2015/06/08 のログ
ご案内:「商店街」にアリストロメリアさんが現れました。
アリストロメリア > (クラスカにより日々の食事の心配は無くなり
あれから一カ月経てば、食費にと宛てられたお金は丸々自由に使える費用となった)

(……が、しかし
好意に甘えっぱなしになるのもいけないし、何かお仕事を本格的にそろそろ見つけないといけないとは思っていた
以前川添から紹介されていた魔術専門店の事がきになっており、偵察やショッピングを兼ねてお店を探しているものの
全く場所がわからない)

あの時、場所のメモでも頂けばよかったのですけれど
(後悔してももう遅いので、ウィンドウショッピングを兼ねて、見まわりながらお店を見つける事にする
先月は余計な出費どころか日々の食事にも事欠く状態だったので、足を運ぶ事は無かったが
こうして、自由きままに外出して買物を楽しむのはとても爽快だった)

アリストロメリア > (賑やかな都会の街並み、様々なお店が並ぶ商店街はとても新鮮で とても自由だった
ここでの暮らしは不自由も多いけれど、好きな事を選べ、更に文句も言われないという事は何と嬉しい事だろうか)

(以前ならきっと、買物一つとっても独りで行くのは禁止されていたし
物質的には豊かだったかもしれないが、随分と窮屈な思いを 知らずのうちにしていたのであろうことを
こうして街並みを歩きながら思うのだった)

アリストロメリア > (此方のお洋服の形も、世界各国の食事も、発達した機械類も自分の居た場所よりも
実に様々なものに溢れ、どれもこれも気になるものばかり)

(新しいお洋服やアクセサリーは、何かしら少し欲しい気分ではあるし
見た事の無い食事――……特に甘い物の類は、どれもこれも味見してみたい気分である)


どれも美味しそうですわね
(クレープやアイス、ジュース等のお店の通りに差し掛かれば、それらが目を引いて 自然と足が止まる)

アリストロメリア > (クレープやアイス、ジュース等は自分の居た場所にもあったが
こうして外で売っていて気軽に買う様なものでは無かったし、手軽に外で食べれるというのはカルチャーショックだった)

(めにゅーもよく見れば、見た事の無い様な種類まで実に様々に存在しているし
初めての味というのは、やはり未知のものである
味を試したい好奇心に駆られながら、クレープとアイスのメニューを真剣に見比べて何を食べようか悩む)

……どれもこれも、美味しそうですわね……?
(以前ならきっと、気兼ねなく好きなだけ選べたのかもしれないけれど
今は限られた資金源の中で、何とかやりくりしなければならないのだ)

アリストロメリア > (イチゴやバナナ、チョコレート等の定番のクレープから、彼女の文化圏には無かったであろう――……)
マンゴー? マンゴーとは一体……?
その上、これらのクレープにはクレームブリュレやアイスやケーキまで入っているなんて……!
美味しくならない訳はございませんわっ……!

それに……アイスの種類も豊富ですわ
こんなに様々に色とりどりのアイスと種類があるとは思いませんでした事よ
(悩む半面、メニューを見るだけでも楽しい様で、じっくりと見比べながら選んでいた)

アリストロメリア > アイスですのに、パンナコッタやショートケーキ風味まで……!
実にこの学園の食べ物は多様に発展しておりますわね

……抹茶?抹茶とは……一体?
(濃い緑色のアイスと初めて見る単語に、とりわけ興味を注がれた様子である)
どの様なものでしょうか……?食べてみないと分からないでしょうし――……

(彼女の心は、決まった
カツカツとヒールを鳴らしてお店の前に行けば、店員に向かって堂々と)

貴方が此方のお店のものかしら?抹茶とやらのアイスを一つ用意して下さいまし!

