2015/06/14 のログ
ご案内:「大時計塔」に渡辺慧さんが現れました。
渡辺慧 > トン、テン、カン。
テンプレートな釘を打つ音。

渡辺慧 > 「……ふぅ」

朝から集中して、日曜大工に取り組んでいる。

……なぜか、態々時計塔の屋上で。

運び込むのに苦労していたようだが、それこそ今更だ。

渡辺慧 > 気分がいい。

普段は公園などでやるが、今日は気分を変えてみた。
気分がいい。労力の対価というものだろう。

渡辺慧 > 風を受け、目を細める。

なにとなにやらは、高いところに上るというが……。

それに拘ってこんな気分の良さを見逃すほうがよほど馬鹿だろう。猫のような笑い。自らがバカだということは否定しようもないことだが。

ほぼすべて出来上がっている今日の制作物を眺める。

渡辺慧 > ……。

ここを飛び下りたら、どうなるのか。

試してみたくはある。
自分の異能では、まるでそれをなせる力がないが、もしかして、自由というものを体感できるかもしれない。

ここに来るたびにたまに思う。



目線を外し、再び、元々の作業に戻る。

トン、テン、カン。
ワザとらしいほど、テンプレートな釘を打つ音。
自分の鼻歌とまじりあって、妙な音楽になっている。

渡辺慧 > 完成したのは、自らの腰ほどの高さのテーブル。
出来栄え自体は悪くない。木の木目が見えたままの、簡素なつくりだが、テーブルとして使用するわけではない。だから、問題なし。


再び、屋上のギリギリの位置に立つ。

――やらねーけどさ。――

自由への欲求と恐怖の感情は、隣りあわせみたいなものかもしれない。

渡辺慧 > 「……………………にゃ゛――――――ッ!」


誰もいないことをいいことに、へたくそな猫の鳴き声の真似。

世界に響かないことを願いながらも、誰かに聞こえていたらいいという矛盾した感情。

今日はいい日だ。

ご案内:「大時計塔」に三千歳 泪さんが現れました。
渡辺慧 > 風に乗って、木くずが舞っていった。

――この後は、どこに行こうか。

空腹を知らせるお腹からのシグナルを受け。めんどくさそうに笑う。
工具を片付けると。今現在作り上げたものを抱え上げ。
そのまま去ろうとする。

労働の後の、甘いものでも、悪くないだろう。
一人きりで食べる、なんて。いつものことだから。

三千歳 泪 > 今日の仕事は機械の修理。大時計に動力をつたえる巻き上げ機の調子がおかしいらしいのだ。
黒い煤と機械油のよごれをぬぐいつつ、見晴らしのいい屋上をのぞいてみると見知らぬ男子生徒がいた。
なんだねこか。ねこ語にはちょっと自信あるんだ。

「にゃーん??」

渡辺慧 > ビシリ、と固まる。

見知らぬ女子生徒。なぜいる。
……オーケーオーケー。
そうか。聞かれていたか。

……………。俺は――猫だ。

「ふにゃごりゃさっさー!」
(他言無用で、の意)

三千歳 泪 > 時を刻むのは大事な仕事。私には肩代わりできないけど、うまく動くように手入れしてあげることくらいはできる。
塔のてっぺんに置かれているのがこの島の中で一番大きな時計。ちょっとずれただけで一大事だから、責任重大なわけですよ。
焦ってるのがよくわかる。秘密にしてってこと?

