2015/07/24 のログ
ご案内:「学生通り」に東雲七生さんが現れました。
■東雲七生 > (制服姿のまま夕方の学生通りを駆けてくる姿が。)
「うっわー、時間ぎりぎり……アウトか?
ギリギリアウトかこれ? 確かメールじゃ6時に学生通りって言ってたもんなー……。」
(時計を見れば、そろそろ5分ほど予定より遅れてる事になるだろうか。
東雲七生はちょっと焦っていた。)
■東雲七生 > (遅刻の原因は全面的に七生の過失である。
──補習の追加。
思いの外、こないだの考査の結果は“よろしくなかった”らしい。
詳しい結果はまだ返されていないが、
HRを受け持つ教員から冷やかに「自分でも分かってるんだろう?」と言われた時は無言で首を縦に振る人形と化す他なかったくらいだ。
──つまり、それほどだということ。)
「こりゃ──夏休みを本気でエンジョイ出来るか分かんねえな……。」
(人の流れをすいすいと小柄な体躯と持ち前の健脚で泳ぎながら独りごちる。
待ち合わせ場所まで、もう、そう遠くは無い。)
■東雲七生 > (急き切って待ち合わせ場所に辿り着いた東雲は待ち合わせ相手の姿を探した。
……しかし、)
「あれ?……トトの奴、まだなのかな。
あー、ちょっと遅れるかもって言ったからどっかその辺で時間潰してたりすんのかなー。」
(少なくとも炎天下で待ちぼうけさせている事は無かったようだ。
ふぅ、と安堵の溜息をつきながら額に浮かんだ汗を拭う。
暑い中走るのは慣れてるとはいえ、流石にちょっと暑すぎる。)
ご案内:「学生通り」にトトさんが現れました。
■東雲七生 > 「……あれ?」
(時折端末をいじりながら待ち続けてはみたものの、次第に不安になって来たのか辺りを見回す頻度が増え始める。)
「俺、日付間違えて……ない、よな?
24日の18時で、合ってる……合ってる。」
(端末の画面と近くの時計を交互に見て確認したり)
■トト > たたた―― たたたたた
たっぷりと一時間弱、七生に遅れてトトがやってくる、流石に急いでいたのか走りながら
「あ、いたっ、ごめん七生、大分待っただろう? ……… 遅れてごめんね。」
不安そうに彼の顔を見ながら、ぺこん、と頭を下げる
■東雲七生 > 「あっ よお、トト。随分遅かったじゃん、どうした?」
(こちらへ駆けてくる姿に気が付いて顔を上げ、
頭を下げるトトへと普段通りの笑みを向ける。
多少不安にこそなったが、それよりも今は自分が間違っていなかった安堵の方が大きかった。)
「いいっていいって、俺も少し遅れるかもなんて言っちゃったしな。気にすんなよ、お互い様だって。」
■トト > 「うん、思ったより用事が遅れてしまってね… あ、 ありがとう、七生、じゃあ早速いこうか
流石に、このまま此処で用事を済ませるには、人には暑すぎるよね、この夏と言う季節は。」
その笑顔に、トトも安堵の表情を見せているようで、にこー、と笑いながら、いつもどおりの口調に戻り、そう提案する
………ちなみに、この炎天下走ってきたのに、息切れも汗も見当たらなかったりする
■東雲七生 > 「だなー、ちょっと暑過ぎるよな。
……っと、場所移すのは良いけど、その前に確認。
今日は血を分けた後そのまま買い物って事で良いんだよな?」
(念のために財布の中身は満たして来てはいたが。
トトが汗を掻いて居ないのを見ても、まあゴーレムだしそういうのもありか、くらいにしか思わなかったようだ。)
■トト > 「うん!あ、それとも七生は別にいきたい所はあるかい?ならそっちを優先して構わないよ
僕は七生と一緒に出かけるなら、大体何処でも構わないと思ってるしね、あ、取り合えずお詫びにこれ。」
頷いてから、僕も何処で買い物!って具体的に決めてきたわけじゃないしね、と付け足しつつ
何時もどおりごそごそとポシェットを漁ると、白く濁ったスポーツドリンク(どちらかは自由)を取り出し、七生に手渡す
■東雲七生 > 「いや、別にどっか行きたいところがあるわけでもねーよ?
