2016/12/03 のログ
ご案内:「図書館」にフィアドラさんが現れました。
■フィアドラ > この辺りはあまり人が来ないので本を読むのにむいています。
私が持ってきたのは『漫画で分かる歴史!大変容時代②』っていうタイトルの本。
1が面白かったので楽しみです。
「あれ、人がいる…。」
普段私が良く座ってる席のあたりに一人の人間が座っています。
何でしょう?何か紙を書いているみたいです…。
なんて書いているのでしょう気にならないように静かに近づいて覗いてみますが
「…よめないですね。」
全然読めない字です。
アメリカ語とかの外国の言葉なのでしょうか?
■山田次太郎 > 実は本の山の中腹あたりにその本の一巻があったり。
御札を書いている最中のため、相手が近づいてくることには気づかずに
書き続けていたが、急に後ろから声が聞こえ思わず、ぴゃぃ、とか変な
声あげて体を跳ねさせた。
「な、なんだよ。声かけるなら声かけますよって言えよ。
吃驚したじゃねぇか」
どっちにしても文句を言っただろうけども。
取り敢えず、相手が注目しているのが書いている最中の御札だと
相手の視線を追って気づくと、ああ、と気のない声を上げ。
「梵字っていうんだぜ?ていうか何人?
イギリスの人?」
肌が白いのはイギリス人だとか思ってる人。
■フィアドラ > 「ご、ごめんなさい!今度からは声掛けますよってちゃんと言います!」
どうやらびっくりさせてしまったみたいです。
かなりびっくりさせてしまったみたいです。
…でも、少し面白い驚き方だと思いました。
「ボンジ?ああ!知ってますよフランス語ですね!」
聞いたことがあります!
何かテレビで言ってた人がいました!こんにちわという意味らしいです!
「ええと、異世界の人?えーと…人というか…はい、異世界の竜人の人です!」
ツノを見せびらかすようにして、尻尾もブンブンふります。
竜人アピールです。
■山田次太郎 > 謝られてしまって、しゅんとした気配を感じ取ったら
慌てて口を開いた。
「い、いや。俺も悪かった、実際に声かけますよって言ったら
おかしな人だから言わないでな?」
片手を手刀の形にして顔の前に上げることで謝意を示し。
ヘラヘラと笑ってそう告げたなら手をおろした。
そして、異世界人という言葉に目をキラキラさせ始める。
「おお、異世界出身なんか……ファンタジーっちゃね!
てか異世界の人はこんな可愛い子ばっかなん!?
……フランス語!?」
なかなか見れない異世界の人を見た男は興奮して
思わずまくし立ててしまいつつ。
相手の目をじっと見据えて、フランス語に対して思わず突っ込み。
「火とか吹けたりする?あ、てか、女の子に座りっぱなしもあれだし
よかったらここ座って」
テンション上がったまま、隣の席を示して、山積みの本をヨッコラと中央に押し出した。
■フィアドラ > 「…確かに!それに、声かけますよーって声かけちゃってますね。」
するとどうすればいいのでしょうか?
…そういえば魔術の授業で念話というものがあると聞きました。
お爺ちゃんとかは出来ていたらしいので私も頑張ればできるかもしれません!
「私がいたところはそこまでファンタジーなところじゃなかったですよ。
沼ばっかりでしたし。あれです!田舎ってやつですよ!
か、可愛いですか!?」
そう、私がいた世界は私が知る範囲では沼とあと家にしていた洞窟だけだったのです。
ファンタジーっぽくありません!もっと、花とか魔法使いとかがあった方がよかったです!
…可愛いと言われたら少し照れてしまいます。
「あ、はい!吐けますよ!見たいですか?」
勧めて貰った椅子に座りながら言いました。
少し疲れますが頑張って炎を吐いてもいいかもしれません!
かわいいとか褒められて今いい気分なのでそれくらい朝飯前なのです!