アリストロメリア > あの、すみません……並んでいるんですけど

(後ろから、声がかかる)
……えっ?
(振り向けば、やや困ったような不満そうな顔をした少女が立っていた
基本的に買物は時々自分で行うとはいえ、こんな風に並んだ事の無かった彼女には
未知の事だったのだ)

あの、皆この列の最後に回って順番に買うんです
(恐らく他の文化圏の人も多いからだろう、少女は簡潔に説明すれば列の後ろを指さした)

……まぁ、そうでしたの
そうとは知らずご無礼を……教えて下さってありがとうございますわ
(にっこりと微笑めば、列の後ろに回って並び始めた
休日だからか人も多く、日差しが少し暑く汗ばんでしまう)

アリストロメリア > (こうして列を並んで買う経験は初めてで面白みがあったが
『暑い中こうして並ぶのは大変ですわね』と、思った
以前は面倒事は全て周囲の人がやってくれたのだから)

(『自由な半面、こうした手間も庶民にはございますのね?』等と思いながら順番が来るのを待っている
待ち遠しい半面、もう一度じっくりメニューに目を通す時間も出来たし
改めて他のメニューを見ながら時間を潰す)
まぁ… シングルやダブル、トリプルと重ねる事が出来るのですのね?
(折角なので、色んな味を楽しみたいなと思いながら 他の味を悩み始める)

ご案内:「商店街」にオーロラさんが現れました。
オーロラ > とんとんと、アリストロメリアの肩が叩かれる。
もし振り返ったなら、そこに居るのはうち巻き気味の黒髪が印象的な、小柄な少女。
「ここ、最後尾?」
大きな黒瞳を輝かせ、にっこりと笑ってそう尋ねる。

アリストロメリア > (クレープも食事系統のものや見知らぬ食材が使用されていて驚いたが
アイスの種類は実にそれ以上だった)

(『……まぁ!チョコレートのソルベなんて珍しいですわ……フルーツ系くらいしかないと思っておりませんでしたし
またアイスですのにケーキの味を楽しめたり、クッキーまでごろごろと入っているなんて……贅沢ですわ
これが一粒で二度美味しいというやつですわね?』 と考えていれば)

? なにかしら
(肩を叩かれて振り向けば――……
黒曜石の様な瞳とブルネットが綺麗な少女の姿)

……最後尾?
(聞きなれない言葉に一瞬首を傾げるが、アイスを買いに来たのである事が分かると)

ええ、ここが最後ですわ
(にっこりと微笑む)

オーロラ > 「あ、やっぱり! それはよかった! じゃ、私もここに並ばせてもらいましょう。失礼!」
そういって、ニコニコ笑いながらすぐ後ろに並ぶ少女。
メニューの書かれたパンフレットを広げて、どれにしようかなーと悩んでいる。
「ねぇねぇ、ここのお勧めとか知ってる? 実は私ここのお店くるの初めてなのよ」

アリストロメリア > (小柄で愛想の良い少女の笑う様子、メニューを見て悩む様子と
表情がくるくると変わる様子は見ていて愛らしい……それにどこか小動物チックな印象を与えられる)

実は私も、初めてですの……お勧めどころか初めて見るメニューばかりで
どれを選ぼうか迷ってしまっているくらいですわ
(人懐こい少女に微笑みながら『どれも美味しそうで迷ってしまいますわよね』と答えて)

オーロラ > 「あ! そうなんだ。じゃあお揃いだね。そういうことなら、一緒に選ぼうよ」
どこか嬉しそうにそういって、隣に歩いてきてパンフレットを開く。
一面には当然ながら見目麗しいアイスの写真が所狭しと並べられている。
聞きなれたフレーバーから、名前からは味の想像すらできないものまで、多種多様だ。
「そうだ、自己紹介がまだだったね。私、オーロラ。2年。アナタは?」

オーロラ > あ、このフレーバーおいしそー、とかいいながらまたパンフレットをみる。
アリストロメリア > ですわね……ええ、是非
(嬉しそうな表情の少女を見れば、自然と此方も明るく楽しい気分になってくる)
(一緒に隣に並んでパンフレットを覗きこみながら、あれが美味しそうだのこれが気になる等の会話をしながら並んで)

私はアリストロメアと申しますわ……まぁ、オーロラ嬢は先輩でしたのね?
私は1年ですの。此方に来て日も浅いですし、何か分からない事等がございましたらよろしくお願いいたしますわね
お勧めのショップ等がありましたら紹介して頂けると嬉しいですわ

オーロラ > 「長いわね。よし、じゃあ、アリスちゃんね! ふふ、よろしくね、アリスちゃん。ああでも、教えてあげたいのはやまやまなんだけど……私もちょっと病欠が長かったから、知らない事おおいのよね」
と、少し申し訳なさそうな顔をした後、手を叩く。
「でも、お互い知らないなら一緒に知っていけばいいだけだね」

