2017/05/24 のログ
ご案内:「大時計塔」に黒龍さんが現れました。
■黒龍 > この島に来て――と、いうよりもこの学園の生徒になって。この場所がすっかり定位置になりつつある。
大時計塔の最上階…の、更にその上。文字通り時計塔の”天辺”で、器用にバランスを保ち立っているスーツの男。
どう見てもヤの付く職業とかそっち寄りの風貌ではあるが、これでも一応は学園の生徒ではある。
ある意味で、教師側と言えなくも無い雰囲気というか空気でもあるが。
基本、まず誰も訪れない…と、いうか登ってこないであろう時計塔の天辺で、タバコを口の端に咥えて一服中。
視線はサングラス越しにボンヤリと眼下の様子をなぞを見下ろしてみたり。
「……だりぃな…。」
唐突にボヤく。この世界では、この季節に五月病とやらが一部流行するらしいが、己もそれなんだろうか。
■黒龍 > こっちの世界に来てから、血生臭い事から少々遠ざかっているのもあり…何というか、鈍っているのを実感する。
とはいえ、降りかかる火の粉は容赦なく払えど、自ら喧嘩を売る事は実は殆ど無い。
別に平和主義でも何でもなく、単にトラブルに巻き込まれ易いというだけかもしれないが。
若干短くなってきたタバコを咥えたまま、紫煙を燻らせながら不意に前に倒れこむようにして落下。
…したかと思えば、そのまま一回転して時計塔の最上階へと無造作に着地する。
気配や魔力の感知には鋭いので、誰も居ないのは分かり切った事で。
「…退屈は人を殺す、ならぬ退屈は龍を殺す…か。外れでもねぇってのがな…」
■黒龍 > さて、何時までもここで黄昏てもしょうがない。タバコの吸殻は魔術…いや、取り出した携帯灰皿に放り込む。
そのまま、珍しく時計塔からは飛び降りずに階段を下ってダラダラと時計塔を後にするのであった。
ご案内:「大時計塔」から黒龍さんが去りました。