俺もお前と行くならどこでも良っかなーって思ってるしさ。
おう、サンキュー!ちょうど待ってる間も結構汗かいたし、喉乾いてたとこなんだよな。」
(スポーツドリンクを受け取って、早速口をつけ喉を潤す。
体内に水分が戻って来た事で再び額に汗がにじんだ。)
■トト > 「… えへへ、そっか、なら血のほうからさっさと終わらせちゃおう、陽から隠れる、陰のほうにいけばいいかな?」
汗が零れるのを見て、ポシェットの別ポケットからハンカチを取り出すと、ふきふきと彼の額の汗を拭こうとする
「ちょっとだけ痛いと思うけどさ、直ぐ終わるから我慢してね。」
ちょっと人目につかないほうに移動しつつ、にこにこと笑っている
■東雲七生 > 「そーだな、流石に通りじゃ目立つし、どっか脇の路地でだな。
おっと、サンキューって……自分でハンカチくらい持ってるってのに。」
(汗を拭かれれば苦笑しつつ、ひとまず人目を避ける様に。)
「でもさ、ホント、血なんて何に使うんだ?
海ん時みたく、何か作ったりとか?」
(笑顔のトトに少しだけ不安を覚えつつ、尋ねる)
■トト > 「うん、基本的にはそうだね、作るためのものと、まだ人の血は使ったことが無いからね
生き物の血は、それだけで固体差が大きなものなんだ、其処には単純な中身だけじゃなくて
… なんていえばいいかな、その【存在】が出るんだよ、何となくだけどね。」
うーん、ときかれると、少し俯いて考え込むようにしてから、すらすらと流れるように言葉を紡ぐ
「だから僕は、七生の血を、君の色と言うべきものを確かめたいと思った… そんな所かな?」
うん、ともう一度頷いて、笑う
■東雲七生 > 「へえ……?
俺の血なんて、そんな大層な物じゃないと思うけどな。」
(なんとなしに自分の掌を眺めて呟く。
トトの話はおおまかにしか分からなかったが、要するにお試し台といったところなのだろう。
まあその程度なら日頃研究所の世話になってる身としては慣れっこではある。)
「俺の色、かあ。
……詩的な言い方だけど、ようは個性というか、個体差みたいなのを知りたいって事だよな?」
(となると今後、自分の後にも人間の血を集めたりするのだろうか。
そんな事を考えながら路地に入ると、近くの壁に寄り掛かる。)
■トト > 「うん、そんな感じー… いやいや、やってみないとそれは分からないさ、だからこそ試すんだしね。」
お試し、固体差、というのに頷くと、指先をぽとり、とペットボトルから零した液体でぬらす
「… それはどうかな、七生の結果次第かも、それに、あんまり皆に頼むものじゃないって事くらいは、僕もしってるよ。」
うん、と少し考え込むようにしてから、そっと七尾の手首に濡れた自身の指を触れさせる
じゅくり… とトトが触れた部分が熱に犯されたように熱くなり、トトの指を伝ってぽとぽとと血がこぼれだす
それをトトは空のペットボトルに納めていく、熱さのせいか、あまり痛みは感じないかもしれない
■東雲七生 > 「まあ、それはそうか。
確かにあんまり好ましく思わないやつも居るかもな。
俺もトトの頼みじゃなかったら、ちょっとどころじゃなく拒否しただろうし。」
(納得した様に頷くと、熱に顔をしかめた。
自分の手首からトトの指を伝って滴る己の血を見て、複雑な表情を浮かべる。
異能の性質上、あまり体外に自分の血を出すという行為自体を忌避している為か、
こうしてまじまじと自分の血を眺めるという事が珍しいのだ。)
「どれくらい必要なんだ? 血。」
■トト > 「僕のお願いだからきいてくれたのか? ……… それはなんだか、うれしいね… ん、大丈夫、直ぐ終わるよ。」
こくこく、とおちていく赤い液体をじぃっ、と見ながら、少し笑う
「よし……… っと、これくらいでいいかな。」
程なくして抽出が終わったのか、そう呟くと、七生の腕が又熱を帯びたように熱くなる
トトがその指を離すと、その指が触れていた部分には小さなカサブタのようなものが出来ており、血は止まっていた
「ありがとう七生、これで十分だよ、お礼は絶対にするから、何でも言ってね?」
ぱぁ、と笑顔できゅっと七生の手を掴んでお礼を言ってきたり
■東雲七生 > 「ん、そりゃあ、まあな……。」
(少し照れ臭かったのか頬を赤らめながら顔を逸らす。)
「お、そんなもんで良いのか?
