2016/07/07 のログ
ご案内:「大時計塔」に東雲七生さんが現れました。
■東雲七生 > 時計塔の屋上。
学園地区のどこよりも高いその場所で、七生は夜空を眺めていた。
今日は七夕らしい。学校でもその話題が多数を占めていた。
しかし、七生にとっては結構どうでも良い事だったりする。去年の今日も、あんまりそういう事を気にせず過ごしていた気もするし。
「でもまあ、天気が良くて良かった。」
その分、昼間死ぬかと思うほど暑かったのだけれど。
ふと後者の方を見遣れば、下校時刻を過ぎていてもいつもより電気の点いている教室が見受けられる。
今日は特別に、と教室を解放してイベントに勤しむ生徒や教師が多いのだろう。
■東雲七生 > そういえば校内で短冊と飾り付けるための笹も見た。
何だか気恥ずかしいのと、願いも特に思いつかなかった為に見送ったが、今思えば一枚くらい貢献しても良かった気がしている。
どうにも、こういう季節の行事には疎い。
「海開きとか、そういうのは良いんだけどなー。何だろうな。」
まだ少し昼間の熱気を残した時計塔の屋根に寝転んで、星空を眺めながらそんな事を独りごちた。