■山田次太郎 > 「そうそう、だから吃驚させるものと思って
話しかければいいいんじゃね?吃驚しない人もいるだろうし」
俺はびっくりしたけど、とカラカラ笑って話しつつ
筆ペンへとキャップをし、書きかけの御札をクシャクシャに丸めた。
コンビニ店員に念波で会話するのを考えたら吹き出したとか。
「ファンタジーっていったらちょっと田舎なイメージあるけど
沼はなかなか出てこねぇかなぁ……竜神の集落とか?
ん?うん、超絶ドストライク。
儚げな感じがして守ってあげたくなる感じ?」
実際に美少女に遭遇し、内心、心臓が破裂するのではないかと言うほどに緊張している。
それを表すかのように軽く額に汗がたれて。
「え、吐けるんだ!見てぇ!……あ、やっぱ駄目!」
実際に吐けると言うのを聞いたらテンションが上って
頼んでは見たものの、ここは図書館だということを思い返して
慌ててストップを掛けた。
■フィアドラ > 「はい、今度からは気をつけて話しかけるようにしますね!」
そうです。後ろから話しかけるからびっくりするんです。
なるべく前から話かけるようにしないと…。
「えーと、集落というかお父さんと二人だけでした。
凄く、すごーく田舎で文字とか本とかもこの世界に来てから初めて見ました!」
きっと、この人間さんが想像しているよりもずっとずーっと田舎です。
普通の生き物は沼の毒でやられてしまうので生きていけませんし…。
「ドストライク?凄く可愛いってことですか?…そんなに褒めても何も出ませんよ!
でも、守るのは大丈夫ですよ!私、多分人間さんより強いので!」
褒められれば、褒められるほど尻尾が勝手にぶんぶん揺れます。
そして、どっちかというと私が守ってあげてもいいくらいだと思います。
そう、人間は一人ではか弱い生き物なのです!
「えっいいんですか?今日は調子が良いからきっと今まで一番の炎を吐けると思うんですけど…。
いいんですか?今日限定かもしれませんよ?後悔するかもしれませんよ?」
…言ったところで一つ気がつきました。
そう、ここは図書館です。
もしものことがあったら『トショイイン』になにをされるか…
「あっやっぱりここでは無し!無しです!今度外とかで見せますね!」
危なかったです…。
もしかしてこの人間さんは私より先に気がついていたのでしょうか?
賢い人です…。
■山田次太郎 > 「だな、俺みたいに醜態晒す人いるかもしれんし」
ぴゃぃ、ってなんだよ。
と一人頭を軽く下げてへこむ中、相手からの爆弾発言に下げていた
頭が上がった。
「いや、それどんなど田舎よ。
俺の田舎よりど田舎じゃねぇか。
あ、今のは別に馬鹿にした意味じゃねぇぞ?
尊敬っていうか……そんなところに住めるのすげぇなってさ。
ちなみに、何食ってたの」
想像していた以上に田舎で、思わずと矢継ぎ早に質問してしまって
体も軽く前傾姿勢になってきてる。
「火は出るだろ?顔と口から……なんちゃって。
ごほん…いやまぁ、確かに火もふける竜人なら力も強いだろうし
そこらの人間ならワンパンで沈みそう。
俺は、負けないけどな」
ついつい、寒い駄洒落を出して、ごほんと咳き込んでから話を戻す。
挑発的な言葉を言ってしまった後、若干後悔しながらも
目は、ぶんぶんと振られている尻尾に釘付け。
触りたくて手がわきわきしてるとか。
「一番の火が出ちゃったらここ火の海になると思うなー
いや、みたいんだけどね?超絶見たいんだけどね!?」
生で口から火を出す光景を拝めずに奥歯を噛み締めた。
その後、今度外で見せる、という言葉で気分は持ち直し。
嬉しそうな笑みをこぼした。
「じゃあ俺も今度見せてくれるお礼に何かしてあげたいんだけど。
御札いる?……普段は500円のところ今日はなんとタダ!
