2017/03/14 のログ
■東雲七生 > 「ううん……やっぱこまめに本は読まなきゃ駄目だな……。」
学校の授業でも教科書の文字を追う事は無く、ひたすら板書をノートに書き写したり写さなかったり寝ていたりする。
七生は元々そんな性分なので、少し気を抜くと読書という習慣は立ちどころに消えてしまうのだ。
本を読もうと意識し続ける為にはどうしたらよいか、とまだ少しふわふわとした意識の中で考え始める。
「……そういや、深雪って本読むのかな。」
ふと、そんな事が浮かんできた。
家に居る時はどうだったか、と思い出そうとして、
大抵2人揃って居るときは七生がていの良い玩具にされている事しか思い出せなかった。
「……今度本人に訊いてみよ。」
もしかしたら自分が家に居ない時は、何か読んでるのかもしれない。
■東雲七生 > 「さーてと、休憩終わり!」
酔いもだいぶ楽になってきたところで、再び図書室へと戻るべく席を立つ。
まだ読みかけの状態で置いてきた本が数冊あるのだ。あんまり離れていると片付けられてしまいかねない。
まあ、その時はその時で改めて書架から引っ張り出して来ればよいのだが、
「本棚ってやつは、どうしてあんなに高いもんかな……。」
……よいのだが、本を取る為に足場を探さなければならないのが、だいぶ億劫な七生だった。
ご案内:「休憩室」から東雲七生さんが去りました。