アリストロメリア > ふふ…よく言われますわ。こちらこそ仲良くして下さいませ
……まぁ、そうでしたの(彼女の話を聞けば 事情を知らなかったとはいえ、少し申し訳なさそうな表情をするけれど)
ですわね、知らない事を知っていくのは楽しいですし
この街は知らない事だらけですから、自分以外にも知らない事のある方がいらっしゃると
何だか心が楽になりますわね

(等と会話に花を咲かせれば、順番が来て――……)
オーロラ先輩、お先にどうぞ

オーロラ > 「そ! 知らないことは嬉しい事。新しい事を知れることは『きっと全部間違いなく』楽しい事だよ」
そうしているうちに自分の番がきて、「お、わるいねぇ」とか言いながら前にでるが……
「じゃ、店員さん。私の分もこの子に選ばせちゃって」
そういって、アリストロメリアを前に出す。
「一緒に食べるんだから気にしないで良いよ」

アリストロメリア > 同意ですわ(と頷いて)
(彼女の後ろで選ぶのを待っていると……予想外の言葉に目を丸くする)


え……?
(店員と少女の顔を双方見比べれば)いいんですの?

(やや困惑した表情を浮かべるが、微笑んで)ありがとう……では

抹茶オレオと、チョコソルベと、32パーティと、フルーティーソルベの4個入りカップで

オーロラ > 「私もわからないからね。だったら、これは親睦の印ということで」
カップを受け取り、会計を済ませる。
「さ、お次アリスちゃんどうぞ」

アリストロメリア > 良いんですの……?ありがとうございます
(好意に感謝して、頭を下げる)

それじゃあー……
(改めて少しばかりメニューと睨めっこして……)
珈琲チップとレモンチーズケーキ、チョコミント、クッキーアンドクリームの
4個入りカップを一つ
(会計を済ませて、アイスが盛られるのを待ち、手渡されれば……)

どれもこれも美味しそうですわね?……ふふ、楽しみですわ
(年頃の女の子の様に、嬉しそうにはしゃいで『どこで食べましょうか?』と問いながらお店から離れて一緒に歩いて行く)

オーロラ > 「そこのテラスで食べようか」
そういって、黒髪を揺らしながらアリスの手を引き、オーロラは先んじてテーブルにつく。
「今日はいい天気だし、お日様が気持ちいいね。こういう日に食べるアイスはおいしい」
いいながら、フルーティーソルベからまずは一口。
「んー! さわやかなフルーツフレーバーでたべやすい。おいしい」

アリストロメリア > ええ(頷いて手を繋がれれば一緒にテーブルへとつく
今日は日差しも良いし外で食べるのは気持ちいい。『本当に』と、頷いてスプーンで珈琲チップを一口)
この暑さですとソルベがさっぱりして美味しそうですわね
此方の珈琲ちっぷも美味しいですわ
珈琲の風味がしっかりしつつ、チョコレートチップの甘みがほんのり苦い珈琲とよく合って……
(幸せそうに口に運びながら、アイスの味を堪能する)

オーロラ > 「あ、じゃあそれちょっともらい!」
そういって、スプーンを突き刺して一口掬う。
「おお、これも美味しいねコーヒーの苦みと甘さが丁度いい。あ、私のもとっていいよ」
そういって、自分のカップをずいと差し出す。

アリストロメリア > どうぞ(カップを彼女の傍に寄せて)
美味しいですわよね、苦みと甘さのバランスが程良くて……ありがとうございます
では遠慮なく(ずいと差し出されたカップから、フルーティーソルベを一口とって口に運べば
フルーツミックスのシャーベットの風味が爽やかで美味しく、味も巡り変わってとても面白い)

これは……一つのシャーベットに色んな味が入っていて面白いですし美味しいですわ
よくこういう組み合わせを思いつきますわね
(素直に感心しながらシャーベットを見つめて……)
下のチョコソルベも頂きますわね(と、一口)
……こちらもチョコレートが濃厚なのにさっぱりとしていて……ビターな風味が美味しいのに
苦みが良い具合で取っても美味しいですのね…!(と、驚いて)

