2016/09/04 のログ
ご案内:「学生通り」に八百万 頼さんが現れました。
■八百万 頼 >
(街中、学生通りの自販機前で女子生徒と話している派手男。
時間は昼過ぎ、真面目な学生であれば授業を受けている最中であろうが、不真面目な学生も多い。
自身も女子生徒も、その不真面目な学生のウチの一人だ。)
――あー、そういえばこないだユミちゃんが前から欲しい言うとったアレ、あったで。
そうそう、財布のお守り。
歓楽街の方で見たわ。
(缶コーヒーを飲みながらだらだらと会話を交わす。
夏休みは終わったが、学生街は人通りが多い。
授業を入れていない者、授業をサボっている者、警邏中の風紀委員など、様々なヒトと人種が歩いている。)
あー、買うのは無理やったわ。
ちょっと持ち合わせ足りんくてな。
大丈夫や、ああいうの欲しがるの由美ちゃんぐらいのもんやから。
(ケラケラと笑い、顔を膨らませた女子生徒に叩かれる。
他愛も無い世間話だ。)
■八百万 頼 >
(そうしてしばらく二人で会話を交わし、やがて女子生徒はどこかへ歩いていった。
彼女に手を振って見送り、残りのコーヒーを飲み干す。
空き缶をゴミ箱に入れて、あたりを見回した。
見ているのは女の子だ。
男連れでなく、忙しそうでない女の子を捜す。
男と一緒に歩いている女性に声を掛けるのは失礼だし、忙しそうにしているならば邪魔をしてはいけない。
ポケットに手を入れたまま立ち、キョロキョロ。)
■八百万 頼 >
(しばらくそうやって見回していたが、飽きたのかほかにやる事があるのか。
その場を離れてどこかへと歩いて行った。)
ご案内:「学生通り」から八百万 頼さんが去りました。