……思ってたより少ないんだな。 ペットボトル一本分くらい行くのかと思った。」
(手首に出来たカサブタとトトの手とペットボトルを交互に見つつ。
手を掴んでお礼を言われれば、すっかり照れたようにはにかむように笑うだけだった。)
■トト > 「うん、ペットボトル一本も取ったら、人だと足りなくなって大変そうだし、この後買い物もいくんだもの。」
この暑さだし、きをつかわないとね!と胸を張る(無い)
「ん… 七生の血、大事に使うね?」
と指についた七生の血を、ぺろ、と舐める… 少し動きを止めて、目を瞑って何事か考えるようにするが
「じゃあ、改めて買い物いこうよ、何を買おうか、服は当然として… あ、夏らしいものも食べたいよね。」
ぱっ、と目を開くと、くるーん、と一回転、テンション上がってるようだ
■東雲七生 > 「まあ、確かに500も持ってかれたらしんどいわな。」
(その後すぐにどこか飲食店でも駆け込めば、とも思ったが、そう簡単に血液は増えない。それくらい七生も知っている。)
「えっと、いや、まあ……よ、よろしく、な?」
(何故だかトトの言動に背筋が冷える思いがした。
こういった“ズレ”も異邦人と関わる上では避けて通れないのだろう、と思い直して気合を入れ直す。)
「そうだな、まず服屋。夏らしい食べ物……は道すがら考えるか。」
(頷き、普段通りの友人の姿と、日が落ちても残る熱気に背筋の冷たさもすぐに何処かへ行ったようだった。)
■トト > 「うん、それに関わる能力を持っているなら別だけどね… 七生の血は、ちょっと特別そうな感じがするけれど。」
うんうん、と頷きながら彼の横に並ぶ、そのまま歩き出して
「おー!じゃあ服だね、男物で、七生のオススメとかはあるかい?僕としては、お揃いなんかも面白いと思うんだけど。」
お揃い、というのを強調してそう言う、以前迦具楽と七生が話していたことが気になっていたらしい
■東雲七生 > 「そういや造血能力に長けた異能とか、あんまり聞いたことないな……。
えっ、……特別? いや、何かすっげー不穏な響きがするんだけどそれ。どういうこった。」
(内心冷や汗をかきながら歩を進める。
店に着き、中に入ってしまいさえすれば話題も変わるだろうと目論みながら。)
「男物の服にするのは良いけどさ。
その、まあ……何と言うか、下着の方はどうすんだよ。」
(お揃い、という言葉は敢えて聞き流したフリをする。
しかしちゃっかり頭の隅に置いておきながら、それよりも重要な事を尋ねた。)
■トト > 「うーん、何というか、中身というか、混ざりものが……… 。」
ぽつぽつと少しつぶやいていたが
「?男物なら、下着もそうするべきじゃないのかい?今は普通に女性用?のやつをつけてるよ。」
ひらひらとワンピースの裾をはためかせつつ、こてん、と首を傾げる
何故そこを聞かれたのか、いまいち分かっていないらしい
■東雲七生 > 「混ざりもの、ねえ…… 俺にはよく分かんねえなあ。」
(心当たりが無くもない、というか大いにあったりするのだが。
説明も面倒なのと、せっかく手首の傷も塞いで貰ったのとで白を切る事にした。)
「いや、えっと……う、うん。そうか。
それで良いのかお前は。後で困ったことになったりしないよな、主に俺が。」
(どことなく以前よりも女性らしい容姿をしている様な気もしたが。
本人がそう言うからにはそうなのだろう、と半ば無理やり自分を納得させる。)
■トト > 「何で七生が困るのさ?……… 七生が困るなら、普通に下着はこのままでもいいかな。」
不思議そうに首をかしげていたが、こくり、と一度頷いた
「どっちにしても下着なんて、余り見せる機会はないしね? あ、ほら、あったよ、見てみようよ。」
と、取り敢えず近場のファッションショップを見つけたのか、そこをびしっ、と指差す
■東雲七生 > 「こ、困るもんは困るんだよ!