オーロラ > 「うん、いろいろな味が混じってて美味しいよね。なんだか、この学校みたい。そう思わない?」
そう悪戯めいて微笑んで、小首をかしげる。
「私こういう、色々なものが色々な形になってるのってとっても好きなんだ。一つ一つは単純でも、組み合わせると色々なものになるのがとっても好き。この抹茶とチョコチップの組み合わせもそんな感じですき!」
んー! とかいいながらアイスを一通り一口ずつたべる。
半分くらい食べたところで、アリスにそっと差し出した。
「残りよかったらあげるよ。食べさしだけど」

アリストロメリア > 味の相乗効果って凄いという事を改めて思い知りましたわ……そう、ですわね
(小さく頷く、この街は様々な人や個性が入り乱れていて誰かと会話するだけでもとても楽しい
小動物めいていた少女の悪戯めいた表情、微笑んで首を傾げてところころと表情が変わる様子は
まるで万華鏡の様にも映る)

そうですわね、独りでは限界でも協力しあったり相性次第ではとんでもない可能性を打ち出す事も出来る
人もそれ以外のものも……何もかも
(自分のクッキークリームを救って口に運びながら、頷く
この学園の人達は、実に様々な能力や特色に溢れているけれど
同時にまだ知らない謎が、人々にも街にも、学園にも……そこら中溢れていて、何処か秘密めいている)

えっ?いいんですの?
(食べかけのアイスを頂けば『では遠慮なく……』と手を差し出して受け取った
素早く自分のを食べ終えると、オーロラの半分に差し掛かる
初めて食べる抹茶の苦みと品の良さをとても気に入りながら、思う)

(きっとそう言う言葉が出るという事は――……)
……オーロラ先輩は、何かそういう経験がございまして?

オーロラ > そう問われれば、にやりと、微笑む。
猫のように。瞳で弧を描き、口元をにんまりとゆるめて、微笑む。
「まぁ、色々ね。機会があれば、ゆっくりしゃべるわ」
そしてそのまま席を立ち、踵を返す。
「今日はもう眠いからこれくらいにしておきましょう。またね!」
そういって、そのまま帰って行った。

ご案内:「商店街」からオーロラさんが去りました。
アリストロメリア > そうですわね、焦らずとも――……機会があればきっとそのような場が自然と用意されるでしょう
御機嫌よう、今日は御馳走様でした。お気を付けて

(猫の様に颯爽と去る少女にゆっくりと手を振り見送りながら
残ったアイスを食べ終える
表情といい、時折見せる多様に富んだ表情や不思議な雰囲気といい、まるで万華鏡の様な少女だった)

ご案内:「商店街」からアリストロメリアさんが去りました。
ご案内:「商店街」にアリストロメリアさんが現れました。
ご案内:「商店街」に風間蒼介さんが現れました。
風間蒼介 > む……むむ…
(じわり、と汗が浮かぶ。
 理解が出来ない、想像が出来ない、正解に至る打ち筋が見えてこない。
 忍務中のピンチは幾度もあった。手の内を見せない仮面陰陽師、悪魔的知識で恐るべき発明品を繰り出す狂科学者、名状しがたき化怪
 そのいずれも薄紙を剥がすように手の内を明らかにし、未知を既知へと変えてきた。
 しかし、しかし今の「これ」はどうだ。そんな自分が次にどっちの足を前に出せばいいのかというレベルで身動きが取れないで居る)

難しいでござるなあ…ファッション
(先日、クラスメイトの女子に遠まわしかつ直球で「ダサい」と言われてしまい服を買いにきたのだが
 何を買えば良いのかさっぱり判らなかった。
 ここはゼロゼロファッションぬる坊。商店街にある大手アパレルショップであった)

ご案内:「商店街」に川添 孝一さんが現れました。
ご案内:「商店街」から川添 孝一さんが去りました。
風間蒼介 > しかし……お洒落れとは一体…
(拙者このスカーフめっちゃお気に入りだったんでござるがなあと呟き服の棚の間を歩いていく。
 店員さんに何かお探しですか?と聞かれ、なんかお洒落な感じの服がほしいでござる。スカーフ固定で。と頼んだところ見事なムーンウォークを見せて間合いをはずされてしまった
 何を着ればお洒落なのか、何を着ればダサいのか。絶対評価の存在しない未知の世界に完全に翻弄されていた。
 判らない…本当にわからないんだ…お洒落とは…進化とは…宇宙とは…)

