2016/08/16 のログ
影打 鈍 > では、生徒ではなく所有物としてならどうなのだ。

(そちらであればどうなのか。
 聞けばどうやら前例はいくつかあるらしい。
 学園側としては自身を生徒として管理下に置きたいらしいが、そちらで登録すればそうなるだろう、とのことだ。
 自身の主は確か生徒として登録した方が良い、と言うスタンスであったが――)

――わかった、一度主と相談してくる。

(とりあえず話さねばどうにもなるまい。
 溜息を吐いて本部を後に。)

ご案内:「生活委員会本部」から影打 鈍さんが去りました。
ご案内:「風紀委員会本部」に那岐夜車丸汀さんが現れました。
那岐夜車丸汀 > ほぼとある課を除き、紅い制服着用が義務付けられているらしい風紀委員会本部において、
確実に一般委員なのに赤い制服未着用な吸血鬼の少女が、腕章だけつけて受付に座っていたりする。

時折、出入りがあると異能を使って場の更新をし、案内に声をかけていく委員や、
そうではない来訪者の対応をしていく。これと言って真面目に委員としての仕事をキチリと行っている。


「………。」

特に私語が無い、その少女の周りには鷹とか梟とかがそれぞれいるが それらも鳴きもしない。

那岐夜車丸汀 > そもそもなぜ 受付に座っているのだったか。
いつものスリートリオたる受付嬢がいるのではないのか??
たまたま とある手続きの為 本部に立ち寄った際に受付に人がいないのはどうかと言われて…

ああ、思い出した それで受付に座っているのだった。

然し 時折 パタッと人の動きがないのは いい事なのか、
受付にあのスリートリオの誰かが戻ってくれるまでは暫し待機しよう。

(然し 暇です。)

那岐夜車丸汀 > カウンターテーブルの上にいた鳥の内 鷹がぴくっとすると音もなく少し羽ばたいて
地面に降り立つとてんてんてんと小さく飛び歩きながら自動ドアを、外へと通過して飛んで行った。
何か手紙でも呼ばれてしまったのか 少女はそちらの方は向かずに受付の中から視える範囲の探知を行う。

特に異常なし。然したる心配はなし。

待機状態は暫し続く。然しスリートリオ戻ってくる兆しすらない。

ご案内:「風紀委員会本部」にライラの使いさんが現れました。
ライラの使い > そんな暇をしている受付にフワリフワリと飛んできたのは金属性の蝙蝠。
ライラが得意としている金属操作術に使い魔をかけあわせた専用のモノである。
長時間の活動には向かないが、色々と使い勝手はあるようで。

銀でできた蝙蝠は、汀の前にチョコン と降り立った。

那岐夜車丸汀 > …何かが来ました。鷹は今しがた飛んで行ったのですぐに戻る訳はない。
でなければ 梟は横にいる、しかも待機し過ぎて寝てる!
異能たる反響定位使わなくても、目の前に降りてきたその金属性の蝙蝠は感じる。

黙って座ったまま会釈をしてからのち
口から開くのは 普段使っている言語とは別の古の詞。

『ようこそ。 ご主人様。 この様な処にお越しとは』

ライラの使い > どことなく偉そうに胸を張る蝙蝠。
えっへん。
しかしながら、残念なことに喋る機能はないので、体を変化させて文字を綴っていく。

『うむ、ちと用事を思い出してな。
 些事ではあるが、わらわはこのような身じゃ。代理として使いをして欲しい』

那岐夜車丸汀 > 蝙蝠=御身の僕と考えたらしい。目の前の蝙蝠は探知しても金属?とかでないので、
動いていてなおかつ分かる魔力で動いているのであれば、十中八九、ご主人の使い魔では。

そう考えが先程 現れた際に気づくと、この偉そうに振る舞うのは …。
念話出来ないんでしょうか? 文字を綴られてもそれを読み解く速さは遅い。

(…  … はい。)

『使いとは どちらに?』

ライラの使い > なぜ、念話を使わないのか。
単純に忘れていた可能性が非常に高いのですが、忘れたままなのでしばらくは文字に変化していくでしょう。
返答があるまで文字が変わらないのは、優しさかもしれない。

『夜に散歩してたところメグミとかいう風紀委員になんぞ登録しろと言われてのぅ。
 何をどうするかはわからぬが、契約書の類であれとりにいけぬ。
 持ち帰るなり、そちらで済ますなりよきに計らえ』

つまるところ、生徒なり教師なりの表の身分を得る為の書類処理をして欲しいとの事である。

那岐夜車丸汀 > ご主人様には伝えている筈 異能で補強しても色なき世界だと。
素の状態で文字を読むのは慣れたとはいえ至難の業に近い。
凸凹ある方がまだ嬉しいのだが 文字を読み解くのに
少し間が空いてしまう。暫し…。

(え?)