……ああ、そうだな。あそこにするか。
今の時期だとTシャツとかタンクトップとかのインナーで良いのが欲しいかな。」
(トトの指差したショップへと向かいながらそんな事を呟く。
あとは靴だ、靴が欲しいとも。)
■トト > 「Tシャツにタンクトップか、なるほどなるほど… 靴?この時期だとあれだね、サンダルとかかな?」
困るものは困る、という七生の横顔をじーっっ、と見ながら、ショップの中に足を勧める、クーラーが効いた屋内は涼しく
「わ、温度差凄いね、七生、じゃあさっそく見てみようよ、インナーはあっちみたいだ。」
きょろきょろと周囲を興味深目に眺めながら、案内を見て足を進めていく
■東雲七生 > 「おう、そーだな。ビーサンも新しいの欲しいとこだけど。
それよりも俺が欲しいのはランニング用のシューズだなあ。」
(七生の言うランニングは所謂普通のランニングだけではなく、「フリーランニング」と呼ばれるものも含まれている。
結構無茶な動きもするので、体よりも先に靴の方にガタがくることが多い。)
「そうだな、まずはインナーから……と。
何だよトト、そんなに珍しいか?」
(友人の様子を見てくすくす笑いながら店の中を進む。)
■トト > 「びーさん… ランニング用、ふむふむ、靴にも色々あるわけだね。」
興味深げに七生の話を聞いているようだ
「うん、前に見たのは水着だっただろう、服は用意されてるのを着ていただけだったから
こうして買いにくるのは初めてだし、わくわくしてると思うよ、それに、今日はお揃いにできるかもしれないしね。」
うん、と満面の笑みで七生に答えながら、一緒に店の奥、お目当てのモノがあるだろう場所まで歩いてくる
■東雲七生 > 「あー……ビーサンってのは、ビーチサンダル。
まあ、海水浴とか行くときに海に履いてくヤツな?」
(何だか分かっていなさそうなニュアンスで復唱されたので説明もしてみる。)
「どうしてもお揃いに拘るのなお前……。
たまたま被っただけで、特に意識した覚えは無いんだけどなあ……。」
(まったく、迦具楽にも困ったもんだと頭を掻きながら呟く。
インナーのコーナーに来れば色とりどりのシャツが並んでいた。さすがに七生も目移りしている。)
■トト > 「だって、何だか素敵じゃないか、お揃い、種族は違っても、そういう別のところで同じ形を持てる
僕としては素晴らしい事だと思うよ……… おぉ。」
こくこく、とお揃いに拘る理由を話しつつ、此方もその光景にきょろきょろとして
「やっぱり男物だと、かっこいい感じのものが多いね、あ、七生、これなんかどうかな?」
稲妻のような字で派手に【猛者】と書かれたシャツを手にとったりして、面白そうに笑っている
■東雲七生 > 「そ、そういうことか……。
まあそれなら確かに、お揃いってのも悪くないもんだよな、うん。」
(納得すると同時に邪推していた自分を恥ずかしく思った。
確かに種族が違えど共通のものを持つというのは、何だかとてもロマンのある話のように思える。)
「そりゃあ、可愛いのはあんまりねえだろうなあ……。
ん、どれどれ……。
トト、それ何て書いてあるか読める……よな。メール打てるくらいだもんな。」
(流石に冗談で言ってるよな、と笑いながら尋ねる。
猛者は無いだろ猛者は、と。)
■トト > 「まぁ、七生と、というのも、大事なポイントだけど、ね……… ペアルックというのは、仲の良さの象徴でもあるんだろう?」
くすくすと笑いながらそう付け加える
「そうかい?何か力強くてかっこいい感じはしたけれど、じゃ、例えば七生ならどれを選ぶのかな、ね、教えてよ。」
ぺろり、と舌を出してから戻すのを見るに、一応冗談ではあったらしい、そのまま七生の意見を聞いてきて
■東雲七生 > 「お、おう……そうだな。
まあでも、その理屈が通るのは兄弟とか、カップルとかだと思うんだけどな?」
(七生の認識では、の話ではあったが。少なくとも普通の友人同士でペアルックというのはあまり聞かない気がする。)
「えー?俺のチョイスを聞く?