はっ!なんだかいかん方向の悟りに目覚めそうでござったよ!?
(思考の海でおぼれそうになっていた顔を持ち上げ。ぶんぶんと顔を振る
 この店員さんがコーディネイトして展示してる服でも買うでござるかなあ?ガイアの中で輝いてセットとか)

風間蒼介 > 機能性のよしあしなら判るんでござるがなあ…
(たとえばこの袖とか首元とか胸とか至るところにベルトが付いてる服とか締め付けて固定しつつ素早く抜けそうで便利そうでござるし…と。色も黒くて目立たないし
 あ、この皮製指貫グローブとかグリップ良くするのに良さげでござるし…
 と知らぬうちにずぶずぶとディープな世界へと足を踏み込んでいく)

ぬう……いかん、今の拙者は間違いなく情報不足…
(判断材料が存在しないせいでただいたずらに迷走してしまっているという事だけは理解できた。
 他人の選ぶ服をさりげなく観察して真似たとしてもその人物に似合っても自分には似合わないパターンがある以上おいそれと選べる手段ではない…
 手詰まり感にうめき声を上げるが、かといって何も買わずに出て行くのもそれはそれで気まずい)

ご案内:「商店街」に和泉 兼次さんが現れました。
和泉 兼次 > 悩んでいる少年よりも少し離れたところ。
プレーヤーの音楽でも聴いているのか微かな鼻歌と共に服を選ぶ男子生徒。

かちゃ、とハンガーにかかったシャツをうーん、といいながら選んでいる。
通気性とかいいのかな、と呟く。
選んでいるものは主に夏物のようだ。

風間蒼介 > ……!
(わずかな呟きを耳にし、垂れ下がっていたスカーフの先端がピクンと跳ねる
 見たところ背格好は似ている。髪の色は違うがその辺りは微調整が効くだろう。
 まるっと真似するわけではない、彼の選択肢を参考にすれば自分なりの判断という次の手が打てるかもしれない。
 調息し、生理的な反応すらも制御し周囲の空気に溶け込み、しかし五感の大半を一人の少年へと向ける。
 なんか垢抜けてる感じでイケメンって感じでござるし、爆発しないでござるかなアレ)

和泉 兼次 > 近くにある鏡でちょっとあわせてみる。
「…うーん。」
少し唸った後、微かに首を捻った。
かちゃ、と音を立ててシャツを返す。

フィーリングが合わなかった様子だ。
次は、という風に探していく。
…概ね、涼しそうなポロシャツを選んでいる。という感じだ。
派手目な色よりは淡白な色、白や水色をチョイスしている。

…一瞬、ぞわっとしたのか首筋を気にした。

風間蒼介 > む……
(あの色合いではこの日差しの強い季節では陽の光の反射で視認性が高いのではないだろうか?
 今までの自分には全く無かった発想に舌を巻く。
 まあ赤いスカーフもめっちゃ目立つのだがこれは忍者的プライドによる物なので度外視である。顔を隠せというおきてなんぞ無いが
 しかし参った、その同様が表に出てしまったのが不信感を抱かせてしまったようだ。
 漠然とした不安のまま立ち去る可能性を受け入れるか、自分自身が恥をかけばよいのか、その二択で忍びが取るのは一つである)

あー失礼、少しよろしいでござるかな?
(勇気を振り絞り、声をかけてみた)

和泉 兼次 > 次。と取り出し…無地か、と戻そうとする。
と、声をかけられた。
「はい?」
戻そうとした態勢だったので少々間抜けな格好で一瞬固まる。
何故にスカーフ。と一瞬思考をよぎるけれど、いやいや、と考え直し、
穏やかそうな笑みを浮かべた。

「何か用ですかね?」
止めていた手を動かして服を元の場所へ。

風間蒼介 > ああ、いや…実は大変恥ずかしい話なのでござるが…
拙者このような店とは無縁の生活をしてござってな
どうにも困っていた所慣れた風な同年代の男児を見つけ思わず観察してしまったのでござるよ
よろしければご指導願えんでござるかな?
(恥ずかしげに頭をかきながら、ぺこり、と頭を下げる。
 なお里にそういった施設が一切無かったわけではない、単に彼が無頓着で関わって来なかっただけである。
 最近は近くにジャスコが出来てもっぱら休日の…話がそれた)

