2015/07/31 のログ
ご案内:「委員会街/公園」に綾瀬音音さんが現れました。
綾瀬音音 > (ベンチに座って買ったばかりのペットボトルを開ける。炭酸特有のぷしゅっと言う音がして、その飲み口を暫く眺めてから一気に飲んだ)――っゲホ!!(噎せた)(暫く帰ってきていない白崎を探して辿り着いた風紀委員の本部で、任意の取り調べを受けた帰りである。取り調べとは言っても、話せることは殆どなかったし、知っていることも余り無い。あちらも詳しいことは言わなかった。ただ、ものすごい勢いで空を飛んでいった、とは聞けた)……何処に行っちゃったのさ(呟く声は、自分でも吃驚するほど、か細い)
綾瀬音音 > (取り敢えず口元をハンカチで拭って、炭酸飲料のキャップを閉めるとベンチに背中を預けて空を仰ぐ。夏休みだというのに、気分はちっとも上がらない。出てきそうになる溜息を飲み込むのが精一杯だ)…………空の上とかにいたら、探しようがないよね(まさか件の彼が本当に空の上まで飛んでいったことは知る由もない。なので意味もなくぼんやりと空を見上げるだけなのである。持て余し気味にペットボトルを触りながら、視線を暗い夜空に向けている)
綾瀬音音 > …………(吐き出しそうになる溜息はやはり飲み込んだ。溜息を吐くと幸せが逃げる、と言う話を信じている訳ではないが、それでも飲み込む)……………(その代わりにちょっとばかり眉が寄った。自分はやっぱり無力だと思い知らされている気分である。たった数日、連絡もなく会えていないだけなのに)――――――(身体を起こすと今度はペットボトルを腿の上に置いて、そこに額をくっつける。結構な前屈姿勢だが、思ったよりは辛くはない)
綾瀬音音 > ダメだ、ダメなことばかり浮かんでくる
(眉を寄せながら呟くと、漸く姿勢を正して座る。
嫌な考えは考えるほど浮かんでくるものである。
ソレは余りよろしくない事だ)

(憂鬱な気分を振り払うようにして、凍りそうなほどに異能でペットボトルの炭酸飲料を冷たくすると一気に飲み干そうとして――)

――っゲホッ!!
(また噎せた。学習能力が著しく落ちている)

綾瀬音音 > (やっぱり口元をハンカチで拭うと顔を上げる。
口の中は氷を含んだみたいに冷えて、噎せたとはいえ胃の底が心地よく冷える感触がある。
少し気分もさっぱりした。

探しようがないのは、取り敢えず仕方がない。
取り敢えず今日は帰って待ってみようと立ち上がり、歩き出す。
余り軽い足取りとは言えなかったけれども――)

ご案内:「委員会街/公園」から綾瀬音音さんが去りました。
ご案内:「委員会街:休憩所」に久藤 嵯督さんが現れました。
久藤 嵯督 > 書類仕事を片付けた久藤嵯督は、いつものように休憩所で過ごしていた。
休憩所はラウンジより人が少なく、静かに過ごすにはもってこいの場所だ。
大抵は誰もいない。そりゃあそうだ、ここは野外で、冷房など効いちゃいないのだから。
そんな場所だからこそ、今日はここを選んだのだから。

「―――探知《サーチ》……」

そう呟く嵯督の目が、虹色に輝きだす。
最近わかった事だが、どうやら意識して探知を行えばより広域での検索が可能になるらしい。
現在地学生地区から居住区、歓楽区、研究区、未開拓地区に『門』の反応はなし。
ここからでは落第街や異邦人街などの遠方までは探知が届かないようなので、そちらを探る場合は直接赴く必要がある。
何はともあれ、以上がないのは良い事だ。個人的には面白くないが。

ご案内:「委員会街:休憩所」にライガさんが現れました。
久藤 嵯督 > 異能でもなく、魔術でもなく、『門』に特化した探知力。
そしてここ最近で多発している、巨大生物事件。
まるでこの件に対応するためだけに、この力を持ってしまったかのようだ。

力の正体に関しては考えても仕方がない事なので、いずれ上司に問いただすほかない。
デスジュースの新フレーバー・ブルーデスジュースのボトルを懐から取り出すと、それを一気に飲み干した。
それはデスジュース10濃並の辛さを持ち合わせながら、甘み、酸味の度合いも極限まで引き上げているシロモノだ。
単純な辛党にはキツいこの一品であるが、だからこそ飲み甲斐がある。
胃袋が雷に打たれたかのような衝撃が奔る。常人ならば胃潰瘍および心臓発作モノだろう。
なんだかこう、全身の臓器という臓器に電流を流され続けているかのような感覚。
これはもう一種の兵器なのではないのか?

ライガ > 「オオォォォオオォッォォォォォ……」
おおよそ人とは思えないうめき声を小さく上げながら、休憩所の向こうを横切る影があった。
それは足音もなくふらりふらりと歩いている。

「や、やっと解放されたーー……
さっさと帰って寝よ……」

ふと。立ち止まり、くん、と鼻をひくつかせた。
……なんだか刺激臭がする。
それも、辛さという名の劇薬というか、内臓破壊兵器というか。
まったくどこの誰が何やってるんだ、危険物だったら通報物だな。
そう考えながら匂いの元をたどってゆき、やがて見覚えのある顔を見つけた。