「にゃー…にゃっにゃ。にゃーんー?」

どうしよっかなー。その要求にはこたえられない。悪い笑顔できっぱりと。交渉の基本はまず無茶振りからはじまるのだ。

渡辺慧 > その見知らぬ女子生徒。――姿を見ればモンキーレンチ、というのだろうか。を抱えている。……修理、だろうか。――

だが、今この瞬間において、それはあまり関係がない。

――あ、なんか悪い笑顔してるぞこいつ。……ヤルカ――

自らの持つ工具箱を見遣った後。……………巨大な、モンキーレンチ。

勝てません。

膝をつき。――いわゆる、orzの姿勢。項垂れる。――

「にゃにいってるかわかりゃんのやがーーッ!」

しまった。俺はただの馬鹿だ。

三千歳 泪 > おかしい。このねこおかしい。ヒューマンみたいななまりがある。
戸惑いはひしひしと伝わってくるけど、ヘンな声を出してうつ伏せただけ。まだおなかをみせてない。
大丈夫だよ。怖くないから。男子みたいなねこの前にしゃがんで頭をわしゃわしゃ撫でた。
あ、そうだ。

「にゃーん。ごろにゃーーん…にゃう。にゃーうー」

下でまだ作業してるから、気をつけて。と言ってるつもり。
ハイレベルなねこ語バイリンガルにとって身振り手振りは邪道なのだ。ねこはそういうのできないしさ。
コミュニケーションは相手と同じ土俵に立つのが大事。君と私は対等だから、まずはお話してみよう。

渡辺慧 > ……おかしい。

いやおかしいだろこの状況。なぜ自分は見知らぬ女子生徒に頭を撫でられている? え、ドッキリ? カメラどこ?

キョロリ、と視線を巡らせカメラを探す。この状況における唯一の真実がまるで見えてこない。カメラはなかった。

そうだ、コミュニケーション。人と人となら、きっと分かり合える。俺たちは分かり合える種族なんだ。言葉を話せば、言葉が返ってくる。なんて素敵なんだ。

――まるでかみ合わない双方の思考。――

「にゃらら、にゃんごろ」
(なんで俺頭撫でられてるの)

しまった。本当に馬鹿だった。

三千歳 泪 > よしよし。見かけがヘンでもねこはねこ。やるからには陥としたい。陥としきるまでやめられない。
ちょっと警戒ゆるめてくれた? いける。いけそう。私の勘がたしかなら、あともう一押しでいけるはず。
あっへあへにしてみせよう。もうすぐ君は私の手のことしか考えられなくなるのだ。そんな私をビーストテイマーと人は呼ぶ。

頭が大丈夫なら、首だってへーきへーき。拒否反応が出てくるまえに切り込んで、小さな既成事実をつくっていくのだ。
こういうのなにか名前があったよね。ナントカ戦術。顎の下をくすぐられて嫌がるねこはあまりいない。君もそうだといいんだけど。

「にゃーーーん…にゃう?」

気持ちいいでしょ? つぎはおなか見せてみようか。

渡辺慧 > 首に伸びてきた手に思わずびくりと反応してしまう。

(待って待って、ほんとまって、なんで俺首に手をかけられてるの)

――これがいわゆるシメられるというものなんだろうか。番長的な……時計塔の屋上はわちきのシマじゃぁとか……わちきってなんだよ……。――

そう考えるとだんだんこの猫言葉にも何かしら意味があるような気がしてくるから不思議だ。服従しろ的に言われてるのだろうか。イヌになれというか猫になれ。いや猫になれってなんだ。

――混乱した頭で、言語が通じないなら態度で示そうよと言う。この体制がまずいのだろうか、などと考えている辺り相当混乱している。ぐるり、と仰向けになるように体を反転させた。――


「ふげーーーー」

本当に何をやっているんだろうか俺は。

三千歳 泪 > 陥ちた――!!
この子ちょろい。ちょろいなー。ちょろすぎて不安になりそう。

見た感じまんざらでもなさそうだし、よろこんでくれてるなら何より。
顎の下をくすぐっても逃げない。逃げられないのかも? けっこう人見知りしそうな子だし、まだはじめての感覚に戸惑ってるんだ。
混乱してる今がチャンスだと私の中の悪魔がささやく。じゃあおなかもいけるわけだよ。いけそう。いった。
なでなで。おなかは結構ごつごつしてて、肉がついてる感じかな。

「にゃーうー…にゃっにゃ。なーん…」

もう何も考えなくていいんだよ。私の手だけに集中して。
こげ茶色の毛に白パーカー。人間に置きかえると身長170cmくらいありそう。こんなねこがいたんだ。
あれ――もしかして。まさか。まさか! まだ誰もしらない新種ってこと? 名前、発見者がつけていいんだよね。

「今日からは君はトコヨオオヤマネコのアルタイルくんだ!!」

渡辺慧 > 今度はお腹に伸びてきた―――――ッ?