種類も選び放題!」
先程、見たこともない文字と言われていた御札を一枚摘んで相手の前に出して。
胡散臭い口上を並べ始めた
■フィアドラ > 「そ、そんなことないです!可愛かったですよ!人間さんがびっくりするところ!」
何とか元気になってもらおうと励まします!
面白かったと言われたら辛いと思うのできっと言われて嬉しい可愛いです。
確かに可愛かったです!
「私は丈夫ですからね!
えーと、向こうではトメロウトスとかネネネモとか食べてましたよ!
こっちの世界に来てからは見てないんですけど…。
こっちの世界の焼きそばパンとかあんぱんとかのほうがおいしいですよ!」
基本的に焼いて食べてましたが生だと少し嫌なにおいがするので食べにくいのです。
こっちの世界では見たこと無いのですが美味しいものが溢れてるこの世界だと食べる必要もないのでしょう。
「口からはともかく、顔からは出ませんよ?」
いくら褒められて頑張ったとしても顔からは出ないのです。
「そんなに強いんですか!?今度試しにパンチしてみても良いですか!?
鍛えてる人間さんは強い人も多いんですよね!!」
多分、髪の下の眼はすごくキラキラしてると思います。
尻尾の勢いもさっきより強くなって床に当たるたびビシビシ音を立てていました。
「?その手どうしたんですか?何か気になります?」
ワキワキと動く手を見て尋ねました。
何でしょう?何が気になるのでしょうか?
「…た、多分、火を吐いた時点で『トショイイン』がやってきて恐ろしい目に合わされます…。
火の海になる前に私はとんでもない事になってますよ!!」
それほど、図書委員は恐ろしいのです。
多分、火とか消しつつ私も消されてしまうに違いありません!
想像しただけで震えが…。
「500円もお得なんですか!!し、しかも、種類まで選び放題なんですか!
えーどれにしようか迷っちゃいますね…。」
凄くお得です!もらうなら今しかありません。
差し出されたお札を受け取ると掲げたり、光にかざしたりしてみます。
「ところで。これはなんなんですか?」
■山田次太郎 > 「可愛い……可愛いはどうなんだろ
それって男として駄目だと思うんだよなぁ
女の子ならまだしも」
君がしたら似合うんだろうなぁ、とか遠い目で呟いたり
励まそうとした言葉は追い打ちとなった。
「へぇ、やっぱり丈夫なんだ。
竜人って聞くと頑丈なイメージあるし
……トマトとかネギとかそんな感じなのかな…トメロウトス
ああ、そういうとこだとそうだろうなぁ。
焼きそばパンとか食べたとき感動したでしょ」
食事事情を聞く限り、野菜な感じがしてしょうがなくて、考えを一人呟いた。
肉かもしれないけれども。
そして、渾身のボケは素で返されてしまって、顔が赤くなった。
「そ、そうだよな。顔から火は出ないよな
でたら逆に怖い。
いや、その……日本の言葉に顔から火が出そう、ていう
のがあってね?」
ボケの説明を顔を赤くしながらしていたけれども
試しにパンチ、には顔の赤みがさっと引いた。
「それは止めとく。
ほら、その可憐できれいな手を汚させたくねぇし」
ああ、これは期待されている。
そう感じ取って胃に若干のダメージを負いつつ言い訳を言い始める
ヘタレ。
「え、いやその……できればその尻尾、触らせてもらえねぇかなって
あ、冗談冗談!気にしないで!」
触りたくてしょうがなくて、つい本音がぽろりと口からこぼれ出た。
次には、何を言っているんだと自戒し、片手をひらひらと振り
冗談と告げた。
「え、ああ……ここの図書委員怖いよなぁ
絶対裏に呼び出してやっちゃう感じだよな」
この前の絶対零度の視線を思い出してブルリと震えた。
そう考え始めたら少し声のトーンが落ちた。
「そうだろ!迷うだろ。今日渾身のできだから。
とと、今は退魔と、浄化と、護符がある。
それは退魔で、部屋に貼っとくと悪い幽霊が来なくなる」
まぁでも、竜人には必要ないかな。
とは呟くのみで、テーブルから三種類の御札を手に取り。
相手へと差し出した。相手から見て左から退魔、浄化、護符。
と説明も加えて。
■フィアドラ > 「もうちょっとぬるっとした感じの生き物ですよトメロウトスは
下からぱくって歩いているネネネモとかの他の動物を一口で食べちゃうんですよ!
