2015/08/11 のログ
ご案内:「委員会街 ラウンジ」に猫谷凛さんが現れました。
猫谷凛 > ラウンジの奥、二人がけの席に腰掛け机の上のトロピカルゴールデンマンゴーパフェを見つめる少女が一人
猫谷凛 > (うぅーたべたいにゃぁ...でもでも、これは目印だしぃ...)

薄い色のサングラスをかけた少女が頭を抱える
目の前のパフェ、マンゴーをふんだんに使ったそれはこの季節にはたまらない一品で

(はっ!す、少しぐらい食べたって良いはずにゃ?
ちょっと食べたぐらいでわからなくなるわけないにゃぁ♪)

ご案内:「委員会街 ラウンジ」にアルスマグナさんが現れました。
猫谷凛 > (ちょーっと、ちょーっとだけなのにゃぁ...)

そーっと、そんな擬音が見えそうな動きでパフェにスプーンを近付ける
上に乗った生クリームとマンゴーをすくい

(頂きますにゃー♪)

心の中で大きく頂きますと声をあげ、スプーンを口へ..

アルスマグナ > 「お、何?超豪華なパフェだね。美味そう~」

ラウンジの席から観葉植物で区切った外、ちょうど猫谷の背後からひょいとのぞいて声をかける。
片手に新聞を持ち、半袖シャツに紺のスラックス。
まぁ一般的な学内の装いだ。

「何かお祝いごと?自分に対するご褒美?先生にも一口くれない?」

にやにやと笑いながら彼女がぱくつきそうな様を眺める。

猫谷凛 > 「にゃ!?」

突然の背後からの声に驚き、ガキン!
と音を立ててスプーンを噛んでしまう

「い゛っ!いったいにゃぁ...」

まさに天国から地獄、スプーンとぶつかった歯を頬越しにさする

「い、いきなりなんですかにゃ!ビックリしちゃったにゃ!!」

背後から話しかけてきた男性に抗議の声を上げる

アルスマグナ > 「あっはははは、ごめんごめん。つい驚かしたくなっちゃってさぁ」

笑いながら片手を顔の前に立てて頭を下げる。

「いやぁ遠目から見ても立派なパフェだなぁと思って見てたんだけどさ、
 君、注文してからなかなか食べないでしょ?アイス溶けちゃうよとか思っててさー。
 なんでお預け食らってたのかわかんないけどそれなら俺が食べちゃおうかなぁ、なぁーんて。
 それで、そのパフェは自分のものじゃないの?誰かと待ち合わせ?」

相変わらず仕切られた観葉植物越しに親しげに話しかける。

猫谷凛 > 「そ、そんなのあなたには関係ないにゃ!」

むっとしたまま告げて前を向く
何だこのおっさんはと思ったがここで騒ぎすぎるのも都合が悪い

「あっ....もしかして、おじさんも街合わせかにゃ?」

と、ここまで起こったあとで気がつく
この不自然な話しかけられ方に

アルスマグナ > 「いんや、おじさんは風紀委員会に落し物を届けに来ただけ。
 通りすがりのただのおじさんだよ。

 あ、でも君も風紀委員みたいね」

その腕章、と猫谷の袖口についた風紀の腕章を指す。
なんとはなしにラウンジ内の他の席を軽く見渡し

「君以外に他の風紀委員は居ないみたいだな。なぁにサボり?
 っていうか君本当に風紀の子?風紀委員ってみんなあのめっちゃかっこいい赤い制服着るもんじゃないの?」

じろりと疑いの眼差しを向ける。

猫谷凛 > 「あ、そ...そうなんですかにゃぁ
それは失礼しましたにゃん♪」

大急ぎでパフェを食べ始める

(まずいにゃまずいにゃ!)

風紀かと聞かれれば鼻歌を歌うのみでパフェをかきこみ食べ終われば急いで立ち上がる

「あ、あー美味しかったにゃぁ♪
さて、そろそろお仕事再会にゃーん♪」

ぎこちない動きで席から、男性から離れようとする

アルスマグナ > 「あっれれー?おっかしいなー?君、本当に風紀委員~?
 怪しいなぁ~風紀委員詐称しちゃうってちょっとまずくないかなぁ?
 お仕事先、おじさんもおじゃましていいー?」

じろじろと彼女が大慌てでパフェを食べ終える姿を眺め
観葉植物越しに同じ歩幅で歩いて行く。
ラウンジの外へ出ようとすればそれ以上は追いかけないつもりだが。

猫谷凛 > 「こ、この腕章が目に入らないのかにゃー?
それに風紀委員だってたまには違う服が着たいのにゃぁん♪」

これを見よ!とでも言いたげに腕章を見せつける
それと同時に会計はきちんと済ませラウンジの外へ
ラウンジを出れば走り出しひとまずラウンジから離れる

「はぁ、はぁ...何なのにゃあのおじさん...
あんなところで言わなくたっていいのにぃ!」

自分に突き刺さる周囲の視線が痛かった
サングラスがなければ泣いていた

アルスマグナ > 「腕章ぐらいならだれだって用意できちゃうでしょうが。
 服装だってあれは、良からぬ人達に対する牽制みたいな意図があるって聞いているぞ。
 まぁ君は忙しそうだからこれ以上は邪魔しちゃ悪いみたいね。

 それじゃあお達者で~」

ラウンジから出て行く猫谷を見送るようにニコニコと手を振って、自分は席に座りもせずそのまままたどこかへと消えていった。

ご案内:「委員会街 ラウンジ」からアルスマグナさんが去りました。
猫谷凛 > 「うぅ...もう今日は戻れないしぃ...」

にゃぁにゃぁと悩んでいたがその内大人しくなり

「はぁ、提供者さんには悪いけど今日は帰るしかないにゃぁ...」

そう呟きトボトボと帰って行った

ご案内:「委員会街 ラウンジ」から猫谷凛さんが去りました。