2015/07/21 のログ
■ネコメドリ > 「お、おゥ…食べてもらえるならオイラ幸せ~………」
何か、あまり冗談に聞こえなかったせいか棒読みで答える鳥。
正体とかはわかっておらず、ちょっと刺激的発言多目なドSなお姉様ぐらいの認識なのである。
食べ終えられたケーキの皿は、気付かぬうちにどこかへと消えていき、
レモンティーがぬるくなっていれば、さっと翼を翳してまた先程のように冷やしたり…
と、一通りのこの店ならではの給仕をしていく。
ネコメドリさん…との呼び掛けには、目を細めてなんだか少し笑ったかのような顔をした。
「お、もうお帰りですかい!お茶とケーキ、合計で500円ってトコですね!」
と、普通のカフェでは味わえない体験もあるのにこのお値段である。
値段の安さもさながら、茶の味は悪くない方なのでその筋の人に密かな人気があったりする。
深雪 > 「あら、それじゃいつか・・・気が向いたらそうしてあげるわね。」
貴方を見る少女の目は、明らかに本気。
正体が人間と分かっていながら捕食発言をするあたりはもう、ドSお姉様の範疇を軽く超えている。
少女は貴方の、文字通り魔法の接客に、満足したようだった。
だからこそ、その値段には、少し驚いたように、目を細める。
少し考えてから、少女は500円と・・・それから、小さな宝石のネックレスを差し出した。
「こっちが代金・・・これは羽のお礼よ。」
受け取ってくれるかしら?なんて言いつつ・・・この少女の性格では、それを受け取らなければまた不機嫌になりそうである。
・・・どう考えても500円は超える価値があるだろうが、それほど高価なものではなさそうだ。
■ネコメドリ > 代金を受け取って、もう一つおまけのついてきた物を見て驚く。
「まいどあ…ヱ!?なんですこの…ネックレス?いいのかなー、こんなのもらっちゃっても…」
じーっと、その宝石を見るが、チラリとあなたに視線を移すと──
「…いや、頂きますよ!女王様からの賜りものですからね!辞退した方が失礼とかそんな感じですし!
でもオイラの羽とこれってなんか悪い気もするなァ~~…ハハハ」
短い時間だったが、あなたの性格はなんとなくわかったようで、遠慮がちではあったが受け取った。
さっとそのネックレスを首にかけてみる。ポーズをとってみたりする。あんまり似合ってない──というか些か不釣合いだった。
深雪 > 「ふふふ、やっぱり、鳥にそのネックレスは似合わないわね。
でも貴方人間なんでしょう?」
不釣合いなその姿を見て、少しだけ、楽しそうに笑った。
けれどその笑みは、どちらかと言えば、ドSなお姉様の笑みで・・・
「この島の何処かでそのネックレスをしてる人を見かけたら、今度は髪の毛でも毟ってあげるわ。」
そんな風に笑いながら、少女は立ち上がった。
そのネックレスをどうしようと、それは貴方の自由である。
なんにしても、少女はこの店が気に入ったようだ。立ち上がった後に少しだけ躊躇してから、
「・・・・・・いつもここでお店を広げているの?」
そう、尋ねてみる。
■ネコメドリ > 「ハハハ、人間になったオイラでも似合わないと思いますよコレ…でも髪の毛毟られると流石にハゲちゃうからやめてね!?」
またしてもドS発言!恐れ戦くネコメドリ!しかしなんだか楽しそうなあなたを見て、ハハハと渇いた笑いを漏らす。
「あ~、実はたまーにしかやってないんだよね…ここだけじゃなくて色々な場所でやってたりするし……
どうしてもってんなら部室棟に【屋台研究部】って所あるからそこの人に言ってくれればオイラに連絡行くよ
……もしかして、気に入っていただけましたかな~?お嬢様♪」
尋ねられた事に対し、味を占めた!と思ったのか答えつつも最後に調子に乗る鳥。
深雪 > 「あら残念、羽は良いのに毛は駄目なのね。」
くすくすと笑って、それから、続けられた言葉には小さく頷いた。
屋台研究部、なんて、初めて聞いたけれど。
「えぇ・・・いい気になっている鳥さんを苛めながらお茶がいただけるなんて、素敵なカフェだと思うわ。」
言外に、調子に乗るんじゃない、と伝えつつ。名前も名乗ることなく少女は背を向けた。
もう振り返ることもしないだろうけれど、ふと、髪に差した冠羽を撫でる。
どうせなら大きい方にしておけばよかったかしら、なんて、思いながら。
ご案内:「学生通り」から深雪さんが去りました。
■ネコメドリ > 「そんなSMクラブとカフェを合体したかのような感じの場所じゃないですからねココ!?