和泉 兼次 > 「はぁ。」
なんとなく生返事になってしまった。
慌ててすみませんと謝りを入れる。
ちょっと唐突だったので地が出てしまったようだ。

「指導、ってガラでもないけれど。…えーっと。」
上から下まで眺める。
…スカーフ、浮いてるなぁ、とちょっと苦笑いした。
さて、と言葉を選ぶ。
「……どういった服が欲しいとか、あります?」

風間蒼介 > (いかん、呆れられてるでござる。完全にハトがビーンガン喰らってる顔でござる!と冷や汗が浮かぶ
 高まる鼓動というか動悸を抑えるために深呼吸を…鼻の下に置いた綿が動かぬよう訓練された静かな呼吸法で)

まあ……ぶっちゃけ誰かと遊びに行く時に必要以上の距離が取られないならそれで十分なんでござるが
ちなみに拙者の感性的にはあんな感じがベストになるでござるが
(あれ、と指差した先にあるのは上も下もインナーも黒一色で変なベルトとか袖にバリバリ付いてるキワモノが存在した)

和泉 兼次 > 「なるほど。」
苦労をしていそうだ。
そして、指差した先に視線を向けて、苦笑い。
「……異邦の方、ではないですよね。…忍者スタイル?」
喋りから何からは日本の人っぽい。ござるとかあんまり聞かないし。
それっぽい言葉を探してみるが。

「そうですねー。そういう事なら、皆を同じような服がいいのではないですかね。
その上で、自分に似合うものを探すというか。」
アレめっちゃ目立ちますよ。とその黒ずくめを指差した。

風間蒼介 > スタイルというか…拙者本業でござって…
あ、良ければこれを、ふうらい君ストラップでござる
(と差し出されるのは二本の指をそろえた構えの三頭身忍者が風と稲妻のエフェクトを纏っているストラップ
 風間の里の特産品で近所のジャスコでもワゴン販売している人気商品である)

ふむ、なるほど……守破離というしまずは優れた人間の真似から始まるのはどこも基本でござるな…
って、あれダメでござるか!?ベルト一杯で便利そうと思ったでござるがなあ…
で、では皆が着てそうな物で…こ、こういうのとか、でござるかな?
(スワローボトムで空色の爽やかな感じのシャツを手にとって恐る恐ると
 どう考えても初めて選ぶタイプの服なのでよしあしは判らない、とりあえず周辺の人間の服装を観察して…たぶん、これだ、と)

和泉 兼次 > 本業?と首をかしげ…あぁ、と納得する。
「なるほど。なるほど。」
それならまぁ、わからないでもない。
独特の浮世離れした感性とか。本当なら、だが。
「…まぁこの学園だからなぁ…」
と呟いて、ストラップを受け取る。ありがとう、と礼を言うのも忘れない。

「便利なんでしょうけれど。やっぱりこう、目立つ人とは一緒にいるのがしんどいというか。」
ざっくり。
選んだ服を見ればそうですね、と微笑んだ。
「いいんじゃないですかね。ジーンズとかあわせるといいと思いますよ。」
他には夏物のハーフパンツとか、と言っている。

風間蒼介 > 異世界人とかアヤカシの人とか普通に居るでござるしなあ…
いや、まあ最近うすうすながら拙者もそっちよりと気付き始めたんでござるがな?
っと、失礼、名乗るのがおくれたでござるよ
拙者風間蒼介と申す
(ぺこり、と頭を下げて)

ふむふむ……なるほど周囲に溶け込むのが一番と…
ファッション雑誌なんか読んでも個性を打ち出せとか、君のガイアは輝いているか?とかそんなのばっかりで混乱してたんでござるよ
ジーンズ…ジーンズ………ああ、Gパンの事でござるな?
知ってるでござるよ?拙者知ってるでござるよ?
おや破れているのが…中古品でござるかなこれ?ってたっか!破れてないのより高いでござるけど!?
(なんて騒ぎながら、色は濃い目で少し緩めのだぶっとしたジーンズを選んで
 ハーフパンツだと…こっちでござるかなあ?とその辺の人を観察しながら柄物のシャツとあわせてみたりと)

和泉 兼次 > 「まぁ、普通の高校生からしたら驚きの存在ですよね。」
にこにこと服を選ぶ様子を見守っている。
あ、それはわざとそういう風に作ってるんですよ、と説明しつつ。
「俺、和泉 兼次。2年生です。」