『メグミ…ああ、同じ風紀ですね。骨拾いの際に怪しまれましたが。
 どちらの登録手続きを致しましょうか?
 僭越乍ら、私的には…住まいが同室ですし…生徒の手続きを致しておきます。
 極一部のみご本人の署名が必要になりますので、途中まで手続きを致しますが、
 持ち帰らせて頂きます、暫しお待ち頂きます。』

表の身分。堂々と登録をしている僕的に言っている事は分かる。いつまでも表の身分を持って居ないと
面倒な事に巻き込まれることを。

では、受付にいる為に 出来る限り手続きを進め、持ち帰って署名欄を埋めて頂くまでは
進めてもいいわけと考えると 持ち帰る事を伝えよう。

ライラの使い > そして、メインの用事を伝えてからようやく念話を思い出したのか声が聞こえる。

『手間を取らせるな、Aquila。
 身分については任せる。
 この間、こんびにすいーつ なるものを入手できたので褒美にとらそう』

どことなく恥ずかしそうなのは、念話を忘れていた事のバツの悪さかもしれない。

那岐夜車丸汀 > 蝙蝠の文字より念話万歳。
メインの用事の際に使って頂きたかった。色々とツッコミはしたかったがそれは言わない。

如何にも電話しています的に左手を額に当てて、念話続行。
『いえ、暇ですし 今。
 教師に仮にしますと、同室が難しゅう御座いますので、
 生徒での身分に致します。コンビニスィーツですね。
 寛大なる御心に感謝致します。ではそろそろ。』

受付にもそんな契約書手続き書類一式がラックに入って
収まっているのだ、それを一つ引き抜く為に 行動を開始したい。

ライラの使い > 『うむ。
 よい従者をもって幸いじゃ』

金属は蝙蝠に戻り満足そうに頷いている。
そのまま、しゅるりと姿を変えて黒薔薇の印が入った金属製の髪留めに変化した。

『この島でどれだけ通用するかはわからぬが、身分証明になるやもしれん。
 おぬしにも似合うようなモノのはずじゃ。気が向いたら身に着けてもよいぞ』

那岐夜車丸汀 > 『まだまだ 偉大なるご主…我が君の御心に
 相応しい僕で在り続けるよう 精進して参ります。』

蝙蝠の形に戻り、金属製の髪留めに変化したのを見下ろして
念話で喋っているのだから この髪留めの形はもう変化しない?
念話で話しつつ 書類を書き始めた。此方で使われている言語で。

『現に 私が 手続きを経て生徒になり、
 学生証というモノを所持し 身分を手にしておりますので
 その学生である限りは 身分としては保持されます。
 では 此方は頂きます。…署名が二つ、顔写真…写真は写りましたでしょうか?』

吸血鬼 写真に写ったか。己はその辺の弱点は克服したので、写ると言えば写るのだ。
では ご主人様は?

ライラの使い > 髪飾りは変化しないでしょう。
少なくとも、術者が何かをしなければだけれど。

『……わらわは、鏡には映らぬぞ』

あ、これ駄目なパターンじゃないですかねひょっとして。
というか吸血鬼の特徴もそのままならば弱点もそのままなのだ。

『なんぞ手段が別途あるやもしれんのぅ』

那岐夜車丸汀 > 髪飾りを持ち帰るべく、寝たままの梟の胴体にかかっている袋にそれを収めた。と同時に梟を起こした。
きょろきょろとする梟(使い魔)を即寮に飛ばして移動させると

『鏡に映りませんか。では写生をして精巧に写真風に致します。
 鏡に映らなければ写真も不可能と思えば 残るは写生しか。
 では ほぼ署名と写真欄になりましたので 帰宅致します。では暫し。』

 向こうの方からゴーレム女性が歩いてきた。
 受付嬢スリートリオの内一名だ。これですれ違いに帰宅できる。
 受付の席を立つと 書いていた書類も含めて書類一式を抱え持ち、
 本部を後にして 帰宅しよう。

ご案内:「風紀委員会本部」から那岐夜車丸汀さんが去りました。
ライラの使い > 袋の中で少しだけ髪飾りが動いたかもしれない。
ご案内:「風紀委員会本部」からライラの使いさんが去りました。