2017/08/28 のログ
ご案内:「大時計塔」に風間理音さんが現れました。
風間理音 > 「はぁ、はぁ…以外と、きっつい…」

あまり来ることのない時計塔。
なんとなく、で登り始めたことを後悔していた。
引き返そうにもすでに頂上は目前、最後の梯子に手を掛けるも足取りは重く。

「―――っ、はぁ…つ、着いた…運動不足にはきついってこれ…」

頂上に着いた頃には汗だく。
ハンドタオルで汗を拭いながら、寄り掛かれる場所を探してへたり込んだ。

風間理音 > 少し息も落ち着いたところで、景色を眺めてみる。
友人はこの眺めが素敵だと言っていたが、果たして。

「…まあ、こんなもんだよね」

ところどころ建物の明かりが見え、悪くはない。
が、大した感動もない。
景色とかそういったものに興味がないから、当然の感想。
それよりも、いかにして身体を休めるかが問題。

「風つよ…あー、でも涼しくて気持ちいいかも…」

強めの風が、火照った身体には心地よく感じられる。
誰もいないのを良いことに、更に一つシャツのボタンを外し、
島の景色を見つめながら涼む。

風間理音 > 「…閉鎖的な島なんだから限度あるっつーの」

所属グループの一人が、まだ仕事に動かないのか、と仲間たちに催促している。
少々派手に動きすぎたのがたたって、風紀委員に睨まれてるのが現状。

「直情型は扱いやすいから好きだけど、こうバカだとねー」

スマホの画面を見ながら一人呟く。
いつの間にか取り出していたチョコレートの箱、その封を開けて一つ口に運び。

「めんどくさいことしないでよー、後始末すんのどうせ私になるんだから」

チョコの甘さに表情を緩ませつつ、仲間内のやり取りを見守っていて。

風間理音 > 会話の様子を見る限り、だいぶヒートアップしていたようだ。
ひとまず今はおとなしくしている、ということで会話は終了したが、
すぐに個別チャットで連絡が入る。
"あいつちょっと危ないから気にして見ておいて"
そんな文面に溜息をつきながら一言"了解"と返事をすると。

「…めんどくさ。なんでバカのために時間使わなきゃいけないの」

少々怒りの滲んだ声で呟き、もう一度溜息をついた。

風間理音 > 「めんどうなことになったらマジであいつ殺すよほんと…」

げんなりしながらもゆっくり立ち上がると。
汗もだいぶ引いたことだしと、梯子に手を掛けた。
あの距離を今度は降りなければいけないと思うと
気が滅入るが、なるべく考えないようにしながらその場を後にした。

ご案内:「大時計塔」から風間理音さんが去りました。