…そのあとネネネモの毒で倒れるんですけど。」
手を合わせてパタパタと開いたり閉じたりしてトメロウトスの動きを必死に真似します。
私もパクッてされたことがありましたけど普通に抜け出せました。
私は割と丈夫なのです!
「はい!この世界の食べ物は美味しいものばっかりで!
特に焼きそばパンは初めて自分で買って食べたモノなんですよ!」
…あの時の衝撃は忘れられません。
「大丈夫ですよ!手袋してますから!」
そう手の鱗を隠す為にいつも手袋をしているのです。
だから、少しぐらいパンチしても汚れないのです!
「えっ?尻尾ですか?ああ、冗談なんですか?」
何となく本当に気しているような気もします…。
本当は触ってみたいのかもしれません。
「むむむ、どれにしましょう?」
説明を受ければ更に迷ってしまいます。
…普通に買ったら500円です。
「…駄目です!私には選べません!
人間さんが書いたこれはどれもこんなに素敵なのに!
この中から一つを選ぶなんて…。
あのっ、どれがおススメですか!?人間さんが選んでください!」
■山田次太郎 > 「あ、生き物なんだ。
しかもぬるっとしてるってなんか食う気が失せるっていうか。
…しかも馬鹿だった…!
てぇかそれ焼いて食ってたって感じ?」
ぬるっとした生き物を食べると聞いて少し背筋がゾクリとしたけれども
そこは価値観の違いと、自分に言い聞かせ納得した。
「そりゃ、そんな食生活だったら美味いって思うだろうなぁ
カレーパンとかコロッケパンとか美味しいよなぁ。
初めてが焼きそばパンかぁ……衝撃だろうなぁ。
あ、米とかって食うの?」
この調子だとラーメンとか更に衝撃なんだろうな、とか呟きつつ
テーブルに転がしておいたくしゃくしゃの御札をポケットにしまいこんだ。
「いや、違うくてさ。
ま、まぁパンチは忘れて。
今度、火吹いてくれるときに、俺、犬出すから」
これは腹パンされる流れだと察知したのか、冷汗垂らしつつ
話題を変えようとするヘタレ。
「いや、うん。冗談なんだけどさ…
触ってもいいなら、触っても良いか?」
セクハラにならないかとビクビクしつつも
リクエストしてみた。
「ふふふ、迷うだろう。
俺が書いた渾身の御札の数々。
見る人が見れば唾吐くぞ」
さり気なく自分を卑下しつつも
選んでいる様子を微笑ましく見守っていた。
「おすすめは護符かなぁ。
一回だけ、命に関わるようなのは弾いてくれるし。
呪われたときの浄化もおすすめ。まぁ、呪いが強いのだと
弾かれるか、少しだけ浄化するかの2つになっちゃうけど」
と、言いつつ渡した2つの御札。
どうせ部屋にも余っているのだからと、相手へと渡し。
「どうせだから上げる。
出会いのお祝いと火を吹いてくれる見学料で2つ」
■フィアドラ > 「ほ、ほら人間さん達だってタコとかウナギとか食べるじゃないですか!
あれと同じですよ!しっかり火を通してましたし!
全然、タコとかウナギとかの方がおいしいんですけど!」
何か相手がひいてるみたいな感じがして必死に説明します!
