2015/06/13 のログ
ご案内:「大時計塔」に綾渕・京さんが現れました。
■綾渕・京 > がたごと、と車輪の音がする。
時計塔に備え付けられた階段を無理矢理登って、車椅子が塔の頂上に顔を出した。
「……」
ゆっくりと、あたりを見回す。
■綾渕・京 > ここに来た理由は大したことではない。
見回り……正確に言えば、見回りもどきである。
昨今の学園の治安の悪化を考えて、綾渕は自主的に学園内の見回りを行うことにしたのだった。
■綾渕・京 > 時計塔を選んだのは、普段ここに警備がいないからである。
立ち入り禁止の癖に警備のいない場所など、不良生徒や悪人に溜まり場にしろと言っているようなものだ。
(……とはいえ)
普段から生徒が頻繁に立ち入っている以上、たまり場もなにもないだろう、とも思わないではないが。
■綾渕・京 > さて。
「では、もう一つの仕事を行うか」
そう言うと、懐から張り紙を取り出す。
そのままその辺の壁に、ぺたりと貼り付けた。
■綾渕・京 > 張り紙には、やたらと達筆な書体で【生徒会巡回場所】と書されている。
当然、この巡回とは綾渕個人の意である。
まさか生徒会を動かせるような権力は彼には無い。
「まあ、しないよりはマシだろう」
警備ができるわけでもなし、あまり頻繁に来れるわけでもなし、意味があるかと言われると微妙ではあったのだが。
というかこれがバレたら本人も怒られる気がする。
■綾渕・京 > 再度周囲を見回す。
何も無い。
が、故に、
「異常なし」
それでよい。
■綾渕・京 > それだけ言って、彼はその場を去った。
ご案内:「大時計塔」から綾渕・京さんが去りました。
ご案内:「大時計塔」に山田 竹蔵さんが現れました。
ご案内:「大時計塔」にヒメルさんが現れました。
■山田 竹蔵 > …………暑いな……。
【鞄の中を見る。……以前持ち帰ったおしるこコーラがまだ6本ほど残っている】
■山田 竹蔵 > ……。*プシュッ*
【おしるこコーラを1つ手に取り、缶を開けた】
【他に飲むものは無いので、おしるこコーラを飲むことにしたようだ】
■山田 竹蔵 > ……。
*ゴクゴクゴク* *ぷはっ*
(……うん、あんまりスッキリしない)
(コーラは夏には美味いけどそこにおしるこ成分という冬っぽさがあるせいか)
■山田 竹蔵 > …………。
【時計台の正面の壁に腰を下ろす。勝負の疲れか、はたまた授業の疲れか、すこし疲れているように見える】
■ヒメル > 夏に一歩足を踏み入れた、じめじめとした熱気を孕む空気を、酸素を求める魚のように口をぱくぱくと開きながら吸い込み歩く。
金髪緑目で見た目が女性的な青年は、部活上がりに飲み物を求めて、喫茶店や自動販売機を求めて徘徊している。
ふと、学園地区名物時計台下に目をやると、見知った顔。
「あ"ー……山田さんーやっほー……」
顎から汗を滴らせ、手を振る元気も無しに友人へと近づいていく。
■山田 竹蔵 > ヒメルさん、こんにちは……って、すごい汗じゃないっすか……
大丈夫……じゃなさそうですね……。
■ヒメル > 「んんー、あっついねぇ~……。どこかで涼もうと思ってるんだけどぉ……その元気すらないやぁ」
「自販機でもないかなぁ」
日陰になる壁によりかかり、一息。
■山田 竹蔵 > このへんには自販機は無いですね……。
とはいえ、何も飲まないと倒れてしまいそうですし……
口に合うかは分かりませんが、これでも飲みます?