意味が分からない、俺の推理はまるで違ったの?
お腹を撫でられるという行為に、果たして人間に対しての行動だとどういう意味が……。

……いや、それより恥ずかしいんだけど流石に。

お腹を撫でられる感覚に、んひっ、などと変な声を上げてしまう。……ん?


――……いや、そんなまさか。自分は確かに先ほど言葉を発したはずだし。仮に、そうだとして……。――


「なんでやねん」

仮でもなんでもねえわ。猫扱いされてたわ。

――それは綺麗な、ツッコミの手の形をしていた。――

三千歳 泪 > 「え?」

人間の言葉をしゃべった。ごていねいに関西人みたいなツッコミつきで。
私の手の下で「んひっ」とか喘いでるこの生き物は何なんだろう。ねこじゃない。ねこ人間でもない。どちらかというと人間みたい。
懐を探って生徒手帳をさがす。きみはどこの誰さんかな。

「そんな! 今さらそれはないよアルタイルくん。学名も決まっちゃったのにさー」
「そっか。ふーんそっかー。ねこ博士になれないんだ私は。こんなガッカリなかなかないよ。遺憾の意を示してもいいよねこれは」
「てゆかーさ。ねこじゃないのににゃんにゃん言ってたんだ? なにそれ面白い。あは。ぷ、ふふっ…ごめっ…あはははははははは!!!!」
「くっ、あははっごっめ…!! ごめんごめんね。はっっっずかしいなぁ! 私もだけどさ!!! あっはっはっはっはっはっはっは」

ダメだよ。こんなの耐えられない。おなかを抱えて笑い転げる。このまま死んじゃいそうなくらい。誰か。助けて。笑い死ぬ――。

渡辺慧 > ……………流石に、恥ずかしい。
普段あまり気にしない自分でも、うん。流石に、これは恥ずかしい……。

――顔をわずかに紅潮させ、顔を横に逸らす。――

「いや……あのさ……君……」

普通、本当に猫扱いされてるとは思わないだろ、という言葉は出せず、そのまま立ち上がる。――もちろん、わずかに頬を紅潮させ、目線をそらしたままだが。――

「アルタイルじゃなく、慧な……」

そんなに笑うなと言いたい。あー、もう。

三千歳 泪 > 笑いすぎておなかがつりそうになったけどまだ平気。よかった。収まった。波が引いてくれた感じ。
とめどなく溢れて出てくる涙をぬぐった。またスイッチが入ったら危なそうだけど、今はなんとか大丈夫。

「私は三千歳泪(みちとせ・るい)。時計の修理に呼ばれた《直し屋》さんだよ。ちなみにねこも犬もいける派です。よろしく!」
「名前は大事にした方がいいよ、アルタイル。その名前はもう君のものだから。返して、って言ってないでしょ?」

「それで、君はこんなところで何してたのかな。ねこの練習? だったらばっちり大成功。おめでとう君は一人前のねこだ!」
「私は仕事にもどらないと。まだ直りきってなくて、いつおかしくなるかもわからないし」

渡辺慧 > なんとなく、猫の鳴き声をやってみたかった、何て余計にかっこ付かない。かといって、他に言いようもない。
頭をかく。

「……ただの気分デース。……そりゃ、ありがとう」
そう言ってとりあえず濁しておいた。……猫にあこがれていないわけじゃないけど。猫扱いされたらされたで、なんともはや。人生とは難儀なもの……いや、猫。