…確かに偶に生で食べてましたけど。凄くお腹が空いていた時ですし…。
基本的にはちゃんと火を通して食べていたのです!
「ああ、いいですね。…少しおなかが空いちゃいますね。
私はあんこが入っているのも好きですよ。
はい、お米も食べますよ。あっお箸だって使えるんですからね!」
凄く得意になって言います。
この島に来たころはフォークとスプーンで全部食べていましたが今ではそう!
お箸が使えるのです!!
「えっ!?全部くれるんですか!ありがとうございます!
大事にしますね!」
何と3つとも全部くれるそうです!!
凄く太っ腹です!良い人です!
「お祝いと先のお礼で2つ。じゃあ後の1枚は…。」
分かりました!分かっちゃいました!
さっきから触りたそうにしていましたし!
「じゃあ、後の1枚は尻尾を触ったお礼ですね!
分かりました良いですよ?でも、あんまり強く触らないでくださいね。あの、くすぐったいので。」
そう言って後ろを向きました。
尻尾はスカートの穴から出ています。
後ろにファスナーが付いていてどんな太さの尻尾でも対応できるようになっていて便利です。
ちなみに内側のロックを外さないとファスナーは動かないので尻尾を振っても穴が広がる心配はありません!
(その黒い鱗に覆われた尻尾の感触は堅く艶やかで
触れば見た目よりは温かいかもしれない。
おそらくそのツルツルとした感触は撫で心地の良いものであるだろう。)
■山田次太郎 > 「いやぁ、それを言われちゃ此方も言い返せねぇんだけどさ
そっちの…トメト?はなんかグロそうなんだよなぁ
タコとかうなぎは…美味しいけど加工前は食欲なくす…」
必死の説明を受け、納得の表情を見せ始めたが
タコやうなぎの話になると思わず加工前の姿思い出して眉根を潜めた。
「ああ、結構腹空いてきた。
くいもんのはなししてると特に腹減る。
え、何、練習とかした感じ?」
大変だっただろ、とカラカラ笑って問いかけつつも
得意げに話す姿をほんわかと見守っていた。
「おう、しっかり使ってくれよ。
まぁ、使わないほうが良いんだろうけど
念のためね」
気にするな、というふうに片手をひらりと舞わせていたら
尻尾を触っていいと言われたので振ったいた片手が固まった。
「マジで触っていいの?え、生ドラゴンの尻尾?
ありがたや、ありがたや」
後ろを向いた相手に拝むように合掌して、いざ、と
手を相手の尻尾へと向かわせた。
そして、いざゆっくりと触ったら、感動したような声が漏れ出て。
堅そうな見た目に反し、滑らかな手触りの尻尾をゆるりと撫で
その暖かさはこの時期の寒さで冷えた手には心地よく
つい、その質感を楽しむようにゆっくりとなで上げた。
そして、満足したのか、ゆっくりと息を吐き出すと手を離した。
「……今日抱きまくらにしていい?
……はっ……冗談っす!」
あまりの手触りの良さに自然と口からそんな言葉がこぼれ落ちた。
それを冗談として、ワタワタと両手を振って。
「俺、山田次太郎!よろしく!」
気を取り直すために挨拶へと逃げた。
■フィアドラ > 「……確かにそうですね。」
そうですか?おいしそうに見えますよ?
一瞬そう言いかけたのを飲み込んでそう答えました。
危ないです!!
「お箸は難しいですからね!
この世界に来て一番初めに苦戦するのはお箸だって先生も言ってましたよ!」
今までは手づかみで食べていたのでその変わりようは凄かったです。
豆をお皿からお皿に移す練習とかいっぱいしたのです!
「じゃあなるべく使わないように大事に使います!えーと、大事にします!」
使うか使わないか迷いましたがどっちでも大事にすればいいのです。
活躍は見てみたいですが使わない方がいいと言われたらそんな気もします。
「…はい、どうぞ。」
…何か変な感じです。
自分で振り回したりぶつけたりする分には全然痛くもないのですが人に触られていると
何というか変な感じがします!