で、でもまぁ、素敵なカフェって部分は褒め言葉として受け取っておきまッス…
ありがとーございましたー!!」
ぺこりとその背にお辞儀をしながら見送る。
「…なんだか刺激的なお姉さまだったなァ~~。遠慮なしのドS発言…だが、そこがいい…
にしても、なんか高そうなものもらっちゃったなー…なんて石だろこれ……」
首にかかったそのネックレスをまじまじと見る。こんな贈り物をされるのは始めてなようで、
次の客が来るまでもの珍しそうに見ているのだった。
ご案内:「学生通り」からネコメドリさんが去りました。
ご案内:「学生通り」に家鳴 楽々さんが現れました。
ご案内:「学生通り」から家鳴 楽々さんが去りました。
ご案内:「学生通り」に家鳴 楽々さんが現れました。
■家鳴 楽々 > ―――――15分前――――――
トーッコトコドーガッ 常世財団ガ 午前8時頃ヲ オ知ラセシマス
プッ プッ プッ ポーーン
「Zzzz… Zzzz… うへっうへへっ…
20週目でレア装備ゲットっとかラッキー… Zzzz
・・・・・・・・ふがっ、んぁ~~…なんだ夢か
寝よ…」
「ほぁあああああ!!=:ii午前8時お知らせしました!!!!?!!!」
ばね仕掛けの人形の如く椅子から跳ね起きて鞄を掴み外へ飛び出す
「あー、まてまてまてまて、女子力、女子力が…」
ばたばたと戻ってくると急いでジャージから制服に着替えて鏡の前で髪を撫でつける
「ヨシ!今日も絶好調だぜベイビー!行ってきます!!」
そう言って勢いよく玄関を飛び出して…また戻ってきて鏡で確認
今日も絶世の美女だ、オーケーオーケー!
「って、やばいやばいやばいよ~~~!!!遅刻じゃん!遅刻!異能は!なんで私の異能は役に立たないかな!」
ひーーーっと悲鳴を上げながら走りスマホで登校する
―――――現在――――――
「ぜー!ぜー!もーーー!トースト齧る余裕もないんですけど!」
必死だった、なにせ1限目は出欠が厳しい先生だ
単位制とは言えテストを受ける資格すら失うのはキツイ
スマホでゲーム情報を見ながら走る、走る
今日の運勢はドラゴン、曲がり角で素敵な出会あるかも!
丁度!曲がり角だ!!
「カモン、出会い!ラブ!ゴーー!」
ご案内:「学生通り」に無悪 正義さんが現れました。
■無悪 正義 > 「えーっと、買うのはあと食器と時計と・・・」
曲がり角の先に小さなメモを見ながらぶつぶつと呟く不振な青髪ピアス男が歩いている
眉間に皺を寄せメモを凝視しているためか、周囲の状況にまったく気が付いていない。
■家鳴 楽々 > 角から躍り出る影、メンズ!やだ、私の王子様確定ガチャキテル!!
見事な飛び膝蹴りの姿勢で正義に飛び掛かった!!