【おしるこコーラの缶を鞄から取り出し、差し出す】
■ヒメル > 「ん。……ン゙ッッッ」
友人が提示した缶に思わずむせる。
怪訝そうな表情で缶を見つめる。
「……え゙、これ、ん?何?」
■山田 竹蔵 > おしるこコーラです。
……おしるこコーラです。
大事なことなので二回言いました。
■ヒメル > 「あんこ入りパスタライス並の衝撃だねぇ……こんなの売ってるんだぁ」
物珍しげに、かつ訝しげに見つめ、しかし提示して貰ったものを断りづらく、かつ……
かなしいかな、アイテマーの性か、興味が出てきていた。
「えと、これ、貰っていいの?」
■山田 竹蔵 > ええ、もちろん。
口に合わなくても保証はできませんが……。
■ヒメル > 「美味しかったら仕入れのリストにも入れられるしねぇ。ありがとう、いただくよぉ」
手を伸ばし、受け取る。
そしてプルに指をかけ、蓋を開ける……。
*プシッ* *ごぽぉっ*
(……大丈夫かなこれ)
■山田 竹蔵 > (さて、ヒメルさんのリアクションはどうなるかな……)
【ちょっと意地悪な考えで見ている】
■ヒメル > 少し躊躇し、恐る恐るその缶に口を付ける……。
【DR:ヒメルのおしるこコーラ適正(?)】
【1d100 60基準 100に近いほど好き】 [1d100→83=83]
■ヒメル > *コク* *コク*
水っぽいおしるこに絡みつかれた舌に、追撃する炭酸。
甘いに甘いをプラスした単純な甘さ。
「…………山田さん、これ美味しいねぇ」
■山田 竹蔵 > おや、ヒメルさんも気に入りましたか。
【ちょっと意外そうな表情】
ご案内:「大時計塔」に黒谷 知来さんが現れました。
■ヒメル > 「うん、いやぁパッケージで正直ドン引きだったけど、実際口にしてみるとこれはなかなか……」
「好き嫌いは分かれそうだけどねぇ、あはは。俺は結構好きだよぉ」
満足そうな表情で、汗を流しながらもおしるこコーラを喉へ通していく。
■山田 竹蔵 > ですね。俺も最初飲んだときは意外に美味しくてビックリしました。
ちなみにこれ、毬藻ちゃんも好きみたいですよ。
この前会った時美味しそうに飲んでましたし。
■黒谷 知来 > 「……あっつ……。」
時計塔を見上げながら歩く少女がひとり。
今日は午後から休み。帰宅の途中である。
手には缶が握られており、流れる汗がパーカーを湿らせている。
■山田 竹蔵 > 【山田も2本めを開ける。残りは3本になった】
■山田 竹蔵 > ……ん?あそこを歩いてるのは……
【時計塔の前を歩く少女に気がつき、声をかけようと歩いて行く】
【手には残り半分ほどのおしるこコーラを持ったまま】
おー、黒谷さんじゃないか。今日はもう授業終わりなのか?
■ヒメル > *こくこく*
「ふー、ありがとー。うちの商品候補と俺の飲み物レパートリーが増えたよぉ。」
「うん?友人かい?」
パーカーの女の子に歩いて行く山田の後ろを行く。
■黒谷 知来 > 「え、あ……えと、山田さん?でしたっけ……
はい、今日はもう……えと、はい。帰るところ、でした。」
声に気づいて振り向けば、見知った顔が見知った飲み物を持っている。
さらに視線を向ければ知らない顔も見知った飲み物を持っている。
■山田 竹蔵 > そうか、お疲れ様。
……あ、この前もらったおしるこコーラだけど、
今俺と……そこのヒメルさんが飲んでる分を除いてあと3本になった。
■黒谷 知来 > 「え?」
素直に驚く。ちょっと自分の味覚に自信がなくなった。
「……えっと。この前言ってた、
おしるこコーラが好きな知り合いって……」
そういいつつちらとヒメルさんに目を向ける。
■ヒメル > 「あ、どもども初めましてぇ。ごちそうさまですぅ。美味しかったよぉ」
パーカーの女の子に手を振り。
■黒谷 知来 > 「え、あ、どうも……」
手を振られればぺこりと頭を下げて返す。
手に持った缶を落とさないように気をつけつつ。
■山田 竹蔵 > >黒谷
……いや、ヒメルさんはさっき渡したのが初めてなんだ。
好きな知り合いは別の人だ。
>ヒメル
まあ、気に入ってもらえて良かった……のでしょうか?
■黒谷 知来 > 「えっ」
ますます自分の味覚に自信がなくなってしまった。
二人の顔を交互に見つめている。
■山田 竹蔵 > >黒谷
……まあ、こういうのは好みが大きく分かれるものだから。
そう気を落とすことは無いって。
……ところで、その缶はどういう飲み物だ?