「そうそう。ジーパン。若者っぽいしね。」
騒いでいる様子は高校生らしいのでちょっと安心して砕けてきた。
自分もカゴを持ってきて、よさそうなシャツを選んでいく。
これにしようかな、と1枚放り込む。

風間蒼介 > 拙者逆に普通の高校生の生活と無縁でござったからなあ…
この島の懐の広さは好きでござるな
(にこにこと嬉しそうに…まあ広い分影も生まれやすいのだが、そこには触れずに)
和泉殿…うむ、名刀と同じとはいい名前でござるな。よろしくでござるよ

若者っぽさ……ふむ、言われてみればここに居る間は拙者も学生でござるしな
自分に意固地になるより合わせたほうが溶け込みやすいでござるな
(うむうむと頷きながら何着か追加で放り込み、これだけあれば良いかと)

和泉 兼次 > よろしく、と笑った。
「誰でもいれるっていうのはあるよね。」
異邦人なんかもいるし。

「木の葉を隠すなら森の中、かな?」
その方が忍者的にはいいんじゃないかなー、と呟く。
自分の方は3着ほど。夏向けのさっぱりした服だ。
「…雑誌なんかも、見方次第だと思うけれど。
その服とちょっと照らし合わせてみるのも一つだと思うよ。」
とカゴの中を指差し。

風間蒼介 > うむ、異能は外の世界では未だ異物でござるがここではこそこそする必要はござらん
なれば自分がどのような世界で暮らしているか良く判るでござるよ
(やはり狭い世界に居ては視界も狭まってしまうでござるなあと)

お、詳しいでござるな和泉殿
ふむ、つまりあれは基本を抑えた人間に許される名人上手というわけでござるな
なるほどなるほど、ファッションというのも奥が深いでござるなあ…
いやはや勉強させてもらったでござるよ
これでもうダサい等と笑わせんでござる!
(ぐっと拳を握り締め気合十分に…お洒落じゃないと言われただけなのにいつの間にかそういう事になっていた)

和泉 兼次 > 「…異物、か。」
琴線に触れたのか、微かにため息をついた。
「そうだね。ここにいると、外の方が異世界にも感じるくらいだ。」
それくらい、広々としている気がする。
面積ではなく、容量というか。

「俺もそんな詳しくないよ。別に着飾るって事もあんまりしないし。」
大体無難なところ。と笑った。
「まぁ、ファッションセンスも努力っていうし。鍛えて磨けばいいと思うよ。」
得意だよね?と続けた。

さて、カゴを下げてレジへと向かう。

風間蒼介 > あー、ちと口が軽かったでござるな
(自分は異物として当然として生きてきたが、あまり心地よくない経験をした人間も居るだろう、とバツが悪そうに)

まあ、その辺折り合いつけるための場所なんでござろうなあ…ここは
拙者ここに来て加速度的に友達増えてるでござるし

うむ、まずは基本から一歩一歩でござるな
(得意分野でござるよ、とパシンと腕を叩いて見せて、並んでレジに向かって)

和泉 兼次 > 「いや、いいよ。気にしないでくれ。」
かいま見せたのは、ちょっと寂しそうな笑顔だった。

「いい事じゃないか。…俺は、あんまり友達作るの上手くなくてね。」
はは、と笑いながら店員にカゴを渡す。
財布から現金を取り出し、支払う。
「その意気だよ。」
レシートを受け取り、少し離れた場所で待機。

風間蒼介 > ふむ…了解でござるよ
(ここで踏み込んで謝ってもこの御仁は困るだけでござろうなあ…とそこでやり取りを終えて)

そうでござるかな?見ず知らずの拙者にこんなにも親切にしてくれたでござるし…
はっ!途中から割りと友達感覚で会話してたでござるが拙者ちょっと近すぎでござったかな!?距離感とか!
(失礼仕っちゃったでござるかな!?とずしゃあっと身構えて…
 店員さんの眉毛がめっちゃピクピクしてるので大人しくレジをすませてから、和泉殿の方へと)

和泉 兼次 > 支払いが終わるのを待って出口へと向かう。
放り出すのはちょっと気まずいし、と考える。

「いや、いいって。」
俺の方こそ、と続ける。
いつもの穏やかな笑みに戻っているので、怒った雰囲気などはないだろう。
「…なんだろうね、友達と思っていいのかどうか、って辺りがね。」
ちょっとね、とあわせた指先を少し広げて見せた。

