2017/11/23 のログ
HMT-15 > 移動が億劫になったのか
塩分が多いであろう食品を提供する出店の近くに
わざとらしく鎮座する。
すると周囲の景色を見渡し

「周囲の出店における値段設定を測定中...」

どうやらこのロボット、セコイことに
統計と収集された情報をもとに
通りのセクションごとで値段を細かく変えているようだ。
細かく見れる者ならば気づけるのかもしれないが
大半の者はリーズナブルな価格だからと手を伸ばしていく。

ご案内:「学生通り」にHMT-15さんが現れました。
HMT-15 > 「眩しい笑顔を取得。」

年齢を問わず様々な人間が様々な飲料を手にする為に背部のボックスへ
手を入れていく。そして手に入れた飲料を開けて互いに笑顔を見せながら
飲み合う人々、それを観察しているロボットはどこか嬉しそうに。

「確認、在庫ゼロ。」

そうこうしているうちにいつの間にかボックス内部の商品在庫は尽き
それを確認するとシャーシを持ち上げて歩き出して行く。
来た時と同じように金属音を奏でながら周囲の生徒たちには在庫切れの旨を
アナウンスして熱が収まりつつある学生通りを後にしてゆくだろう。

ご案内:「学生通り」からHMT-15さんが去りました。