「結婚を前提によろしくお願いしま…あ、これ違う奴だ!!」
90度直角ターンで壁に激突した
「うぎゃーーー!!」
■無悪 正義 > 突然の叫び声にとっさに視線を向ける。
「ふぁっ!!?」
奇声をを上げ、身構えるが壁に衝突した家鳴を見て、目を点にしてぽかーんと立ち尽くす。
「だ、大丈夫か・・・?」
人馴れしていない無悪だったが、おそるおそる声を掛ける
■家鳴 楽々 > 「う、ぁ、ああ…か、返せ…私のSR確定カレシガチャチケ返せ…」
「今日が最後だったかもしれないんだ…!返せーーー!!」
ガバッとズンビーの如く起き上がるがふらりと即座に倒れた
「大丈夫じゃない…今、今何時?」
■無悪 正義 > 「・・・今か?今は・・・えーっと、8時20分だな。」
携帯端末を取り出し時刻を確認し、時間を告げる。
「ってか、大丈夫じゃねぇなら安静にしてろ・・・」
少し心配そうに家鳴をまじまじと見て、怪我の具合を確認する。
怪我の程度によっては、自信の異能での治癒をに考えているようだ。
■家鳴 楽々 > 「遅刻乙…」
がっくりと道路に崩れ落ちる
「出席日数的に大丈夫じゃないけどもうどうでも良くなったから…いいの」
よろよろと起き上がって埃を払った、やぼったい見た目に反して頑丈なようだ
「そっちこそ大丈夫ッスか?怪我とかない?飛び膝蹴り当たってなかった?」
じろじろと無悪正義を頭のてっぺんから足まで眺める
■無悪 正義 > 「お、おぅ・・・大丈夫だ。お互い怪我はしてねぇみたいだな・・・」
なんとなく事情を察して、同情の視線を向ける。
壁にすごい勢いで衝突していたはずだが、外傷はほとんどない。島の女は頑丈だな・・・
などと考えながら、じろじろと見られている視線に気付く。
「おぅコラ、なにじろじろ見てんだよ。」
眉間に皺を寄せ、鬼のような形相でガンを飛ばす。
直後、無悪はハッと我に返る。またやってしまった・・・
■家鳴 楽々 > 「よく見たらRクラス…しかもワイルド系………ある!」
相手の形相がツボったのかグッとガッツポーズ
「いや、パッと見は怖い系だけどギャップで攻める系かな、なんてげふんげふん」
咳払いをして誤魔化しにアイスクリームの販売車を指さす
「遅刻も確定したことだしさ、心の慰めにアイスでも食べながら通学しようと思うんだけど」
「キミもどうだい?びっくりさせたお詫びに奢っちゃうよワタシ」
■無悪 正義 > (あ、あれ・・・こいつ、俺が怖くないのか・・・?)
過去の経験上、大抵の人間はこの顔を見ただけで逃げ出していくはずだが・・・
などと家鳴の言動に混乱している間に、アイスに目を奪われる。
(アイスか・・・さっき飯食ったばかりだしデザートにちょうどいいかもな・・・)
「いいぜ。だが俺にも男の面子がある。アイス代は割り勘だ。」
家鳴の提案を承諾し、アイスクリームの販売者を目指す。
■家鳴 楽々 > 鞄から風紀委員の腕章が少しはみ出していた
どうやら一般生徒よりは物怖じしないようだ
「うんうん、硬派だねぇ。ポイント高いよお兄さんは~♪」
先ほどの意気消沈振りはどこへやら、軽い足取りでアイスクリームを選び始める
「最近のマイブームはストロベリーなんだけど今日みたいな日はやっぱ自分の定番を選んで調子戻すに限るよねー」
「つーこって、ワッフルコーンのレギュラーダブル。そんでもってチョコチップオレオにペパーミントチョコね」
「お兄さん、あー…私は家鳴ってんだけどお兄さんは?」
ちなみに二年だ、と正義にブイブイとピースサインを向ける
■無悪 正義 > (ポ、ポイント・・・)
そういえば、最後に見知らぬ女の子と話したのはいつだったか・・・いや、落ち着け俺、緊張を決して相手に悟られるな。
「・・・俺は、無悪(さがなし)だ。学年は同じ二年だ。」
脳内の混乱とは裏腹に表情は冷静を取り繕っている。
「あ、俺はカップのレギュラーダブル、抹茶とバニラで」