んんっと……大体こういう無地にマーク付きのが好きかなあ、俺は。」
(手に取ったのはオレンジ色に黒く○亀と書かれたTシャツだった。
彼はそれが昔流行したアニメのものであることは知らない。)
■トト > 「むむ、そうなんだ、兄弟はちょっと難しいね………。」
その点は知らなかったらしく、口元に指を当てて考え込んだり
「うん、というかそのために七生を呼んだようなものだもの、そりゃ気になるよ… 亀、むー、僕とそんなに変わらないんじゃないかい?」
実際は大分違うような気はするが、割と大雑把にみていたトトはそんな事を言ったり
もっとも嫌というわけではないらしく、ぺたぺたと触れて材質を確かめたりしている
■東雲七生 > 「カッ──まあ、そうだな。
兄弟は難しいよな。そもそも種族違うんだし。」
(カップルなら難しくないのかよ、と言いかけて慌てて言い直す。
そもそもこうして二人並んで買い物に来ていること自体、他からすれば見ようによってはそう見えているのではないだろうか。)
「あとはまあ、無地!って感じで一色オンリーのシャツかなあ。
あ、このタンクトップとか良いかも。ほらほら。」
(そう言って赤色のタンクトップを掲げる)
■トト > 「うん、あ、でも、義兄弟、とかそういうのなら…?あとは… ん、まぁいいや。」
「あ、僕のワンピースも一色だよね、色でいうなら… あ、之もいいんじゃないかな
やっぱり、こうまで色々あると、悩んでしまうね……… お金も無尽蔵ではないもの。」
金… 黄色のシャツを掲げて七生と見せ合ったりしながら、じーっと真剣に見ていたり
■東雲七生 > 「そんな大昔の武将じゃねえんだから。」
(さすがに大袈裟じゃねえの、と笑った。)
「そうだな、これだけあるとな……。
うん、そっちのも良いなあ。いっそ何着か着てみて確かめるか?」
(確か近くに試着室があった筈、と辺りを見回して。
目当てのものはすぐに見つかり、指差しながらトトに振り返る)
■トト > 「んー、そういうものかな?… ふふ。」
七生に合わせてトトも笑っていたり
「あ、それいいね!じゃあさっそく着てみようよ、じゃあ、前は僕が使ったし、先に七生、着てみるといいよ。」
僕がしっかり批評してあげるからさ、と笑顔でいいながら、七生の背中を押すようにしながら試着室のほうにいこうとしたり
■東雲七生 > 「そういうもんだって。 ははっ
え?って、俺から?……いや、別に順番とか気にすんなって。」
(背中を押され、驚いて遠慮しつつも試着室に連行されていく。)
■トト > 「いいからいいから、ほら、待ってるから着替えておいでよ。」
そのまま服を持たせて、わくわくした顔のまま七生を試着室に押し込もうとしたり
「あ、そうだ… 着替えててね、すぐ戻ってくるから。」
と七生に呼びかけてから、どこかへと走って行き… ほんの数分で戻ってくる音が聞こえる、いつでもいいよー、と期待を込めた声が聞こえたり
■東雲七生 > 「しょうがねえなあ……。」
(手渡された服を持って試着室の中へと消える。
服を脱いでる最中にトトの声が聞こえ、そして遠ざかる足音、さらに戻ってくる足音を確認し、終いに再び声が聞こえるまで、鏡で自分の姿を見ていたが。
まあ、シャツを変えただけで特に何か自分の印象が変わるわけでも無い。
静かにカーテンを開けた。)
■トト > 「……… おー… うん、着てるもので、結構【印象】というものは変わるものなんだね、なるほどなー。」
じーっと眺めてから、納得したように頷いて
「うん、七生、似合ってると思うよ!さっきのマークのついたのでも、その赤いのも、七生の… イメージ?にも合ってる気がするな。」
とぱちぱちと手を叩いているトトの手には、急いで持ってきたであろう、ショートパンツが握られていたり
■東雲七生 > 「そうかぁ? いつもとあんまり変わんねえ気がするんだけど。
というか、何持ってんのお前。 お前が、それ、穿くの?」
(何だか納得いかない様子でトトの評価を聞き、
ふとその手に持っているショートパンツに気付いた。
トトが穿くのなら早いところまた着替えて試着室を空けなければ、と。)
■トト > 「よく考えたら僕、ワンピースだから、下もないと上手く試着できないとおもったんだよ。」
ぱさぱさとワンピースの端をひらひらさせる、スパッツをつけているとはいえ、確かにそこにシャツだけというのは…
「僕からすると、結構変わっているように見えるけどな、大元は同じ七生だけど、少し、のりのりな感じ?」
こてん、と首をかしげている
■東雲七生 > 「ああ、なるほど。
それは確かに、穿いた方が良いな。うん、穿いた方が良い。」
(危うく直視できなくなるところだった。ナイス気づきである。
というか、そういう自覚はあったんだな、と妙に感心してしまった。)
「ノリノリ……ねえ? よく分かんないけど、そんな違うのか……。
そんじゃ、また着替えるからさ、次はトトの番だからな。」
(ふーん、と改めて自分の身体を見下ろし、やっぱりよく分からない、と苦笑した。
その後再びカーテンを閉め、シャツを脱ぎ始める。)
■トト > 「む、その目は、僕にそういうのがわからない、とか思ってたとかそういう感じだよね、ふふふ
まぁ少し前までは否定はできないけれど、僕も色々勉強しているのさ、やりがいもあるからね。」
えへん、と得意げに指を立てている
「はーい、任せてよ、僕だって早く着ようってうずうずしてるのさ。」
こくこくと頷いて七生が出てくるのを待っている