じて立ち上がりました。
この本で読んだ内容を生かして友達が一人でも出来たらいいな。

そんなことを思いながら私はトショイインのいるところに足を運びました。

ご案内:「図書館」からフィアドラさんが去りました。