アイスの注文を決して忘れない無悪。今日は、シンプルな組み合わせを選んだ。
■家鳴 楽々 > 「マジっすか、やっぱ学園都市だけあって同級生でもまだ会ったことない人っているんだ~」
「単位制だと絶対に合わない人とかどうしても出てきちゃうよね~」
アイスを受け取り早速かじりつく
「下段にペパーミントを持ってくるとはできておるのう」
「あ、さがなっしーもマイ定番選んだ感じ?渋いねー旦那ァ」
■無悪 正義 > 「あぁ、いや・・・俺は今日この島に来たばかりなんだ。
学校へは明日からいくことになってる。」
抹茶とバニラのアイスを交互に味わいながら、無悪は事情を説明する。
「確かにアイスを食いたくなったくなったときは、大体バニラか抹茶だな・・・というか、歳は同じだろ、旦那はやめろ。」
内心ドキドキしつつも決して表情は崩さず、黙々とアイスを食べ続ける。
■家鳴 楽々 > 「へぇ、転入生だ。つーてもこの島じゃ珍しくはないんだけどね、むしろストレートな奴の方が珍しい位だよ」
チョコチップオレオを食べ終わって二段目のペパーミントに取り掛かる
くどい目の味の跡にスースーするペパーミントが実にありがたい
「分かってないねぇ、旦那。こう言うのはノリだよノリ」
チッチッチ、と指を振って笑う
「そう言えば学校にはもう行った?明日学校に行くなら予行演習するのも悪くないんでない?」
■無悪 正義 > 「ノリねぇ・・・」
少し気恥ずかしそうに頭を掻く。
田舎育ちの自分が、この都会のような島でうまくやっていけるか少し不安も覚えた。
「予行演習か・・・まぁ、確かにそれもいいかもしれないな。」
最後の一口を口へと運び、しっかりとアイスの味を堪能する。うん、美味い。
「というか、お前。さっき遅刻がどうとか言ってなかったか?
一緒にアイス食ってる俺が言うのもなんだが、こんなところでのんびりしてていいのか。」
■家鳴 楽々 > ペパーミントチョコを舐めながら歩き始める、学校なんてすぐそこだ
「あー、それね。今日は2コマ目は授業入れてないから問題なし」
「1コマ目の授業が鬼でさー、1分遅れただけでも欠席扱いなんだよ?1コマ目からそりゃないぜって感じ」
「あー、授業のカリキュラムとか説明受けた?この学校は単位制だかんね、本土の学校みたいに教室で授業受ける感じじゃないから違和感かも」
「んなー、暗い顔しなさんなって。懐が広いのがこの学校の特徴なんだから学校生活でしくじるなんてよっぽどでもない限りはないから安心なさーい」
■無悪 正義 > 「なるほど、そういう感じなのか・・・」
生真面目な性格なのか、より一層表情が険しくなる。
常世学園のパンフレットには一通り目を通したつもりだったが、まだまだ認識が甘かったようだ。
「よし、決めた。まずはとにかく、この学園に慣れる。」
■家鳴 楽々 > 「うんうん、そのノリだぜ無悪。習うより慣れろって言うしねー、時には転んででも走ることが必要なのさ」
ぱくっ、とサクサクのワッフルコーンを食べて顔を上げると目の前に校舎が広がった
「そんなワケでとーちゃく、これで迷子の心配ナッシンだねー」
「私は顔出すところがあるからこれで行っちゃうけど」
「明日から頑張りなよ、授業で一緒になったらよろしくね、それじゃあねーん」
そう言ってぶんぶん握手をして校舎の中へと入っていった
ご案内:「学生通り」から家鳴 楽々さんが去りました。
■無悪 正義 > 「あぁ、よろしくな・・・」(やべぇ、初めて女の子と手を握ってしまった、あばばばば)
握手の後、しばらく放心状態で立ち尽くす無悪。
ハッと我に返って校舎を見つめる。
「ここが常世学園・・・俺と同じ異能者や魔術師、異世界人の通う学校か・・・」
不安半分、楽しみ半分と言ったところか。
どちらにせよ、今日から俺は常世学園の生徒だ。
まずは、慣れることから始めよう。
決意を胸に、無悪は常世学園への一歩を踏み出した。
ご案内:「学生通り」から無悪 正義さんが去りました。