「……ったく。普通、にゃーって言ってただけの奴を猫扱いするかいな」
「みょーな理屈。それじゃ、ありがたく頂いておくよ、泪。好きなように呼んでくれや。俺はどちらかというと猫になりたい派です、よろしく」


愚痴るようにつぶやく。だから、笑いすぎダッテノ。

「直し屋……」

……そーいや。名前だけならどっかで聞いたことある気が。ま、今はいいや。楽しく……。……あぁ、まぁ。楽しかったし。誤解が生まれそうだけど。

「つーか、故障してたのか」

三千歳 泪 > 「ねこになりたい気分? わかるわかる。なるなら普通の三毛がいい。どこにいても怪しまれない系がいいなー」
「にゃーって言ったらそれはねこだよ。アルタイル。君のすべてがねこになるまで時間はかかるかもしれないけど、さっきまでの君はすごくねこっぽっかったし」
「いつかほんとになれちゃうかもしれないよ。探せばふつーにあるんじゃないかな。そういう魔法。カエルになるのとか有名だよね」

ねこ志願者がここにいて、この島にはねこ魔術があるかもしれない。あとはやるかどうかの問題だ。

「君の願いをかなえてあげよう! 調べて君をねこにする。思う存分にゃーにゃーなけるよ!!」
「動力をつたえるパーツがへたっちゃってるみたい。でもお取り寄せには時間がかかるから私の出番ってわけさ」
「じゃあ、お邪魔さま! 私のことは忘れて練習にもどるといいよ」

休憩終わり。タブレットにねこ魔術のことを書きとめて機械室へと降りていった。

ご案内:「大時計塔」から三千歳 泪さんが去りました。
渡辺慧 > 冗談ではないのだけれど、だけれど猫になってしまうというのも。
人間は人間のままに。いや。……でも、楽しそうではあるか。

「そんじゃ、情報提供よろしくな。気長に――本当に、そんな気分になったときは――探してみるさ」

本当に、ありそうだな。
そう言って猫のように笑って。

不思議というか。天然というか。……パワーが、あったな。うん。


「そっか。……ま、がんばって」
それだけ言って見送った。

先ほど、一人の時と同じように荷物を抱えなおして屋上から景色を見渡す。

「……ニャー」

……今度は、割と楽しかった。

ご案内:「大時計塔」から渡辺慧さんが去りました。
ご案内:「大時計塔」に橿原眞人さんが現れました。
橿原眞人 > 常世島が一望できる大時計。その上に眞人はいた。
柵のほうに体をよりかかせながら時計を見る。
「……時間より早く来るとまた何か言われそうだな」
眞人の右手には手紙があった。シュリクからの手紙である。
先日、話をしたいとのことで、誘いに乗ったわけだが、彼女に襲われることになり、苛烈な戦闘の果てに、両者ともボロボロになってしまった。
そのため、日を改めようということになったのだ。故に、ここで待っている。
本来立ち入り禁止であるはずの時計塔だが、あまり守られていない。
入ることは容易かった。黙認されているようにも思えた。

ご案内:「大時計塔」にシュリクさんが現れました。
シュリク > シュリクが指定した時間は、12時
11時59分頃から、かつんかつんと金属を踏み締める音が響き、12時ぴったりに頂上へと辿り着く
長い白髪に、黒いゴシックドレス。シュリクだ

「お待たせしました。また、早めに待ってくださったんですね」
ぺこりと頭を下げながら、――なぜか、レジャーシートを広げ始める

「貴方は、食事は済ませましたか? 一応、二人分用意はあるのですが」
機械も食事をするらしい。見れば、大きなバスケットにサンドイッチがぎっしり詰められていた

橿原眞人 > 「……特に時間まで何も用事がなかったからな。島を眺めてただけだ」
シュリクが頂上に現れると、そちらの方を向いて眞人は言う。
相変わらずのゴシックドレスだ。いかにも暑そうだが平気なのだろう。
眞人は別に早めに待ってはいない、と首を横に振る。