【黒谷さんが持ってる缶に目を向ける】
■ヒメル > 「やー、まさかこんな不思議な組み合わせが、こうも美味しくなるなんて思わなかったよねぇ」
「うん?別の面白い飲み物かい?」
面白そう、とばかりに女の子の缶へ視線を向け。
■黒谷 知来 > だがしかし。手に握られているのは飲み物ではなかった。
あっつあつのおでん缶。
季節に似合わない暑さの中、少女は煮えたぎるおでんを手に持って
汗を流しているのであった。
見てるだけで暑苦しい。
■山田 竹蔵 > お、おでん缶……。
アキハバラにしか無いもんだと思ってた。
ていうか、また押したのと違うのが出たのか……。
【ほかほか湯気を立てているおでん缶を見て微妙な表情を】
■ヒメル > 「……さすがはおしるこコーラ布教元さんだぁ」
畏怖の目で少女を見ている青年
■山田 竹蔵 > ……一応フォローすると、買おうと思って買ってるわけじゃ無いらしいですよ。
黒谷さんは異能のせいで確率の低いハプニングに見まわれまくってるとか。
【ヒメルさんが何か誤解しそうだと思ったので、フォローに入る】
■ヒメル > 「ええ、なにその辛い異能」
「それのおかげでおしるこコーラを知れたけど……おでんは、さすがに……きっついねぇ」
■黒谷 知来 > 「……いや、まあ、はい。
……す、好きで変なのばっかり買ってるわけでは、ですけど。
はい……。」
ちょっと縮こまる。
今回は買ってしまった失敗だけではなく、
いつもの癖でその場であけてしまった。
せめてこぼさないようにと缶を傾けておでんの汁を飲m
「あっつ!」
■ヒメル > 「ああ、大丈夫かい?大丈夫じゃないね?」
「氷ぐらいならすぐ出せるけど、入れたら絶対美味しくないよねぇ」
かわいそうな生き物を見る目で眺めている
■山田 竹蔵 > (体温操作で凍らすとかできたら良かったんだけどな……)
【そうだ、気化冷凍法!と思いついたはいいが、山田はそんなに強くない吸血鬼】
【そこまで体の扱いは長けていない】 [1d100→90=90]【基準60 以下成功】【成功でうまく手に取る】
■黒谷 知来 > 「……なにがつらいって、冷ますと美味しくないんですよね。おでん。」
そういいながら汁を一口。
彼女はまだ気づかない。
ばっちり缶に保温の術式が組み込んであることに。
■山田 竹蔵 > 【PL注:ダイスは消し忘れです 落とす流れかと思って書いたのが残ってました】
こういうのはクーラーがガンガンに効いた部屋で食べたいよな……。
【見てたらちょっとおでん食べたくなってきたようだ。のんきな吸血鬼だ】【基準60 以下成功】【成功でうまく手に取る】
■山田 竹蔵 > しかし、まるで出来たてのように熱々だな……。
缶はそんなに保温性は良くないはずだけど……。
■ヒメル > 「涼めるところでも探すかい?持ち込める喫茶店か、時計塔の上とかも涼しそうだねぇ。あとはうちの店で冷房効かせてもいいしぃ。」
やっぱり手で顔を扇いでいる。
あと、パーカー暑そうだなとか思ってるみたい。
■山田 竹蔵 > >ヒメル
……確か時計塔って立ち入り禁止じゃありませんでしたっけ?
守ってる人見たことないですけど。
んー、だったらヒメルさんの店行きましょう。ちょうど買いたい物もありましたし。
黒谷さんもどうだ?いろいろ揃ってて面白いぞ、ヒメルさんの店。
■黒谷 知来 > 「……あー……いえ。暑い日にこんなものもって
どこかにお邪魔するのも、えと。わるい、ですし……」
デザート用のフォーク(コンビニとかでついてくるやつ)を
手に持ってはふはふしながらおでんをたべる。
どう見ても熱い。暑苦しい。
■ヒメル > 「うん?うちでいいなら気にしないよ?むしろお客さんが来てくれるならウェルカムだよぉ」
にっこにっこしながら、おしるこコーラの残りを口へ運ぶ。
■黒谷 知来 > 「え、っと。うーん……もし、迷惑でなければ……はい。
いちおう、予定とかもない、ですし……」
少し考えて返事を返す。
学校とバイト先と寮以外にほぼ立ち寄らない準ひきこもりの
彼女には予定などない。
■山田 竹蔵 > ……それじゃ、早速行きましょうか。
【他2人の前を行くように学生街の商店街の方向へ歩き出す】
■ヒメル > 「うんうん~、どうせこれから店開けて冷房効かせるわけだし、どうぞどうぞ~」
「だねぇ、行こ行こぉ。商店街にあるんだぁ、そんなに遠くないよぉ」
空になった缶をつまみ、山田の後ろを行きつつ黒谷をエスコートするように先へ進む。
ご案内:「大時計塔」から山田 竹蔵さんが去りました。
■黒谷 知来 > 「あっ……は、はい。よろしく、です。」
ちょこちょこと後をついていく。
ご案内:「大時計塔」から黒谷 知来さんが去りました。
ご案内:「大時計塔」からヒメルさんが去りました。
ご案内:「大時計塔」に山田 竹蔵さんが現れました。
ご案内:「大時計塔」から山田 竹蔵さんが去りました。