「それじゃあ、俺はこれで。寮に戻らないとだし。」
君は?と一応聞いておく。

風間蒼介 > あーなるほど…確かに相手がどう思ってるかなんかは難しい問題でござるなあ…
あ、拙者は少し買い物続けてから帰るでござるよ
(味噌が少し切れかけてござってな、と手を振って分かれようとして…ぴたりと足を止め、向き直って)

今後も友達づきあい、してくれると嬉しいでござるよ
(そう言い残して、しからばと改めて別れの挨拶を)

和泉 兼次 > 「いちいち確認するのもちょっとね?」
と笑った。歳相応の笑みだ。
「そうか。天気も不安定だし、気をつけなよ。」
最近は空気がだいぶ湿っぽい。そういう時期だろう。

「……あぁ。こちらこそ。」
よろしく。そう言ってから、じゃあ、と背を向けた。

ご案内:「商店街」から和泉 兼次さんが去りました。
ご案内:「商店街」から風間蒼介さんが去りました。
ご案内:「商店街」に御扇楓花さんが現れました。
御扇楓花 > (肉屋さんにやってきたようだ)
おばちゃーん!コロッケ1つくださいなのですー!

御扇楓花 > (そう言って、コロッケを1つ買って帰る)
「やっぱり、ここの肉屋のコロッケは最高なのです!」

ご案内:「商店街」から御扇楓花さんが去りました。
ご案内:「商店街」に日乃杜 梢さんが現れました。
日乃杜 梢 > (夕暮れ時、紙袋を抱えて通りを歩く少女が一人)

ふう、少し買い込みすぎたでしょうか…。

(詰め込み過ぎてぱんぱんに膨らんでいる袋を一度抱え直し、小さく息を吐く)

日乃杜 梢 > …でも、こんなときでもないとなかなか触れられないものばかりですしね。

(袋の口を開けば、途端にあまい香りが鼻をくすぐる。砂糖を溶かしこんだ、あの匂いだ)
(歩みを僅かに緩め、辺りを窺う。別に、何かおかしなことをするわけではないのに、妙に心が浮き立つのはなぜだろうか)

…いいですよね、一つつまむくらい…。

日乃杜 梢 > (袋の中身をつまみ出す。シュガーグレイズたっぷりの、何の変哲もないドーナッツだ)
(恐る恐るといった様子で、摘まんだそれを口元へ。そして、一口齧る)

……~♪

(その美味しさは、言葉がなくとも、ふにゃりと緩んだ少女の表情が物語っていることだろう)

日乃杜 梢 > やっぱり、西洋菓子もいいものですね。
餡とはまた違う甘さで…。

(日乃杜の家で修行を重ねていた頃は、なかなかこういうものに触れる機会がなかったのだ)
(質素倹約を是とする家風もあって、自分でもなかなかこういうものに手を出せずにいたのだが)

(大事な目的があるとはいえ、せっかく家を離れたのだからと、手を出してみたのがいけなかった)

日乃杜 梢 > (無意識下で抑圧していたものを急に解放した反動もあるのだろう。ここのところの頻度はとくにまずい。3日に1回は衝動的に買い込んでいる気がする)

…やっぱりいけませんよね、こんなことじゃ…。

(自分を律することが出来ずに、大業を果たすことができようか。大祖母が一喝してくるのが目に見えるようだ)

…はい、これで最後です。
最後にしますから…許してくださいお婆様…!

(想像の中の大祖母に平謝りする。…それでもドーナッツを食べるのを止めない辺り、すでにどうしようもないかもしれない)

日乃杜 梢 > (とりあえず、既に口をつけてしまった分は全て片付ける。袋の口を閉じて、抱え直した)
(残りは…まあ、いずれ片付けよう。誰か知人に譲ってもいいだろうし)
(それに、本題もある。本当に買い食いだけを目的にここにやってきたわけではないのだ)

(制服のポケットに手を滑らせ、そこにしまってあるものに想いを馳せる)
(日乃杜の息がかかる店の一つで手に入れてきた、外の情報…その内容を思い返し、憂いを含んだ息を零す)

姉様の行方は、未だ知れず、か。