「……あ? おいおい、ここでピクニックでもするつもりかよ」
突如レジャーシートをシュリクが広げ始めたので怪訝な顔をする。
「食事? ああ、そういえばまだだったけど……お、おお。すごいな。
 シュリクも食事をするのか? いや、別に嫌味とかじゃねえんだ。
 ……ならそうだな、食べさせてもらうぜ」
バスケットの中のサンドイッチを見て驚きの声を上げる。
「シュリクが作ったのか?」
料理などほとんどしない眞人である。こういうものを食べるのは久しぶりだった。

「……で、何の話だったっけな。この前は大変でよく覚えてねえ」

シュリク > 「此処は見晴らしがいいですからね
わざわざ景色を楽しむために違反までして此処に来る生徒も多いそうです」

季節的にはもう半袖短パンでもいい時期だが、相変わらずの黒ずくめ
もとより体温の低いシュリクにはちょうどいいのかもしれない

「ベンチでもあれば用意しなくていいのですが……
ええ、しますよ。私は食べ物を100%エネルギーに変換できますので」
こぽこぽと水筒からアイスコーヒーを紙コップに注いで、眞人に手渡す

「最近始めたんですよ。いくらなんでも、毎日外食というのは不便ですので」
サンドイッチの一つをつまみながら、会話を続ける
味は、可もなく不可もなく

「ええと、たしか私の能力の話でしたかね
お気付きの通り、私のあれは魔術ではなく、異能ですよ
但し、人工的に作られ、組み込まれた擬似異能です」

橿原眞人 > 「……それはすごいな。そうするともう人間との違いなんてあんまりなさそうだ。
 悪いな、わざわざ用意してもらって」
水筒から淹れられたアイスコーヒーの入った紙コップを受け取る。
「へえ……俺なんかよりも全然ちゃんと生活してる感じがあるな。
 ん……うまいな。女子の手料理なんて初めて食べたぜ」
もっとも、相手は機械であるのだが。味はかなり普通の物だったが、眞人はおいしいと言った。
とはいえ、ここまで人間と近いのなら最早そんな区別など必要ないのかもしれない。
異邦人にはもっと色々な姿がある。

「ああ、そうだったな……そう、能力の話だ。
 なるほどな。疑似異能……そんな技術があるとは驚きだ。
 いや、そりゃ現代ならそういう研究もされてるけどな。
 確か、最初に出会った時に6000年前がどうとか言ってたよな。
 それがほんとなら、その時代の方が異能の研究は進んでたのかもな」
サンドイッチをほおばりながら言う。
「……気になるんだが、シュリクのその異能はなんで付与されたんだ。
 あれはどう見ても戦闘用だ。何かと戦うために……?」

シュリク > 「極力、人間に似せて作られましたから
あまり機械であることが強いと、いらぬ警戒を産むことがありますので」
味について褒められればほんの少し照れたように
「ありがとうございます。人に食べさせるのは初めてでしたので、そう言ってくださると有り難いです」
サンドイッチの内容自体は、たまごサンドやBLTサンド、マスタードハムなど多岐にわたっていて、
あきさせないような工夫が凝らしてあった

「私の時代でも最先端の技術でしたから、まだまだ改良の余地はあるのでしょうけどね
――ええ、6000年前は現代とは比べ物にならないほど発達した文明でしたよ
ワープ装置や空を飛ぶ車、私のように考えるアンドロイドが闊歩していた時代です」
説明だけ聞くと、ありがちな未来予想図そのものだ
その中にシュリクも含まれ、今に至ると続けた
「私は要人や貴族の護衛用アンドロイドとして設計されましたので
……当時も、今のように<<ゲート>>が開かれていたので、いつ何時魔獣が襲いかかってくるか分からなかったのです」