「あの…。」
どうやら、夢中になっているようでまだ撫でています…。
凄い楽しそうに撫でていて止めるに止めれません。
あと、あんなに楽しそうに触られたらこっちもすこし嬉しいような気分になってきました。
「…えぇ……夜もずっと撫でたいんですか?
駄目ですよ…変な感じになっちゃいますから…。」
そう、そこまでくすぐったいとか痛いとかは無いですけど。
触られてる感覚はあるので、変な感じで…でも、手を離されると少し寂しいような…。
「クスッ…満足できました?私はフィアドラです。よろしくお願いしますね。山田次太郎さん!」
何となく物足りなさそうに見えますがそう尋ねました。
そして、私も自分の名前を名乗って自己紹介です!苗字はありません。
■山田次太郎 > 「だろ?てか、今妙な間があったの気のせいか?」
妙な間が気になって軽く首を傾げつつ
そう問い返してみて。
「だよなぁ、俺もまだ間違った箸の持ち方してるし。
小豆摘めって言われたら無理って答えるわ」
箸の練習が面倒だったのか、眉をしかめつつ
そう話す、異世界人に負けてる男。
「おう、そうしてくれ。大事な時は使ってな?……お、おう
ああ、後、使い終わったらその御札真っ黒になるから
それが目安」
相手の言葉に多少困惑しつつも
一応の説明をはさみ。
大事に使ってくれるという言葉で笑みが溢れた。
「結構なお手前でございました」
尻尾を触れた後の感想を呟く。
表情は若干恍惚としているような気がしないでもない。
そして、変な感じになっちゃう、に反応しちゃう男。
「え、あ、そうだよな。ごめんごめん。
冗談だから安心してくれ」
イケない妄想をして鼻血たれそうになって鼻頭抑えつつ喋るせいで
若干鼻声に。
「もう、すごい満足しました。
今日はもうこれで思い残すことなく寝れます。
フィアドラ……よろしくな。俺のことはタロチャンとか
次太郎とか適当に呼んでくれていいから」
何度か相手の名を呼び、覚えたのか、一つ頷いたら
笑みを交えつつに話し。
ふと、時間を見れば残念そうに眉尻を落とした。
「すまん、もう時間だから今日は帰るわ
また、てか絶対火吹くとこ見せてくれな
てか、途中まで一緒に帰っちゃう?」
なんて言いつつ立ち上がり、御札を懐にしまい込み
本を全て抱えたら。
ゆっくりと出口まで歩き、著書委員へと本を渡す心算で。
■フィアドラ > 「…気のせいじゃないですか?ほら、私も食欲なくなると思いますよ。」
髪が長くて良かったです。きっと今、凄く目が泳いでます!
髪があるので多分ばれませんけど!
「真っ黒になるんですね。へー。」
表を見たり裏を見たり。どんな仕組みで黒くなるのかは分かりませんが。
変え時は分かりやすいみたいです。
「なんていったら良いのか…。ええと、ありがとうございました?」
尻尾を褒められた時、特に触りごこちを褒められた時の対応は少し難しいです。
というか、他のところの鱗はともかく尻尾は初めて触られた気がします…。
「満足できたなら良かったです。じゃあタロチャンさんで!
さんはいりませんかね?じゃあ、タロチャンで!」
迷いなく選びました。何となく響きが可愛い感じだったので。
「はい!また、今度火が吐ける場所でなら!
そうですね…帰っちゃいます!」
机の上に置いていた本『漫画で分かる歴史!!大変容時代②』を右手に抱えて
一緒にトショイインのいるカウンターへと向かうのでした。
ご案内:「図書館」から山田次太郎さんが去りました。
ご案内:「図書館」からフィアドラさんが去りました。